カテゴリ: ザ・ベスト10

THE RING'S WEB TEAM RATES ALL-TIME BEST 25 AMERICAN FIGHTERS

昨夜遅くにアップされた「建国250周年〜リング誌が選ぶアメリカのベストファイター25人」をザザざっとご紹介。


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【第25位】AARON PRYOR (39-1, 35 KOS)
アーロン・プライアーです。ボクシングファンに非常に人気のあるナチュラル・ボーン・ファイター。アレクシス・アルゲリョとの2連戦がなければ「ブラックボトルの狡いやつ」「水増し階級の徒花」で終わっていたかも?


【第24位】JOE FRAZIER (32-4-1, 27 KOS)
スモーキン・ジョーをリアルタイムで知りませんが、動画と活字でその偉大さは十分思い知らされています。ヘビー級黄金時代の1970年代、彼がいなければモハメド・アリもジョージ・フォアマンももっと小さなイメージで記憶されていたでしょう。


【第23位】 BERNARD HOPKINS (55-8-2, 32 KOS)
監獄から模範の人格へ。死刑執行人→B -HOP→エイリアン。50歳までトップ戦線で戦い続けた規律の人でした。オスカー・デラホーヤとティト・トリニダードのスターロードにものの見事に立ち塞がって見せました。


【第22位】 LARRY HOLMES (69-6, 44 KOS)
全盛期は「アリのコピー」、晩年は「マイケル・スピンクスに偉業を許した恥ずかしい王者」、完全劣化版では「マイク・タイソンの咬ませ犬」…常に脇役であることを強いられた、史上最も過小評価されたチャンピオンでした。

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【第21位】GEORGE FOREMAN (76-5, 68 KOS)
歴史上、最も恐れられたパンチャー。私は復帰したビッグ・ジョージに「クロスアームなんて時代遅れの防御は通用しない」「タイソンとやったら序盤で破壊される」と思い込んでいましたが…クロスアームは当時のトップ選手を跳ね返し、タイソンはフォアマンとの対戦を恐怖し、何度も逃避したのでした。


【第20位】EVANDER HOLYFIELD (44-10-2, 29 KOS)
クルーザー級とヘビー級でUndisputed championとなった、オレクサンデル・ウシクが憧れたリアル・ディール。タイソンが抱える多くの弱点「Bプランを持たず下がったら全くの無策」「勝負根性の薄弱」を暴き出した〝エクソシスト〟。


【第19位】TOMMY HEARNS (61-5-1, 48 KOS)
シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラー、ロベルト・デュランと繰り広げた4KINGSの叙事詩、その本当の主人公は衝撃的な試合を演出したヒットマンでした。レベルが下がり、タイトルが軽薄になった現代ならヘビー級も獲れてた?


【第18位】PERNELL WHITAKER (40-4-1, 17 KOS)
スイートピーの舞いを一目でも見れば、ディフェンス・マスターなんて言葉を軽々しく使えなくなります。歴史の浅いPFPですが、1位vs2位の決戦は、vsフリオ・セサール・チャベスだけ。井上尚弥vsバム・ロドリゲスが史上2度目となるか?


【第17位】ROY JONES (66-10, 47 KOS)
対戦相手の低さと、〝空き巣〟と揶揄されたジョー・ルイス一点狙いの圧倒的有利予想でのヘビー級奪取、ライトヘビー級で戻りから繰り返された失神KO負け…事後評価が低いロイですが、まだ未熟な時代のホプキンスにも勝っています。


【第16位】GENE TUNNEY (65-1-1, 48 KOS)
活字と動画でしか知らない文字通りの伝説。ジャック・デンプシーに対するクリプトナイトを持っていた偉大なヘビー級チャンピオン。キャリアで唯一の黒星を喫したハリー・グレブには何度も雪辱、史上屈指のテクニシャンでした。


