カテゴリ: 井上尚弥


Sunday, 28 March 2027

Shinjuku, Tokyo, Japan

JAPAN NATIONAL STADIUM(MUFG STADIUM)

commission:Japan Boxing Commission 

promoter:Akihiko Honda 
(Teiken Promotions), 
Hideyuki Ohashi 
(Ohashi Promotions)


media:NHK/NHK BS

Undisputed Junior−Feather weight 
Champion ship


スクリーンショット 2026-08-12 9.57.15

試合の主導権を握る井上陣営がリング誌に「デッドラインは3月(それ以上は待てない)」と、バム陣営に通告しています。

来年3月までの半年という時間は、WBAバンタム級王者バムが一部で噂されているWBO王者クリスチャン・メディナとの統一戦を挟むには十分ではありません。

33歳の井上と26歳のバム。

2012年ジュニアフライ級(108ポンド)のデビューから15年かけてジュニアフェザー級(122ポンド)にたどり着いた座間のモンスター。ストロー級(105ポンド)から10年かけてバンタム級(118ポンド)に駆け上がったメキシコ系テキサン。

決戦のウエイトとなるジュニアフェザー級では井上は9試合を経験しているのに対して、バムは初体験になります。

両者の階級を巡るキャリアを見ると「バムの挑戦は急ぎすぎ」という多数派の見方は当然です。

一方、井上が将来の複数階級制覇を見通して無理やり減量の105ポンドから、減量苦が限界に達するたびに階級を上げてきた標準的型なのに対して、バムの体重コントロールとの向き合い方はかなり特殊です。

バムは2022年2月、ジュニアフェザー級の地域タイトルにアタックする興行のメインで行われるWBCジュニアバンタム級王者決定戦で急遽の代役出場(シーサケット・ソールンビサイがコロナ感染でキャンセル)、カルロス・クアドラスを大差判定に下して最初のタイトルをゲット。

マッチルームと契約したばかりでいきなりの2階級〝特進〟のタイトル戦、10回戦も未経験の8回戦ボクサー、それなのにオッズは明白にバム有利とボクシングファンの目には怪しさ満載。

しかし「参考にしている」というワシル・ロマチェンコのような変幻自在のフットワークと多彩なアングルから繰り出されるパンチ、出色のパフォーマンスを見せつけたバムの実力には一点の曇りもありませんでした。

https://fushiananome.blog.jp/archives/28560878.html

https://fushiananome.blog.jp/archives/28604228.html


2階級目はフライ級のサニー・エドワーズ。27歳の強豪をストップ、初黒星を付けて「ロートル狩り」の批判を一蹴。再びジュニアバンタムに戻してからもプメレレ・カフ、フェルナンド・マルチネスと全盛期の王者が判定に逃げることを許しませんでした。

バンタム級初戦のアントニオ・バルガスはB級王者でしたが、体格で押し込まれるシーンもあり「より大きく、はるかに強い井上と戦うのは早すぎる」という意見も聞かれましたが、苦戦(強烈なモチベーションで向かってきたバルガスを6ラウンドで仕留めた試合をそう呼ぶのは間違いかもしれませんが)した最大の原因は「井上戦へのデモンストレーション、勝ち方にこだわりすぎた」からでしょう。

いずれにしても、バムは体重コントロールに大きなストレスを感じていません。

対する井上は「いまの122ポンドがベストウエイト」と見るファンもいますが、計量時のやつれ方は相変わらず。それでも、これまで2試合判定が続くことがなかったKO中毒者がキャリア最長3試合でKOを逃し続けています。

倒れてもおかしくないパンチをヒットさせていたアラン・ピカソ戦などからは「一発の威力が感じられたバンタム級までと違い、相手の打たれ強さが増している」と見ることもできるかもしれません。

この3戦はピカソを除くと、判定勝ちに徹したムロジョン・アフマダリエフ戦、勝利を優先せざるをえない中谷潤人との大勝負と井上にとってKOへの執着を解毒せざるをえない事情もありましたが、3戦連続でジャッジペーパーに勝敗を委ねる前の122ポンドの6試合はオールKO。

デビューから注目されていた井上ですが、周到に用意された咬ませ犬を踏ませて、無理やりの105ポンドでタイトルを狙わせたように、その実力評価は現在よりもかなり控えめなものでした。

