カテゴリ: ラグビーW杯

昨日の台風19号で近所の駐車場のトタン屋根が飛ばされて、近所の知人からその後片付けをお願いされてました。

私が「午後からでいいですか?」とお願いしたのは、もちろんオレクサンダー・ウシクのヘビー級デビュー戦を見届けてから、ということです。

午後からお手伝いに。

それを済ませて、そのまま鶴見川沿いのスーパーに車を停めてジョギング。予想外に川の水位は低く、大きな被害はなかったようです。

河川敷では少年野球の練習も。甚大な被害をもたらした台風だけに不謹慎な言い方ですが、子供達がいつものように声を出して投げて打ってる風景に安心しました。

途中、東洋英和女学院大学(全く誰一人の知り合いもいないお上品な大学です)のある大きな里山の中を軽く走りました。

こんなこと言い出しても仕方がないのですが、昨夜あれほどの雨が降りつけたにもかかわらず、森の中はいつもと変わりません。

雨が降らない日が何日も続いても、今回のようなお雨の次の日でも、ここはいつもしっとりと湿気を含んだ空気に、柔らかいウッドチップのサーフェイス。
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山の保水力は半端じゃありません。小川の水量も変わりません。人間が造成した山は最悪ですが。

こんな素晴らしい国土をアスファルトとコンクリートで固めたから、ここまで災害が大きくなってしまうんでしょう。

〝ボクシング界最大の恥〟ドナルド・トランプが「人類のせいではない」と開き直っても、地球温暖化は間違いありません。「想定外」なんて言い訳を笑うしか無いような、もっと規格外の台風が近い将来、来年かもしれません、必ず発生します。

なんて、思いながら暗くなって、戻ると住宅街に戻るとあちこちから拍手や歓声が。

そうか、スコットランド戦。すっかり忘れてた!早く帰らなきゃ。

日本中がそうなんでしょうけど、ちょっと感動的です。子供や女性の「やったー!」という声に勝ってるんだ、トライ決めたのかな。本当にあちこちから聞こえてきます。

冷静に考えると、他の番組を見てる家庭はあんな大声をあげたり、拍手を叩くわけないので、誰もが見てるわけじゃないんでしょうけど、すごいです、素晴らしいです。

何だか感動です。

携帯には急に親密になった大学時代のラグビー部の連中からのラインメールが続々と。

スコットランド、恐ろしい相手でした。そんなチームにきっちり勝ち切るなんて!今や、もはや日本代表が優勝して誰が驚きますか!?

優勝しても奇跡じゃないでしょう?!
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結構な歯ごたえありましたが、美味しゅうございました。

次は南アフリカ。前回も美味しくいただいたので、今回も問題無いと思います。

ニュージーランドのメニューが見当たらないので、早く用意して欲しいですね。きっちり食べ尽くさせていただきます! 
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9月20日(土)ロシア戦。

「野菜と牛肉をじっくり煮込んだスープ 牛肉と野菜のボルシチ」(500円)。美味しく頂きました。 ご馳走さまでした。

※9月20日は金曜日、土曜日は21日ですね。ラグビーW杯公式レストラン、有楽町ファンゾーンのハイネケンバーのメニュー看板、間違ってます。 ↓
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9月28日(土)アイルランド戦。

特製のタレに漬け込んでジューシーに焼き上げた特製スパイスのラムチョップ」(1000円)。ロシアのボルシチは500円だったのに、さすが世界2位のアイルランド、2倍の1000円とは!

警戒しまくりでしたが、大変美味しく頂きました。

美味しゅうございました。ご馳走さまです。

決勝トーナメントで再会できるとしたら、決勝戦でしょうか。一応、私たちの予定表では決勝の相手はニュージーランドになっていますが、また会えたら良いですね。
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公式レストランで購入したいビールや食べ物も持ち込んでパブリックビューイングが楽しめる有楽町のファンゾーン・東京。


そして明日、9月5日(土)サモア戦

「柔らかく煮込んだポークに特製BBQソース 豚肉のBBQ仕立て」(1200円)。むむむ!敵チーム4カ国で最も高額メニューじゃありませんか!

