リング誌電子版が「当初日本開催が計画されていた井上尚弥のIBF指名試合(vsマイケル・ダスマリナス)が6月19日にラスベガスで開催される」と報じました。
“The problem in Japan is that if you’re a foreigner and you go in you got to do 14 days quarantine,” Arum said of rules there that are related to the coronavirus pandemic. “So, no fighter can go in and do 14 days quarantine and get ready for a fight.”
ボブ・アラムは「日本の〝14日間隔離ルール〟ではどんなファイターでも試合に臨むことはできない」と米国開催になった理由を説明しています。
しかし、今日行われたSAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表が来日したのは、二日前の24日です。
アルゼンチン出国前に厳格な感染対策、空港内での抗原検査が実施されたのは当然ですが「14日間隔離ルール」は、全ての来日外国人に適用されるわけではないと思われます。
サッカーのナショナルチームと比べると、遥かに少人数のダスマリナス陣営を日本に入れるハードルはそこまで高かったのでしょうか?
もちろん、14日ルールの詳細を知らない私の穿った見方かもしれません。ましてや、ボクシングファンにとって世界で最も信用できない怪老の言葉です。
老獪は「たまアリのドネア戦」のような興行収入が期待できない状況では、日本に高い放映権を買わせることができる米国開催の方がウマミがあると睨んだのでしょうか?
真意はわかりませんが、いずれにしても今回も井上に対するリスペクトが微塵も感じられません。
日本国内の報道からも、ダスマリナス戦が内定していることは伝わっていましたが、日程や会場は未定のままでした。
この種の情報をESPN(トップランク)でなくリング誌(ゴールデンボーイプロモーションズ)が報道したことには違和感しかありません。
これまでもESPNは「井上は米国ではマニアしか知らない無名」と繰り返すなど、どう考えても井上をサポートする「味方」ではなく、日本からの放映権料を釣り上げることしか興味がないように映ってしまいます。
先日の「中谷正義vsワシル・ロマチェンコ」など人気階級は、ESPNが「source」と鼻の穴を膨らませて、自慢げに報じているのですが…。
“We can make that fight down the line. That would be a good fight,” Arum said.
「近い将来、WBO王者ジョンリール・カシメロとの統一戦を実現させる。これは良い試合になる」とRing tv.で語っていますが、いつものノリではありません。
実質PBC傘下のカシメロ戦は、アラムにとって「丸儲け」にはなりません。
アラムは「ノルディーヌ・ウバーリのプロモーターとは近い関係にあるから、こっちの試合の方が成立させやすい」とも。
いずれにしても、トップランクの今年上半期最大のイベントは5月22日の「ホセ・ラミレスvsジョシュ・テイラー」のジュニアウェルター級の完全統一戦、これしかありません。
テオフィモ・ロペスとの関係が冷え切ってることを考えると、上半期ではなく今年一番のイベントになりそうで、トップランクも落ちぶれました。
このジュニアウェルター級の大一番は「MGMグランドかマンダレイベイで観客を入れて行う予定で、このイベントを踏まえて、井上の試合で観客を入れるかどうかを考える」ということです。
“The problem in Japan is that if you’re a foreigner and you go in you got to do 14 days quarantine,” Arum said of rules there that are related to the coronavirus pandemic. “So, no fighter can go in and do 14 days quarantine and get ready for a fight.”
ボブ・アラムは「日本の〝14日間隔離ルール〟ではどんなファイターでも試合に臨むことはできない」と米国開催になった理由を説明しています。
しかし、今日行われたSAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表が来日したのは、二日前の24日です。
アルゼンチン出国前に厳格な感染対策、空港内での抗原検査が実施されたのは当然ですが「14日間隔離ルール」は、全ての来日外国人に適用されるわけではないと思われます。
サッカーのナショナルチームと比べると、遥かに少人数のダスマリナス陣営を日本に入れるハードルはそこまで高かったのでしょうか?
もちろん、14日ルールの詳細を知らない私の穿った見方かもしれません。ましてや、ボクシングファンにとって世界で最も信用できない怪老の言葉です。
老獪は「たまアリのドネア戦」のような興行収入が期待できない状況では、日本に高い放映権を買わせることができる米国開催の方がウマミがあると睨んだのでしょうか?
真意はわかりませんが、いずれにしても今回も井上に対するリスペクトが微塵も感じられません。
日本国内の報道からも、ダスマリナス戦が内定していることは伝わっていましたが、日程や会場は未定のままでした。
この種の情報をESPN(トップランク)でなくリング誌(ゴールデンボーイプロモーションズ)が報道したことには違和感しかありません。
これまでもESPNは「井上は米国ではマニアしか知らない無名」と繰り返すなど、どう考えても井上をサポートする「味方」ではなく、日本からの放映権料を釣り上げることしか興味がないように映ってしまいます。
先日の「中谷正義vsワシル・ロマチェンコ」など人気階級は、ESPNが「source」と鼻の穴を膨らませて、自慢げに報じているのですが…。
Arum said that should Inoue, a three-division world titleholder, defeat Dasmarinas it was unclear what sort of bigger fight he would pursue.
“Who’s the big fight for him? I think he’s going to go up in weight,” Arum said, adding that was by no means set in stone.
アラムは「井上はパッキャオになる」と適当な発言に終始していましたが、今回のリング誌報道でも「ダスマリナスに勝てば、どういう方向のビッグファイトを目指すのかははっきりしていない。私が思うには、井上にとってのビッグファイトは階級を上げることじゃないかな?」と、バンタム級の2団体統一王者への興味は感じ取れません。“We can make that fight down the line. That would be a good fight,” Arum said.
「近い将来、WBO王者ジョンリール・カシメロとの統一戦を実現させる。これは良い試合になる」とRing tv.で語っていますが、いつものノリではありません。
実質PBC傘下のカシメロ戦は、アラムにとって「丸儲け」にはなりません。
アラムは「ノルディーヌ・ウバーリのプロモーターとは近い関係にあるから、こっちの試合の方が成立させやすい」とも。
いずれにしても、トップランクの今年上半期最大のイベントは5月22日の「ホセ・ラミレスvsジョシュ・テイラー」のジュニアウェルター級の完全統一戦、これしかありません。
テオフィモ・ロペスとの関係が冷え切ってることを考えると、上半期ではなく今年一番のイベントになりそうで、トップランクも落ちぶれました。
このジュニアウェルター級の大一番は「MGMグランドかマンダレイベイで観客を入れて行う予定で、このイベントを踏まえて、井上の試合で観客を入れるかどうかを考える」ということです。