それでも、オッズや予想では明白に有利だったとはいえ、無様な姿を曝け出してもKO負けを拒むオマール・ナルバエスを2ラウンドで破壊した頃から「勝って当たり前。どう勝つか?」という目で見られ続けてきました。

日本と世界の差はありますが、井上と同じように10年以上も注目され続けてきたカネロ・アルバレスも咬ませ犬扱いだったドミトリー・ビボルに完敗してからスペクタクルな試合から遠ざかっています。

過保護なマッチメイクからアンチも多いカネロですが、ボクシングと向き合う姿勢は高く評価されてきました。しかし、ビボル戦前は「ジムにいるよりもゴルフ場にいる時間の方が長い」と、燃え尽き症候群が指摘されていました。

カネロ以上にボクシングへの情熱が熱い井上を〝カネロ症候群〟と決めつけるのは憚られますが、ファイターの戦力分析で重要なファクターであるKiller instinct(キラー・インスティンクト=殺傷本能)に翳りが見えているのは間違いありません。

全盛期にはKiller instinctの塊だったマニー・パッキャオがアントニオ・マルガリート戦で攻撃を緩める憐憫を見せたとき、多くのメディアが「パッキャオは終わった」と批判しました。井上のKiller instinctがそこまで減退しているとは思えませんが、もはやKO中毒は治癒してしまったのかもしれません。



正式発表はまだですが、実現するとバム戦は中谷戦を上回るキャリア最重要の決戦となります。日本国内の一部の元選手やファンは楽観視していますが、海外メディアやマニアの見方は違います。

井上のキャリアで多彩なアングルを駆使するサイド攻撃に長けたボクサーは一人もいません。



正式発表が待ち遠しい。


IMG_3080
IMG_3081

【本文とは関係ありません】気分が滅入るほど嫌いだった高校の教室が妙に愛おしく思えてしまうのは、建て替えで綺麗になったせいなのか、それとも年をとったからか?











このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

世界最大のスポーツメディアのESPNが非公式の上半期各賞を発表しました。

Inoue edges Shakur Stevenson, Jesse Rodriguez and David Benavidez for his technically brilliant unanimous decision win over Japanese rival Junto Nakatani in May. 

井上尚弥がシャクール・スティーブンソン、ジェシー・ロドリゲス、デビッド・ベナビデスを上回ったのは、中谷潤人とのPFP対決に鮮やかな勝利を収めたことに尽きる。

When he looks back on his career, this win against Nakatani could be the win he treasures the most.

井上が引退したときにそのキャリアを振り返るなら、中谷に勝利したことは最高に輝きを放つ最高の宝物になるだろう。

スクリーンショット 2026-04-14 10.46.15

ーーーその通りです。

そして、中谷が世界的な強豪に勝利する近未来によって「あの中谷に勝った井上ってどんだけ強かったんだ?」という〝サルバドール・サンチェス現象〟を巻き起こすことが出来れば、さらに最高です!

欲張りを言えば、サンチェスのようなスペクタクルな勝利ならベターでしたが。




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

「バム・ロドリゲスはすでに何人もの伝説を狩ってきた〝Legend Slayer(伝説殺し)〟だが、井上尚弥ほど狩りがいのある上等の獲物はいない」(ロベルト・ガルシア)。

中谷潤人とのキャリア初のPFP対決を制したばかりの井上ですが、次戦もPFPファイターとの激突が期待されています。

井上信者をはじめとした日本のボクシングファンは「バムなんて敵じゃない」と考えているようですが、米国の専門家や軽量級にアンテナを張っているコア・マニアは興味津々の視線を送っています。

これまで「豪快に狩っているのは対戦相手の質が低いだけで、一時のマイク・タイソンと同じ」という〝ミニタイソン〟の見方もされてきた井上ですが、PFPファイターに勝利を収めたことで株価が一気に上がりました。

PFPで中位に付けていた中谷と、上位のバム。ペーパー上は26歳のサウスポーが上です。問題は、現時点で2階級(ジュニアバンタム=115/ジュニアフェザー=122)7ポンドの開きがある体重差。

ボクシングシーンの記者6人がこの試合の勝敗予想をしているので、ご紹介。

スクリーンショット 2026-04-20 18.29.12


▶︎デクラン・ウォリントン…井上が勝つだろう。井上は衰えのサインを見せているが、危険なファイターと対戦したときに地力を発揮する一流の所以を見せた。バムが勝つには得意のフットワークで井上を幻惑することだが、井上はバムが経験したことのないスピードを持っている。


