カテゴリ: 軽量級のメガファイト

試合開始ゴングが鳴るまで、あと8日。

WBCバンタム級12回戦、井上拓真vs那須川天心

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天心の4/1(1.25倍)、拓真の11/4(3.75倍)というウィリアム・ヒルに代表される海外ブッカーのオッズは明白に天心に傾いていますが、画一的なファイターが多い日本人、その対決でこれほど勝負論が語られる試合は滅多にありません。

まずは、当たり前に①両者の実力が拮抗しているということ。

もちろん、実力的に互角の対決が一方的になることもあるボクシングの勝敗を決める要素Styles make Fights が孕んでいます。

海外ブッカーのオッズが天心に傾いている最大の理由は無知です。もちろん、拓真に1万ドルも賭けるとオッズが一気にひっくり返ります。軽量級はそれほど薄いのです。だから「拓真に賭けて一儲け」なんて出来ません。



次に、②両者の生い立ちのギャップ

2人とも父子鷹です。

しかし、キックボクサーからボクシングへ、陽の当たる道を無敗で疾走してきた天心と、特にプロ入り後は兄の尚弥の陰に隠れながら微妙な苦味を味わい続けてきた拓真。

分かりやすくいうと、陽の天心、陰の拓真。

今回の試合は天心側からオファー、大橋秀行は逡巡したといいますが、拓真と尚弥が即、応じる姿勢を見せました。

陽と隠、その関係から見ると、この試合は拓真にとって〝主役の座をつかむ〟キャリア最大のチャンスなのです。



そして、③2人の大局観に対するギャップ です。

個々の戦力、技術的な部分や経験をこえた総合力、ボクシングの幅で、両者は相手を上回っていると考えているのも興味深いところ。

単純なボクシング経験は拓真が遥かに上。しかし、天心はわずか2年ちょっとで非常に濃厚な7試合で質の高い相手を退けてきました。

そして、大舞台の経験は比較になりません。

両者のテクニックの性格は違いますが、スピードと動きの多彩さは明白に天心。

大局観。実力的に拮抗した戦いで、最後に勝負を分けるのは競技を離れた部分も包括する経験という見方のことです。

2人ともこの観点では「自分が上」と自信を持っているでしょうが…。






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亀田和毅とレラト・ドラミニ、そしてアーノルド・ゲガイ。

フェザー級のストラップを巡って政治的な交渉が錯綜した3人です。

真っ先にタイトル挑戦にありつけたのは、もちろん知毅。今年5月24日に、IBF王者アンジェロ・レオに挑戦するもマジョリティ・デジションで敗退。

ラウンドで見ると5ラウンド取って7ラウンド失った展開でした。

和毅との2連戦をともにスプリットで1勝1敗のドラミ二は、ケガイとの挑戦者決定戦がなかなかまとまらない中、5月に無名のタイ人と母国・南アフリカで戦い7ラウンドTKOしましたが、世界戦線からは後退。

ケガイはというと、今年3月にジョエ・ゴンザレスと〝次期挑戦者決定戦〟に敗れ、5月にはベルリンでリボリオ・ソリスに完勝したものの、43歳のソリスに勝ってWBCタイトルマッチのチャンスをつかみました。

4-Belt  eraとは、なんでもありの時代です。

https://fushiananome.blog.jp/archives/38082509.html



Saturday 15, November 2025
  
Arena Coliseo, San Luis Potosi, San Luis Potosí, Mexico

commission:Comision de Box San Luis Potosi, San Luis Potosi
promoter:Bob Arum (Top Rank),
     Fernando Beltran (Promociones Zanfer)
matchmaker:Brad Goodman
 
view on ESPN Knock Out 

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さて、WBCフェザー級王者ラファエル・エスピノサが4度目の防衛戦を迎えます。

挑戦者は朝鮮系ウクライナ人のアーノルド・ケガイ。

ロベイシ・ラミレスを激闘の末に、大番狂せで下してタイトル奪取。再戦では6ラウンドでストップする返り討ち。31歳の王者はいまがプライムタイム。

対するケガイはムエタイで世界王者になった経験もある〝ウクライナの那須川天心〟。

会場はいかにもメキシコなサン・ルイス アリーナ。

オッズは185㎝の長身フェザー級王者が1/20(1.05倍)、33歳の挑戦者8/1(9倍)。

明日は10時から、WOWOWが配信してくれるようです。ありがたい。





ーーーどうでもいい話ですが、Arnold Khegai をどうカタカナにするか?Arnold は「アーノルド」で満票(ユナニマス)でしょう。

では 
Khegai は?

