カテゴリ: スポーツよもやま話

今シーズンは、死球が多い。と、言われています。

NPB12球団で過去10シーズンで最多は2022年の638個。次いで2019年の633個、2018年の624個。今季は8月終了時点で515個(シーズン換算629個)。

とりたてて多い数字とは言えません。

阪神と巨人の人気2チームで目立っていること、ファンやメディアが騒ぎ立てていることでことさらに注目を集めているのかもしれません。

ちなみに、与えた死球と当てられた死球で観ると…阪神は与えた死球が34、当てられたのが12球団最多の56(はヤクルトと楽天の31)。巨人は与えたのが55(12球団最多)、当てられたのが40。

さらに、阪神目線では当てられた最多が巨人で15(2位はDeNAと中日の10)。巨人が当てられたのは最多がヤクルトの9(2位はDeNaの6)で、阪神は4。

このあたりが死球騒動の一因になっているようです。

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8月末に森下翔太が巨人の赤星から受けた死球について江本孟紀は「コントロールのない投手と、避けるのが下手な打者がそこにいた。それだけ」とバッサリ。

阪神の岡田彰布オーナー付き顧問も「デッドボールの数なんか数える必要ないよ。強いチ-ム、強い打者は攻められる。勝負なんだから。」と切り捨てました。

清原和博は苦手の内角を突かれることに苛立ち、プロテクターをつけた左肘を出してボールに当たり、投手を睨みつけたことがありましたが「打者が避けようとせずにボールに当たった場合は死球にならずにボールが宣告される。ただし、球審が避けられないと判断した場合は除く」のがルールですから、あれは主審がボールかストライクと判定すべきでした。

広岡達朗は「今の選手は死球の避け方を知らない」「全身をプロテクターで守られグラウンドが戦場であることの危機感が薄れているんじゃないか」。

広岡の時代とはスピードもパワーも全く違う時代ですが、打撃リーグトップになったのは併殺打だけという非力だけど常に全力疾走しない守備だけの人には、そのあたりの進化を考えることができないのでしょう。

江本は打者について「田淵幸一さんは避けるのが下手くそだった。落合博満は上手かった」と、死球を避けるのも技術の一つと強調しました。

桑田真澄は「日米ともパワー優先の時代で、投手のコントロールがおろそかにされている。一番大事なのは球速じゃなくコントロール。MLBで一番勝ってる日本人は菅野智之」と、投手側の技術を指摘しています。

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硬式球を使うボーイズリーグでもての衝撃を緩和し、グリップを強めるグローブをしてバットを握りますが、この人は「芯を外れて打つと手首を骨折しかねない?グローブして芯を外れても大丈夫と思うから上達しない」と誰も共感できないことを言い放ちました。


江本の「コントロールのない投手と、避けるのが下手な打者がそこにいた。それだけ」というのは至言ですが、落合は死球対策で本来のフォームを崩しオープンスタンスにした天才で、全く汎用性のないサンプルです。

岡田の指摘はその通り。時代の進化・変化をいつも無視する広岡の指摘は完全に的外れ。V9時代の巨人といまのソフトバンクが激突したら、レジェンドたちが残酷に粉砕される見せてはいけない〝虐殺〟にしかなりません。

桑田の「菅野」も「落合」にきわめて近い、特殊サンプルです。


プロテクターが増える傾向にあるのは、現代野球では当然です。

藤川球児のさらに打者を保護するプロテクターを提案したことについて、広岡は「鎧兜をして野球をしろとでもいうのか」と反対しましたが、そういうことです。

〝防具〟はヘルメットだけという、広岡の安全だった時代とは違うのです。





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U
nsolved Problems In Mathematics

正解があるはずなのに絶対に解けない問題、それが Unsolved Problems In Mathematics 。

Unsolved Problems In Mathematics をこよなく愛する私と、ブラックジャックに憧れて医者になったヤブは酒が入るとこの問題について語り合うバカ友だちなのですが、そんな健気な2人が大きなショックを受ける事件が今年になって、多発しているのですが。

AIが
Unsolved Problems In Mathematics を完全解答したというニュースです。

「エルデシュ問題728番」という数学の予想についてAIが自律的に解決。さらにエルデシュの別の問題「397番」が「ChatGPTプロ5・2で作成した証明」によって解決、証明にかかった時間がわずか15分だったこともあり、世界を震撼させました。

そして先日、ビル・ゲイツ氏はAIに対して大幅な制限を設けることを提唱、「たとえAIの恩恵があったとしても、サイバー攻撃、生物テロ、新種のウイルス…大きな危害が人間に対して加えられかねない」と警告しました。

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ーーーAIが人間を幸せにするか
?それとも不幸にするか?これまだ答え出てませんよね?僕がその答えを言い切りましょーう! !!

