カテゴリ: リング誌から

リング誌やボクシング・マガジンなど過去の紙媒体のスポーツ雑誌を紹介してきたこのシリーズですが、それは私の手元に保存されているものに限定されてきました。

ところが、リング誌のアーカイブが無料開放されて「100年前のリング誌、1926年9月号を振り返る」なんて、とんでもないことまで出来ちゃうことになりました。

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「リング誌のアーカイブが無料開放」ということは、自分の本棚から取り出して紹介する必要はない、つまり誰もが閲覧できるということです。

紙の手触りや匂いなどは伝えることができませんが、本物の雑誌をPDFにしたものですから広告や活字は当時のまま。

だから、こんな広告⬇︎まで拝めるわけです。

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六連発のリボルバー(回転式ピストル)。35ドルがディスカウントで8ドル99セントに…。このほかにも別のリボルバーの広告もあり、あの国では100年前から当たり前に銃を購入できたことが実感できます。



リング誌本体に話を戻すと、カバーを飾ったのは1930年に世界ライトヘビー級チャンピオンとなるマキシー・ローゼンブルーム。このときはまだチャンピオンではありませんでしたが「バトリング・レビンスキー以来のライトヘビー級最強」と、非常に高い評価を与えています。

いまでは完全に死語となった「無冠の帝王」です。

1923年のデビューから1939年の16年のキャリアで272戦207勝39敗26分。年間平均17試合をこなしてきた計算です。そしてKOはわずか19。Slapsie Maxie(平手打ち)の異名をとったローゼンブルームは、最盛期には激しい判定勝負を毎週のように繰り広げていました。

当時、認定団体はNBAの1団体時代でしたが、NYSAC(ニューヨーク州アスレティック・コミッション)も世界タイトルを認定。認定団体の対立とは構図が異なり、ファンやメディアのUndisputed Championへの欲求も強く〝統一戦〟は頻繁に行われていました。

あのエデル・ジョフレもNBAを獲ったあとに、英国ボクシング管理委員会など欧州勢力が世界王者としたジョニー・コードウェルをKOしてUndisputed Championになりました。現代ではあちこちにアルファベット団体がわいていますが、Undisputed Championとは「他の誰にも王者を名乗らせない」というわかりやすさが具現化できた古き良き時代です。

そして、わずか40ページのリング誌はまだプロレスとの〝合体〟前でボクシング専門。すでにリング誌チャンピオンは存在していましたが、ランキングは発表されていません。もちろん、約70年後の1990年に企画されるPFPなど影も形もありません。PFPなど意味がない、まさに良き時代でした。



観戦スポーツは競馬とプロボクシングがメジャー…というよりも、この二つが突出した存在だった時代です。






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Saturday, 4 July 2026 - Wolstein Center
Cleveland, Ohio, USA

commission:Ohio Athletic Commission 
promoter:Bob Arum (Top Rank)
matchmaker:Brad Goodman (Top Rank)
official in charge:Tom Howard
inspector:Bryan Gedeon, Gene Glen,
Eric Meek, Clifford Pinkney, Bernie Profato
doctor:Allen Kline, Vernon Reynolds, Jerome Williams
timekeeper:Jamal Bowman, Norvin Kinds

WBOライト級12回戦

©︎アブデュラー・メイソン
vs
アルバート・ベル



日本時間7月5日開催とちょっと古い試合ですが、久しぶりにWOWOWでの観戦。

英国勢の攻勢とサウジアラビアの大波にのまれ、ESPNからも見放されたトップランクは井上尚弥や中谷潤人、ロベイシ・ラミレスら不採算部門(軽量級)の米国でファンベースを持たないファイターとの契約を解除、選択と集中に走っています。

ボブ・アラムが選択した一人が、人気階級の手前ライト級のアブドュラー・メイソン。「同じライト級からスタートしたテレンス・クロフォードよりもスター性がある」(それってもしかしてメイソンをディスってる?)ような言葉で期待される22歳のサウスポー。

WBOライト級王者が初防衛戦に迎えるのは、同じオハイオ州でボクシングを研鑽した11歳年上のアルバート・ベル。二人は当然知り合いで、スパーリングもした仲。そういえば、クロフォードもこの州のオマハ限定の人気者でした。

