ESPNから、We get to February 2024, when the gigantic undisputed world heavyweight title clash between Tyson Fury and Oleksandr Usyk will take pace, there is still plenty of big fights over the next two months to look forward to.
「来年2月には超弩級のメガファイト、ヘビー級の完全統一を賭けてタイソン・フューリーとオレクサンデル・ウシクが激突する。しかし、それまでの12月と1月にも楽しみなビッグファイトが揃っている」。
ピックアップされた10試合からトップ5をご案内。
※ESPNの記事ですからトップランク寄りのカードが並んでいます。

1. Dec. 23: Deontay Wilder vs. Joseph Parker, heavyweights
まずはデオンティ・ワイルダーとジョセフ・パーカーの元王者同士の一戦。
トップランクとマッチルームなど大手プロモーターが手を結び、サウジアラビアのリヤドで開催される「ヘビー級祭り」の1試合。
1年以上のブランクがあるワイルダーが勝てば、5年前ならフューリーvsウシクを大きく凌ぐとんでもないメガファイトになっていたはずのアンソニー・ジョシュアとの〝完全賞味期限切れ〟ファイトに進出します。
しかし、パーカーは今年だけで3戦全勝2KOと錆びついていない元王者。ワイルダーの右を空転させることができたなら、判定勝ちを手繰り寄せるはず。
オッズはアラバマのビッグパンチャーが1/6(1.17倍)、ニュージーランドのタフガイが4/1(5倍)。
2. Jan. 13: Artur Beterbiev vs. Callum Smith, 12 rounds, for Beterbiev's WBC, WBO and IBF light heavyweight titles
来年13日に行われるWBC/WBO/IBF王者アルツール・ベテルビエフの最初に獲ったIBFから数えると8度目の防衛戦。
挑戦者はWBSSスーパーミドル級トーナメント優勝のカラム・スミス。
元々、8月に予定されていましたが、ベテルビエフが顎を負傷したために延期されたカード。
全戦全勝全KO。純度100%のパーフェクトレコードが20まで更新されるのか?それともスミスが12ラウンドを生き延びるのか?
あるいは、大番狂せもあるのでしょうか?
英国ではなく、ベテルビエフの地元カナダで行われる注目の一戦。
38歳のベテルビエフ3/10(1.3倍)、スミス5/2(3.5倍)。
トップランク+ESPN。
3. Dec. 16: Jesse "Bam" Rodriguez vs. Sunny Edwards, 12 rounds, for Rodriguez's WBO flyweight title and Edwards' IBF flyweight title
全盛期の二人がタイトルと無敗を賭けて激突するフライ級の団体統一戦。2023年の年間最高試合に輝くかもしれない好カード。
直近のクリスチャン・ゴンサレス戦で骨折したバムの顎は回復しているのか、そこが気がかり。
この試合で明白な勝利を収めるなら、軽量級のスターになれるだろう。
23歳のIBF王者バムが1/2(1.5倍)、27歳のIBF王者ショータイムが6/4(2.5倍)。
マッチルーム+DAZN。
4. Dec. 26: Naoya Inoue vs. Marlon Tapales, 12 rounds, for Inoue's WBC and WBO junior featherweight titles and Tapales' IBF and WBA junior featherweight titles
4位は井上尚弥のジュニアフェザー級完全統一戦。
フライ級の団体統一戦の後塵を拝すのは忸怩たる思いですが、あっちは「メキシコvs英国」、仕方がありません。
井上は全階級を通じても最強のパンチャー。昨年末にバンタム級を完全統一してから1年、今度はジュニアフェザー級でも同じことをやろうとしています。
マーロン・タパレスが井上の脅威になるとは考えにくい。勝敗ではなく、テレンス・クロフォードをESPNの1位から引きずり下すような戦慄のKO劇を演出できるかが焦点。
井上1/20(1.05倍)、タパレス7/1(8倍)。
大橋プロモーションズ+Lemino
5. Dec. 9: Regis Prograis vs. Devin Haney, 12 rounds, for Prograis' WBC junior welterweight title
4Belt Eraの実力者たちは、Undisputed Championになってその階級を支配し続けることはレア。
ライト級の完全統一王者デビン・ヘイニーも、より注目度の高いクラスを求めてジュニアウェルター級に乗り込み、いきなりWBC王者レジス・プログレイスに挑戦。
4年前のWBSSジュニアウェルター級トーナメントでジョシュ・テイラーに敗れてから4年、プログレイスは今なおトップ戦線で戦っています。
直近の試合は、プログレイスがダニエリト・ソリージャに大苦戦、ヘイニーもワシル・ロマチェンコに煮え切らないファイトに終始、ファンを幻滅させている両者だけに、名誉挽回の戦いっぷりを期待。
挑戦者のヘイニーが2/7(1.29倍)、王者プログレイスがアンダードッグで5/2(3.5倍)。
*****ちなみに、この記事では触れられていませんが井岡一翔のファン・フランシスコ・エストラーダせんはあちこちのブッカーでポテンシャルオッズが叩かれています。
そして、結局落ち着いたホスベル・ペレス戦は、betfairが井岡勝利に1/25(1.04倍)、ペレス10/1(11倍)を付けるなど一方的。