不幸にする!!!

必ず解答があるはずなのに、その答えが導けそうなのに、それが出来ない…そんなUnsolved Problems In Mathematicsにロマンを感じていた私たちとしては、ショックです。数年前からこの手のニュースが報じられていますが、いつの日かAIが地球上からUnsolved Problems In Mathematicsが消滅させてしまうとしたら…。 AIで生成された〝理想の異性〟に恋する人もいるそうですが、〝絶対にあなたを傷つけない〟〝どんなときでもあなたが最も欲しがっている言葉を発してくれる〟…そんな存在が本当に最高のパートナーなのでしょうか? もし、私好みのAIを生成してUnsolved Problems In Mathematicsを出題したら「申し訳ありません。こんな難問をAIが解くのは不可能です。人間が解いてくれる未来を待ちましょう」と、私の期待通りに回答してくれるんだろうなあ…そんなことを思い耽ってしまうと、それはそれでちょっとやるせない気分です。


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馬淵史郎が率いる明徳義塾が日南学園に1−2で惜敗、70歳の名将は「(あと2年ぐらいはやってね)もう何年もやる気はありませんと、引き際について語りました。

注目スポーツと毀誉褒貶はセットですが、この人ほど評価・評判が乱高下した人も稀れでしょう。

今から34年前、1992年の夏の甲子園。星稜の松井秀喜を全(5)打席連続敬遠したことで、馬淵は日本中から凶悪犯罪者の如く非難されました。

社会人になりたての私の周囲でも大きな話題になりましたが「凶悪犯罪者」という見方は主流ではありましたが、私を含むほんの一部の人は「ルールの中で勝利だけをひたすら追求する、それは松井と真っ向勝負させるよりも厳しく、深く、もしかしたら正しい教育かも」と感じていました。


馬淵が座右の銘にする「疾風に勁草を知る」。猛烈な風が吹き荒ぶとき、頑丈に見えた樹木があっさりとへし折られても、しっかりと根を張って風に飛ばされない雑草もある。

うわべの空気に流される浅はかな大衆が大きな樹木だとしたら、そのときには認められなくても決して揺るがない確固たる信念の根を張るのが雑草。

もし、34年前にSNSが普及していたなら、馬淵はあそこまで悪者扱いされなかったかもしれません。

https://fushiananome.blog.jp/archives/33235667.html

https://fushiananome.blog.jp/archives/35171705.html


SNSの弊害は数え切れませんが、たとえ間違った意見でも議論の俎上に乗るというのは悪い話ではありません。



巨人入団が日本列島を揺るがす大事件に発展した江川卓や桑田真澄も凶悪犯罪者の扱いでしたが、SNSがあったなら強烈な擁護論も巻き起こっていたでしょう。

そして、馬淵のように江川と桑田もその並外れた実力を見せつけました。


和毅と尚弥

馬淵と同じ名を持つ亀田史郎も一家が凶悪犯罪者のごとく非難されました。TBSやWBAがスポーツの倫理道徳を超えて擦り寄ってくるのを拒まず、踊らされたことは、彼らの責任はゼロではありません。ゼロだったのは、彼らの知能です。

TBSの無軌道な報道、WBAの認定料優先の醜い商魂こそが悪の根源で、亀田一家は知能ゼロのお調子者であることにつけ込まれて利用されただけ。

JBCとの法廷闘争の結果が明らかなように、最も卑劣で凶悪なのは亀田一家に群がった輩どもでした。

ところが、社会的制裁を過剰なまでに受けた彼らがいまなお名誉挽回できないまま、アンチが粘着している背景には馬淵や江川、桑田らとは違い、リングの上では消化不良な煮え切らないパフォーマンスしか見せることのできない実力に起因しています。

もし、亀田興毅が全盛期のノニト・ドネアとのバンタム級最強決戦を回避せずに、明白に勝利していたなら?三兄弟で唯一、大毅が内藤大助にクリーンファイトで勝っていたなら?和毅が井上尚弥に先んじてムロジョン・アフマダリエフに完勝していたなら?