【第15位】WILLIE PEP (229-11-1, 65 KOS)
日本ではレフェリーとジャッジで大いに議論を呼ぶ最低を繰り返した「ファイティング原田の3階級制覇を阻んだ悪人」として憎まれていますが、世界的には誰も見たことがないフットワークを駆使した史上最強のフェザー級。


【第14位】EZZARD CHARLES (95-25-1, 52 KOS)
ナチュラルではミドル級で、キャリア初期のライトヘビー級時代のパフォーマンスは「史上最強のライトヘビー」とも、多くの人が信じています。シンシナティ・コブラはヘビー級で戴冠、ジャシー・ジョー・ウォルコット、ジョー・ルイス、アーチー・ムーアから勝利。


【第13位】BENNY LEONARD (90-6-1, 71 KOS)
ニューヨーカーで初めて世界チャンピオンになった〝ユダヤ人ゲットーの魔術師〟。ベンジャミン・レイナーのユダヤ名をベニー・レナードに改名、美しいスタイルと白い肌で人気者にのしあがりました。デュラン出現まで、ライト級史上最強の1人に数えられたグレート。


【第12位】FLOYD MAYWEATHER (50-0, 27 KOS)
ボクシングのステイタスが低落し切った21世紀に現れたマネー(金の亡者)。「好かれるよりも嫌われる方が大きな注目度を生み出す」ことを達見し、実行に移した史上最高の〝リングの中のセルフ・プロデューサー〟。


【第11位】JACK JOHNSON (53-11-8, 33 KOS)
圧倒的な強さで白人至上の世界を震え上がらせた黒人初の世界ヘビー級チャンピオン。公民権運動などさざ波ですらなかった苛烈な黒人差別の時代に、傍若無人のジョンソンがなぜ集団暴行を受けて惨殺されなかったのか?


【第10位】 ARCHIE MOORE (186-23-10, 132 KOS)
ミドル級からヘビー級をテクニック一本で渡り歩いた40歳オーバーでも世界基準の実力をキープした化け物。ジャック・デンプシーとの歴史的な決戦は勝っていた?米国遠征中のジャイアント馬場とエキシビションの見せ物も行いました。


【第9位】ROCKY MARCIANO (49-0. 43 KOS)
無敗のままリングを去った世界チャンピオンは数多かれど、ヘビー級ではマルシアノだけ。ヘビー級以外はボクシングの添え物であるとしたら、マルシアノだけが無敗のまま、チャンピオンのまま永遠に記憶されることになります。


【第8位】JACK DEMPSEY (53-6-8, 43 KOS)
激動の1920年代、大統領よりもベーブ・ルースよりも尊敬と人気を集めたのが、世界ヘビー級チャンピオンのロッキー・マルシアノでした。史上初の100万ドル興行を行い、地球規模の有名人でもありました。


【第7位】MARVIN HAGLER (62-3-2, 52 KOS)
私を米国ボクシングの世界に誘ってくれたマーベラスの評価が高いのは嬉しい限り。見るからに強そうで、実際に憎らしいほどに強い。鋼鉄の顎を持つスイッチヒッターのテクニシャンにして、強打者、そりゃ誰も勝てません。


【第6位】HARRY GREB (109-9-3, 50 KOS)
ウエルター級からヘビー級にかけて席捲した〝ピッツバーグの人間風車〟。対戦相手のリストは、殿堂入りファイターの名簿かと間違えるほど、クオリティーの高い戦いを潜り抜けました。

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【第5位】シュガー・レイ・レナード
ボクシングがまだカジュアルなスポーツファンのアンテナに察知されていた最後のスター。デュラン、ハーンズ、ハグラー、同時代のPFP1位の超がいくつも付く強豪から勝利を集め〝美味しいところ〟を全部持って行きました。


【第4位】HENRY ARMSTRONG (149-21-10, 99 KOS)
ファイターとしての純粋なレガシーだけなら、シュガー・レイ・ロビンソンやアリをも上回るという見方もされるオリジナル8の時代に3階級を制覇した本物のレジェンド。のちに8階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオと比較されたとき、多くの指揮者が笑って否定していたのが印象的でした。