一部で「ヘガイ」としていたニュースを目にして、あれ?と思いました。

英語では多くの単語で、nの前のKを発音しません。Knife、Knee、Knock…もちろん、Knock Out もKは発音せず「ノックアウト」ですが、KOと略すと「ケーオー」。

 Khegai のKはhの前ですが、やはり発音しないのか?

「へガイ」よりも「ケガイ」の方が強うそうですから、ケガイが〝正解〟です。

エクトール・カマチョ、マービン・ヘイグラー、最近ならオスカル・コヤノ。ヘクター・カマチョ、マービン・ハグラー、オスカー・コラーゾが〝正解〟です。

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Monday 24, November 2025
  
Toyota Arena Tokyo, Koto-Ku, Tokyo
commission:Japan Boxing Commission

promoter:Akihiko Honda 
(Teiken Promotions)

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中谷潤人が返上したWBCバンタム級のピースを争う那須川天心と井上拓真

天心の4/1(1.25倍)、拓真の11/4(3.75倍)というウィリアム・ヒルに代表される海外ブッカーのオッズは明白に天心に傾いています。

一方、ファンの間では「天心の4-1なんてありえない」という声も少なくないかもしれません。


「絶対に勝てる」(井上尚弥)と自信をみなぎらせている〝拓真側〟には「ボクシングの幅が違う。どうして勝敗が語られてるのかわからない」(堤聖也)など、勝負論が語られることへの戸惑いも聞こえて来ます。


ここには、二つの要因が絡んでいると思われます。

まず、関心が高い日本でベットされない(はず)軽量級の試合に、関心が低い海外のブッカーが適当につけたオッズということが一つ。

そして、もう一つは那須川天心という存在。

天心が井上尚弥や中谷潤人と戦うとなっても、キャリア初のアンダードッグ確定ですが、それなりの勝負論が語られるはずです。

階級最強を決める戦いだとは誰も考えていませんが、天心がからむ試合というのは、彼が負けるまでそれなりに楽しめそうです。

そして、負けるのは今回の拓真との試合ではありません。




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WINNNER TAKES ALL…カッコつけてますが、要はMARES WINNNER TAKES ALL。プロボクシングらしいといえばそれまでですが…。



◾️アブネル・マレス◾️


👑 IBFバンタム級
(2011年8月13日 〜 2012年2月9日=返上)
👑 WBCジュニアフェザー級

(2012年4月21日 〜2013年1月31日=返上)
👑 WBCフェザー級
(2013年5月4日 〜2013年8月24日)
👑 WBAフェザー級
(2016年12月10日 〜 2018年6月9日)


ゴールデンボーイ・プロモーションにとって初めての生え抜き世界王者。そして、メキシコのグアダハラで生まれた嘘偽りのないメキシカン。

人気者になる要素は揃っていました。

ShowTimeが手がけたバンタム級最強トーナメント「Super4」の主役。台本通りに優勝、決勝でマレスが繰り返したローブローを見逃し続けたラッセル・モーラ主審はまさに泥棒でした。

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https://fushiananome.blog.jp/archives/11225934.html



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リング誌2013年2月号でマレスはPFP5位。大手プロモーションの秘蔵っ子、そしてメキシカンという内申書が反映された過大評価でしたが、過大評価の典型エイドリアン・ブローナーのおかげでそこまで非難されませんでした。