…JBCから法にも触れる誹謗中傷まで受けた亀田一家でしたが、事実が明らかになってJBCが壊滅的打撃を受けても、名誉回復の流れが弱かったのは、彼らが並外れた実力を持っていなかったからです。

もし、彼らにパッキャオのような人気階級で大活躍するような傑出した実力があれば、T−モバイル・アリーナをフルハウスにして、莫大なPPVマネーを稼いで本物の世界的スターになっていたなら、西岡利晃や井上尚弥の〝なんちゃってラスベガス〟もやらずに済んだでしょうに。



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高校野球、盛り上がってます。その温度はやはり、地元である近畿圏の方が高いように感じられます。

なぜか野球がない高校総体の陸上競技も面白かった。

競技レベルに関係なく楽しめるのはスポーツの持つ大きな魅力でしょう。MLBや五輪の超人パフォーマンスに驚くだけでなく、若さ剥き出しで緊張に飲み込まれそうになる高校生の姿に感情移入してしまうのは、それなりに年齢を重ねたおかげかもしれません。

高校時代の私は、同年代の選手が活躍する眩しさを直視するにはあまりにも幼稚でひねくれていました。





青森山田、野球をよく知っています。見事な逃げ切りでした。

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さて、宮城県の高野連で「補殺」「刺す」「犠打」といった〝物騒な〟野球用語を見直す検討委員会を設置したそうです。


「くだらなすぎて何も言えない。そんなことよりどうやって野球人口を増やすかとか、もっと他に考えるべきことがあるでしょう」(江本孟紀)というのが多数意見です。

一方で、海の向こうのNFLではロングパスを指すBomb(爆弾)や、クォーターバックを急襲するBlitz(電撃戦)といった戦争を連想させるMilitary metaphor=ミリタリー・メタファー(比喩表現)を自粛。

戦闘を仮想するeスポーツ(対戦型ゲーム)の大会でもkill(殺害)という言葉を排除する流れが決定的になっているそうです。

宮城県高野連では、日常的に「殺」や「死」「刺」という過激な言葉を繰り返し使うことで、子供たちの意識のハードルが下がってしまうという心理的なリスクを配慮したということですが、これはどうなんでしょうか?

さらに「DeadやSacrificeなど表音文字の英語に比べて、死球や犠牲という言葉は、表意文字である漢字は生々しさが突出している」ということですが、正気か?です。

Deadなんて「死」そのもので、Sacrificeに至っては「生贄」の意味も多分に含んでいます。「生贄バント」という表現なら微妙ですが、「犠打」は全く問題ないでしょう。

とはいえ…ここまで世知辛い世の中になってしまいました。

私のように「死球」「盗塁死」という言葉から、子どもたちの「死」や「盗」への意識が軽くなってしまうなんて、そんなバカなことがあるかッ!ボケッが!!なんて口にしてしまうと、言葉狩り、魔女狩りの格好の標的にされそうです。

そのうち、選手が死球や盗塁死、刺殺なんて言葉を使おうもんなら、その高校は1年間の公式戦出場停止とかになるかもしれません。高校球児は気をつけろ!…球児だけじゃないな、全体責任とか言い出しそうだからその高校の生徒たち、関係者も注意徹底しなければなりません。


サッカーでも延長Sudden Death(サドンデス)方式がVゴール、ゴールデンゴールに差し替えられたことがありました。

言葉狩り、実に面白いなあ。こんなことを真剣に考えてるんだもんなあ。


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翻って、我らがボクシングです!!!

選手の渾名で、バーナード・ホプキンスらのExecutioner(死刑執行人)や、より具体的なマニー・パッキャオのMexecutioner(メキシコ人死刑執行人)にDestroyer(ぶっ壊し屋)、ガーボンタ・デービスらのTank(戦車)、Bomber(爆撃戦闘機)はジョー・ルイスのBrown Bomberにデオンティ・ワイルダーのBronze Bomberなどなど、大きな爆発力を持つTNT火薬も定番中の定番です。

ジャック・デンプシーのManassa Mauler(マナッサの人殺し)のMauler、ヘンリー・アームストロングのHomicide Hank(殺人ハンク)のHomicide なんかもよく見る言葉です。

虐殺を意味するSlaughterやMassacre、Annihilate(殲滅)、Demolish(粉砕)、Destroy(破壊)なんて言葉も一方的な試合の記事で、当たり前に目にする基礎単語。

物騒な言葉や、ミリタリー・メタファーのオンパレードです!

そして、インタバルになるとなぜかリングに腰を振って現れる露出度満点のセクシーなラウンドガール…。

ボクシングなんかを見たり読んだりしていると、殺人や残虐な暴力、戦争に対する意識の防波堤が完全に決壊、殺人鬼や強盗犯を大量生産してしまうんです、きっと。マイナースポーツで幸いでしたわ。



プロボクシングに世界的な統括団体が無くて本当に良かった、マイナースポーツで良かったなんて感じることはまずありませんが、メジャースポーツがどんどん世知辛くなっていくのを目の当たりにすると、そんな思いにも駆られてしまいます。

プロボクシングの統括団体が宮城県高野連でなくて本当に良かった!

