Saturday, 4 July 2026 - Wolstein Center
Cleveland, Ohio, USA
commission:Ohio Athletic Commission
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman (Top Rank)
official in charge:Tom Howard
inspector:Bryan Gedeon, Gene Glen,
Eric Meek, Clifford Pinkney, Bernie Profato
doctor:Allen Kline, Vernon Reynolds, Jerome Williams
timekeeper:Jamal Bowman, Norvin Kinds
WBOライト級12回戦
©︎アブデュラー・メイソン
vs
アルバート・ベル
日本時間7月5日開催とちょっと古い試合ですが、久しぶりにWOWOWでの観戦。
英国勢の攻勢とサウジアラビアの大波にのまれ、ESPNからも見放されたトップランクは井上尚弥や中谷潤人、ロベイシ・ラミレスら不採算部門(軽量級)の米国でファンベースを持たないファイターとの契約を解除、選択と集中に走っています。
ボブ・アラムが選択した一人が、人気階級の手前ライト級のアブドュラー・メイソン。「同じライト級からスタートしたテレンス・クロフォードよりもスター性がある」(それってもしかしてメイソンをディスってる?)ような言葉で期待される22歳のサウスポー。
WBOライト級王者が初防衛戦に迎えるのは、同じオハイオ州でボクシングを研鑽した11歳年上のアルバート・ベル。二人は当然知り合いで、スパーリングもした仲。そういえば、クロフォードもこの州のオマハ限定の人気者でした。
無敗同士のタイトルマッチですが、会場は王者の地元クリーブランド。
当初の相手は尾川堅一から2回KOでIBFジュニアライト級王座を奪ったジョー・コルディナが、地元カーディフで暴行・脅迫の容疑で起訴されたため米国行きのビザが発給されず、同郷のベルに急遽白羽の矢が立ったのでした。
WOWOWの解説でも触れられていたように「長身で負けにくいボクシングをする無敗のベルは厄介」。凱旋の初防衛、良いところを見せる舞台には難しい相手ですが、トップランクの虎の子がスター街道に乗るか外れるか、格好のリトマス紙になりました。
勝手知ったるやりにくい相手に王者陣営は「ボディーでダメージを与えて後半失速させる作戦」。その通りにオープニングブローはメイソンのボディストレート。
しかし、ボディ攻撃は「想定内だった」というベルは引きの速い左右のパンチで距離を作り、飛び込んできたときはクリンチ。前半は「ポイントはわからないが、思い通りに戦えているのはベル」(村田諒太)。
WOWOWでは「ベルが省エネで戦っているのにメイソンは出力が大きく消耗が大きいのではないか?」と見ていましたが、マラソンならランニングエコノミーが後半戦を左右する大きな要素になり得ますが、走る距離が決まっていないボクシングでは消耗の度合いは肉体だけでなく心理的な部分もあります。
前半6ラウンドの採点はメイソンから見て56-58/57−57*2の0−1。このままいけばスプリットドローでタイトル防衛ですが、スター候補の未来を占うリトマス紙はイエローカードに練ってしまいます。
前半までの採点についてはメディアもファンも地元判定、トプランクへの忖度と批判的で、メイソン陣営も第7ラウンドへ向かうインタバルで「ポイントは負けてる」と発破をかけています。

第7ラウンドに入ると、セコンドから気合を入れられたメイソンが攻勢を強めます。試合後に「負けてると言われてギアを上げた」と語りましたが、これが出来るのは良い選手の証拠。
鼻血を出したベルは「あれで呼吸が苦しくなった」と失速、メイソンは封じ込められたボディ攻撃から立て直します。ここからは2度のダウンを奪った最終回45秒まで、メイソンの一方的なラウンドに。
WBOライト級王者が初防衛戦に迎えるのは、同じオハイオ州でボクシングを研鑽した11歳年上のアルバート・ベル。二人は当然知り合いで、スパーリングもした仲。そういえば、クロフォードもこの州のオマハ限定の人気者でした。
無敗同士のタイトルマッチですが、会場は王者の地元クリーブランド。
当初の相手は尾川堅一から2回KOでIBFジュニアライト級王座を奪ったジョー・コルディナが、地元カーディフで暴行・脅迫の容疑で起訴されたため米国行きのビザが発給されず、同郷のベルに急遽白羽の矢が立ったのでした。
WOWOWの解説でも触れられていたように「長身で負けにくいボクシングをする無敗のベルは厄介」。凱旋の初防衛、良いところを見せる舞台には難しい相手ですが、トップランクの虎の子がスター街道に乗るか外れるか、格好のリトマス紙になりました。
勝手知ったるやりにくい相手に王者陣営は「ボディーでダメージを与えて後半失速させる作戦」。その通りにオープニングブローはメイソンのボディストレート。
しかし、ボディ攻撃は「想定内だった」というベルは引きの速い左右のパンチで距離を作り、飛び込んできたときはクリンチ。前半は「ポイントはわからないが、思い通りに戦えているのはベル」(村田諒太)。
WOWOWでは「ベルが省エネで戦っているのにメイソンは出力が大きく消耗が大きいのではないか?」と見ていましたが、マラソンならランニングエコノミーが後半戦を左右する大きな要素になり得ますが、走る距離が決まっていないボクシングでは消耗の度合いは肉体だけでなく心理的な部分もあります。
前半6ラウンドの採点はメイソンから見て56-58/57−57*2の0−1。このままいけばスプリットドローでタイトル防衛ですが、スター候補の未来を占うリトマス紙はイエローカードに練ってしまいます。
前半までの採点についてはメディアもファンも地元判定、トプランクへの忖度と批判的で、メイソン陣営も第7ラウンドへ向かうインタバルで「ポイントは負けてる」と発破をかけています。

第7ラウンドに入ると、セコンドから気合を入れられたメイソンが攻勢を強めます。試合後に「負けてると言われてギアを上げた」と語りましたが、これが出来るのは良い選手の証拠。
鼻血を出したベルは「あれで呼吸が苦しくなった」と失速、メイソンは封じ込められたボディ攻撃から立て直します。ここからは2度のダウンを奪った最終回45秒まで、メイソンの一方的なラウンドに。
メイソンのコーナーにはジェイコブ〝Stich〟デュランも控えていました。稀代の名カットマンが忙しくなる、メイソンの勝利に大きく貢献するような激戦を見たいものです。