無敗同士のタイトルマッチですが、会場は王者の地元クリーブランド。

当初の相手は尾川堅一から2回KOでIBFジュニアライト級王座を奪ったジョー・コルディナが、地元カーディフで暴行・脅迫の容疑で起訴されたため米国行きのビザが発給されず、同郷のベルに急遽白羽の矢が立ったのでした。

WOWOWの解説でも触れられていたように「長身で負けにくいボクシングをする無敗のベルは厄介」。凱旋の初防衛、良いところを見せる舞台には難しい相手ですが、トップランクの虎の子がスター街道に乗るか外れるか、格好のリトマス紙になりました。

勝手知ったるやりにくい相手に王者陣営は「ボディーでダメージを与えて後半失速させる作戦」。その通りにオープニングブローはメイソンのボディストレート。

しかし、ボディ攻撃は「想定内だった」というベルは引きの速い左右のパンチで距離を作り、飛び込んできたときはクリンチ。前半は「ポイントはわからないが、思い通りに戦えているのはベル」(村田諒太)。

WOWOWでは「ベルが省エネで戦っているのにメイソンは出力が大きく消耗が大きいのではないか?」と見ていましたが、マラソンならランニングエコノミーが後半戦を左右する大きな要素になり得ますが、走る距離が決まっていないボクシングでは消耗の度合いは肉体だけでなく心理的な部分もあります。

前半6ラウンドの採点はメイソンから見て56-58/57−57*2の0−1。このままいけばスプリットドローでタイトル防衛ですが、スター候補の未来を占うリトマス紙はイエローカードに練ってしまいます。

前半までの採点についてはメディアもファンも地元判定、トプランクへの忖度と批判的で、メイソン陣営も第7ラウンドへ向かうインタバルで「ポイントは負けてる」と発破をかけています。

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第7ラウンドに入ると、セコンドから気合を入れられたメイソンが攻勢を強めます。試合後に「負けてると言われてギアを上げた」と語りましたが、これが出来るのは良い選手の証拠。

鼻血を出したベルは「あれで呼吸が苦しくなった」と失速、メイソンは封じ込められたボディ攻撃から立て直します。ここからは2度のダウンを奪った最終回45秒まで、メイソンの一方的なラウンドに。

メイソンのコーナーにはジェイコブ〝Stich〟デュランも控えていました。稀代の名カットマンが忙しくなる、メイソンの勝利に大きく貢献するような激戦を見たいものです。







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THE RING'S WEB TEAM RATES ALL-TIME BEST 25 AMERICAN FIGHTERS

昨夜遅くにアップされた「建国250周年〜リング誌が選ぶアメリカのベストファイター25人」をザザざっとご紹介。


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【第25位】AARON PRYOR (39-1, 35 KOS)
アーロン・プライアーです。ボクシングファンに非常に人気のあるナチュラル・ボーン・ファイター。アレクシス・アルゲリョとの2連戦がなければ「ブラックボトルの狡いやつ」「水増し階級の徒花」で終わっていたかも?


【第24位】JOE FRAZIER (32-4-1, 27 KOS)
スモーキン・ジョーをリアルタイムで知りませんが、動画と活字でその偉大さは十分思い知らされています。ヘビー級黄金時代の1970年代、彼がいなければモハメド・アリもジョージ・フォアマンももっと小さなイメージで記憶されていたでしょう。


【第23位】 BERNARD HOPKINS (55-8-2, 32 KOS)
監獄から模範の人格へ。死刑執行人→B -HOP→エイリアン。50歳までトップ戦線で戦い続けた規律の人でした。オスカー・デラホーヤとティト・トリニダードのスターロードにものの見事に立ち塞がって見せました。


【第22位】 LARRY HOLMES (69-6, 44 KOS)
全盛期は「アリのコピー」、晩年は「マイケル・スピンクスに偉業を許した恥ずかしい王者」、完全劣化版では「マイク・タイソンの咬ませ犬」…常に脇役であることを強いられた、史上最も過小評価されたチャンピオンでした。

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【第21位】GEORGE FOREMAN (76-5, 68 KOS)
歴史上、最も恐れられたパンチャー。私は復帰したビッグ・ジョージに「クロスアームなんて時代遅れの防御は通用しない」「タイソンとやったら序盤で破壊される」と思い込んでいましたが…クロスアームは当時のトップ選手を跳ね返し、タイソンはフォアマンとの対戦を恐怖し、何度も逃避したのでした。


【第20位】EVANDER HOLYFIELD (44-10-2, 29 KOS)
クルーザー級とヘビー級でUndisputed championとなった、オレクサンデル・ウシクが憧れたリアル・ディール。タイソンが抱える多くの弱点「Bプランを持たず下がったら全くの無策」「勝負根性の薄弱」を暴き出した〝エクソシスト〟。


【第19位】TOMMY HEARNS (61-5-1, 48 KOS)
シュガー・レイ・レナード、マービン・ハグラー、ロベルト・デュランと繰り広げた4KINGSの叙事詩、その本当の主人公は衝撃的な試合を演出したヒットマンでした。レベルが下がり、タイトルが軽薄になった現代ならヘビー級も獲れてた?