しかし、10−1で圧倒的有利とされ、グラスジョーのジョニー・ゴンザレスに大番狂せのKO負けを喫するなど、温室マッチメイクでも脱線事故を起こしてしまうのがマレス。

もし、全盛期のアブネル・マレスを倒していたなら…やはり日本史上2番目に価値ある勝利になっていました。そして、それは井上尚弥や中谷潤人にとって難しい仕事ではなかったでしょう。





◾️レオ・サンタクルス◾️

👑  IBFバンタム級
(2012年6月2日 - 2013年2月11日=返上)
👑 WBCジュニアフェザー級

(2013年8月24日 - 2015年11月1日=返上)
👑  WBA世界フェザー級
(2015年8月29日 - 2016年7月30日)👑 WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者
(2019年11月23日 - 2020年10月31日)

この15年の軽量級シーンで最も大きな名前は、レオ・サンタクルスで誰も異論はないはずです。

ラスベガスではMGMグランドガーデン・アリーナにマンダレイ・ベイ・イベンツセンター、ロスではステープルズセンター、ニューヨークではバークレイズセンター…サンタクルスはこれらの大会場で軽量級にもかかわらずメインを張ったのです。

もちろん、井上尚弥や西岡利晃の〝なんちゃってラスベガス〟ではありません。

山中慎介が対戦を熱望しましたが、何の興味も示してくれませんでした。日本にサンタクルスを呼ぶのは不可能、米国でやるには山中は無名すぎる…。

難解な距離感を持ち、奇妙なアングルでパンチを放つサンタクルスは、井上や中谷にも大きな混乱をもたらしたかもしれません。

この人気者のメキシカンをアラモ・ドームあたりでひっくり返せば、日本史上2番目に価値ある勝利はもちろん、衝撃度は〝1番目〟を上回るでしょう。





◾️カール・フランプトン◾️

👑 IBF世界スーパーバンタム級
(2014年9月6日 〜2016年4月28日=返上)
👑 WBA世界フェザー級
(2016年7月30日 〜2017年1月28日)

ボクシングが尊敬されるアイルランドのジャッカル。身長・リーチともに165㎝という短躯ながら、ノニト・ドネアらを手玉に取ってみせました。

2016年のBWAAのSugar Ray Robinson Award、リング誌のFighter of the YearをW受賞は、レオ・サンタクルスとのビッグファイトを制したフェザー級での実績が評価されたものでした。

しかし、無敗のジュニアフェザー級時代をジャッカルの全盛期と見て差し支えありません。

PFPも掻き回したアイルランドの人気者。

もし、戦わば、その舞台はベルファストのアリーナ。そこで、フランプトンをストップするなら…やはり日本史上2番目の価値ある勝利…とここでようやく思い立ちました!

2番目ではなく3番目です!ビセンテ・サルディバルを上回る実績を持つファイターなんているわけありませんでした。

ここまでの、全部訂正!「2番目↘︎3番目」です。



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井上尚弥や中谷潤人のあまりにも不運で最悪のタイミング…彼らがもう少し早く生まれていたなら…?

軽量級にも輝く星が確かに見える、そんな時期があったのです。





◾️ラファエル・マルケス◾️

👑 IBFバンタム級
👑WBCジュニアフェザー級

パッキャオをKOした兄のファン・マヌエルよりもメキシカンに愛された激闘王。

バンタム級、ジュニアフェザー級を主戦場にした〝メキシカンスタイルの教科書〟のデビュー戦はなんとビクトル・ラバナレス(第8ラウンドKO負け)。ラファマルは「エキシビションだった」と公式戦でなかったと主張していますが、このある種の狂気を孕んだ負けん気こそがこの男の持ち味。

バンタム級でマーク・ジョンソン、ティム・オースティン、サイレンス・マブサを撃破。ジュニアフェザー級ではイスラエル・バスケスと伝説のトリオロジーを紡ぎました。

フェザー級でファンマ・ロペスの強打に8ラウンドで沈められた35歳の肉体は、認定団体のWBCが異例の引退勧告を出すほど劣化が進行していましたが、階級を戻してWBCジュニアフェザー級王者の西岡利晃に挑戦するなど、どこまでも往生際の悪いスラッガーでした。