▶︎ルーカス・ケッテル…井上に抵抗するのは難しいのではないか?バムは将来世界最高のファイターになる可能性を持っているが、ジュニアフェザー級はおろかバンタム級でもどんな動きができるのか、まだ見せていない。6月13日のアントニオ・バルガス戦が終わるまで、勝者予想は控えたい。体重にフィットできたら井上の勝つ可能性は十分にある。


▶︎マット・クリスティ…この試合が1年以内に行われるなら、勝者は井上だ。それ以上の時間が経つと、井上の劣化が進み、バムは上の階級に適応してくる。中谷戦で井上は勝ったが、ここ数試合で試合を終わらせるはずの破壊力のタイミングが明らかにズレている。当たり前のことだが、井上には上がり目はない。


▶︎エリオット・ウォーセル…井上はパワーに頼らず、より戦略的な戦い方にシフトしている。バムは中谷よりも総合的に優れたファイターだが、攻撃的で、井上にとってはやりやすいスタイルだ。ただし、井上はこの試合をやるならとにかく早い段階にしなければならない。時計は26歳のバムに進化の足し算を与えるが、33歳の井上には引き算を強いるからだ。


▶︎ジェイソン・ランゲンドルフ…以上4人の見立ての通り。もし、来年1月にやるなら井上が勝つだろう。しかし、対戦があとになればなるほど2人の実力差は縮まり、逆転する。現在、純粋にスポーツとして見た場合、個人的には2021年のローマン・ゴンサレスvsファン・フランシスコ・エストラーダ以来の最も魅力的なカードだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

試合前まで「(中谷潤人との)再戦は考えていない」と話していた井上尚弥でしたが「ファンが望むならそれもあるかも」と含みを持たせるようになりました。

しかし、それは中谷がジュニアフェザー級でタイトルを獲るなど、なにかしらの看板を掲げるのが大前提。さらに、左眼窩底骨折が判明、短いスパンでの再戦はありえません。

となると、井上の次戦はフェザー級に上げるか、「来年1月日本開催」を基本ラインに交渉が進められているバム・ロドリゲス戦になりますが、普通に後者でしょう。

「ゆっくり休みたい」井上にとっては7ヶ月後。バムが6月13日にWBAバンタム級王者アントニオ・バルガスから大方の予想通りに(ほぼ無傷で)ストラップを奪えば、大きな障壁は何もないように思えます。

一方で、日本のメディアやファンの間には「体格と階級の差から実現しても勝負にならない」という意見もあります。

スクリーンショット 2026-04-20 18.29.12

Is Inoue too Big for Bam?


下の階級から上の階級へ大きくジャンプするとき、よく言われる理屈ですが昨日の「ヒルベルト・ラミレスvsデビッド・べナビデス」は〝階級飛ばし〟ではないものの、ライトヘビー級(175ポンド)のべナビデスがクルーザー級(200ポンド)に挑戦する25ポンド超えの戦いでした。

まともな思考回路で考えると「階級は人間が勝手に作ったもの」「そもそも軽量級の細切れ増殖がおかしい。水増し階級や時代の流れに沿わないフライ級を廃止して8階級にする」というズッファボクシングの主張はド正論で「〝ミリ単位〟で分けられた軽量級を統廃合して、どうしても階級を増やすなら現代ではライトヘビー級とクルーザー級やクルーザー級とヘビー級の間に新設階級を作る方が理にかなっている」。

べナビデスが25ポンド差を乗り越えることについて、村田諒太は「複数階級制覇って言い方は好きじゃない。何ポンド越えたのか、そこを見ないと、25ポンドなんて軽量級を全部飲み込むくらいの幅」という意見も正論です。

8階級制覇のマニー・パッキャオや4階級制覇の井岡一翔、井上尚弥、田中恒成と、3階級制覇のべナビデス、2階級制覇のオレクサンデル・ウシクは同列に考えるべきではありません。

そんな常識の尺度から考えると、115ポンド(ジュニアバンタム級)を主戦場にするバムがこのまま井上に挑戦するとして、7ポンド差。118ポンド(バンタム級)に上げてからなら4ポンド差。

認定団体が認定料を稼ぎたいがためだけに水増しされた階級を無視すると、そもそもバンタム(118ポンド)の上は、ジュニアフェザー級(122ポンド)なんてありませんから、8ポンド先のフェザー級(126ポンド)でした。