【第3位】JOE LOUIS (66-3, 52 KOS)
偉大さとは数字だけではなく、彼が生きた時代にどういう作用を及ぼしたのか?も重要です。至上最多の連続防衛記録、ナチズムとの代理戦争、最強ジョー・ルイスの軌跡は時代ともオーバーラップしながら特別な輝きを放ち続けています。


【第2位】MUHAMMAD ALI (56-5, 37 KOS)
当時、史上最強と恐れられたソニー・リストンを翻弄して出現した〝ほら吹きクレイ〟は、ボクシングもスポーツも超えた世界の偉人に昇華しました。徴兵拒否によって奪われた全盛期、それでも信じられない奇跡を何度も起こしたアリとは何者だったのか?あれから10年が経ちますが…アリが死ぬわけもなく、永遠に生き続けています。


【第1位】RAY ROBINSON (174-19-6, 104 KOS)
まあ、そうなんですね、やっぱり、了解です。どうぞ、ご自由に。







Just missed the cut (in order of votes)=切り捨てさせていただいたファイター(投票が多かった順で):マイケル・スピンクス、オスカー・デラホーヤ、テレンス・クロフォード、ジェームス・トニー、マイク・タイソン、ボブ・フォスター。


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ちょっと早いお昼ご飯。ビーフカレーと生ビール…たまらん。



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英国ボクシングニューズ誌から。

もし、リコ・バーホーベンがオレクサンデル・ウシクに勝利していたら?

バスター・ダグラスvsマイク・タイソンのようにオッズだけを取り出せば、もっと多くの番狂せが起きていますが「異種の格闘技からボクシングが攻略された」という意味では、最も衝撃的だったかもしれません。

ボクシングシーンがキックからボクシングへ、で成功したトップ5を発表しました。



①ビタリ・クリチコ(現ウクライナ・キーウ市長)

アマチュア時代はキックとボクシングの二刀流で活躍。キックでは世界タイトルをアマで2回、プロで4回獲得。最終的にボクシングに絞って、WBCタイトルを12度防衛。全盛期はほぼ全てのメディア、ファンがヘビー級最強と評価していました。



②トロイ・ドーシー

1980年代にキックで世界タイトルを獲得後、ボクシングに転向。1991年にIBFフェザー級王者に。



③那須川天心

2022年に引退するまでPFP最高のキックボクサーと見られてきたSon of God(神童)。2023年のボクシングデビューからは質の高い相手に7連勝、井上拓真に番狂せを起こされ評価を下げたが、ファン・フランシスコ・エストラーダをストップしてトップ戦線に舞い戻った。



④マルコ・フック

アマチュアのキックで成功を収めたあと、ボクシングでも欧州選手権2連覇などトップアマに。WBOクルーザー級を13度防衛。



⑤ディリアン・ホワイト

キックで英国と欧州のタイトルを獲得したあと、MMAで1試合してボクシングに転向。アマチュア時代にはアンソニー・ジョシュアにも勝利。



*******武居由樹にふれないのは、きっと知らないから。そして、ムエタイ戦士についても「きりがない」だけでなく、よく知らないからでは?





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リング誌の日本ボクサーに関する記事といえば、correspondent in the far east(極東特派員)のジョー小泉でした。

1993年3月号「The Best Of A Nation(その国の最強は誰だ!?)THIS MONTH: JAPAN」もジョーの筆です。日本人の私がジョーの英語の記事を概訳するというのもおかしな感じです。

なにはともあれ、サウジアラビアの計らいでリング誌の完全アーカイブを誰でも拝読できることになりました。この号も私の手元にはなく、おそらく大学図書館などで読んだと思われます。PDFバージョンとはいえ、また読めるとは!