ヘンリー・アームストロングはHomicide Hank(殺人ハンク)ではなく、Playful Hank(わんぱくハンク)とかに書き換えられるとこでした。



女子高生たちも直射日光にあたって火傷するほど熱くなった管楽器なんて捨てて、もっと涼しい格好で、ジュリアナ扇子でもヒラヒラさせて応援するのもありですな…なんて、春先に会社の酒席で酔っ払ってると「それ、公式の場では絶対に言わないでくださいね、冗談抜きで」と思いっきりクギを刺されたのでした…。それくらいエエやろ、許容範囲やろ、普通?





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通算10個の五輪メダルを獲得した高木美帆の国民栄誉賞が内定しています。授与式は明日、28日を最短に首相官邸で開く方向で調整中とのことです。


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具志堅用高が選考からもれたのは、ボクシングは老若男女からの支持があるとはいえず「広く国民に敬愛され」ているとはいえないから…首相官邸に招かれたのは、広く国民に敬愛されているからじゃないの?。古賀政男は、具志堅よりも老若男女から支持されていたということです…。なんとでも言えますね。



さて、このブログでもたびたび取り上げて来た「国民栄誉賞」です。

この賞がニュースになるたびに議論が起きてしまうのは、その規定が非常に曖昧なためです。

内閣府の「国民栄誉賞」の説明には「この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする」とあります。

第1回受賞者の王貞治は伝説のベーブ・ルースと、ホームラン世界記録のハンク・アーロンの数字を更新することで日本列島を熱狂させ、まさに「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」に合致していました。

しかし、歴代受賞者を見ると「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績」が微妙な方も散見されます。

さらに、アスリートに贈られる国民栄誉賞について、多くの人が「パフォーマンスにおける顕著な業績」と勘違いしていることも議論の火種になっています。




「野村忠宏が受賞できないのはおかしい」というのは、この〝火種〟の典型です。

野村の場合は、人気面で田村亮子という「女子>>>男子」というスポーツ界では滅多に見られない逆転の不等式がのしかかっていました。田村は、野村との比較では明らかに「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」でした。

野村が五輪3連覇した1996アトランタ、2000シドニー、2004アテネはヤワラちゃんの銀、金、金にオーバーラップします。

しかし、そのヤワラちゃんがシドニーで悲願の金メダルを獲得しながらも逃した国民栄誉賞は、信じられない視聴率を見れば明らかなように、より大きな注目を集めた高橋尚子にさらわれてしまいます。

たとえ五輪でも、同一大会で国民栄誉賞の枠は最大でも一つというUnwritten Codes(不文律)があるようです。

Qちゃん(マラソン)&ヤワラちゃん(柔道)とは逆の構図になったのが、ロスアンゼルス1984です。このとき最大の注目は瀬古利彦。しかし、瀬古は惨敗。足の怪我を乗り越えて金メダルをつかみとった山下泰裕に贈られます。

もし、瀬古が金メダルなら?あるいは高橋が負けていたら?国民栄誉賞の行方も変わっていたでしょう。





なでしこジャパンは2011年女子サッカーW杯で優勝しましたが「パフォーマンスにおける顕著な業績」とは程遠い、逆転とPK戦をくぐりぬける薄氷の栄冠でした。

なでしこジャパンが開催地ドイツに出発する空港には見送りのメディアもファンもほとんど見当たらない寂しい状況でしたから、この時点では「広く国民に敬愛され」ていたとは言えません。

その3ヶ月前、日本は未曾有の災害に襲われ、国中が沈んでいました。「こんなときにスポーツなんて」…というチーム内でもあったと伝えられる沈痛を振り切って、彼女たちは敵地に乗り込みます。

しかし、逆境を何度も乗り越える彼女たちの姿は、日本中がまさに「こんなときこそ」必要としていた光景でした。

6月27日の初戦から、決勝の7月17日までのわずか21日間で、彼女たちは間違いなく「広く国民に敬愛され」る存在に昇華していました。

そして「社会に明るい希望を与えることに顕著な業績」は文句なし、国民栄誉賞の規定を短期間でコンプリートして見せたのです。

閑散とした出発ロビーから敵地に向かったなでしこの凱旋帰国は、大熱狂で迎えられます。






第1回(1977年)の王貞治から、来年で半世紀。さまざまな価値が多様化する中で、国民的英雄など生まれるはずもない時代の色合いが濃厚になっていますが、想定外の恐るべき例外が出現しました。

大谷翔平です。「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」だけでなく「パフォーマンスにおける顕著な業績」までメーターを振り切っている信じられないアスリートです。

これまでも政府から大谷に打診されたことが事実として確認されていますが、予想通りの辞退。

そして「大谷を政治利用するな」という嫌悪感が、国民の総意になっています。政府からすると「一番受け取って欲しい人」ですが、国民感情の反発を考えると「触らぬ神に祟りなし」です。


