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連日のESPN〝ベスト10〟モノ。

30位くらいまで枠を広げてくれたら、井上尚弥や井岡一翔も食い込んでいたかもしれませんが…。

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アジアの軽量級は〝お呼びでない〟?


①フロイド・メイウェザー
…「米欧」目線での選考、マネーの1位は満場一致で文句なし?



②マニー・パッキャオ
…「アジア」目線なら満場一致でパックマン、そして2位は井上尚弥ですが。



③バーナード・ホプキンス
…40歳を過ぎてからのレガシーは史上最高。

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④ロイ・ジョーンズJr.

…全盛期はオールタイムベストの声も多かったのですが、オンタイムと後世の評価はロイに限らずギャップが生じます。



⑤オスカー・デラホーヤ
…チャベスから受け取ったスーパースターのトーチをメイとパックにリレーしたオスカーは最高!



⑥カネロ・アルバレス
…PFP1位に2年間君臨、Fighter Of The Yearに2度、そして絶大な人気。それなのに、サポーター以外からは厳しい視線も。

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⑦アンドレ・ウォード
…PFP1位で無敗のまま引退した五輪金メダリスト。世が世ならもっと注目されても良い存在でしたが、米国ボクシングの没落は加速度的。


⑧ファン・マヌエル・マルケス
…PFP1位経験はないものの「誰に勝ったのか?」では文句なし。

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「軽量級でPFP」はいつの時代でも目にしますが、「軽量級で超人気者」となるとこの3人だけ(いちばんの実力者マルケスは〝超〟人気者とは言えませんでしたが)。



⑨ジョー・カルザゲ
…無敗のまま引退した英国Sミドル級の英雄。ロイとの決戦を見たかったが…。



⑩ビタリ・クリチコ
…世界最強の男から、ウクライナ・キーウ市長へ。今このときも、彼はキーウで戦っています。

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人気階級だけに偏ってしまうのは、仕方がないところですが…。

それでも、日本のボクシングファンからすると、ノニト・ドネアやローマン・ゴンサレス、井上尚弥といった専門家評価が頭抜けて高かった超軽量級ファイターが一人も入っていないのは寂しい。

米欧ではまともな会場ではメインがまず、あり得ない超軽量級。

ただでさえ人気がないのに、注目度の高いイベントではいつも前座に追いやられていることが、マイナー感をより強め続けてしまう悪循環。

「ほぼ全ての野球ファンはソフトボールの選手は一人も知らない。サッカーの熱狂的ファンでもフットサルやビーチサッカーは全く見ない。ボクシングの軽量級はそれと一緒」という米欧のファン心理を考えると、しょうがない。

〝ソフトボール〟からスタートしたパッキャオは〝メジャーリーグ〟で大活躍したわけですが、これは前代未聞、後にも先にもパッキャオだけ。

早く、二人目が登場してほしいところです。


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今年、2024年は21世紀に入ってから25年、四半世紀の節目です。

というわけで、世界最大のスポーツメディアESPNが、様々なスポーツの「21世紀のベスト25」を発表しています。

そして、先ほど「21世紀のアジア最高アスリート25人」をアップ。

さて、1位は…。

マニーーー!!!パックマン!!!パッキャオ!!!

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25人の顔ぶれを見ると「いかに欧米(正確には米欧)で注目され、活躍したか?」が大きな先行基準なようです。

ボクサーからはパックマンだけ。

軽量級ボクサーの井上尚弥やノニト・ドネアは欧米では脇役も脇役、ほとんど注目されない存在なだけに、仕方がないところです。

独断と偏見の主要アスリートのKey accomplishments は後ほど。




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Ranking the top 100 professional athletes since 2000を発表したばかりのESPNが「Who'll make the 2050 top athletes list? These 25 stars are on their way(次の半世紀、2050年までのトップ候補25人は誰になる?)をアップ。

https://global.espn.com/video/clip/_/id/40586190

⇧井上の登場はありませんがご覧あれ⇧


25人の中に、プロボクサーとしてガブリエル・フンドラに続いて並んで井上尚弥もリストアップ!

