フシ穴の眼 〜スポーツ疾風怒濤編〜

      Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。

カテゴリ: 東京2020

◉池江璃花子への五輪出場辞退要請。

一番大切なのは命。そこを否定する人は誰もいません。


この五輪を予定通りに開催することで、失う命があるかもしれない。中止することで救われる命もきっとある。だから、五輪は中止すべき。

それを正義の信念に掲げる人にとっては、影響力・発言力のあるアスリートに「辞退して」「五輪中止に賛同して」とお願いするのは至極当然のことかもしれません。

絶対的正義を実現するためには、手段なんて選んでられませんから。

でもねぇ。

昔の共産主義者や、原理主義の新興宗教じゃあるまいし。まあ、あれも卑怯なテロみたいもんです。
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◉会社で定期購読している週刊誌に「文春」もあります。あんまり手にしませんが、社内でも人気があるようです。

▶︎東京五輪の取材を全て断った私はーーー「悲しき五輪」特別寄稿 沢木耕太郎

「どの観点から見ても、このオリンピックに『大義』は存在しない」。

東京1964には、第二次世界大戦で焦土と化した日本が、わずか20年足らずで復興した姿を世界に見せる大義がありましたが、今回はありません。

しかし、そもそも五輪に大義は必要なのでしょうか?その大義なるものも、東京1964もソウル1988も北京2008も、所詮は国威発揚がその正体です。


「それにしても、この二度目の東京大会ほど惨めなオリンピックは、かつてなかったかもしれない。負の要素があとからあとから噴き出し、降り注いでくる」。

まだ終わっていません。それでも、本当に競技場から大会ロゴマークから都知事まで、いくつの負が降り注いだことでしょう。

ただ、まだ終わっていません。
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▶︎茨城一家殺人犯を育て上げた地主一族の地獄

この種の事件が起こると、必ず俎上に乗せられるのが少年法のあり方です。

大阪南部のかなり治安の悪い土地で中学時代を過ごした私でも、少年による殺人事件は聞いたことがありません。

凶悪な少年、大人は数え切れませんでした。ただ、この事件の犯人とは違う凶悪さでした。

少年法は絶対必要です。

「18歳」にしても同じ議論は起きるでしょう。





◉那須川天心が京口紘人とスパー

こういう交流は素晴らしいです。

ボクシングデビューがどういう相手になるのかわかりませんが、史上最大のデビュー戦になるのは間違いありません。
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▶︎AT&Tスタジアム

スーパースターがAサイドとして、自分に有利な条件を揃えて戦う。

シュガー・レイ・レナードの時代に確立された、プロボクシング特有の理不尽なシステム。

オスカー・デラホーヤ、フロイド・メイウェザー、マニー・パッキャオ…21世紀のスーパースターは例外なくこの特権を行使してきました。

しかし、彼らがAサイドの横暴を振り回したのは、スーパースターの地位に登りつめてからです。PFPにも入らないどころか、もっと以前の段階からあからさまにプロテクトされ、Aサイドの線路を敷かれたカネロは「五輪にも出れない駄馬なのに温室育ち」という異例のスーパースターです。

村田諒太に代表される「富裕国の金メダリスト」は「温室で促成栽培」が基本ですが、カネロは「温室で熟成栽培」という、メキシコのファン以外の目からは「なんで?」というキャリアをぬくぬくと過ごしてきました。

「温室に敷かれた線路を走る促成栽培」が脱線しやすいことは、今更ここで例を出すまでもない、日常茶飯事です。

ましてや、世界的なアマ実績が実質ゼロのカネロです。

わけのわからない相手との世界戦、キャッチウェイトにゲンナディ・ゴロフキンを明らかに回避した2年間…2017年に衰えたゴロフキンに押されまくったにもかかわらず不可解なスプリットドロー。

その後も、ゴロフキン第2戦は攻撃的な形でマジョリティデジション勝利したものの、ダニエル・ジェイコブスとは塩分過多のビビリの試合、誰もが認める穴王者ロッキー・フィールディング、多額の債務などで私生活が崩壊していたセルゲイ・コバレフ、東洋レベルにも満たない指名挑戦者アブニ・イルディリム、規律のないフェザーの拳ビリー・ジョー・サンダース、まともな相手にしっかり勝ち切ったのはカラム・スミスだけ。