まあ、井上vsタパレスと同じく、欧米では関心が低い超軽量級。誰も買ってないから〝売り出し価格〟のままなんでしょうが、10−1はない。
「来年2月には超弩級のメガファイト、ヘビー級の完全統一を賭けてタイソン・フューリーとオレクサンデル・ウシクが激突する。しかし、それまでの12月と1月にも楽しみなビッグファイトが揃っている」。
ピックアップされた10試合からトップ5をご案内。
※ESPNの記事ですからトップランク寄りのカードが並んでいます。

1. Dec. 23: Deontay Wilder vs. Joseph Parker, heavyweights
まずはデオンティ・ワイルダーとジョセフ・パーカーの元王者同士の一戦。
トップランクとマッチルームなど大手プロモーターが手を結び、サウジアラビアのリヤドで開催される「ヘビー級祭り」の1試合。
1年以上のブランクがあるワイルダーが勝てば、5年前ならフューリーvsウシクを大きく凌ぐとんでもないメガファイトになっていたはずのアンソニー・ジョシュアとの〝完全賞味期限切れ〟ファイトに進出します。
しかし、パーカーは今年だけで3戦全勝2KOと錆びついていない元王者。ワイルダーの右を空転させることができたなら、判定勝ちを手繰り寄せるはず。
オッズはアラバマのビッグパンチャーが1/6(1.17倍)、ニュージーランドのタフガイが4/1(5倍)。
2. Jan. 13: Artur Beterbiev vs. Callum Smith, 12 rounds, for Beterbiev's WBC, WBO and IBF light heavyweight titles
来年13日に行われるWBC/WBO/IBF王者アルツール・ベテルビエフの最初に獲ったIBFから数えると8度目の防衛戦。
挑戦者はWBSSスーパーミドル級トーナメント優勝のカラム・スミス。
元々、8月に予定されていましたが、ベテルビエフが顎を負傷したために延期されたカード。
全戦全勝全KO。純度100%のパーフェクトレコードが20まで更新されるのか?それともスミスが12ラウンドを生き延びるのか?
あるいは、大番狂せもあるのでしょうか?
英国ではなく、ベテルビエフの地元カナダで行われる注目の一戦。
38歳のベテルビエフ3/10(1.3倍)、スミス5/2(3.5倍)。
トップランク+ESPN。
3. Dec. 16: Jesse "Bam" Rodriguez vs. Sunny Edwards, 12 rounds, for Rodriguez's WBO flyweight title and Edwards' IBF flyweight title
全盛期の二人がタイトルと無敗を賭けて激突するフライ級の団体統一戦。2023年の年間最高試合に輝くかもしれない好カード。
直近のクリスチャン・ゴンサレス戦で骨折したバムの顎は回復しているのか、そこが気がかり。
この試合で明白な勝利を収めるなら、軽量級のスターになれるだろう。
23歳のIBF王者バムが1/2(1.5倍)、27歳のIBF王者ショータイムが6/4(2.5倍)。
マッチルーム+DAZN。
4. Dec. 26: Naoya Inoue vs. Marlon Tapales, 12 rounds, for Inoue's WBC and WBO junior featherweight titles and Tapales' IBF and WBA junior featherweight titles
4位は井上尚弥のジュニアフェザー級完全統一戦。
フライ級の団体統一戦の後塵を拝すのは忸怩たる思いですが、あっちは「メキシコvs英国」、仕方がありません。
井上は全階級を通じても最強のパンチャー。昨年末にバンタム級を完全統一してから1年、今度はジュニアフェザー級でも同じことをやろうとしています。
マーロン・タパレスが井上の脅威になるとは考えにくい。勝敗ではなく、テレンス・クロフォードをESPNの1位から引きずり下すような戦慄のKO劇を演出できるかが焦点。
井上1/20(1.05倍)、タパレス7/1(8倍)。
大橋プロモーションズ+Lemino
5. Dec. 9: Regis Prograis vs. Devin Haney, 12 rounds, for Prograis' WBC junior welterweight title
4Belt Eraの実力者たちは、Undisputed Championになってその階級を支配し続けることはレア。
ライト級の完全統一王者デビン・ヘイニーも、より注目度の高いクラスを求めてジュニアウェルター級に乗り込み、いきなりWBC王者レジス・プログレイスに挑戦。
4年前のWBSSジュニアウェルター級トーナメントでジョシュ・テイラーに敗れてから4年、プログレイスは今なおトップ戦線で戦っています。
直近の試合は、プログレイスがダニエリト・ソリージャに大苦戦、ヘイニーもワシル・ロマチェンコに煮え切らないファイトに終始、ファンを幻滅させている両者だけに、名誉挽回の戦いっぷりを期待。
挑戦者のヘイニーが2/7(1.29倍)、王者プログレイスがアンダードッグで5/2(3.5倍)。
*****ちなみに、この記事では触れられていませんが井岡一翔のファン・フランシスコ・エストラーダせんはあちこちのブッカーでポテンシャルオッズが叩かれています。
そして、結局落ち着いたホスベル・ペレス戦は、betfairが井岡勝利に1/25(1.04倍)、ペレス10/1(11倍)を付けるなど一方的。
まあ、井上vsタパレスと同じく、欧米では関心が低い超軽量級。誰も買ってないから〝売り出し価格〟のままなんでしょうが、10−1はない。