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ーーー話を戻して、高木美帆は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったもの」に十分該当するでしょう。

おめでとうございます。



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◾️◾️◾️高市早苗首相が昨日、国会で党首討論に臨みました。

中道改革連合の小川淳也代表が下を向きながら「読み物(メモ)を読んでいるのは残念だ。事前に通告しているのに。できるだけ自身の言葉で咀嚼してダイレクトに答えてほしい」と読み上げると、首相は「(小川氏)ご自身もメモを見ていたので。ここはできるだけ正確にということでメモを用意してきた」とカウンター。

この手の質問をするのにメモを読み上げる小川の神経にひっくり返りました。この質問のときだけでいいから、下を向かないで前を向くでしょう、まともな感覚があれば。東大で何を勉強したんだ?いや、しかしどこまでバカなのか?

かつて、赤塚不二夫を送る弔辞を読み上げたタモリ。手元のペーパーは全くの白紙だったという洒落っ気とは全く異質の党首討論、魔空間でした。

国会には「私の父は小泉純一郎です。意外にこれ知られてない」「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」「地元がホームタウンなんです」「このプレゼント、実は頂き物なんです」「力をパワーにしたい」…と恐るべき進次郎構文を駆使する手練もいますから、メモを読みながら「メモを読むな」という高度な禅問答もありなのかもしれませんが…そんなもん、国民には全く伝わりません。

いや…もしかして、さすがにここまでくるとわざとやってるのか?だとしたら小川の目的は何だ…?



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◾️◾️◾️やはり昨日、NHKをはじめ複数の日本メディアが「佐々木麟太郎がマーリンズ入りを決断した」と報じました。

しかし、一夜明けて佐々木をマネジメントするナイスガイ・パートナーズ(NGPS)の木下博之代表は自身のXで「報道見て驚いております。まだ選択肢のどれかに決めた事実はありません」と報道を完全否定しました。

佐々木を昨秋ドラフトで1位指名しているソフトバンクの三笠杉彦GMも「マネジメント事務所から『今のところ決まったことはない』と報告されている。何も言えることはない」と、一連の報道に不快感を示しました。

全てのメディアが「関係者への取材でわかった」と取材源が関係者だとしていますが、この関係者が各社に一斉に情報を送ったとは考えにくく、最初に共同通信から配信された記事を大手新聞、メディアもそのまま一斉に報じたと考えられます。

共同が出所だと「自分たちでちゃんと取材しろ!」とは言い難いものの、地方紙以外のほとんどのメディアが記事に「共同通信(発)」と書かずに垂れ流したのは問題です。

「共同通信(発)」と一言入れておけば良いことでしたが、変なプライドがあったのでしょうか。いずれにしてもバカです。

もちろん、マネジメント会社が把握する前段階、佐々木と非常に近しい家族やあるいは本人から確実な情報として取材したのなら十分に裏付けのあることでしたが…そうではないように思えます。




◾️◾️◾️佐々木麟太郎について、ご本人には何の責任もないことで恐縮ですが、史上最多の「高校通算本塁打」。

これは練習試合なども含めた数字で、これだけで強打者の物差しにはなりえません。「甲子園」でくくってしまうと常連校が有利になるので、これまた怪しい物差しでしかありません。

いずれにしても、高校通算本塁打で史上最強の佐々木が、歴史上最も優れた高校生のホームラン打者と評価する人はどこにもいないでしょう。



「高校通算本塁打」よりもさらにアテにならない数字が、ボクシングの「アマチュア◯冠」です。

一昨日も各社が「アマチュア13冠の堤駿斗がフェリックス・バティスタにTKO勝ちした。WBA王者アンソニー・カケーチェへの挑戦を表明した」と報じました。

このブログで何度繰り返しても意味がないことですが、もうそろそろ「アマチュア◯冠」はやめましょう…。

ボクシングの場合、それを言い出すと、現代の「◯階級制覇」「世界戦◯勝」もきわめて怪しい数字になってしまいますが…。





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20代の前半頃までは、それこそいろんな本を乱読しました。今の自分が年に20冊も本を読まくなっているなんて信じられません。

それを言い出すと、映画や現場のボクシングはもっと見なくなってしまいました。

高校時代から強烈な興味をそそられたテーマの一つに、Unsolved Problems In Mathematics(数学上の未解決問題)があります。

ムラムラする数式に「なんか、これ、もしかして、俺が解決できるぞ…」と一瞬体を震わせても、全然ダメダメだったりするアレである。

先月、知り合いのヤブ医者がわざわざ大阪まで遊びに来たのですが、この男が私が初めて会った「私なんかよりもはるかに数学が出来る、数学的感性の鋭いヤツ」で「私以外で高校時代からUnsolved Problems In Mathematics に惹きつけられていた変態」です。