2005年のリング誌年間PFP(BEST FIGHTER POLL)で5位。当時、デジタルバージョンのランキングがあったら瞬間3位内にも入っていたかもしれません。

全盛期のラファエル・マルケスを日本人が倒していたなら…間違いなく史上2位の大金星です。




◾️ファン・マヌエル・ロペス◾️

👑 WBOジュニアフェザー級
(2008年6月7日〜2010年1月23日=返上)
👑
WBOフェザー級
(2010年1月23日〜2011年4月16日)

トップランクがキューバの至宝ユリオルキス・ガンボアとの決勝戦を企図したフェザー級ウォーズの主役がファンマ・ロペスでした。

プエルトリコがボクシング大国だった時代の最後を彩ったファイターの一人、非常に色気のある強打を繰り出すサウスポー。

アテネ五輪にも出場したアマチュアでの戦績は126勝24敗。

WBOジュニアフェザー級タイトルは、評価の高かったダニエル・ポンセ・デレオンを相手にまさかの初回KO勝利。ファンマはこの試合を含めて22戦全勝19KO、24歳のプエリトリカン。メディアはこぞって「スター誕生」と色めき立ちました。

このタイトルを5度防衛(4KO)して、フェザー級に転向。

プエルトリカンのホーム、NYはマディソン・スクエア・ガーデンを根城にし、西海岸への遠征でもMGMグランドのリングに上がる、軽量級ではあり得ない人気者でした。

全盛期のファンマを日本人が倒していたなら?…やはり、文句なしで史上2番目に価値のある勝利と評価されていたでしょう。




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「中立の米国で戦うのが公平だが、井上尚弥と私は米国での需要がない。開催地が日本になるのは仕方がない」(ノニト・ドネア)。

人気階級のスター選手、代表的なのはカネロ・アルバレスですが、あのレベルで興行を打てる軽量級選手は歴史上でも1人もいません。

人気階級をメジャーリーグとすると、軽量級はマイナーリーグといっても全く言い過ぎではありません。

そして、軽量級の中でもジュニアフェザー級以下はマイナー中のマイナー、欧米ではコアなマニアしか関心を払わない暗黒階級です。

それでも、欧米の人気階級への挑戦に本腰を入れられず、心がへし折られ続けている日本では、軽量級がメインステージ。

海外の小さな実力者たちにとって「軽量級としては破格の報酬」と、栄光や名誉への欲求をみたしてくれる「大会場でメイン」という二つの夢が同時に実現できる日本のリングは憧れの場所です。

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その事実を踏まえると、野球やサッカーのように米国や欧州に厳然として存在する華やかで高額の報酬が約束される世界最高峰の舞台はボクシングの軽量級には存在しません。かつて、存在したことすらありません。

人気や注目度という点で完全マイナーリーグなのですから、当たり前の理屈です。

それでも、日本に引っ張り込むのが困難なほどの人気を持つ軽量級のスターが、長い周期で現れる彗星のようにリングに登場してきました。

残念ながら、井上尚弥や中谷潤人の前にはまだ一人も現れてくれない軽量級のスターたち。

ジュニアフェザー級でとんでもない人気を博したエリック・モラレスやマルコ・アントニオ・バレラは例外中の例外、軽量級であんなのが現れることは後にも先にも、もう2度とないでしょう。