そして、ジュニアミドル級からの4階級制覇の対戦相手で危険なビッグパンチャーは、笑っちゃうほど一人もいません(カネロ戦時のコバレフは当日リバウンド制限もありクラッシャーとは別人でした)。

そうはいっても、カネロが「温室の中で怪物に育つ」という、きわめて稀な進化を見せているのは認めるしかありません。

⭕️なんだかんだ言って173センチのカネロが3団体スーパーミドル級チャンピオンは本当に凄い。
2021-05-09 18:42:32 返信編集 マイケル 126.156.213.172

正直、身長は関係ないと思いますが、カネロが非常に強いスタイルを完成しつつあるのは、もう認めるしかありません。
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世界戦で何勝したか?も「誰に勝ったか?」が優先評価されるボクシングでは意味はありません。

それでも、カネロはどの試合にも完璧に仕上げてリングに上がる高い規律と、強烈な勝負根性も持ち合わせています。

素晴らしい選手です。

本物の「五輪金→温室」の強打に打ち砕かれる、「そのとき」が来るまで、しっかり勝ち続けてもらいましょう!




▶︎国立競技場

今日、6時半からずっとテレビ観戦してた「東京2020オリンピックテスト大会 READY STEADY 東京陸上」。

国立競技場、外観しか見たことがありませんが、美しいスタンド、美しいトラックです。本当なら「いいなあ、あそこで走れて」と羨ましい思い、応援する思いが強いはずなのに、見ていて悲しくなりました。
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実は、前回の東京1964でもテスト大会的な「東京国際スポーツ大会」が1963年に行われています。もちろん、この世に生も受けていない私は知る由もありません。

今から58年前、それでも五輪を1年後に控えた熱狂が写真と活字からもいきいきと伝わってきます。



▶︎便所の落書きブログからのお返事

いろんなコメント、できたら全部読みたいし返事もしたいのですが、なかなかそうもいきませんが。。。


⭕️稼ぐために明らかに適正階級以上の肉をつける人と比較されるのも辛い 
実際バンタムのチャンピオンの方がミドル級の世界ランキング一位よりは稼げるだろうし間違った選択ではないだろう 2021-05-09 19:16:47 返信編集 牧師 123.254.22.138

>実際バンタムのチャンピオンの方がミドル級の世界ランキング一位よりは稼げる

→井上なら微妙ですが、他の王者はミドル級やウェルター級のランカー以下です。全く話にもなりません。

米国でのイベントを少しでも見たことがあって、普通に想像力を働かせたら簡単にわかることです。

多くの超軽量級ボクサー王者にとっては、10万ドルが憧れです。

最貧のジョンリール・カシメロのジュニアフライ級戴冠のファイトマネーはわずか3700ドル、ゾラニ・テテも世界王者になってからしばらくは1万ドルにも満たなかったといいます。

超軽量級では、世界ランカーでも「本業」を別に持ってるのが普通です。

ミドル級では地域タイトルでもありえません。

井上尚弥と村田諒太の対戦相手のファイトマネーは公表されていませんが、あきらかに違う、それも桁が下手したら二桁違うのは会見を見ただけでもすぐにわかるでしょう。

いまはなきHBOでも、上位番組は亀海喜寛らの中量級、下位番組で井上や井岡一翔のイベントと、そもそもの予算が違います。日本では井上・井岡>>>>>亀海ですが。




 
⭕️メキシコって貧乏なのに何故メキシコ人ボクサーって稼げるんでしょうかね? 
2021-05-09 17:57:32 返信編集 さ 119.104.145.82
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英語版が廃刊になったら…。スペイン語版を定期購読するかというと、しません。スペイン語読めないから…大学でスペイン語を選ぶべきだったな。。。