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1990年から月刊PFPランキングを発表、1993年3月号のPFP10傑は以下の通り。この当時はリング誌チャンピオンシップが断絶していた時代。クラシックなトリコロールのベルトが復活するのは、10年待たねばならない時期でした。

①フリオ・セサール・チャベス
②パーネル・ウイテカー
③テリー・ノリス
④オルランド・カニサレス
⑤バディ・マクガード
⑥リディック・ボウ
⑦アズマー・ネルソン
⑧ジュリアン・ジャクソン
⑨文成吉
⑩ジェームス・トニー

アルファベット団体の日本人王者はWBCフライ級でユーリ・アルバチャコフ、WBAジュニアフライ級で井岡弘樹の2人〝だけ〟。



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さて、1993年時点での日本歴代PFPです。

①ファイティング原田
②柴田国明
③具志堅用高
④渡辺二郎
⑤大場政夫
⑥小林弘
⑦輪島功一
⑧海老原博幸
⑨ガッツ石松
⑩白井義男



80年代に活躍したのは二郎だけ。当時の日本のボクシングファンの〝総選挙〟なら、「原田を超えた」という声もあった辰吉丈一郎や、史上3人目の2階級制覇を成し遂げた井岡弘樹が入ってきそうですが、そこはジョーの「複眼」です。

とはいえ「ジュニアフライ級の防衛記録」で全てが語り尽くされてしまう具志堅の評価が非常に高いのはどうなんでしょうか?

逆に、この手のランキングで過小評価されがちなのが白井義男。PFPなどお呼びじゃないオリジナル8に時代のUndisputed championで4度も防衛しているのです。

2団体時代とはいえ、当時のライト級タイトルを5度も守った石松もとんでもないファイター。

この1993版のメンツに、1994年以降で何人のファイターが割って入れるでしょうか?

〝具志堅〟的評価を当てはめるなら井上尚弥はもちろん、原田も阻まれた3階級制覇以上を達成した亀田興毅、八重樫東、井岡一翔、長谷川穂積、田中恒成、中谷潤人に、PFPと二桁防衛をクリアした山中慎介、内山高志、PFP10傑に食い込んだ寺地拳四朗は当確。

今なら①井上、②中谷、③井岡、④山中、⑤内山、⑥拳四朗のPFPランカーに、複数階級制覇の⑦恒成、⑧長谷川、⑨亀田、⑩八重樫がトップテンか?1993版からごっそり入れ替わることになります。

階級難易度をモノサシにすると、①村田諒太、②ガッツ、③柴田国明、④竹原慎二、⑤畑山隆則、⑥輪島功一、⑦藤猛、⑧浜田剛史、⑨平仲明信、⑩石田順裕か?

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飲んで食うぞ。…本文とは関係ありません。


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笹川スポーツ財団が「好きなスポーツ選手2025」を発表しました。

ヘッドラインは「【青少年の好きなスポーツ選手2025 ランキング】大谷翔平が4回連続の1位!2位・石川祐希、3位・髙橋藍、4位・河村勇輝と続く」ですが、その内容がえげつない。

大谷翔平が「12~21歳:性別(男子・女子・総合)」「学校期別(中学・高校・大学)」「勤労者」の7カテゴリー全てで圧倒的な1位。

2位との差が最も小さいのが12~21歳・女子(ユニコーン18.9%/石川祐希7.9%)で2.4倍・11ポイント差、最も大きいのは勤労者(ユニ29.1%/河村勇輝3.5%)で5.5倍・25.6ポイント差。

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残念ながら、プロボクシングからのランクインはありませんでした。ボクシングが入るには、海外で大活躍(そうなると人気階級しかありません)するか、男女から支持される女子のスター誕生を待つしかない?