バムのステップはファイティング原田やパッキャオら超エリートボクサーしか成功したことがないとはいえ、オリジナル8の時代の複数階級制覇なら当たり前すぎる体重幅に過ぎないのです。

両者の体格を比較しても、井上(身長165㎝/リーチ171㎝)、バム(163㎝/170㎝)とほとんど差はなく、何よりもバムがこれまで階級間を跳梁跋扈してきたキャリアを振り返ると、この挑戦に大きな驚きはありません。

バムの最初のタイトルは、2022年2月にジュニアフライ級(108ポンド)の地域タイトルマッチ出場予定が、メインイベントのWBCジュニアバンタム級戦「カルロス・クアドラスvsシーサケット・ソールンビサイ」でシーサケットが新型コロナ感染のため渡米できず、急遽代役に抜擢されたもの。

このとき108ポンドで出場予定だったバムは115ポンド、7ポンド重い階級で世界基準の相手に完勝したのでした。そして、115ポンドでタイトル戦を2試合こなした2023年4月にフライ級(112ポンド)に落としてWBOタイトルをピックアップ、同年12月にIBFフライ級王者サニー・エドワーズを倒すと、115ポンドに舞い戻ってファン・フランシスコ・エストラーダ、プメレレ・カフ、フェルナンド・マルチネスをKOで片付けています。

バムのジュニアフェザー級アタックへの問題は、ウエイトではありません。問題は「井上尚弥が相手」だという1点だけに絞り込まれます。

クアドラス、シーサケット、エストラーダ…バムがマッチルームにプロテクトされた「元PFPファイターの完全劣化版に勝っただけロートル・ハンター」と揶揄するファンはもはや一人もいません。

ほぼ全盛期にあったエドワーズ、カフ、マルチネスを予想を超える実力差を見せつけて圧倒、バルガスに完勝すると、今年はまだ1試合ですが、Fighter Of The Yearにもノミネートされるでしょう。

“Of course [I would fight Rodriguez], but it is all about the timing” 

中谷戦のあと、完全Aサイドの井上はリング誌のインタビューに応じて「もちろん、ロドリゲスとやりたいが、全ては(条件交渉などを踏まえた)タイミング」と答えています。


“I think me against Inoue would definitely be one of the biggest fights in the lower weight divisions … I love going to Japan anyways, so if I were to fight out there for the first time, that would be great.”

バムは「軽量級が提供できる最も大きな試合の一つになるのは間違いない。日本に行くのは大好きなんだ。もし、日本で初めての試合ができるとしたら、これはもう最高だね」。



33歳の井上にとって、このキャリア最大の大魚を逃すのは損失です。そして、自身だけでなくバムの26歳という年齢まで考えると、その時期は早い方が良いに決まっています。

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ESPNから〜

No other men's world champion boxer can match Inoue's activity this year and some question whether it has been too much.

年間4試合も戦うチャンピオンはどこにもいない。

スクリーンショット 2025-11-30 10.21.15


海外のファンからは「雑魚相手の4試合に意味はない」という声も聞こえますが、強豪相手に4試合どころか1試合でも戦ったチャンピオンがどこにいますか?

テレンス・クロフォードのカネロ・アルバレス????????

そろそろ、笑う段階です。

まだ3ヶ月しか経っていませんが「最強クロフォードは、最強カネロにも勝てる!」ではなく「どっちも峠を越えてるが、精神的に燃え尽きてるのはカネロ」という戦前の予想やオッズを思い出せば、あの試合の輪郭がはっきりするでしょう。

もちろん、井上の対戦相手ーーーキム・イエジュンにラモン・カルデナス、ムロジョン・アフマダリエフ、そしてアラン・ピカソ、アフマダリエフを除くと雑魚です。

そのアフマダリエフはカネロと比較するとはるかに昇り調子で、階級を公平に見ると間違いなくカネロよりも手強い相手でした。

井上がWBSS決勝であいまみえたノニト・ドネアが、バドが迎えたカネロに近似しているかもしれませんが、勢いは全く違いました。

「年間試合数」という観点の話を戻すと、井上には需要があり、クロフォードには需要がないという事情は確かにあります。

チャンピオンが試合を渋る現代の〝戦うチャンピオン〟で記憶に新しいのは、井上が対戦を「縁がなかった」という名言で回避したエマヌエル・ナバレッテです。

ナバレッテは、WBOジュニアフェザー級のストラップを2018年12月8日(王者アイザック・ドグボエから奪取)から2019年12月7日(4度目の防衛戦=vsフランシスコ・オルタ)まで、ちょうど1年間で5試合のアルファベットタイトルマッチのリングに上がりました。