全てのメキシコ人がそうではありません。

日本でおなじみのフェルナンド・モンティエルとジョニー・ゴンザレスは、レオ・サンタクルスと同じようにメキシコのホープ10人に選ばれていましたが、メキシカンスタイルとは程遠いチキンファイトをしたこともあって、(長軽量級としては)スーパースターの道は閉ざされました。

サンタクルスは米国人やプエルトリカンでもそこそこ人気が出たでしょうが、あの厚遇はメキシカンならではです。

トランプがメキシコ人、メキシコ系を名指しして恐れるのも、理解はできませんが、それほど彼らの台頭が目立つということです。

日本人の私でも米国に行くたびに、ヒスパニック、特にメキシコ大きくなってるのがわかります。
 

バドワイザーとクアーズを駆逐したのはテカテとコロナ。リング誌も英語版は慢性的に廃刊危機を迎えながらも、スペイン語版は部数を伸ばしていると言われています。

リングアナウンサーが英語とスペイン語で話すのは珍しいことではなく、まさにパクス・メキシカーナです。 
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3度目の緊急事態宣言。

勤務先の銀座や有楽町では不思議な光景に出会うことができます。
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百貨店に入っている紳士服・婦人服・宝飾のお店は軒並み休業ですが、同じブランド店でも百貨店にテナントしていない単独店は営業しています。

もちろん、どこかで線引きしなければなりませんから百貨店の中でも「食料品」と同じフロアのお店は営業可、二階以上のフロアは休業というのはわかります。

それでも、なんだかなあ、な景色です。

三鷹駅の北口と南口で非常事態宣言が施行されるかどうかが分かれる、というのも理解できます。確かにおかしいと思いますが、どこかで線引きしないといけません。

土地勘のある役人が武蔵野市と三鷹市の中に施行地域とそうでない地域を分けてまだら模様のマップを作るのがベストなのでしょうが、そんなもん出来るわけがありません。

それなのに大騒ぎしてるメディアは本当にアホです。正確には、確信犯なので狡いアホです。「おかしい!納得できない!」と批判するなら、お前ならどうするかを語れ!



私は官庁関係の仕事も正直受けてます。当たり前ですが、一緒に仕事してる人には理解に苦しむ人もいれば、民間企業よりも柔軟な考え方の出来る人も少なくありません。

酒席や世間話では、話のテーマによっては「正直アホですよね、役所って」とズバズバ言いますが、そこまでです。

勤め人として仕事の中で指摘したり、問い詰めることはありません。そもそも、こっちは業者、あっちはクライアントの関係です。そんな国を動かすようなところで働いてるわけもなく、末端・川下の仕事しかしてません。

「自分の倫理観から大きく外れる事業や活動をしている団体の依頼は請けることが出来ません」と断ることもしません、出来ません。

宗教法人や政治団体からの仕事も、それが布教活動や政治活動に直接つながる仕事なら受けませんが、そうでない場合、例えば「〇〇政治団体の世間のイメージを調査会社に調べさせるから、上がってきたデータから何が読み取れるかを知りたい」というなら、ありがたく受けます。

もちろん、調査手法はアドバイスしますし、調査会社もニュートラルな会社であることが大前提です。

世間ではいろんなところで、いろんな矛盾が大小渦巻いています。

「百貨店と単独店」「三鷹駅の改札口」。そんな問題はいろんな方向から語り尽くされているでしょうから、この便所の落書きブログであらためて書く気も能力も知識もありません。

ここで伝えたいのは、簡単に言えばスポーツの素晴らしさ、です。

もちろん、スポーツの素晴らしさなんてのも語り尽くされています。

わかりにくいかもしれませんが、スポーツの世界も嘘だらけ、それでも「マニー・パッキャオ」のようなPhenomenon(超常現象)が起きることもあること、が一貫したテーマです。

