
「井上尚弥とのメガファイトは消滅?」なんて一面かと思ったら、競馬の話でした…。
話は飛躍して、ソースカツ丼。
ソースカツ丼の存在を初めて知ったのは社会人になってから。
大昔に福井に仕事で行くことがあって、5〜6人で定食屋へ。「名物 カツ丼」とあったので迷わず注文。
ふわっトロな卵とじのカツ丼が出てくると期待していた世間知らずの5〜6人は、目の前に現れたカツ丼に戸惑います。
そのどんぶりには、色鮮やかな卵とじも、緑のアクセントの三つ葉も見当たらず、剥き出しのカツに無造作にソースがかけられているだけ。
「卵を切らしてやっつけで作ったのを出してきやがったのか?」「一見の客だとナメられたのか?」…戸惑いはすぐに疑惑に転換され、怒りに沸騰しそうになりますが、最初に箸をつけた後輩の女子社員が「これ、美味しいです!」と唸るのです。
むしゃむしゃ食ってみると、確かに美味しい。
しかし、この食べ物はカツ丼ではなく、トンカツ乗せソース丼ではないか?と店の人に問いただしてみると「北陸ではこれがカツ丼で、卵とじの方がお好みならそっちを注文して」と教えてくれました。
あらためてメニューを見直すと「名物 カツ丼」の10分の1くらいの大きさで隅っこの方に「たまごカツ丼」がありました。
「店主を出せ!ナメたもん出しやがって!」と、怒りを沸騰させなくて良かったと、一同胸を撫で下ろしました。

先日、その女子社員が「わたし、おばあちゃんになりました!」と孫の誕生報告に会いに来てくれて、昼飯でも食うかとブラつくと蕎麦屋で「北陸特集」なるものが絶賛展開中。
そのどんぶりには、色鮮やかな卵とじも、緑のアクセントの三つ葉も見当たらず、剥き出しのカツに無造作にソースがかけられているだけ。
「卵を切らしてやっつけで作ったのを出してきやがったのか?」「一見の客だとナメられたのか?」…戸惑いはすぐに疑惑に転換され、怒りに沸騰しそうになりますが、最初に箸をつけた後輩の女子社員が「これ、美味しいです!」と唸るのです。
むしゃむしゃ食ってみると、確かに美味しい。
しかし、この食べ物はカツ丼ではなく、トンカツ乗せソース丼ではないか?と店の人に問いただしてみると「北陸ではこれがカツ丼で、卵とじの方がお好みならそっちを注文して」と教えてくれました。
あらためてメニューを見直すと「名物 カツ丼」の10分の1くらいの大きさで隅っこの方に「たまごカツ丼」がありました。
「店主を出せ!ナメたもん出しやがって!」と、怒りを沸騰させなくて良かったと、一同胸を撫で下ろしました。

先日、その女子社員が「わたし、おばあちゃんになりました!」と孫の誕生報告に会いに来てくれて、昼飯でも食うかとブラつくと蕎麦屋で「北陸特集」なるものが絶賛展開中。
いや、しかし、おばあちゃんになったか、あのときのソースカツ丼は美味かった、という話の導火線から昔話やら最近の身の回り話まで、ランチに入ったというのにビールは日本酒に、そしてさらに日本酒に、ソースカツ丼は「これっておかわりできますか?」とツマミとなり、さらに日本酒をかぶせて、いつのまにか夕陽が差し込んでくるのでした…。
「おばあちゃんになったら、もう少し落ち着かないとな」という私のアドバイスに、まだ若いおばあちゃんは「孫ができたら落ち着かなければいけないとしたら、先輩は一生おじいちゃんになれませんね」と笑い返すのでした…。


