かまへん、かまへん、お代わりしたる。ボーナスポイントも美味しく頂きます。先に言っておきます、ご馳走さまでした。



予選プール最後のご馳走は、10月13日(日)スコットランド戦

「ハイネケンをベースにした衣でサクサク フィッシュ&チップス」(600円)

前回は不覚を取りましたが、今回は熨斗つけてお返しします。スコットランドとハイネケンが無理やりな感じですが、美味しく頂きます。

まだ10日先ですが、ご馳走さまでした。



ーーロシア戦を生観戦してしまったせいもありますが、あんなに唾棄してたラグビーにはまるとは。。。。長生きするもんです。
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9−12の3点差で前半40分を終えましたが、まさか後半を完封して世界2位のアイルランドに19−12で勝つなんて。

ハーフタイムでは正直、大敗の予感もあったのですが…なんという男たちでしょう!

間違いなく、日本スポーツ史上で世界を最も驚かせた大番狂わせです。 
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Japan prop Isileli Nakajima points to the sky in celebration at the end of his side's dramatic and sensational victory over Ireland in the Rugby World Cup. 

Rugby's world order has been shaken. Again.

ESPNは「日本によって世界の常識が2度覆された」と2015年の南アフリカ撃破に続く大番狂わせをレポート。

米国Yahoo!Sportsも「Shizuoka Shocker」を見出しにBrave Blossoms(勇気ある桜の戦士)の快挙を大きく報道。

NHKの豊原謙二郎アナウンサーは「もう奇跡とは言わせない!」と叫びました。その通りです。

英国放送協会BBCは「信じられない敗北だ。悪夢でも見ているのか。ただ、日本が巨人を倒したのは2度目だ。そしてW杯の直近6試合は5勝1敗。彼らはアジアの弱小国ではない、世界の強豪国の一つに数えなければならない」と最大の評価。

プールAで首位通過の可能性が出てきたことに触れ「準決勝でオールブラックスを避けることが出来れば、彼らの進撃はまだ続くかもしれない」と決勝進出まで匂わせています。

そして「世界2位の堅実なアイルランドはW杯で格下に負けたことはたったの一度もない。アイルランドにとって日本は格下ではなかったとしたら?(日本は世界最強か?)」。もはや褒め殺し状態です。
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30年前の学生時代、ラグビーは井の中の蛙を象徴するスポーツでしたが…今や番狂わせ製造機。 次のターゲットはオールブラックスですね。このままラグビー界のパッキャオになってしまえ!

しかし、それにしても、まさか、こんな時代が待っていたとは! いやーー、ギネスが美味い!
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現在、帰宅中。

貧乏暇なし、仕事に追われる日々のなんと味気ないことよ。

20日のロシア戦、東京スタジアムへ観に行きます。

ラグビー音痴ですが、学生時代の悪友が遊びに来たついでの観戦。

おそらく学生時代以来の再会ですが、やつとの距離感や電話の声は30年前と何一つ変わってない気がします。

試合について何かを書くことはないでしょうが、楽しみで仕方がありません。

勝って欲しいです。
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何度か書いちゃってますが、学生時代はラグビーは嫌いなスポーツNo. 1でした。

高校時代まではそもそもラグビーなんでやる機会がありませんでした。

陸上競技に勤しんだ大学ではラグビーの想像以上の圧倒的な人気に、惨敗感と劣等感をまぶした嫉妬を渦巻かせていました。

少し齧っていた大学ボクシングに至っては、もはやラグビーは比較するべくもない眩しすぎる存在でした。

1980年代終盤は、まだ箱根駅伝が日テレで完全中継されて間も無く、大学スポーツといえばラグビー(それも関東対抗戦グループ)に大きく人気が集中していた時代てす。

スポーツ新聞やニュースのトップで語られる大学スポーツなど、ラグビーを置いて他にありませんでした。

当時の日本ラグビーは今以上に世界的には弱小国で、そんな〝井の中〟で、大学ラグビーは社会人に全く歯が立たず人気だけがいびつに先行していました。

あの頃の大学ラグビー人気は、今の箱根駅伝(関東学連主管のローカル大会)の映し鏡です。

あー、こういうのも嫉妬混じりの感情なのかもしれません。

もちろん、そんなことを抜きに、思いっきり走ったり、殴ったりするのが大好きだったので ラグビーなんて、そもそもどうでも良かったのですが…。

そういえば今の箱根駅伝は予選会から注目されていますが、当時は大井埠頭でひっそりと行われ、給水ポイントにも汗を拭くための水を含ませたスポンジが用意されているだけでした。