あらゆるスポーツでも、嘘だらけのボクシングなのに。

嘘だらけだから、嘘をついても構わない、ファンも楽しめるから騙してることにはならない、という理屈が西岡利晃や井上尚弥の「ラスベガス100万ドル」です。

西岡と井上は、4団体17階級時代でも実力十分の魅力的なボクサーです。

そこで〝嘘〟(彼らは実際に100万ドルを手にしてるはずですから、それは嘘ではないでしょう)を重ねることに虫酸が走るのです。

そんな行為は、素晴らしいアスリートに対する最大の侮辱だと考えます。

前置きが長くなりました。
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2年前の札幌出張。ホテルの窓から札幌ドームを望む。大好きな北海道に、次はいつ行けるのかな…。幸運にも楽天イーグルスの宿舎と同じでした。選手には会えませんでしたが。

【毎日新聞】北海道と札幌市で過去最多となる新型コロナウイルス感染者が確認された2日、札幌市の秋元克広市長は5日に市内で予定される東京オリンピックのマラソンのテスト大会を開く方針に変わりがない考えを改めて示した。しかし、「矛盾」を指摘する識者もおり、市民からは五輪自体の開催にも疑問の声が聞かれた。

これは、おかしい。 絶対におかしい。

当たり前に批判されていることに、駄目押しするようなことは書きたくないのですが、これはおかしい。

いまでも「東京2020は絶対やるべき」と考えてる私でも、これはおかしい。

絶対におかしい。 
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日曜日だというのにお仕事。

自宅ではできない個人情報扱いの業務。

またホテル住まいが始まる5月なら良かったのですが。
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当たり前ですが、どこもお酒はのめません。

鰻屋さんもトルコ料理屋さんも。

ただ、出してる店もちらほらあります。テラス席で明らかにお酒飲んでいます。

まあ、お酒出す店にとっては「死ね」と言われてるのと同じですからね。
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あーあ。

東京駅の夜のライトアップは幻想的で素晴らしいのですが…。

もしかしたら、敗戦直後の焼け野原に闇市が立ち並ぶ東京の方が、活気に満ちていたかもしれません。

もちろん、あの時代の活気は怪しく惨めで、同列に語っちゃいけませんが。
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やまやでIPAビールを買って一人飲み。

左のGOOSE IPA、何度か飲んでますが安定してます。きっちりポップも効いて、大麦麦芽の深い味わいも生きています。

フリオ・セサール・チャベスなIPAです。

右端のBREWDOGはスコットランドのビール。その出自だけで只者ではないと身構えてしまいますが、そこまでクセはないかな。

最初のGOOSEがアルコール6%、BREWDOGが4.4%という差もあるか。飲む順番間違えたな。

最後は真ん中のBIGWAVE GOLDEN ALE。こちらも4.4%ですが、良い意味でも悪い意味でも飲みやすい。

そういえば、このハワイのビール、買うたびに次は買うまいとフワッと思うのですが、ときどき〝ジャケ買い〟しちゃうんです。

また、いつか買うな、俺。

いや、美味しいし、ビール嫌いな人にもお薦めやねんけど。
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街も駅も死んでいます。

人混みの中や行列は大嫌いです。

でも、こんな世界が理想だなんて思ったこともありません。
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ちょっと休みでも取って北海道にでも行ってみようかと思ったら、どうやらそんな雰囲気ではない状況です。

まー、でも自宅に引きこもりでも、溜め込んだビデオや本やらを鑑賞しようと思ってましたが、まさかまさか仕事が落ち着きません。

ありがたい話とはいえ、正直、毎晩こんなに遅くまで仕事とかは御免です。

話がガラリと変わりますが、自民党の二階俊博幹事長が東京五輪について「中止もありうる」と発言しました。

単なるハズミで口に出た言葉なのか、中止の方向で具体的な何かが動き出しているのかはわかりませんが、軽はずみでも、すでに動き出してる何かへ伏線を張ったのだとしても、どちらにしても暗愚な発言です。
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東京駅のドーム「大正建築の平成のレプリカ」と揶揄されることがあっても荘厳です。

話はコロコロ変わって、職場近くの銀座界隈に並ぶ高級ブティックって、私には理解不可能な商品が売ってたりします。
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これなんかもそうです。↑