私が「ちょっと前に会ったばかりやないか。まだ(居酒屋など)なんも開拓してへんのに」と言っても、「なかなか時間とれないから、行ける時に行っとこうと思って」と大量の酒と食べものを持って我が家に上がり込むのでした。

こいつには前に飲んだ時に「南極にまだ人類が見たことのない貴金属が眠っている可能性がある。そこに行ってみないか?」と囁いたアホです。

中学時代に「巨大古墳の森の中にサッカーボールみたいなダイアモンドが転がっている」と探検に誘われ、アルジェリア短期赴任で助手の男が「松茸が群生している山脈がある。日本で売ったらとんでもないことになるんじゃないか?」と儲け話を囁かれ、「そんなんあるわけない!行ったらアカン!」と叫んでくれた心の中の〝常識の俺〟が何十年周期かの眠りから覚めて、やはり叫んでくれるのです。

〝常識の俺〟は「こいつは大病院勤務のエリートかもしれんが、精神年齢は4歳くらいで止まってる。そもそも南極に未知の貴金属があったら中国やロシア、アメリカがなんかがとっくの昔に特殊部隊を派遣して採掘しているはず。高いカネ使って南極まで行って『南極の氷で飲むウイスキーは美味いのう』とか言って帰ってくるのがオチだ!」と、私の心の中で理路整然と説得してくれるのでした。

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私は、まだ住み慣れぬ社宅で「もしかして南極貴金属探検の話を具体的にしに来たんちゃうやろな?」と戦慄していましたが、話は「兵庫県の阪神エリアあたりに住んでるやつは『どこから来た?』と聞かれてどうして『大阪』と答えるのか?」「横浜に住んでるやつが同じ質問に神奈川ではなく横浜と答えるのは間違っていないが、阪神に住んでいるのに大阪とこたえるのは詐称にあたる」というどうでもいい話、「最も偉い肉、美味い肉は牛肉なんかではなく羊ではないか?!」というくだらない自説、「手術前の患者の家族から贈られる高級なお酒や現金などはどうやって断れば良いのか?あるいはいただいちゃうべきなのか?」という下品な話、「巨乳の女は頭が悪いというのには医学的根拠がある」という公然と口にするとリスキーな話を、個々の体験を交えながら煮詰めていく中で Unsolved Problems In Mathematics の話題にも。

そして、AIがUnsolved Problems In Mathematicsについて完璧に美しい回答を完成させたというニュースから、私の名古屋の悪口に、そして「根尾昂はUnsolved Problems In Mathematicsではないか?」という問題提起に至りました。

「根尾は MathematicsではないがUnsolved Problems かもしれない」というのは、そうかも。

「18歳時点でトップの中のトップの一人であったことは事実」だが、「その時点でプロに通用する実力がないというのもあらかじめわかっていた事実」。

となると、高校生がプロで通用するには「どれだけ上積みできるか」がポイントになります。

プロのドラフトは実力はもちろんですが、清宮幸太郎と村上宗隆のように「高校時代にメディアでどれだけ騒がれたか」も評価の一部、+αです。清宮が村上と同じような結果を出していたなら、村上よりももっと大きな人気を集めていたのは間違いありません。

その意味で、根尾昂は+αの付加価値が非常に大きいな才能だったといえます。もし、彼が1年目から立浪和義のようにレギュラーを獲得していたら、東海地区のトップヒーローになっていたはず。

また、彼が村上レベルの+α、人気付加価値しか持ち合わせていなければ、いまでも東海地区でこれほど多くのファンから心配される存在になっておらず、忘れられていたでしょう。

「いきあたりばったりの中日の育成が悪い」「日ハムなら才能を開花できていたんじゃないか」という声もありますが、根尾は注目されたドラ1で野手としても投手としても、もう十分すぎるほどチャンスが与えられました。それは、他の選手ではあり得ないレベルでした。

そこで明らかになったのは、プロになってからの「上積み」の衝撃的な薄さです。

「エリートコースを走り続けた選手は、潜在能力が枯れているケースが多い」…そういうこともあるでしょう。

しかし、小学校時代からゆったりとしたスケジュールでリトルリーグで土日の練習と試合が待ち遠しくてワクワクしていた大谷翔平は別次元にしても、野球一辺倒ではなく東京大学野球部のスカウトが注目するほどの文武両道でした。

「東大・京大出身のプロ野球選手は大成しない。『俺には野球しかない』という覚悟がないから。いろんな物事を科学的・論理的に考えることに秀で過ぎていることは、ときに剥き出しの野生が求められるプロスポーツでは邪魔にしかならない。科学的・論理的に考えることが求められるのは野球についてだけ」…そういうこともあるでしょう。