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Heavyweight fan-favourite(ヘビー級の人気者)マイク・タイソンがリング誌で現役のFive personal favourite active fighters を選びました。

「シャクール・スティーブンソンはいいね。キーショーン・デービスも、テレンス・クロフォードも好きだな。日本人の井上尚弥も。チャーロ兄弟のジャーマル、あれも本当に良いファイターだ」。

タイソン…チャーロ兄弟って…いつからボクシング見てないんだよ。


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ウエルター級からヘビー級、ホットな人気階級に大きなボリュームを抱えるロシア。

その一方で、13人しかいないライト(軽量)級以下のクラスは、4回戦ボクサーなどを弾くと国内ランキングが組めません。

ライト級の5位は6回戦です。

軽量級ランキングが事実上存在しない国、ロシア。イメージ通りのロシアです。

大きな国力を持つ大国ですが、先日閉幕したミラノ・コルティナ五輪を見るまでもなく、国際的には孤立しがちな国です。

例えば、アルツール・ベテルビエフのようカナダ国籍を取得してロシアを離れてリングに上がるーーーそんな〝亡命〟ファイターも少なくありません。



母国を離れて戦う…

国籍なんて人間が決めたくだらないものの典型です。

日本だって、クロアチア人になった石井慧や、カナダ国籍をとった山本美優のような、日本人から見ると〝変人〟もいます。

ただ、もしかしたら、ロシアではベテルビエフの選択は〝変人〟とは見られていない気もしてしまします。



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ボブ・フイッツモンズにジェフ・フェネック。

階級を駆け上がるフィジカルモンスターを輩出したオーストラリアのスタイルは、ラグビーや野球など他のスポーツでも豪快さが特徴です。

最近では井上尚弥や那須川天心と戦ったジェイソン・モロニー、中谷潤人に撃ち落とされたアンドルー・モロニーも小粒ながらフィジカルの強いファイターでした。

このモロニー兄弟が今回のカウントで、バンタム級(6人)、ジュニアバンタム級(2人)という非常に少ない競技人口から生み落とされたのは意外です。

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最大のボリュームゾーンは68人を数えるヘビー級で、構成費は12.7%。

スーパーミドル級、ミドル級、ジュニアミドル級、ウエルター級も構成比が10%を超え、この国のメインストリームを形成しています。

No.1ファイターはズッファ・ボクシングのエース、クルーザー級のジャイ・オペタイア。

2位はスブリエル・マティアスを破ってIBFジュニアウエルター級王者となったリーアム・パロ。初防衛戦ではリチャードソン・ヒッチンズにSDで敗退しましたが、曲者です。

3位にサム・グッドマン。

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日本に次ぐアジア最大のプロボクサー人口を抱えるタイ王国。

伝統のムエタイに、タイ出身のチャトリ・シットヨートンが立ち上げたONEチャンピオンシップ、キックボクシングやK1、プロボクシングでも日本と激闘を繰り広げてきた格闘技への理解が深い国です。

また、プロボクシングではタイで行われた世界戦ではいまだに勝利はなく、1分けを挟んで24連敗中。

この不名誉な記録は、日本史上最高の声もあるファイティング原田がポーン・キングピッチにフライ級のUndisputed title を奪還された黒星から始まりました。

これは日本のエース級が相手を選んで乗り込めばストップできると思うのですが、敗北のリスクだけでなく、わざわざ敵地で相手方のイベントに出場する経済的メリットもありません。

タイ側も日本のエースと戦えるなら、報酬の大きな日本でやりたいでしょう。

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タイの現役No.1は、IBFジュニアフライ級王者タノンサック・シムシー。2位はWBCジュニアフライ級王者ノックアウト・CPフレッシュマート。3位はWBCアジアン・フライ級王者タナンチャイ・チャルンパック。

オールタイムでは、1位がカオサイ・ギャラクシー、2位がポンサクレック・ウォンジョンカム、3位がウィラポン・ナコンルンアンプロモーション。
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全人類の20%弱、約14億人の人口を抱える中華人民共和国。

マイク・タイソンが毛沢東のタトゥーを入れているのを見ると、プロボクシングとも無縁じゃ無い気もしますがバリバリの共産主義国です。

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人口の分母がデカすぎるので、427人という数字をどう評価して良いのか戸惑うばかりですが、意外と多いというのが個人的な感想です。

ボリュームゾーンはジュニアウエルター級をピークにした、フェザー級からジュニアミドルまでの山。軽量級は非常に薄いのも目につきます。

No.1ファイターは、もう皆様お分かりですね、そうです、ヘビー級の张志磊(ヂャン・ジレイ)です…いや!違います!