いくらするのかわかりませんし、興味もないので店員さんに聞く気もありませんが、ナイキの厚底シューズより遥かに高そうです。

厚底の一番高いやつが5、6足は買えそうです。

「明日からこれを履け」と言われたら、私にとっては罰ゲーム以外の何物でもありません。

フェラーリに乗りたい気持ちはわかりますが、ヴィトンの派手なスニーカーは履きたくありません。

高級ブランドは興味もないし買う金もありませんが、海外からのお土産でもらったロンズデールのカーディガンと、エバーラストのパーカーはお気に入りです。

同じ人からの頂き物ではなく、しかも2人とも私がボクヲタなことは知る由もないのに、包み紙を取って箱にロンズデールやエバーラストのロゴが目に入ると「ボクシング好きなの知ってるのか?」と、すこしドキッとしました。

「これ、何のブランド?」とカマかけると2人の答えはおなじで「知らないスポーツブランドだけど似合いそうと思って」と、ボクシングファンにとってはこれ以上ないお言葉をいただきました。

1人は英国、1人は米国から昨年日本に急遽戻されてしまったときのお土産で、2人は別会社、知り合いではありません。

別々にお会いしたとき、ほとんど同じ時期にいただいたので、ちょっとびっくりしました。

「初めて見るブランドだけど好みやなあ」と、ちょっと後ろめたい嘘を吐いた私に、2人はやっぱり同じことを言いました。

「御礼は要りませんから、今度2人で飲みに行きましょう」と、これまたありがたいお話。

人と飲むのはあまり好きではなく、大概お断りするのですが、このお二人は数少ない例外です。

何で、こんな話を書き出したのかなと思い返すと、月曜日の仕事で「タバコのつぎは間違いなくお酒」と、アルコールが欧米先進国で急速に「駆逐すべき悪」になりつつあるということが、一つのテーマとして挙げられたからです。

ソーバーキュリアスという言葉は知っていましたが、若者の間で世界的に広がっている傾向だとあらためて知らされました。

お酒をご一緒したことはないものの、私がお酒に詳しいことをご存知の方も多く「この仕事、三島さん(私のことです、もちろん仮名)に頼むのおかしくないか?って大笑いしたんですよ」と、大笑いする面々に「大笑いしたじゃなくて今、爆笑してますよ。大きな声で笑うのはタブーでふからね、今」と私。

パーテーションでテーブルを区切った会議室でお昼はお弁当。ちゃっかりビールも用意されていました。 
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五輪ムードは盛り上がりに欠けるものの、開幕するとその話題で持ちきりでしょう。
7月23日の開会式、最終ランナーは誰なのでしょうか?ちょっと気になります。


この開会式に先立ち21日から女子のソフトボールとサッカーなどの競技がスタート!

24日からは柔道も始まり、金メダルラッシュの幕開けです。
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あと107日と7時間11分33秒です。

その前に、世界に向けて格好の露払いを中谷正義がつとめます。

相手は、ボクシングファンなら誰もが知る、ワシル・ロマチェンコ。

396勝1敗というアマチュア戦績は嘘っぱちですが、史上最高のアマチュアの1人であることに異論はありません。

そして、プロでもフェザーからジュニアライト級では、PFPキングに相応しいパフォーマンスを見せました。

しかし、ライト級に上げてからは肩の故障が慢性化したことを差し引いても、体格差に苦しむシーンが目立ち始めます。

ホルヘ・リナレス戦ではダウンを喫し、テオフィモ・ロペス戦でついに王座から陥落。

プロ初黒星のオルランド・サリドも含めて、ロマチェンコが苦手とするキラー像を集約するとタフで根性の塊で、体格に恵まれた帝拳プロモートの日本人に行き着きます。

「それ」が起きたとしても、もはや番狂わせではありません。
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2019年1月19日、彼女は白血病だと公表しました。


日本選手権などの公式競技会への参加を全てキャンセル、療養生活に入りました。


正直、どうして彼女が、と神様を恨みました。


小さな頃から競泳に励んで、類まれなる才能と、それ以上に人並み外れた努力を重ね、自国開催のオリンピックで金メダル最右翼と考えられていたというのに。


当時18歳の彼女にとって、競泳は、人生の全てだったでしょう。


それを、人生の全てを、最悪のタイミングで奪われたのです。


失礼千万な話ですが、私は、彼女が力強く生きるだけで、同じ病気の人を勇気付けることができる、それは五輪で金メダルを獲ることより遥かに素晴らしいことだと思っていました。