ボクサーから選出されたのはこの2人だけでした。

Key accomplishments は「27戦全勝24KOのキャリアで4階級制覇(ジュニアフライ/ジュニアバンタム/バンタム/ジュニアフェザー)」。

「井上はすでに126ポンド(フェザー級)以下で史上最高のファイターの1人。そして、日本ではメガスター」。

Inoue's sixth-round TKO victory over Luis Nery in May packed nearly 60,000 fans into the Tokyo Dome for the first boxing event in the famed venue since Buster Douglas handed Mike Tyson his first loss as a professional in 1990. 

「バスター・ダグラスがマイク・タイソンに初黒星をつけた1990年以来、初めて東京ドームで行われたボクシング興行で井上はメインをつとめ、約6万人の大観衆の前でルイス・ネリを6ラウンドTKOに破った」。

「階級を上げるたびに少しずつパワーも増しているように見える。過去8戦は全てジャッジの手を煩わせることなく試合を終わらせた」。

 He's unlikely to stop there, either, with his sights set on 126 pounds. 

「すでに名声を得ている井上だが、ここが天井とは思えない。彼は126ポンドも見据えている」。

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31歳で「次の四半世紀」と言われても?メガスター?6万人?井上より若い大谷翔平は?(この記事を書いた)マイク・コッピンガーは相変わらず的外れ…なんて野暮な疑問や指摘は封印して楽しみましょう。




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さて、さて、アップしたての25位から1位へ。



25位は…フロイド・メイウェザー。マネーがここか。厳しいな、プロボクシング。

24位は、大谷翔平の元同僚、アルバート・プホルス(MLB)。

23位:ケビン・ガーネット(NBA)
22位:シドニー・クロスビー(NHL)

21位:ダイアナ・トーラジ(WNBA)
日本では全く無名の女子バスケのスーパースター。しかし、認知度でメイウェザーは比較の対象になりません。  


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20位:アーロン・ドナルド(NFL)
19位:ルイス・ハミルトン(F1レーサー)
18位:パトリック・マホームズ(NFL)
17位:シャキール・オニール(NBA)
16位:ティム・ダンカン(NBA)

15位:ケイティ・レデッキー(競泳)
ロンドン・リオデジャネイロ・東京の五輪3大会で金メダル7個を獲得。

14位:ステファン・カリー(NBA)
13位:クリスチャーノ・ロナウド(サッカー)
12位:ラファエル・ナダル(テニス)
11位:ノバク・ジョコビッチ(テニス)

10位:コービー・ブライアント(NBA)
9位:ウサイン・ボルト(陸上競技)
8位:タイガー・ウッズ(ゴルフ)

7位:シモーネ・バイルズ(体操)
リオ五輪の体操4冠。アスリートが抱えるメンタルの問題を世界中に提起した女性。

6位:ロジャー・フェデラー(テニス)
5位:トム・ブレイディ(NFL)
4位:レブロン・ジェームス(NFL)

3位:リオネル・メッシ(サッカー)

2位:セリーナ・ウィリアムス(テニス)
日本人で最もトップに近いのは大谷翔平ではなく、やはり大坂なおみか?

1位:マイケル・フェルプス

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「う〜ん」なんて唸ってても仕方がありません。


 Shohei Ohtani, obviously have more greatness ahead of him.

大谷翔平については「これからさらに偉大な業績を積み上げることは明らか」と、62位があくまで通過点に過ぎないと評価してくれています。

「井上尚弥が100位内に入るか?」なんてふざけて、すみません。米国で井上を知ってる人はどれくらいいるでしょうか?個人的な皮膚感覚では「100」でなくて「1000」でも入らないかもしれません…。



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気を取り直して、プロアスリート・トップ100人の国別内訳です。

1位は米国の56人。一気に引き離されて、2位はスペインの5人。3位はカナダとドミニカの4人。

そして4位グループ3人が選ばれたニッポン!