まー、でも大きく注目されるということは間違いなくレベルアップに繋がります。

そう考えると、今の大学ラグビーはレベルが上がっているのでしょうか。

関東対抗戦グループの人気は相対的に没落したとはいえ、ワールドカップや日本代表という頂点が正しくリスペクトされる今のファンの姿勢は、絶対的に進化しています。

そのラグビー。

「イギリスの小さな町のサッカー大会で、一人の少年がボールを抱えて走り出したことから生まれた」。

この〝寓話〟はある程度事実だと思いますが、大きな誤解もあります。

この「少年」ウェブ・エリスがボールを拾い上げて走り出したスポーツはサッカーではありません。広義の「フットボール」でした。

そして、その〝とき〟は1823年、英国サッカー協会(The FA)が設立される1863年の40年も前だったのです。

つまり〝エリス時代〟はサッカーもラグビーもありませんでした。

あったのは…団体競技としてボールを蹴り合って相手のゴールを目指すフットボールです。

そのルールは試合を行う学校同士ですり合わせていました。

「ボールを持ってもいいが、持って走ってはいけない」「ネットを張ったゴールにはキック、ゴールラインにはボールを持ってタッチした時点で得点が入る」…。

「まず(足しか使っちゃいけない)サッカーありき」ではなかったのです。

そして、今も英国や日本でその香りは残っていますがラグビーは教育レベルの高い学生がいそしむ上流階級のスポーツでした。 

あ!ここまで書いて思い当たりました!上流の匂いがするから、抜本的に下流の私は生理的に受け付けなかったのかもしれません。

今もその鼻に着く残り香はありますが、世界的には屈強な南半球のファイターが楕円球を奪い合うイメージが強くなりました。

実際に南半球の覇権が続いています。

「上流階級の体育」 から「屈強なスポーツ」に昇華したのです。

前回のワールドカップ、日本代表が本当に素晴らしい試合を見せてくれたおかげで、ラグビーの面白さ、自分が食わず嫌いであったことを思い知らせて頂きました。
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そして、そして!いよいよやって来ます、ワールドカップ。

五輪の前売り券が販売開始とか、そんな先のことはどーでもいいんじゃ!今年はラグビーじゃ!!!ということです。

…そういえばドーハ世界陸上もありますね、しかもラグビー W杯と時期が重なりますね… 。燃え盛る9月になりそうです。
 

2015に南アフリカを撃破したあの絶頂からはトーンダウンしていますが、9月の開幕には日本列島が沸き立つのは間違いありません。

南アフリカ戦は素晴らしい試合でしたが、あの試合が最高、頂点であるはずがありません。 

もっと上に。さらなる高みに。

今度は世界を驚かすだけでは済ませません!世界をねじ伏せるのです!

世界を睥睨できる場所まで。 

あとは、大きな期待と声の限りの声援で、私たちが選手を後押しするだけです。
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関東はおだやかな新年を迎えることができました。

大晦日は、神社の焚き火にあたりながら「護摩行みたいなもんですねぇ」などと護摩行に大変失礼なことを、知らないご年配の方々とボソボソお話ししながら、夜明け近くまで振舞い酒をあおっていました。

そんなわけで、酔いと熱気が全身に回ってさっきまで熟睡しておりました。

そんなに飲んだつもりはなかったのですが…お歳暮でいただいたコーヒーを、やはりもらいもののカップで酔い覚ましです。
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箱から出すまで気づきませんでしたが、〝His Master's Voice〟で有名なビクターの「ニッパー」が立体であつらわれた可愛いカップでした。

思えば、昨夜から頂き物ばかり飲んでます…。


今年のスポーツ界は、東京2020の前年とあって、代表の座を争うドラマがいろんなスポーツで繰り広げられます。

楽しみです。

プロボクシングでは、井上尚弥が極めるバンタム級頂上決戦!