しかし、メキシカンといっても叩き上げのナバレッテと、永遠のAサイド井上は立ち位置が全く違います。

名前を売る必要のあるナバレッテと、世界的に貧困な軽量級という事情も踏まえて日本国内だけで飛び抜けた需要を持つ井上。

ナバレッテは「贅沢いえない、選り好みできない〝貧民〟」ですが、井上は「軽量級が尊敬される唯一の先進国を母国に持つ、選り好みできる〝一等選民〟」なのです。

それでも、今の時代に4試合も戦う姿勢は、これは敬服しかありません。

その理由は「ボクシングが大好きだから」なのでしょうが、それも嬉しい、ファンにとって嬉しい。

マイク・タイソンのような特殊なファイターと並べるのは間違っているのでしょうが、タイソンがこのスポーツがいかに汚くて、選手にとっておぞましいものかを吐き出しているのは聞くに耐えませんでした。

最近では、タンク・デービスが「ボクシングなんて死んでる」「スポーツとしてのボクシング?どうでもいい」と馬鹿にしてるのにも、こいつを誰か叩きのめしてくれと呪いました。

IMG_2922


今年もあとわずか、でもボクシングのイベントは盛りだくさん!タイトルマッチだけでも何試合?

酔っ払ってなにを書いてるかわからなくなりましたが・・・・おやすみなさい。












このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


スパム

2025/06/28 18:59


これだけ表紙を飾るということはカネロのようにはいかないにせよ向こうのマニアや関係者からの評価は日本史上最高クラスに高いって認識でいいんですかね?


元記事: THE RING MAGAZINE JULY 2025〜モンスター、着陸。 (編集)
IPアドレス:
禁止IPに追加

スクリーンショット 2025-06-28 16.50.12

*********

「日本ボクシング史上」をどう解釈して良いのかわかりませんが、個人的には海外の評価は「最高クラス」ではなく「最高」だと思います。

インターネットは影も形もない、PFPランキングも一般的ではなかった20世紀のボクサーよりも、はるかに評価されやすい環境だという前提がありますが。

井上だけでなく、亀田兄弟や井岡一翔、中谷潤人、寺地拳四朗は「専門ネットメディアやリング誌に名前が挙がる回数」を「評価」「有名」と捉えるなら、日本ボクシング全盛期の1960〜70年代に活躍した大場政夫や輪島功一、具志堅用高ら、あるいは90年代の辰吉丈一郎とは比較にならないほど有名です。

ただ、それは「(普通のボクシングファンのレベルをはるかに超えた)コアなマニアや専門家」の評価にとどまり、一般スポーツファンには全く無名です。

カジュアルなボクシングファンの間でも全く無名。ニューヨークで開催されたBWAAの表彰式のあとマディソン・スクエア・ガーデンの興行に顔を出したとき「誰も彼を知らないからスマホを向けたり、声をかけたりもしない。ファンに囲まれたエドガー・ベルランガの方がはるかに有名」(ティム・ブラッドリー)というのが実態でしょう。

「リング誌のPFP上位に長期間いるのに無名であるはずがない」という訳のわからないロジックは、リング誌が誰もが知る権威のある専門誌で、そのPFPもボクシングファンならこまめにチェックしているという間違った認識に立脚している妄想です。

先日、井上よりも大きな実績を持ち、多くのメディアで圧倒的なPFP1位で、何よりもヘビー級という人気階級のキングであるオレクサンデル・ウシクですら米国では誰も知らないという記事を紹介しました。

「メジャースポーツの野球で規格外の活躍を見せる大谷翔平ですら、米国では無名」というのはこのブログでも何度か書いてきましたが、それらは全て私の皮膚感覚、つまりメディアの情報や現地に住む友人知人や会社の関係者から得たものを総合して判断したものです。

現地に住んで日本の情報を気にしている日本人ですら、日米の「大谷翔平熱」のギャップには戸惑っているほどです。

ただ、ドジャースという人気球団に移籍してからLA在住の日本人は「メディアに露出する機会が劇的に増えた」と感じ、ポストシーズンとワールドシリーズへの出場でそれがさらに加速したようです。