その3人は…37位のイチロー、62位の大谷翔平、82位の内村航平です。

英国はどこ?…イングランド、スコットランド、北アイルランドからそれぞれ1人が選ばれ、UKとしては3人、日本と同じです。

これが、英国BBCの企画ならタイソン・フューリーやアンソニー・ジョシュアが、トップ100に確実に入ってくるはずです。リッキー・ハットンもシレッと50位以内に顔を出してそうです。

アイルランドといえば、メイウェザーとメガファイトを戦ったコナー・マクレガーが意外にも圏外。



日本のNHKの企画なら、井上と那須川天心の100位以内は間違いなし。

日本の企画ならESPNの100に入ると思われた大坂なおみや羽生結弦も、井上や天心より上に食い込んでくるかもしれません。

あるいは、亀田一家も?

この手の企画は欧米の大手メディア(つまり多数派=ボクシングは不利)でちょくちょくやってますから、PFP同様に楽しめば良いのです。

会社のモニターを見て「なぬー!フェルプスだと???????」「地球基準ならメッシ、欧米富裕層目線ならフェデラーだろ、普通!」「トップランクと業務提携してるESPNのくせに『井上は無名、誰も知らない』といつも馬鹿にしやがって!こういうときくらいシレッと97位くらいにマギレ込ませて井上信者をいたわってやれ!」などと、大声を挙げてはいけません。

それにしても「女性の進出」と「サッカー」は引き続き強烈なトレンドであり続け、「テニス」もまた引き続き男女ともパワーハウスであり続けているのでした。



勝手にやってろ!



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世界最大のスポーツ市場を抱える米国。

そして、世界最大のスポーツメディアESPNが決める2000年から25年で区切った世界最高のアスリート100傑。

ボクシングの階級を無視したPFP、あれですら全く意味のない妄想でしかないのに、あらゆるスポーツを包含して、あろうことか100番まで序列するというのですから、おふざけもここまで来ると痛快で壮大なお遊びです。

ESPNは2018年にも「ESPNマガジン」創刊20周年を記念して「The Dominant 20〜この20年間で世界を支配したアスリート20人」を発表しています。

この手のランキングでは区切られた時間の後半に活躍したアスリート、つまり印象が新鮮なアスリートが有利であることは当然です。

また「自分たちが世界の中心」と信じて疑わない〝米国・中華思想〟が評価基準の重い物差しとして横たわっています。

同じ業績で同じ注目度のスポーツなら、印象が新鮮なアスリートが有利…その意味で、マイナー化がどんどん進行、メキシコを中心としたヒスパニックへの比重が大きくなるボクシングの選手はかなり不利になります。

一方で、米国市場でのスポーツとしての新鮮さと存在感が肥大化し続けているのがサッカー。

先日、アルゼンチンの優勝でフィナーレを迎えたコパ・アメリカの熱狂と、スポーツを超えたメディアの報道量は、サッカーがあの頑迷な〝米国・中華思想〟をも粉砕するパワーを持つことをあらためて思い知らせました。

私が初めて米国を訪れたのは1990年代初め。その当時からサッカーのステイタスは爆発的に上昇しています。

また、わずか6年前にESPNが発表した The Dominant 20 からでもサッカーの存在感は別物にまで膨れ上がっています。

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2026年の北中米W杯に向けて、すでにメジャースポーツの仲間入りを果たしている女子代表チーム、USWNTが大きく注目されているのはもちろん、男子代表からもとんでもないスターが誕生するようなら、米国スポーツ市場のメインストリームにサッカーも合流するかもしれません。

さて、と。

The Dominant 20 をあらためて見返しながら〝いま〟のトップ25を舐め回してみましょう。

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ESPNが Ranking the top 100 professional athletes since 2000 を発表。

井上尚弥と契約するトップランクと四半世紀を超える蜜月関係のESPNのトップ100、井上もランキングされているのが?!