そして、村田諒太の復活。

伊藤雅雪を中心とした日本人130パウンダーはどこまで世界を揺るがせるのか。

タイソン・ヒューリーの戦線復帰で三つ巴の巨人戦争。

カネロ・アルバレスが二股かけるミドルとSミドル戦線。

生きる伝説マニー・パッキャオはウェルター級のトップに再び立てるのか。

ワシル・ロマチェンコに二つ目の黒星はつくのか。

軽量級唯一の人気階級フェザーで日本人は世界に手がかかるか?

最もレベルが高い軽量級ジュニアバンタムで、日本から放たれる矢がテッペンを貫く!

統一トーナメント無しでもジュニアフライ級は完全統一に向かう!

…盛り沢山です。


プロボクシングも話題豊富ですが、今年は9月20日開幕のラグビーW杯イヤーとして記憶されるのでしょう。

若い頃、ラグビーは最も嫌いなスポーツでした。

80年代後半までに関東の大学で体育会で汗を流してきた選手にとって、ラグビーは「レベルが低いくせに人気だけあって、予算も潤沢で、弱いのになんでチヤホヤされるんだ!」という嫉妬の対象でした。

信じられないかもしれませんが、当時のスター選手は、現在の箱根のエースを凌ぐほどの脚光を当たり前に浴びていました。

しかし、その人気は早稲田と慶応、明治を擁する関東対抗戦グループに大きく偏ったもので、私たちの嫉妬だけでなく、人気の構造がいびつなものであったことも間違いありません。

当時行われていた、社会人との日本一決定戦でも大学代表は惨敗するのがデフォルトでした。

そんなモテない私たちのヒガミ根性を晴らすような大会が、87年にニュージーランドと豪州で共同開催された第1回W杯でした。

日本は三戦全敗。「豪州とイングランドに勝つのは無理だけど、米国にはチャンスがある」と話していたラグビー部の友人はあまりの惨敗に肩を落としていたのを思い出します。

「弱いのはわかっていたけど、ここまで弱いのか」。一般のラグビー熱は急速に冷め、メディアの扱いもしぼんでいきました。

このラグビーに代わって、大学スポーツの花形に躍り出たのは、全く同じ病巣を抱える箱根駅伝でした。

よりレベルの高い元日開催のニューイヤー駅伝よりも、関東大学陸連主催の地方大会である箱根駅伝が注目される、この不条理なねじれ。

ラグビー日本代表は1991年、第二回大会で弱小ジンバブエからW杯初勝利をあげますが、人気失墜の業火に焼かれる中ではまさに焼け石に水以下でした。

1992年にサッカーJリーグが華々しく誕生したことも、すでに瀕死のラグビー人気に深刻な影響を与えました。

あれだけチヤホヤされた関東対抗戦グループは、OBと関係者が盛り上がる関東リーグの一つに成り下がり、メディアの取り扱いはありえないほどに縮小しました。

その後も参加国が少ないことから出場し続けることは出来たW杯でしたが、惨敗という言葉が生ぬるいほどの絶望的な黒星を重ねて、第7回大会まで16連敗。

そして、あの2015年。

日本が放り込まれたのは南アフリカ、スコットランド、サモア、米国の苛酷なグループ。

「20連敗確実」「20連敗の国にW杯開催する資格があるのか?」と戦前から厳しい批判に晒されていました。

しかし、「『俺たちはダメだ』『負けても仕方がない』なんて弱音は死ぬほど練習してから吐け!それで負けたら慰めてやる」と名将エディ・ジョーンズからありえない練習量を課せられた選手たちは自信に満ち溢れていました。

「これだけ練習して負けるなんて絶対に受け入れられない」。

19年間で弱小ジンバブエに1勝するのがやっとだった国が、優勝候補の南アフリカを競り落とし、サモアと米国も撃破、なんと3勝をあげるのです。

南アに勝ったときは「ちくしょう、大嫌いなラグビー見て、なんで…」と目頭が熱くなりました。

あのときの熱気は、意外にも一過性に終わった感もありますが、今年の秋は必ず再びヒートアップするはずです。



くだんのラグビー部の友人から年賀状が届きました。

「日本の開幕戦(味スタ)に行くから良かったら!(観るならチケ取るから泊めてくれ)」。

ご丁寧にメールまで来ました。

味スタなんてウチから遠いし、そもそもラグビーは大嫌いなのに…仕方がないからチケットお願いしますか。



2019年、みなさまにとっても、素晴らしい一年になりますように。!
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