受験勉強の知能と野球IQが別物であるのは当然ですが、東大・京大のプロ選手が大成しないように見えるのは、サンプルが少なすぎるからでもあります。

いずれにしても、甲子園であれほど輝いた根尾がプロで大きな壁と格闘しているのは、プロ入り後の「上積み」がほとんどないからに尽きます。

精神的な構えはより高く、練習環境も格段に良いはずなのに「上積み」が薄いのは致命的にも思えてきます。

2年目の村上をどんなに打てなくても、どんなに三振しても1年間使い続けたスワローズのようなことは、ビッグクラブ(もはや微妙ですが、ファンベースが固いのはビッグクラブ)のドラゴンズには難しい上に、根尾には村上の長打力のように「使い続けたくなる」目に見える傑出した才能は見当たりません。

ヤブ医者は断言します。「そこだ、そこ!。上積みが薄いというのは見た目だけで、才能と幅広い頭脳を持つまだ26歳の若者だよ。7年間でいつか爆発する時限爆弾のような上積みを温めているかもしれないじゃないか。落合が三冠王獲ったの30歳?(ほんとは28歳)まだ4年もある。山本昌なんて45歳くらいでノーヒットノーランしたよな?(ほんとは41歳)まだ15年もある。可能性しかない」。

確かに、スポーツにおける実力の「上積み」など、数学のように式にして目に見えるものではありません。そして、その潜在能力などUnsolved Problems In Mathematicsほどに文字通り計り知れないものです。


昨日、根尾昂が一軍登録を抹消されました。

がんばれ!!!




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これ食って、徹夜で野球の試合に行くのだが(もちろん選手としてではない)、全く眠くないし、めっちゃ元気(な気がする)…大丈夫か?俺?





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史上最強軍団が史上最悪の結果で敗退してしまったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。

今大会では、ベネズエラが1月に大統領が生捕りにする無法行為はたらいた米国を撃破して優勝したこと、そして〝国技〟レベルの強力なリーグのないイタリアの躍進に〝最もドメスティックなメジャースポーツ〟野球が欧州に広がる可能性を示したという2点が最大のトピックスでした。

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しかし、日本にフォーカスすると、今回のWBCで最も話題になったのはNetflix独占中継の是非が多くのメディアとファンの間で議論されたことでしょう。

「国民的行事をお金がなければみられないなんて間違っている」というユニバーサル・スタンダードに根差した主張が優勢でしたが、そもそもWBCをFIFAやIOCといった世界的な統括団体が主催する公共性の高い五輪やサッカーW杯と一緒にしてはいけません。

WBCはMLBとその選手会によるイベントです。「野球を世界に広める」のではなく「MLBを世界に宣伝する」のが目的で、MLBと選手会が利益を享受するビジネスで、そこに公共性を感じてしまうのが間違いなのです。「開催時期がおかしい」(広岡達朗)なんて意見こそがおかしいのです。

MLBのオーナーたちがレギュラーシーズンとポストシーズン以外で利益を上げようと考えて作った大会です。2006年の初開催から現在まで、その収入の大半を支えているのは日本であり続けています。

NPBも主催に関わることを何度も打診していますが、米国側は一切応じていません。「日本がボイコットしたら、現在の規模での大会継続は不可能」と知っていながら、米国側が強い気に出るのは「WBCは日本では国民的行事」であることを知っているからです。

今大会の賞金総額は、過去最高となる日本円で約21億〜22億円規模と報じられています。この原資となる収入は300億〜450億円ですから、150億円とされるNetflixの独占中継権だけで半分近くが占められます。

ここに日本のテレビ局などの各種メディアの画像・動画の使用料やグッズ販売などなどを加算すると、日本は〝奴隷状態〟。

「WBCにNPBも共催させろ。少なくとも日本向けの放映権はNPBに譲歩しろ。でないと次回からボイコットする」。そう啖呵を切りたいところですが、それが出来ないのは、日本国内でWBCが国民的行事になっているからだけではありません。

MLBにとって、WBCなどチンケな商売に過ぎないからです。大会収入は過去最高の今回でも〝300〜450億円〟。大谷翔平との契約すらままならない金額です。

MLBの総収入は2024年で約1兆9200億円。昨年は2兆円を大きく上回ったはずです。NPBが「大会運営に参加させなければボイコットする」と迫っても、MLBが「じゃあ次回からやめましょう」となるのは明らかです。

過去最悪の準々決勝敗退という結果に終わったサムライ・ジャパン。各国代表が力をつけてきた背景があるものの、優勝していても不思議ではないレベルのチームです。

しかし、フィールドではどこの国とも互角以上に戦えても、フィールドの外、NPB対MLBの経済対決では全く勝負にならない現実が横たわっています。

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 …え?ハンク・アーロンは20万ドル???長島や王よりも年俸が低かった????為替はあるものの、どっちが上かが議論されるレベルでした(実際には長島、王の方が明白に上)。今では考えられません。