モラレス、バレラとまではいかないまでも人気と実力を兼ね備えたスターを、この15年スパンで切り取って振り返ってみます。

このシリーズを始める刺激になったのは、もちろんジェシー〝バム〟ロドリゲス。

寺地拳四朗とのビッグファイトが待望されるバムは、PFP中位を徘徊する実力は文句なしですが、人気面は今ひとつ。

単体での集客力はもちろん、ファン・フランシスコ・エストラーダ戦も「軽量級」とう十字架を考慮しても、けして高い関心を集めたとは言えません。

エストラーダも、人気という観点からは「不人気階級の不人気選手」という枠から脱出できませんでした。

「不人気階級の不人気選手」という檻を破壊した、軽量級のスターを総覧します。


※ここではPFPなど実力評価が高かったドネアやギレルモ・リゴンドー、アンセルモ・モレノ、ローマン・ゴンサレスらは人気面で全く物足りなかったのでカウントしません。


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Saturday 27, December 2025
  
Mohammed Abdo Arena, Riyadh, Saudi Arabia

event name:The Ring V: Night of the Samurai

promoter:Fernando Beltran (Promociones Zanfer),
     Andres Brambila (BXSTRS),
     Alejandro Brito (BXSTRS),
     Brendan Gibbons (Manny Pacquiao Promotions LLC),
     Akihiko Honda (Teiken Promotions),
     Hideyuki Ohashi (Ohashi Promotions),
     Shisei Promotions,
Frank Warren (Queensberry Promotions)
 
view on DAZN 




ジュニアフライ級、フライ級王者の2階級で団体統一、PFPにも名を連ね、Fighter Of The Yearにもノミネートされた拳四朗でしたが、今年7月にリカルド・ラファエル・サンドバルに押し切られて全てのベルトを失ってしまいました。

今回は復帰戦、そして3階級制覇をかけてガルシアに挑みます。

冒険マッチに見えますが、ウィリアム・ヒルの見立ては拳四朗の勝利が1/7(1.14倍)。王者のガルシアが9/2(5.5倍)とアンダードッグ。明白に拳四朗を支持しています。

ジュニアフライ級からフライ級にかけて世界トップレベルで勝ち切ってきた33歳の拳四朗に対して、ガルシアはレネ・カリスト・ビビアノとの決定戦(亀田プロモーションによる日本開催)でSDのドロー、再戦も薄氷のSD勝利でタイトルを掴んだヨレヨレぶり。

想定通りにガルシアを倒せば、来年にもバム・ロドリゲスとの大勝負が見えてきます。

現在、WBCとWBOのストラップを掌握しているバムは今月22日にWBA王者フェルナンド・マルチネスと3団体統一戦のリングに上がります。

圧倒的有利とされているこの試合をクリアすると、Undisputed championへの意欲を剥き出しにしているバムが残る一つのピースを狙って動くのは間違いありません。

そして、拳四朗が115ポンドに乗り出した最大の動機は「バムと戦いたい」から。

拳四朗がガルシアに圧勝、バムがマルチネスに苦戦となっても、両者の激突はバムが明白に有利と予想されるでしょう。

もし、このレベルの強敵に勝つようなことがあれば、いつ以来の快挙でしょうか?

次元が違うとはいえ、ファイティング原田のエデル・ジョフレ以来?



まずは目の前のガルシア戦です!

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着丼。はるちゃんラーメン、大盛り。

肌寒い日曜日。熱いラーメンがひたすら美味しい。




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Monday 24, November 2025
  
Toyota Arena Tokyo, Koto-Ku, Tokyo, Japan
commission:Japan Boxing Commission
promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)



中谷潤人が返上したWBCバンタム級のピースを争うことになった那須川天心と井上拓真

兄の井上尚弥が「絶対に勝てる」と自信を見せ、同期の堤聖也が「ボクシングの幅が違う」と拓真の勝利を推しているのに対して、大方の予想は〝神童〟。

日本で好き勝手できる階級だけに大橋秀行会長と真吾トレーナーは「まず拓真がIBFの決定戦でタイトルを獲って、同じように決定戦でWBCを手にしているであろう天心と2団体統一戦」というストーリーラインを考えていました。

しかし、拓真は「一般層も知っている選手とやった方が世間が盛り上がる」「今回はベルトどうこうじゃなくて対天心選手」とダイレクトに天心との対戦を希望。それに、尚弥も「絶対に勝てる」と後押し。

キャリアと実績だけなら拓真がAサイド、自分が選んだ天心の〝挑戦〟を受ける立場ですが、帝拳のプロモートという背景を抜きにしても〝一般層も知っている〟天心が主役の試合になります。