【第18位】PERNELL WHITAKER (40-4-1, 17 KOS)
スイートピーの舞いを一目でも見れば、ディフェンス・マスターなんて言葉を軽々しく使えなくなります。歴史の浅いPFPですが、1位vs2位の決戦は、vsフリオ・セサール・チャベスだけ。井上尚弥vsバム・ロドリゲスが史上2度目となるか?


【第17位】ROY JONES (66-10, 47 KOS)
対戦相手の低さと、〝空き巣〟と揶揄されたジョー・ルイス一点狙いの圧倒的有利予想でのヘビー級奪取、ライトヘビー級で戻りから繰り返された失神KO負け…事後評価が低いロイですが、まだ未熟な時代のホプキンスにも勝っています。


【第16位】GENE TUNNEY (65-1-1, 48 KOS)
活字と動画でしか知らない文字通りの伝説。ジャック・デンプシーに対するクリプトナイトを持っていた偉大なヘビー級チャンピオン。キャリアで唯一の黒星を喫したハリー・グレブには何度も雪辱、史上屈指のテクニシャンでした。


【第15位】WILLIE PEP (229-11-1, 65 KOS)
日本ではレフェリーとジャッジで大いに議論を呼ぶ最低を繰り返した「ファイティング原田の3階級制覇を阻んだ悪人」として憎まれていますが、世界的には誰も見たことがないフットワークを駆使した史上最強のフェザー級。


【第14位】EZZARD CHARLES (95-25-1, 52 KOS)
ナチュラルではミドル級で、キャリア初期のライトヘビー級時代のパフォーマンスは「史上最強のライトヘビー」とも、多くの人が信じています。シンシナティ・コブラはヘビー級で戴冠、ジャシー・ジョー・ウォルコット、ジョー・ルイス、アーチー・ムーアから勝利。


【第13位】BENNY LEONARD (90-6-1, 71 KOS)
ニューヨーカーで初めて世界チャンピオンになった〝ユダヤ人ゲットーの魔術師〟。ベンジャミン・レイナーのユダヤ名をベニー・レナードに改名、美しいスタイルと白い肌で人気者にのしあがりました。デュラン出現まで、ライト級史上最強の1人に数えられたグレート。


【第12位】FLOYD MAYWEATHER (50-0, 27 KOS)
ボクシングのステイタスが低落し切った21世紀に現れたマネー(金の亡者)。「好かれるよりも嫌われる方が大きな注目度を生み出す」ことを達見し、実行に移した史上最高の〝リングの中のセルフ・プロデューサー〟。


【第11位】JACK JOHNSON (53-11-8, 33 KOS)
圧倒的な強さで白人至上の世界を震え上がらせた黒人初の世界ヘビー級チャンピオン。公民権運動などさざ波ですらなかった苛烈な黒人差別の時代に、傍若無人のジョンソンがなぜ集団暴行を受けて惨殺されなかったのか?


【第10位】 ARCHIE MOORE (186-23-10, 132 KOS)
ミドル級からヘビー級をテクニック一本で渡り歩いた40歳オーバーでも世界基準の実力をキープした化け物。ジャック・デンプシーとの歴史的な決戦は勝っていた?米国遠征中のジャイアント馬場とエキシビションの見せ物も行いました。


【第9位】ROCKY MARCIANO (49-0. 43 KOS)
無敗のままリングを去った世界チャンピオンは数多かれど、ヘビー級ではマルシアノだけ。ヘビー級以外はボクシングの添え物であるとしたら、マルシアノだけが無敗のまま、チャンピオンのまま永遠に記憶されることになります。


【第8位】JACK DEMPSEY (53-6-8, 43 KOS)
激動の1920年代、大統領よりもベーブ・ルースよりも尊敬と人気を集めたのが、世界ヘビー級チャンピオンのロッキー・マルシアノでした。史上初の100万ドル興行を行い、地球規模の有名人でもありました。