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26〜100位では、イチローの37位が日本人トップ。数多くの偉業を成し遂げた魔法の杖を操る日本人、その最も有名なパフォーマンスはルーキーイヤーに披露した "Star Wars" throw

そうか、スターウォーズ・スローか。

三塁で刺されたテレンス・ロングがライトのイチローに目をやったときの「まさか」という表情が忘れられません。

そして、大谷翔平は62位。「最高レベルで投げて打つなんてプレイヤーはもう2度と現れない。しかし、彼はまだ7年間しか世界のトップで戦っていない」。

66位に、UFCのジョン・ジョーンズ。71位のマニー・パッキャオをかわしました。

76位にUFCのジョルジュ・サンピエール、78位にバーナード・ホプキンス

そして!82位に内村航平!これはまた、詳しく訳しましょうか!

そして、25位からに日本人は誰か息をひそめているのか?

大坂なおみ?羽生結弦?

井上はやはり圏外なのか?

ボクサーではフロイド・メイウェザーが上位に入っているのか?

そして、1位は?





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ESPN恒例の2024年上半期の非公式アワード。






Men's fighter of the half year: Oleksandr Usyk

上半期のFighter Of The Yearはオレクサンデル・ウシク。

タイソン・フューリーとの大勝負にダウンを奪った末の勝利を収めて、クルーザー級に続いてヘビー級でもUndisputed championに。

軽量級では歯牙にもかけられませんが、この2階級制覇はエグい。

マニー・パッキャオはフライ級の体重のままで、ジュニアミドル級のタイトルを獲得したわけではありません。

しかし、ウクライナのグレートは前日軽量で約40ポンドも重いテクニシャンの巨人を技術で押さえ込んだのですから、もう何も文句はありません。

PFPの文字通りの概念「体重同一時なら」という妄想すらも許さない、リアルPFPウシクの高潔さよ。

12月21日の予定されている世紀の再戦でも勝利するようなら、Fighter Of The Yearは確実。

しかし…。もし負けるようなことがあると、PFP1位は井上尚弥かテレンス・クロフォードが繰り上げ。

あるいは、バム・ロドリゲスが年内にフェルナンド・マルチネスに圧勝するようならPFP1位はもちろん、Fighter Of The Yearも小さな115パウンダーがかっさらっていくかもしれません。





Women's fighter of the half year: Seniesa 'Super Bad' Estrada

女子の上半期最高選手賞はセニエサ〝Super Bad(ヤバすぎる)〟エストラーダ。

The lighter weight classes get less attention in boxing, but Estrada deserves recognition for becoming the first undisputed champion in the lightest weight class in the history of women's boxing.

軽量級は女子でも関心が払われないが、女子で史上初の完全統一王者になったエストラーダは注目するに値する。


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世界最大のスポーツメディア、ESPNのPFPランキングが更新されました。

注目はバム・ロドリゲスがどこまでランクアップするか。

先に更新されたリング誌では4人抜きの5位に躍り出ましたが、ESPNでは3人抜きの7位。

オレクサンデル・ウシク、テレンス・クロフォード、井上尚弥、ドミトリー・ビボル、カネロ・アルバレスのトップ5は崩せず、6位のアルツール・ベテルビエフに続く7位でした。

タンク・デービス(8位)、シャクール・スティーブンソン(9位)、テオフィモ・ロペス(10位)を、専門家評価で上回ったことになります。

「PFPは軽量級に甘い」という海外ファンのやっかみが聞こえてきそうですが、アクションに富んで、スタミナも旺盛、見た目が映える軽量級の評価が高かなりがちなのは仕方がありません。

バムの専門家評価の高さは井上尚弥なみ。

いつの日か、この二人がPFP1位と2位として激突する、そんな日が訪れるでしょうか?


