リング誌やボクシング・マガジンなど過去の紙媒体のスポーツ雑誌を紹介してきたこのシリーズですが、それは私の手元に保存されているものに限定されてきました。
ところが、リング誌のアーカイブが無料開放されて「100年前のリング誌、1926年9月号を振り返る」なんて、とんでもないことまで出来ちゃうことになりました。

「リング誌のアーカイブが無料開放」ということは、自分の本棚から取り出して紹介する必要はない、つまり誰もが閲覧できるということです。
紙の手触りや匂いなどは伝えることができませんが、本物の雑誌をPDFにしたものですから広告や活字は当時のまま。
だから、こんな広告⬇︎まで拝めるわけです。

六連発のリボルバー(回転式ピストル)。35ドルがディスカウントで8ドル99セントに…。このほかにも別のリボルバーの広告もあり、あの国では100年前から当たり前に銃を購入できたことが実感できます。
リング誌本体に話を戻すと、カバーを飾ったのは1930年に世界ライトヘビー級チャンピオンとなるマキシー・ローゼンブルーム。このときはまだチャンピオンではありませんでしたが「バトリング・レビンスキー以来のライトヘビー級最強」と、非常に高い評価を与えています。
いまでは完全に死語となった「無冠の帝王」です。
1923年のデビューから1939年の16年のキャリアで272戦207勝39敗26分。年間平均17試合をこなしてきた計算です。そしてKOはわずか19。Slapsie Maxie(平手打ち)の異名をとったローゼンブルームは、最盛期には激しい判定勝負を毎週のように繰り広げていました。
当時、認定団体はNBAの1団体時代でしたが、NYSAC(ニューヨーク州アスレティック・コミッション)も世界タイトルを認定。認定団体の対立とは構図が異なり、ファンやメディアのUndisputed Championへの欲求も強く〝統一戦〟は頻繁に行われていました。
あのエデル・ジョフレもNBAを獲ったあとに、英国ボクシング管理委員会など欧州勢力が世界王者としたジョニー・コードウェルをKOしてUndisputed Championになりました。現代ではあちこちにアルファベット団体がわいていますが、Undisputed Championとは「他の誰にも王者を名乗らせない」というわかりやすさが具現化できた古き良き時代です。
そして、わずか40ページのリング誌はまだプロレスとの〝合体〟前でボクシング専門。すでにリング誌チャンピオンは存在していましたが、ランキングは発表されていません。もちろん、約70年後の1990年に企画されるPFPなど影も形もありません。PFPなど意味がない、まさに良き時代でした。
観戦スポーツは競馬とプロボクシングがメジャー…というよりも、この二つが突出した存在だった時代です。
ところが、リング誌のアーカイブが無料開放されて「100年前のリング誌、1926年9月号を振り返る」なんて、とんでもないことまで出来ちゃうことになりました。

「リング誌のアーカイブが無料開放」ということは、自分の本棚から取り出して紹介する必要はない、つまり誰もが閲覧できるということです。
紙の手触りや匂いなどは伝えることができませんが、本物の雑誌をPDFにしたものですから広告や活字は当時のまま。
だから、こんな広告⬇︎まで拝めるわけです。

六連発のリボルバー(回転式ピストル)。35ドルがディスカウントで8ドル99セントに…。このほかにも別のリボルバーの広告もあり、あの国では100年前から当たり前に銃を購入できたことが実感できます。
リング誌本体に話を戻すと、カバーを飾ったのは1930年に世界ライトヘビー級チャンピオンとなるマキシー・ローゼンブルーム。このときはまだチャンピオンではありませんでしたが「バトリング・レビンスキー以来のライトヘビー級最強」と、非常に高い評価を与えています。
いまでは完全に死語となった「無冠の帝王」です。
1923年のデビューから1939年の16年のキャリアで272戦207勝39敗26分。年間平均17試合をこなしてきた計算です。そしてKOはわずか19。Slapsie Maxie(平手打ち)の異名をとったローゼンブルームは、最盛期には激しい判定勝負を毎週のように繰り広げていました。
当時、認定団体はNBAの1団体時代でしたが、NYSAC(ニューヨーク州アスレティック・コミッション)も世界タイトルを認定。認定団体の対立とは構図が異なり、ファンやメディアのUndisputed Championへの欲求も強く〝統一戦〟は頻繁に行われていました。
あのエデル・ジョフレもNBAを獲ったあとに、英国ボクシング管理委員会など欧州勢力が世界王者としたジョニー・コードウェルをKOしてUndisputed Championになりました。現代ではあちこちにアルファベット団体がわいていますが、Undisputed Championとは「他の誰にも王者を名乗らせない」というわかりやすさが具現化できた古き良き時代です。
そして、わずか40ページのリング誌はまだプロレスとの〝合体〟前でボクシング専門。すでにリング誌チャンピオンは存在していましたが、ランキングは発表されていません。もちろん、約70年後の1990年に企画されるPFPなど影も形もありません。PFPなど意味がない、まさに良き時代でした。
観戦スポーツは競馬とプロボクシングがメジャー…というよりも、この二つが突出した存在だった時代です。