【第7位】MARVIN HAGLER (62-3-2, 52 KOS)
私を米国ボクシングの世界に誘ってくれたマーベラスの評価が高いのは嬉しい限り。見るからに強そうで、実際に憎らしいほどに強い。鋼鉄の顎を持つスイッチヒッターのテクニシャンにして、強打者、そりゃ誰も勝てません。


【第6位】HARRY GREB (109-9-3, 50 KOS)
ウエルター級からヘビー級にかけて席捲した〝ピッツバーグの人間風車〟。対戦相手のリストは、殿堂入りファイターの名簿かと間違えるほど、クオリティーの高い戦いを潜り抜けました。

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【第5位】シュガー・レイ・レナード
ボクシングがまだカジュアルなスポーツファンのアンテナに察知されていた最後のスター。デュラン、ハーンズ、ハグラー、同時代のPFP1位の超がいくつも付く強豪から勝利を集め〝美味しいところ〟を全部持って行きました。


【第4位】HENRY ARMSTRONG (149-21-10, 99 KOS)
ファイターとしての純粋なレガシーだけなら、シュガー・レイ・ロビンソンやアリをも上回るという見方もされるオリジナル8の時代に3階級を制覇した本物のレジェンド。のちに8階級制覇を成し遂げたマニー・パッキャオと比較されたとき、多くの指揮者が笑って否定していたのが印象的でした。


【第3位】JOE LOUIS (66-3, 52 KOS)
偉大さとは数字だけではなく、彼が生きた時代にどういう作用を及ぼしたのか?も重要です。至上最多の連続防衛記録、ナチズムとの代理戦争、最強ジョー・ルイスの軌跡は時代ともオーバーラップしながら特別な輝きを放ち続けています。


【第2位】MUHAMMAD ALI (56-5, 37 KOS)
当時、史上最強と恐れられたソニー・リストンを翻弄して出現した〝ほら吹きクレイ〟は、ボクシングもスポーツも超えた世界の偉人に昇華しました。徴兵拒否によって奪われた全盛期、それでも信じられない奇跡を何度も起こしたアリとは何者だったのか?あれから10年が経ちますが…アリが死ぬわけもなく、永遠に生き続けています。


【第1位】RAY ROBINSON (174-19-6, 104 KOS)
まあ、そうなんですね、やっぱり、了解です。どうぞ、ご自由に。







Just missed the cut (in order of votes)=切り捨てさせていただいたファイター(投票が多かった順で):マイケル・スピンクス、オスカー・デラホーヤ、テレンス・クロフォード、ジェームス・トニー、マイク・タイソン、ボブ・フォスター。


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ちょっと早いお昼ご飯。ビーフカレーと生ビール…たまらん。



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日本時間の明日、6月13日にWBAバンタム級王者アントニオ・バルガスが初防衛戦のリングに上がる。

バルガスはアマチュア時代、フライ級=52kgで活躍。トロントで開催されたパン・アメリカン大会で金メダル、米国代表として出場したリオデジャネイロ五輪は惜しくもベスト8で敗退したが、エリートアマと分類しても差し支えのないボクサーだ。

しかし、米国では五輪のボクシングを地上波生中継する時代は20世紀で終わり、プロボクシングはもっと悲惨な状況でマイナースポーツの谷を転がり続けている。ただでさえマイナーなボクシングの中で、さらにマイナーな軽量級のバルガスは、母国ですら少しばかりの関心も払われる存在ではない。

ボクシングファンでも興味が薄い軽量級にも、ちょっとした格付けはある。明日、バルガスが挑戦を受けるジェシー〝バム〟ロドリゲスは軽量級では至高の評価を集める実力者だ。

トップランクと契約してプロデビューしたバルガスだったが、米国では全く注目されない軽量級、不遇の時代が続いた。しかし、2023年からバンタム級に主戦場を移し、翌年にはWBA暫定タイトルを獲得、潮目が大きく変わり、二つの波に乗った。

最初の波は昨年6月。好条件を提示されてマッチルーム・スポーツUSAに迎え入れられたのだ。完全落ち目のトップランクとは違う、サウジアラビア系のズッファ・ボクシングを例外にすると世界最高のプロモーターからの招待だった。