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Usyk's performance was so impressive that even Crawford acknowledged after the fight that Usyk deserved consideration as the best fighter in the world.

ウシクのパフォーマンスの素晴らしさは、クロフォードですら「世界最高のファイターはウシク」と認めたほどだった。

ティモシー・ブラッドリーも「ウシクが最高なのは、こうなっては誰も否定できない。クロフォードや井上とは同じステージじゃない。40ポンド近くも重く、体格差も尋常でない相手をダウンさせて勝ったんだ。こんなことが他のボクサーに出来るか?」。

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 The RINGに続いてESPNでもウシクがPFPキング。井上はまたもや〝三日天下〟に。

1. OLEKSANDR USYK     Previous ranking: No. 3

RECORD: 22-0, 14 KOs
DIVISION: Heavyweight (undisputed champion)
LAST FIGHT: W (SD12) Tyson Fury, May 18
NEXT FIGHT: Oct. 12 vs. Tyson Fury


2. TERENCE CRAWFORD     Previous ranking: No. 1

RECORD: 40-0, 31 KOs
DIVISION: Welterweight (unified champion)
LAST FIGHT: W (TKO9) Errol Spence Jr., July 29
NEXT FIGHT: Aug. 3 vs. Israil Madrimov


3. NAOYA INOUE     Previous ranking: No. 2

RECORD: 27-0, 24 KOs
DIVISION: Junior featherweight (undisputed champion)
LAST FIGHT: W (KO6) Luis Nery, May 6
NEXT FIGHT: TBA


4. DMITRY BIVOL     Previous ranking: No. 5

RECORD: 22-0, 11 KOs
DIVISION: Light heavyweight (champion)
LAST FIGHT: W (UD12) Lyndon Arthur, Dec. 23
NEXT FIGHT: June 1 vs. Malik Zinad


5. CANELO ALVAREZ     Previous ranking: No. 4

RECORD: 61-2-2, 39 KOs
DIVISION: Super middleweight (undisputed champion)
LAST FIGHT: W (UD12) Jaime Munguia, May 4
NEXT FIGHT: TBA


6. ARTUR BETERBIEV     Previous ranking: No. 6

RECORD: 20-0, 20 KOs
DIVISION: Light heavyweight (unified champion)
LAST FIGHT: W (TKO7) Callum Smith, Jan. 13
NEXT FIGHT: TBA


7. GERVONTA DAVIS     Previous ranking: No. 7

RECORD: 29-0, 27 KOs
DIVISION: Lightweight (champion)
LAST FIGHT: W (KO7) Ryan Garcia, April 22
NEXT FIGHT: June 15 vs. Frank Martin


8. SHAKUR STEVENSON     Previous ranking: No. 8

RECORD: 21-0, 10 KOs
DIVISION: Lightweight (champion)
LAST FIGHT: W (UD12) Edwin De Los Santos, Nov. 16
NEXT FIGHT: July 6 vs. Artem Harutyunyan


9. JESSE "BAM" RODRIGUEZ     Previous ranking: No. 9

RECORD: 19-0, 12 KOs
DIVISION: Flyweight (champion)
LAST FIGHT: W (TKO9) Sunny Edwards, Dec. 16
NEXT FIGHT: June 29 vs. Juan Francisco Estrada


10. TEOFIMO LOPEZ     Previous ranking: N/R

RECORD: 20-1, 13 KOs
DIVISION: Junior welterweight (champion)
LAST FIGHT: W (UD12) Jamaine Ortiz, Feb. 8
NEXT FIGHT: June 29 vs. Steve Claggett