完全マイナースポーツのボクシングと同列に語るべきではないかもしれませんが、エンゼルスは不人気階級の軽量級、ドジャースは文句なしの人気階級、NFLやNBAと比べると全米の注目度が落ちるMLBでもポストシーズンに入るとメディアの取り上げ方が全く違います。

ちなみに、大谷翔平はスポーツ・イラストレイテッド誌はもちろん、TIME誌などの総合誌でも表紙を飾り、ニューヨークタイムズ紙も大きく特集、全米地上波やCNNでもその活躍が特集されました。

それでも、多様な価値観を抱える合衆国では無名なのです。

価値観が単一に近い日本ですら「読売新聞で大きく報道された」「9時のNHKニュースや報道ステーションで特集された」からといって有名だとは限りません。

ましてや、米国です。

井上はスポーツ総合誌でも表紙は論外、まともなメディアで試合が取り上げられることも極めてレアな、マイナースポーツの超マイナー階級で活躍するアジア人にすぎません。

あまりに売れなくて廃刊に追い込まれたリング誌の価値は、ラスベガスのホテルに無料で置かれているタウン誌、ラスベガス・マガジン以下です(ちなみに井上は表紙を飾っています)。

その意味では、信者たちはリング誌よりも「ラスベガスのタウン誌の表紙になった!」と喜ぶのが先です。

202504300001039-w1300_0 2


今回のTモバイル興行で「帝拳や大橋が井上尚弥を実態以上に有名だと思わせたい」という強力で不純な動機があったのは明らかです。

身の丈にあった会場ではなく「まずTモバありき」という、西岡利晃の「MGMグランドありき」と同じ発想で、なぜかあの試合でキャリア最高の100万ドルを稼いだ西岡以上の赤字興行になりました。

スポンサーの協力もありますからキャリア最高の報酬を得るのは問題ありません。しかし、それが「米国で人気を博した結果」のように騙るのは一種の詐欺行為ではないでしょうか?

敬虔な井上信者ですら、それは怪しいと感じてしまうのでは?


素晴らしい才能を持つファイターに、憧れ料を支払ってラスベガスに媚びるようなプロモートは全く必要ないのです。






このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

Sunday 4, May 2025
  
T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada
commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman
 USA ESPN, USA ESPN+

◾️Undisputed Junior Feather -weight ◾️



◾️WBO  Feather -weight ◾️


IMG_2666

井上尚弥のラスベガス再上陸。舞台はMGMグループのラスベガス最高会場、T−モバイル・アリーナ。

米国では関心の低い軽量級ではPPVイベントになるわけもなく、チケットの売れ行きも不調。早々に上階席の一部が封鎖されることも発表されました。

一次価格の設定は強気ですが、実勢価格はどんどん下がっています。

イベント的には間違いなく赤字でしょう。

景気の良い話をしているのは大橋秀行だけ、それを信じるバカだけです。

軽量級に理解のあるザ・フォーラムなどで開催、The Super Fly的なイベントにした方が本当の盛り上がりに期待できたと感じます。

もちろん、これが、ライアン・ガルシアやタンク・デービス相手ならPPVにもなっていたかもしれませんが、井上以上に対戦相手のラモン・カルデナスも全くの無名。

このイベントには、かつて西岡利晃がやってしまった「ラスベガスへの飽くなき憧憬」が根っこにあります。

メジャースポーツの野球やサッカーと同じように、ボクシング軽量級にも華やかな欧米の本場があるはず、いやあって欲しい、いやいやあらねばならない!というは往生際の悪い妄想です。

もちろん、人気階級でカネロ・アルバレスやオレクサンデル・ウシクをド派手に撃破するなら、米国のボクシングファンからも大きな注目を集めるでしょう。ただ、一般のスポーツファンは興味を示さないでしょうが。

今日の会見で、大橋秀行が「ファイトマネーは二桁(10億円)いくか?」という質問に「言うと(報道陣の)動画で撮られていますから(証拠が残るから言いません)」と苦笑い、「これからどんどん、どんどん上に行くと思います。もうそういう時期に入ってますよね」と話すにとどまりました。

これまで、さんざん嘘を重ねているだけに、カメラの前での動画(証拠)で大風呂敷を広げるのは憚られたようです。

いくらなんでも、もうそろそろ、きちんと発表しないと井上が可哀想です。

この興行は井上尚弥が主役でゲストという点では、これまで非メインだった海外遠征とは色合いが異なります。

日本時間5月4日(日)午前9:00開始ゴング予定で、アマゾン・プライムビデオで無料生配信されます(米国ではESPNが放送)。

日本側はESPNに放映権料を売りつけられる形になるわけです。日本開催の井上の試合は二束三文で買ってた(ほとんど無料?)ESPNですが、無茶苦茶な金額を突きつけたのは確実。