そして、軽量級がリスペクトされる唯一の富裕国、日本では主要4団体のバンタム級タイトルマッチで〝博覧会〟が繰り広げられていた。この二つ目の波にも乗ってWBA王者に昇格したバルガスは昨年、日本で比嘉大吾と防衛戦を行いキャリアハイの報酬を手にした。

しかし、好事魔多し。昨年11月に最愛の母、アネッタが子宮がんで亡くなってしまう。人生で、ボクシングで挫けそうになったとき、いつも励まし寄り添ってくれたのがアネッタだった。

妹の2人は父親姓のエステベスを名乗っていたが、彼は母親のバルガス姓を選んだ。

最後の週、バルガスの父親ホセ・エステベスは、歩くのもままならず意識も混濁して話すこともできなくなったアネッタに「闘病を続けるか」と静かに問うた。激しい痛みと薬の副作用に苦しみながら、アネッタはしっかりと目を開き、何度も頷いてみせた。

アネッタが「もう、闘病は終わりにしたい」と、ホセの問いかけに首を振るのではないかと激しく動揺していたバルガスは、母親の強さに感動の涙を流した。「あんな光景はいままで見たことがなかった。苦しんでいるのに、まだ戦い続けようとする母親の強くて厳かな意思に、私は神様に感謝した。この母親の強さは私にも受け継がれていると」。

母親が天国に旅立ち、失意に沈むバルガスにボクサー人生最大のチャンスが舞い込んでくる…PFPファイター、バムへの挑戦だ。マッチルームがバルガスに近寄ったのは、この試合をスムースに組むため。はっきりいってしまえば、バルガスはバムが3階級制覇する生贄、踏み台だ。

バムは「バルガスはアマチュア実績も確かな強敵。この試合に集中する」と明言しているが、バルガスに勝ったあと、団体統一戦を挟むかどうかは未定ながら、来年1月にジュニアフェザー級のUndisputed champion 井上尚弥とのビッグファイトが日本開催で内定している。

ウィリアム・ヒルはバムの勝利に1/20(1.05倍)、バルガスに9/1(10倍)と見立てている。

王者がこれほど侮辱されたオッズは滅多に拝めないが、ヒルの数字はまだマシな方でスター☆スポーツなど複数のブッカーは1/40(1.025倍)、11/1(12倍)と、マイク・タイソンvsバスター・ダグラス(1/42)のレベルで「バルガスに勝ち目はない」と切り捨てている。



「最愛の母親を失って迎える最初の試合が、一世一代の大勝負」という点で、ダグラスとバルガスが共通していることに、ボクシングファンはすぐに気が付くだろう。

そして、このレベルの大番狂せが、まず起こりえないことも、ボクシングファンはよく知っている。



「1−40」がひっくり返されるのか?それとも、バルガスはやはり、踏み台に載せられた生贄の羊なのか?


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リング誌のアニバーサリー号から眺めるボクシングの景色、第2回です。

1992年2月号。創刊70周年特別号。1922年の創刊から7つのディケイドを辿って振り返る、なかなか見応えのある特集です。

それぞれの10年間でFighter Of The Decade(最優秀ボクサー) とPersonality Of The Decade(この10年を象徴するボクサー)を選んでいるのもユニークで、今回はここをピックアップしてご紹介。

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[1920年代]

Fighter Of The Decade:ベニー・レナード
…ジャック・デンプシーを選ばないのは難しい判断だったが、よりボクサーとして優れていたのはレナード。ヘビー級以外の選手で、世界中に知られた初めてのボクサーでもある。

Personality Of The Decade:ジャック・デンプシー
…1920年代をベーブ・ルースの時代と見るのは間違っていないが、当時のボクシングはメジャースポーツ、荒れ狂う20年代はデンプシーの時代でもあった。



[1930年代]

Fighter Of The Decade:ヘンリー・アームストロング
…もはや誰も並ぶことが許されない本物の3階級制覇。フェザー、ライト、ウエルター。もちろん3つともUndisputed champion。ウエルター級では11連続防衛。

Personality Of The Decade:ジョー・ルイス
…善悪の分別があった古き良き時代のチャンピオン。「ルイスは黒人に誇りを与えたとされるが、そうではない。ルイスは人類に誇りを与えたのだ」(伝説のスポーツライター ジミー・キャノン)。



[1940年代]

Fighter Of The Decade:ジョー・ルイス
…第二次世界大戦が始まる前に13度、兵役から戻ってから25まで偉大な記録を伸ばした。この記録はいまなお(ヘビー級の)防衛記録だ。