専門家19人のうちウシクが集めた1位票は12。クロフォードは6、井上は1。

2位票は井上がトップで11、クロフォード6、ウシク1、カネロ1。3位票は井上8、ウシク5、クロフォード5、ビボル1。

日本人のトップ10入りは井上だけ。9位票と10位票を得た中谷潤人は14位。


*****

ウシクの満票もありうると予想していましたが、12/19でしたか。

PFPにあれこれいうのは野暮でですが、当たり前に満票だったパッキャオやメイウェザーの専門家評価が半端なかったということに改めて敬服です。

二人がやったことは、減量階級にもかかわらず、ヘビー級のように栄光を求めてウエイトをコントロールしたことでした。

いま、2024年。

2020年代ではちょうど折り返し。ディケイドPFPで考えると、1位の滞在期間では1位:カネロ、2位:クロフォード、3位:ウシク、そこから大きく引き離されて4位:井上。

後半5年間には、バムや中谷だけでい、まだ見ぬフレッシュなPFPファイターも現れるでしょう。

そして、今年のFighter Of The Yearがウシクで決まりとなると、2018年に続く2度目の受賞。

井上が巻き返すにはライバルがこけてくれる以外では、ウシクやクロフォードがやってのけたような、勝つことで欧米に衝撃を与えるような相手との対戦が求められる段階になったと考えて差し支えないでしょう。



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「井上がPFP1位だとは思わない」(ルイス・ネリ)。

「井上はPFP1位だから良い選手なのは間違いない」(ジョシュ・バーネット)。

日本のボクシングファンは「PFPはリング誌が最も価値がある」と考えている人が少なくなく、ネリやバーネットの発言に違和感を覚えた人もいるかもしれません。

実際にはPFPの扱いは「PFP1位はサッカーでいうとバロンドール」なんて位置付けではなく、各メディアがバラバラに発表しているランキングで、多くの海外ファンは真剣に受け止めたり、星の数ほどあるメディアのランキング変動に注目したりはしません。

ネリやバーネットもリング誌のPFPを逐一チェックしているはずもなく「どこかのメディアで1位だった」「なんとなく1位じゃなかったけ?」という意識での発言かもしれません。

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もちろん、The Ringはボクシング界では一つのブランド、アルファベット団体が用意する有償のベルトとは違い、リング誌ベルトは無償で贈られます。

しかし、リング誌のPFPランキングが多くのメディアの中で最も説得力があるか?となると甚だ疑問です。

リング誌は歴史的にも「いい加減なランキング操作で信頼を失ってきた」「ゴールデンボーイ・プロモーションズの子会社の買収されたようにプロモーターやTV局の影響を受けやすい体質」「ランキングは会議制で編集長の一声で決まる」という負の背景を抱え、2022年の廃刊に至ってからは大幅なリストラを断行、ランキングや記事の精度は以前に増して落ちています。

ESPNもトップランクと業務提携を締結していますが、PFPランキングはリング誌よりも透明性が高い記名投票制。それぞれの専門家が1位〜10位まで誰に投票したかを公開しています。※リング誌も2017年まで同じスタイルのBest Fighter Poll(年間PFP)を発表していましたが、経営難から廃止。



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ちなみに日本時間25日に更新されたESPNのPFPランキングで、井上に1位票を投じたのは18人中3人(ニック・パーキンソン/サルバドール・ロドリゲス/ベルナルド・ピラッティ)。

ネリやバーネットがこのことを知っていて発言したとも思えませんから、PFPとはそれほどぼんやりした概念だということです。

PFPはFOTYやバロンドールのような「こいつで決定」というものではなく、大前提として「正しいも間違いもない」「さあ議論を始めよう」という、良い意味でもお遊びランキングです。

ちなみに、残り15人が1位票を投じたのはテレンス・クロフォード。井上の残り15票は2位(14人)、3位(1人)。

このブログでも何度も書いてますが、全盛期のマニー・パッキャオやフロイド・メイウェザーのようにあらゆるメディアで満票一致の1位の場合は「PFP1位はパッキャオ」で何の齟齬もありません。




さて!

「さあ議論を始めよう」というわけで、5月6日に万が一つでネリが勝利を収めたら、大番狂せのメキシカンをPFPランキングに食い込ませるべき?


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