試合まで1ヶ月を切ったというのにESPNの報道がほとんどないのも、日本のファンにとっては不快でしかないはずですが、多くのファンの反応がそうでもないのが気になります。

米国の大手一般メディアまで巻き込んで大注目された大谷翔平や大坂なおみのように、井上が米国で大騒ぎされて受け取められるとは、到底考えられません。



それでも、一つだけ重要なことはこの試合は絶対に落とせないということです。

来年に予定されている中谷潤人戦を見込んだことではありません。

万一、この試合で不細工なパフォーマンスをしてしまうと、井上を支持しているコアなマニアも幻滅してしまうでしょう。

世界のボクシング地図は米国の〝中央集権〟が崩壊。重量級が英国に、オーストラリアも大きな磁力を発揮して〝地方の時代〟が進行しています。

いまや、ラスベガスやESPNに憧憬れ料を支払うようなご時勢ではありません。

日本やアジアで大黒字のメガイベントをぶち上げて、没落する一方の米国ボクシングが逆に憧れるような
舞台を作るべきです。

そして、繰り返しますが、こんな歪なイベントだからこそ、絶対に負けられません。



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

慢性的な経営不振・販売不振から2022年に廃刊してしまったリング誌。

サウジアラビアの全面支援で昨年12月から紙媒体が復活。

Print is not dead

デジタル化の大波と販売不振から多くの紙媒体雑誌が廃刊に追い込まれていますが、時代の流れに逆らって復刊した例はリング誌が唯一無二でしょう。

もちろん、没落一方だったボクシング人気が息を吹き返し、多くのファンがリング誌の復刊を渇望して需要が膨れ上がったのではなく、サウジアラビアの〝不思議な気まぐれ〟で復刊しただけですが。

そして、実際には不思議でもなんでもないのですが…。

スクリーンショット 2025-04-01 23.17.56

表紙は、5月にタイムズスクエアで試合をするライアン・ガルシアvsローランド・ロメロをメインとしたメガファイト。

試合自体への興味はもう一つですが「タイムズスクエア」でどんな具合にリングが設営されるのか、非常に楽しみです。

そして、4月15日がTHE FIGHT(あるいはTHE WAR)、マービン・ハグラーvsトーマス・ハーンズから40周年ということで10ページにわたる大特集。

続いて「ドミトリー・ビボルが主役に躍り出たライトヘビー級」「スター候補のキーショーン・デービス」「ディエゴ・コラレスvsホセ・ルイス・カスティージョ」「ヘビー級の台風の目、ジョセフ・パーカー」の特集に続いて…「A MONSTER'S PASSION(怪物の情熱)」!。


スクリーンショット 2025-04-01 23.32.20


サウジアラビア傘下のリング誌はコミック風イラストをこれでもか!と押してくるのですが、これは日本人には不評でしょう。それでも、井上を取り上げてくれるのなら、ま、いっか。

そして、巻末の連載「The Face of Boxing」でも井上が「Naoya Inoue The Quest for greatness(グレートへの飽くなき追求)」。

さあ、リング誌を読みましょう…今のリング誌が面白いかどうかは、あなたの評価に任せます。私からは何も言いません。

デジタルバージョンのみなら年間10ドル、約1500円。金額的にはけして高くありません。サントリーの角瓶くらいか?



このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

IMG_2666


【左】英国ボクシングニューズ(BN)誌024年8月29日号。あまりにも唐突な「こんにちは」。中身の記事との関連性もありませんでした。「日本=漫画」ということで、吹き出しにセリフを入れてみようと考えたのか?それなら「俺は怪物君だ♬」の方が…。

【右】1月23日号。おもいきり日本語で「モンスターに迫る脅威 誰が井上尚弥を攻略できるのか」。その言葉の通りに、記事は「RIVALS The biggest threats in Inoue's future(好敵手 井上の前に立ち塞がるライバルたち)。

わずか5ヶ月でここまで来たか!さすが、創刊1909年の世界最古のスポーツ専門誌!




このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

IMG_2662

デイリーの「大山」は予想通りとはいえ、サンケイが「マー君」。
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