Personality Of The Decade:マイク・ジェイコブス
…ブロードウェイでチケットをさばき、テックス・リカードのアドバイザーもつとめたジェイコブスほどボクシング界を支配したぷろもーたーはいない。


[1950年代]

Fighter Of The Decade:シュガー・レイ・ロビンソン
…説明不要。

Personality Of The Decade:シュガー・レイ・ロビンソン
…人気ではロッキー・マルシアノだが、近代ボクシングを完成させたシュガー・レイの功績はマイケル・ジョーダンにも匹敵する。


[1960年代]

Fighter Of The Decade:モハメド・アリ
…1964年2月25日、五輪金メダリストのカシアス・クレイがソニー・リストンを大番狂せでKO、ボクシングの歴史が変わった。徴兵拒否で全盛期にブランクを作らなければ、シュガー・レイのボクシングをさらに発展させていたかもしれない。

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 1960年代最高ボクサー、アリの対抗馬は〝黄金のバンタム〟エデル・ジョフレ

Personality Of The Decade:モハメド・アリ
…ボクシングの枠を超えても、アリは1960年代の象徴だった。



[1970年代]

Fighter Of The Decade:モハメド・アリ
…1970年代、アリは全盛期の山を下っていた。ロベルト・デュランやカルロス・モンソンの方が優れていたという意見があるなら、受け入れよう。しかし、70年代のアリこそがFighter。60年代よりも、さらにドラマティックな試合を見せてくれた。

Personality Of The Decade:ドン・キング
…70年代、ボブ・アラムと共に登場した異色のプロモーターで、元凶悪犯罪者。モハメド・アリ。ジョージ・フォアマン、ラリー・ホームズ、ロベルト・デュランを傘下に収め、1977年にはヘビー級トーナメントで犯罪的スキャンダルを引き起こした。


===1970年代のおまけ===

各年代で「ALL -STAR TEAM」を発表していますが、日本人は60年代まで選ばれていなかったので割愛してました。

しかし!刮目して見よ!!!⬇︎⬇︎⬇︎

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ジュニアミドル級で輪島功一、ジュニアフライ級で具志堅用高がランクイン!




[1980年代]

Fighter Of The Decade:シュガー・レイ・レナード
…デュランとの再戦、トーマス・ハーンズとの史上最高の名勝負、マービン・ハグラーを陥落させた奇跡。最強のライバルに恵まれることは稀れだが、そこで勝ち抜けるのはもっと稀れだ。歴史に残るグレートだ。

Personality Of The Decade:マイク・タイソン
…貧民街から世界王者へ。バックステップを学ばないまま、一面的な戦い方しかできないが、リングの中でも外でも凶悪な男。90年代に再び輝きを取り戻せるだろうか?



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リング誌のアニバーサリーから、ボクシングの風景を駆け足で眺めていきます。

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1972年2月号は創刊50周年特集号。

WBAからWBCが1960年代末に分離独立してから間もなく、当時はオリジナル8にジュニアミドル級、ジュニアウエルター級とジュニアライト級が加わった11階級。両団体のランキングも、現代のように大きく乖離したデタラメではなく「世界ランカーに弱い奴はいない」と言えた時代です。

「WBAとWBCを合わせて世界王者が20人もいるなんて気が狂いそうだ」なんて、今のボクシングファンが聞いたら耳を疑うような記事が踊っていた時代です。

せっかくの節目の号ですが、当たり前のようにPFPランキングなどありません。まだ、まともなランキングとチャンピオンシップが存在していましたから、「階級を関係なしに」なんてヘンテコ妄想がわく土壌はありませんでした。

当時、リング誌の王者はジュニアミドル級は認めず、ジョー・フレイジャー(ヘビー級)、ボブ・フォスター(ライトヘビー級)、カルロス・モンソン(ミドル級)、ホセ・ナポレス(ウエルター級)、アルフォンソ・フレイジャー(ジュニアウェルター級)、ケン・ブキャナン(ライト級)、アルフレド・マルカーノ(ジュニアライト級)、柴田国明(フェザー級)、ラファエル・ヘレラ(バンタム級)、エルビト・サラバリア(フライ級)の10人。