そう思うようにしていました。


この日本選手権でも、彼女が戦うだけで、美しく素晴らしく、もう最高に感動的でした。

解説者の「(100mの)優勝は難しいでしょうが、頑張ってほしい」というフシ穴コメントにも、頷いて聞いていました。



でも、全て、私たちの勘違いでした。



神様ですら彼女から競泳を奪うことは出来なかったのです。



なんという人間でしょうか。


「派遣は切れたんですけど、代表に入れるかはまだ分からないので。100の自由形も残っていますし、あと3本あるので。気を抜かずに頑張りたい」。



神様が、どうして、彼女に挑もうとしたのか、その理由が、少しだけ、わかった気になりました。
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「こういうこと言うとちょっとあれなんですけど、厚底に変えたのが大きいかなと思います」。

先月28日に開催されたのびわこ毎日マラソンで2時間7分27秒を記録、自己ベストを8年ぶりに47秒更新した川内優輝の言葉です。

それまで薄底シューズにこだわってきた川内でしたが、周囲が厚底で続々と好記録をマークするのを見て、今回はスポンサーのアシックス製の厚底を履いて走ったのです。

先発のナイキと同様にアシックスの厚底もカーボンプレート(ブレード)をソールに内蔵しています。
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カーボンプレートがしなって反発するために必要なスペースを確保するには、厚底しかありません。それが厚底の正体です。厚底が優れているのではありません、しなって高反発を生み出すカーボンプレートが優れているのです。

分厚いソールが走りに有利に働くことはありません。ソールに仕込まれたプレートがしなって反発する推進力が、とんでもないアドバンテージをもたらすのです。


「薄底で過去の自分を超える、とか悠長なこと言ってられなくなった」。

川内の焦りが、あのシューズの威力を如実に物語っています。

最後の大会となったびわこ毎日は絶好の気象条件に恵まれ、有力選手も集まったことから好記録が期待されていました。

日本人初の4分台(2時間4分56秒)に斬り込んだ鈴木健吾の優勝は、1人の個体が才能を爆発させたと考えると、全く驚くべきことではありません。

しかし、日本勢4人が6分台、9人が7分台、サブ10に至っては40人と、一部の選手だけが好記録をマークしたのではありません。

世界的にも空前絶後のハイレベルな大会になったことには、驚くしかありません。

気象条件の他にも何かの理由があるはずだ、と思ってしまいます。 

そこまで劣悪な条件ではなかった前回大会の優勝はケニアのエバンス・チェベトで、7分台。サブ10の日本人は1人もいなかったという現実を顧みても、今回の〝空前絶後〟を気象条件や有力選手が絶好調で臨んだ、という〝たまたま〟で理由付けするのは無理がありすぎます。

川内の言葉を借りるまでもなく、もはや、履かなきゃ損、という次元の話になっているのです。

厚底が、内蔵されたプレートによって、従来のシューズでは全く期待出来ない強力な推進力を得ることにあることは明らかです。
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本当の天才はスパイクなんて履かないのだ。これでいいのだ。

陸上競技ではスパイクはもちろん、タータントラックや、棒高跳びのグラスファイバー製やカーボンファイバー製ポールなど、さまざまな革命が記録を劇的に向上させてきました。

他のスポーツでも選手の肉体能力以外の問題で、記録が飛躍的に向上することは珍しいことではありません。

野球における金属バットや圧縮バット、飛ぶボールやラッキーゾーン(ホームランテラス)も従来の記録を大きく塗り替える革命でした。

英国SPEEDO社が開発した、魚のような流線型に人体を締め上げる水泳のレーザーレーサーも革命的なギアでした。

まあ禁止になったのもわかります。フンドシで泳げとは言いませんが、一般のスイマーが買えない、一人で着ることができない水着って、やっぱりおかしいです。

サッカーで精度の高いキックが増えているのは、単なる技術向上だけではありません。ボールがよりコントロールしやすいように、日進月歩の進化を続けていることも大きな理由です。
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ボールを包むパネル数が少なくなり、手縫いから熱融着で完全防水、コントロールしやすくなるとともに、雨や湿度などでボールの重さが変わることもなくなりました。