まだMLBが遥かに遠かった時代。長嶋茂雄や王貞治にとって、MLBは為替相場を考慮しても経済的にはけして圧倒的な魅力のある舞台ではありませんでした。

いまは、名実共にMLBは世界最高峰。サッカーなど他のメジャースポーツでも、21世紀に入って選手報酬は爆上がりし続けています。

競技レベルはもちろん、経済的にも、メジャースポーツの多くで海外の最高峰が圧倒的な魅力を放つようになった現代は、トップアスリートにとっては進路がハッキリわかりやすくなったという点で悪くない時代です。

もちろん、私たちファンにとっても。




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モハメド・アリは「ダウンしたことは問題ではない。どう立ち上がるかが問題だ」と言い放った。さすが正真正銘の偉人、The Greatest だ!

のちに、アブラハム・リンカーンが「転んだことに興味はない。そこから立ち上がることにこそ興味がある」と言ったのは、アリのパクリだ!パクっとんちゃうぞ、リンカーン!

…時系列なんて関係ないッ!!

大切なのはダウンした過去ではない。大切なのはそれから、だ!


And Then それから。

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NPB、プロ野球。

今でこそMLBという世界最高峰がはっきり視界にとらえられるが、ここが最初の花舞台であることは今も昔も変わらない。

花舞台はどこまでも美しい。それは、いつか散るからだ。大谷翔平のような信じられない大輪の花ですら、いつか必ず無惨に散る。

しかし、花が美しいのは散るからだけではない。そこに辿り着いたにもかかわらず、咲くことさえ許されずに弾き出された無数の蕾があるからこそ美しい。

そして、アスリートだけが人生ではないのと同じように、野球だけがアスリートではない。

信じられない話に聞こえるが、NPBを弾かれた蕾が野球の世界では見ることのできない鮮やかな花を咲かせることがある。


大切なのはダウンしたことではない。大切なのはそれから、だ!


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1954年、身長190㎝の巨漢投手が高校2年で中退、プロ野球の道に進む。10代後半とはいえ身長は伸び続け、2mを超えてもまだ成長は止まらなかった。当時から日本人の体格は劇的に向上しているが、いまなおNPB最大の巨人は、この男である(NPB公式の記録は身長200㎝になっているが、それは大間違い)。もちろん、ユニコーンなんてこの男と並んだら子どもだ。



それから、ちょうど10年後の1964年の春の選抜・甲子園を制した優勝投手も身長181㎝の堂々の体躯だった。当たり前のように翌年1965年にプロ野球のグラウンドに立っていた。2軍では打者として4番を打つ二刀流。ちょっと何かがずれてたら、大谷翔平は二匹目のユニコーンだったのに、この男はわずか3年後にグローブとバットを置いてしまう。





大切なのはダウンしたことではない。大切なのはそれから、だ!

And Then〜それから。 …〝それから〟信じられない彩りの花を咲かせた男たちが歌い上げた勇気のテーマソングです。





 
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昨夜の巨人vs阪神の開幕戦。

新戦力、ダルベックが「巨人軍第97代4番打者」と紹介されていました。日本では4番にチーム最強打者を置くのが常識ですが、MLB最高打者のアーロン・ジャッジが4番を打つことはまずありません。


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ジャッジに並ぶ最強打者、大谷翔平に至っては1番です。

もし、ジャッジや大谷が4番になると「降格」という印象で語られるはずです。

40年前から「過去のデータを検証すると最も得点できるのは最強打者を2番に置くこと」だと言われていました。もし、野球から出塁をなくして個々の打者のパフォーマンスだけで得点を決めるなら、最強打者は1番で決まりです。

最も打順が巡る1番に最強打者がいると、相手投手へ与える重圧の回数も増えます。

しかし「出塁」を考えると「前の3人が出塁して満塁本塁打」という最高の形が出来るのは4番に最強打者を置いたケースになりますが、それはあくまで初回の攻撃だけ。

普通に考えると、9人のラインナップで打順の周りが6番目に悪い4番に最強打者を置くのはどう考えても非効率です。

「4番が本塁打王や打点王になるケースが多い」というのも日本だけ。日本では「4番には自由に打たせる」「4番の前にお膳立て」をするから、そういう結果になっているだけです。

「正解」は1番か2番でしょう。

それでも、いまなお日本では「4番信仰」が強いようです。

個人的には「雰囲気のスポーツ」という色彩がある野球が好きなので、ビデオ判定やロボット審判でその色が失われていくのを少し淋しく感じて見ています。

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