中国1位は朱典兴(チュー・デンシン)、29歳のストロー級です。2人しかいないストロー級の1人です。

WBCアジアのシルバー王者、WBOグローバル王者と地域タイトルをコレクション、ここまでの戦績は16勝14KO1敗。

2位は、リング誌で井上尚弥との「アジア最強決定戦」も取り沙汰された、同じ〝Monster〟の異名を持つ徐灿(シュー・カン)。

そして、ヂャンは3位。

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ファイティング原田が破ったエデル・ジョフレ。

村田諒太がロンドン五輪2012で競り落としたエスキバ・ファルカン。

日本ボクシング界に燦然と輝く大勝利、その相手はいずれもブラジル人でした。

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ジョフレとペレ。ブラジルは二つのスポーツに2人のPFPを送り込みました。


ブラジル!この国がサッカーにのめり込んで、ボクシングの印象がとことん薄いことを考えると、この2人が日本の最強ライバルとして存在した偶然に奇妙な親近感を感じてしまいます。

ボクシングの才能はサッカーに飲み込まれて、ボクシングの競技人口は痩せ細っているはずです。

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と、思いきや223人もいました、プロボクサー。

単純な比較は禁物ですが、先日数えたキューバ(113人)、プエルトリコ(181人)よりも多く、ガーナ(337人)や南アフリカ(491人)よりも少ない。

2億人を超える人口を持つ大国ですが、この数字からは「ボクシング不毛の国」とは言い切れません。

現役No.1ファイターは、ファルカンが届かなかったブラジル史上初の金メダルを母国開催の2016リオで獲得したロブソン・コンセイサン。

さらに、オールタイムに広げるとNo.1はもちろんエデル・ジョフレ。もう〝我らが〟ジョフレと呼ばせてもらいましょう!

続いて、No.2がアセリノ・フレイタス。日本のボクシングファンも驚いたKOセンセーションでした。

さて、ブラジルのアクティブ(現役)は223人ですが、オールタイムではわずか331人なんです。

このオールタイムの少なさは何なのでしょう?

21世紀になってから設立、2010年代に大きなデータベースを完成させたBoxRecが過去のデータに弱いのは当然ですが、日本でもアクティブの1256名に対して、オールタイムは4230と3倍を大きく上回るボクサーを数えています。

ブラジルの場合、ファルカンやコンセイサンのような五輪メダリストが最近登場していることを見ても、ボクシングへの関心はかつては低かったものの、近年は高まっている、それにともなって競技人口も増えているのかもしれません。

そうだとすると、ジョフレの時代はやはり巷間伝えられているようにボクシング不毛の国だったと思われます。

また、中重量級に大きなボリュームがある一方で、軽量級はジュニアフェザー級以下の6階級に11しかいないスカスカさ。ストローとジュニアフライに至ってはゼロです。

ジョフレが君臨した黄金のバンタムは、たったの2人。

ジョフレの時代もボクシングが活況だったとは考えられませんから、黄金のバンタムはまさに奇跡の存在でした。

それでも、アマチュアで実績を作りつつあるブラジルから強力なファイターが誕生する可能性は、十分ありそうです。

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しかし、ジョフレのようなディケイドで語られるようなPFPファイターがブラジルに再び現れるでしょうか…現れて欲しいですねー。


そして、また日本のファイターにでっかい花を持たせてくれいッ!



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