スポーツファンは、アスリートの肉体以外の側面から一気に進化が進むことに、どうしても抵抗を覚えがちです。

カーボンプレートという強力なバネを内蔵したシューズは行き過ぎ感を覚えるものの、タータントラックや、グラスファイバーの棒高跳びポール、スピードスケートのスラップスケートなどがもたらした大革命と大差ありません。

ゴルフのクラブやボールの進化に比べると可愛いもんです。 



しかし、もし。このカーボンプレートの反発を助力とする特殊なシューズをナイキではなく、アシックスやミズノが開発していたなら?

国際陸連は採用したでしょうか?

ブレードが着脱するスラップスケートはオランダのメーカーが開発しましたが、それが日本や韓国のメーカーだったとしたら?

果たして世界は「画期的な発明」と受け入れたでしょうか?


日本メーカーは「それが採用されるなら我々も研究・開発してたけど…」と、複雑な気持ちかもしれません。

日本メーカーが開発しても「ブレードが着脱するスケート靴なんて認可できるか!」「厚底に仕込んでるプレートってあからさまな助力ですね?却下します」というやり取りしか想像できないのは、ひねくれ者の被害妄想でしょうか…?


陸上競技などの記録はファンを惹きつけるわかりやすい魅力です。

原始人が走ったり投げたり跳んだり、泳いだりしているわけではありません。

時代とともに、ギアが注目され、アスリートがモーターレースのドライバーのような立場・色彩を濃くしてゆくとしたら、それは人類の進歩と同調することでもたらされる喜ぶべき発展です。

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しかし…。

「こういうこと言うとちょっとあれなんですけど」…個人的にはやっぱり厚底、納得できません。

後輩が「履こうかどうか迷ってる」と相談に来たら絶対に「試してみろ」と言いますが…。

自分が現役ではない、無責任なロマンを追いかけることが出来るからですが、全く歓迎できません、厚底。見た目も格好悪いし。


こんな近未来が、待ってるかもしれません。
 

「7枚プレート解禁で世界記録は1時間50分斬り、日本人も大挙して2時間を切る!国際陸連は来年を目処に10枚プレートを承認する見通し!」なんて時代が到来…。

スタートラインに並んだ選手の足元を見た解説陣が「厚底が最初に出てきた時はソールの厚さにビックリしたものですが、昔の厚底は今じゃペラペラの薄底ですよ!」「まー、7枚もプレート仕込んだらそりゃ高下駄みたいになりますよね〜」。
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ローマのアッピア街道を裸足でひたひた走るアベベ・ビキラ。

タータントラックをスパイも履かずに疾走したゾーラ・バッド。

彼らに厚底を履かせたら、どれほど速かったでしょうか?

あるいは、厚底の高速ランナーが裸足でアッピアの石畳や、スパイクを脱いでタータントラックを走ることなんて出来るでしょうか?
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CNNや英国タイム紙が「東京五輪は中止すべき」と報じ、国内世論もそれに同調する方向に動いています。

著名人の聖火リレー辞退も相次いでいます。

昨日行われた、政府・東京都・大会組織委員会・IOC・IPCの5者の代表者協議では、海外からの観客受け入れを見送る方針が固まったと伝えられました。

こんな状況で五輪なんて出来っこない。早く中止を発表すべき。

 

東京で人類最大のイベントが間近に迫ってる期待や興奮は、街のどこを探しても見当たりません。
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昨年はズラリと風になびいていた街頭のノボリも、今はありません。
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東京駅前のオメガのタイマーだけが1秒ずつカウントダウンしてゆくことだけが、中止は正式決定ではないことを教えてくれています。