こうした空気も読んで、海外ブッカーのオッズも4−1で天心有利。

「踏み台にはならない」という拓真の言葉からも、そう見られているという自覚、反骨が透けて見えます。

拓真が41歳のリボリオ・ソリスに判定勝ち、空位のWBAタイトルを獲ったのが2年前の有明アリーナ。そのリングでプロデビューしたのが天心でした。そのときの対戦相手、那覇勇気も「踏み台にならない」と今回の拓真と同じ決意を口にしています。

思い返せば、天心は常に「踏み台にならない」という決意でリングに上がる相手を踏み台にしてきて、7戦全勝2KOのキャリアを疾走してきました。

ここ数戦、天心が勝ってきたのは4Belt -Eraでは当たり前に世界戦に出るレベル。対戦相手の質という点でも、拓真に全く引けを取りません。

そして、拓真はノルディーヌ・ウバーリ戦以来、2度目のアンダードッグ。天心はプロデビューから8戦連鏃で有利予想のリングに上がります。

今現在、天心がアンダードッグになる日本人は2人しかいませんが、日本最強決定戦の敗者が消えて、来年の今頃は1人だけになっているかもしれません。


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Inside The RING にWBC /WBOジュニアバンタム級王者ジェシー〝バム〟ロドリゲスが出演。

今月22日、サウジアラビアでWBA同級王者フェルナンド・マルチネスとの3団体統一戦について「本当なら中谷潤人のバンタム級タイトルに挑戦するはずだったが、交渉がまとまらなかった」と〝プランB〟だったと語り、「今は目の前のマルチネス戦だけに集中している」。

それでも「(評価の高い)中谷と井上尚弥とはいずれは戦わなければならない」と、軽量級最強への強い思いを隠そうとしません。



7月のWBO王者プメレレ・カフ戦に続いてマルチネスにも完勝するようなら、団体統一戦2試合の合わせ技でFighter Of The Yearレースで本命のテレンス・クロフォードを猛追する展開になります。

もし、ジュニアバンタム級の実績でFighter Of The Yearに選出されると、2012年:ノニト・ドネアと2023年:井上尚弥のジュニアフェザー級を更新する史上最軽量。

米国史上最高のスーパースター、カネロを攻略したクロフォードのインパクトを上回るのは難しいかもしれませんが、マルチネスまで粉砕するとPFPが一気にトップ3圏内に突入しても不思議ではありません。

ウィリアム・ヒルのオッズはバムの勝利が1/8(1.125倍)、マルチネス5/1(6倍)。判定決着は2/1(3倍)、KOは4/11(1.36倍)とジャッジの手を煩わせない形で試合が終わると見られています。

KO決着ならバムが4/9(1.44倍)、マルチネス10/1(11倍)。

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「今はもう普通に『どっちが勝つ?』って議論になってる。『拓真が勝つ』という声と同じぐらい『那須川選手が勝つ』という声もあるし。(天心は)ボクシングに来て2年半ですよ。僕、12年追い掛けても(拓真には)『堤じゃ勝てない』って言われてたんですよ。ボクシングに来て2年ちょいの人が『井上拓真に勝つでしょ』…。この現実が、ちょっとすごすぎる」 「拓真が勝つと思ってます。まだボクシングの幅が違うと思う。みんな『スピード、天心の方が速い』『リーチ差、天心の方が長い』。そんな表面上の有利不利で勝ち負けが決まるんだったら、井上拓真は絶対、チャンピオンになってない」。 「個人的な気持ちとしては、拓真に勝ってほしい。そのベルトは次、僕と争ってほしい」。
〝黄金世代〟の同期、堤聖也の言葉です。



井上尚弥が「曲者」と呼び、堤がボクシングの幅が違う」とリスペクトした拓真。

実力差はそこまで無いと思いますが、拓真に「ボクシングの幅」があるのかどうか、これまでの試合からはよくわかりません。

ただ「格闘技の幅」「大舞台での経験・度胸」となると、もはや比較にはなりません。

拓真にとって、キャリア最大の大勝負になります。
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