フルスペックの五輪が開幕できるとは、もはや誰も考えてません。

五輪を実施する最大のリスクは、もちろん感染拡大です。人間の生命よりも大切なスポーツの祭典などありえません。

一般市民レベルでは、もはやきわめて少数派になった「実施派」への風当たりが強いのは「命の問題」の他にも「五輪の経済効果は〝直接〟効果だけで5兆円超」「東京五輪を中止すると経済的損失は数兆円規模」「完全な形でなくてもIOCにとっては莫大な放映権料収入が期待できる」「米国ABCがやる姿勢なら断れない」…生命をないがしろにして、金儲けに走る…。

馬鹿が騒ぎててる要素は盛りだくさんです。

もちろん、このブログで繰り返しているように3文字のアルファベット団体は金儲けしか考えていません。WBAやWBCと、IOCやABCは規模が桁違いに違いますが「腐敗営利団体」という一点において全く同根です。

実施するからには、そこは飲むしかありません、腐って濁った水も飲むしかありません。

「五輪を中止すると経済損失が数兆円規模」だからやるしかないというのは大嘘。この「数兆円」のほとんどが、すでに完成している施設などのインフラ。いわゆるサンクコスト(埋没費用)ですから、中止したら戻ってくるものではありません。

しかも、このサンクコストは、大きく報じられませんが安倍政権下での経済成長を支えた主役です。すでに、役目をしっかり終えてるのです。

実施した場合の追加コストは、大規模な感染対策、やはり生命の問題です。そこまでして実施する必要があるのか?

そこだけ、というと誤解を招くかもしれませんが、そこだけの問題です。

個人的には、もう絶対に何がなんでも開催すべきです。

「中止」が正式決定されたら、ニュース速報が流れて「最初からわかってたよ」と、その話題で溢れるでしょう。 

覚悟していたことでも「中止」「ダメ」という現実を突きつけられたら、国民は失望するでしょう。「仕方なかった」と。
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一方「実施」となると「感染拡大したら誰が責任取るんだ」と非難轟々でしょう。

ばかいってんじゃねぇよ、やるべきです。海外からの観客受け入れはしない、基本的に無観客であってもやるべきです。

ヨハン・ブレークのように「辞退」を表明するトップ選手も増えるでしょう。そうなると、また馬鹿が「こんな不完全な五輪でメダルとっても価値はない」と騒ぐでしょう。

それでも、やるべきです。

感染対策が整備できても「IOCやABCアルファベット団体の圧力に屈して、国民の健康を無視した」という妄想非難は湧くでしょう。

それでも、やるべきです。

やったら、もう絶対に盛り上がるんだから。
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最後のびわ湖毎日マラソンが終わりました。

1946年に第1回が開催された日本最古の大会で、かつてアベベ・ビキラやフランク・ショーターが優勝したことは史実としてしか知りませんが、「福岡国際」「東京国際」と並ぶエリート大会でした。

私がスポーツに関心を持つようになった80年代から見る「びわ湖」は、世界最高峰のイメージもあった「福岡」、新興大会ながら華やかな首都を駆ける「東京」に比べて〝三番手〟〝マイナー〟のイメージがあったのも事実です。

「福岡の朝日」「東京の読売」に比べて、有力な選手を引っ張り込む財力も毎日新聞は脆弱でした。
 
今回で76回、76年の歴史に幕を下ろしました。来年から大阪マラソンに統合され「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として行われるとはいえ、そんな「横浜Fマリノス」みたいな言い訳じみたことはしなくて良いと思います。

こんなことわざわざ書かなくても「びわ湖毎日」は今日で終わった、と誰もが考えているでしょうが。

「最後のびわ湖」で優勝したのは鈴木健吾。

2時間4分56秒は大迫傑が20年東京マラソンでマークした2時間5分29秒を33秒更新する日本新記録。

5位までが2時間6分台、15位までが2時間8分を切る日本史上最速レースでした。

これぞ有終の美です。

こんな状況の中で気持ちを切らさず厳しい練習を重ねた選手たち、開催のために尽力した運営側の思いが神様に伝わったようなコンディションでした。
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