ランキングに入った日本人ファイターは輪島功一(ミドル級6位)、門田新一(ライト級)、岩田健二(ジュニアライト級)、西城正三(フェザー級)、大場政夫(フライ級2位)。日本人の平均的な体格は今よりもずっと貧弱だったはずなのに、どうですか?このバランスの良さ。

当時はストロー級もジュニアフライ級もジュニアバンタム級もジュニアフェザー級もなかったとはいえ、現代のボクシング界は「獲りやすいレベルの低い超軽量級狙い」にあまりにも傾倒しすぎです。「それ、欧米では無視されてる階級ですよ」と言えるメディアがいないのも問題で、ボクシングだけがどんどん栄養失調になってしまうのです。





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1982年2月号は60周年。⬆︎
この翌年、北米ボクシング連盟(NABF)がWBAから分離独立してIBFが発足することになります。

前述の11階級からジュニアフライ級、ジュニアフェザー級、ジュニアバンタム級が追加され14階級制に。

「人気のない軽量級の細分化は風当たりが少ないからといって無茶苦茶するな」というファンの怒りは認定団体に届くはずもなく、翌年にはIBFがスタート、団体と階級の増殖がますます加速、各団体のランキングはデタラメ沼にハマり込み、ボクシングのステイタスがさらに失墜してしまうことを多くのファンはまだ知りません。

リング誌が認めたのはジュニアフライ級とジュニアバンタム級を除く12階級。

王者はラリー・ホームズ(ヘビー級)、ドワイト・ブラクストン(ライトヘビー級)、マービン・ハグラー(ミドル級)、シュガー・レイ・レナード(ジュニアミドル級)、シュガー・レイ・レナード(ウエルター級)、アーロン・プライアー(ジュニアウエルター級)、アレクシス・アルゲリョ(ライト級)、サムエル・セラノ(ジュニアライト級)、サンバドール・サンチェス(フェザー級)、ウィルフレド・ゴメス(ジュニアフェザー級)、ジェフ・チャンドラー(バンタム級)、アントニオ・アベラル(フライ級)。

三原正(ミドル級10位)、上原康恒(ジュニアライト級6位)、村田英次郎(バンタム級6位)、ハリケーン照(バンタム級10位)、渡嘉敷勝男(フライ級4位)。








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野球や競馬など歴史あるプロスポーツの中で、ボクシングだけがマイナーの坂道を転げ落ち続けています。

最も大きな理由がタイトルの価値が暴落の一途を辿っていることで、瑣末なことかもしれませんが「時代に取り残されている」のも一因です。

きわどい露出のラウンドガールに対して何の波風も立たないのは、F-1などとは違い「マイナースポーツだから別にいいよ」という〝無関心の許容〟からでしょう。

リング誌が「CARD GIRL OF THE MONTH」(ラウンドガールのグラビア)を廃止したのも、販売不振・経営難からページ削減の煽りを喰った形でした。

そして、リング誌では多くのスポーツ誌から姿を消したタバコやアルコールの広告も根強く残っていました。

今夜は、そんな広告の中からビールを取り上げて「時代」の移ろいを見てみます。


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1960年代まではパブストの「ブルーリボンビール」。

いまではボクシングからは撤退したものの、デザインはほとんど変わらないまま、日本でも通販などで手軽に手に入るアメリカン(薄い)ビールです。

酒販店でも見かけますが、高いんです。味は無個性で薄いくせに(あくまで個人の感想です)。

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70年代に入ると「バドワイザー」の時代に。

バドワイザーがデザインされた水着のバドガールがリングを彩りました。薄い飲み口の典型的なアメリカンビールです。

コンビニでも手に入る、日本で最も身近な海外ブランドかもしれません。価格も手頃ですが、やはり味は無個性で薄いのです(あくまで個人の感想です)。


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21世紀に入ると、米国ボクシング界は完全にメキシコの時代に。

バドワーザーやクアーズの広告は激減、リング周りやラウンドガールの水着は「コロナ」や「テカテ」に衣替えされました。

そのまま飲むとそうでもありませんが、ライムやレモンを垂らして飲むとなかなか美味しくてコロナもテカテも気に入ってます。




そして、リング誌がサウジアラビアへ格安で買い取られてしまうとアルコールの広告は一切なくなってしまいましたとさ…。
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https://www.ringmagazine.com/news/poll-whats-next-for-junto-nakatani-2FaJJZp9BMvItEKnewy9Sr

リング誌があげたのは井上尚弥、サム・グッドマン、アラン・ピカソの3人。

リング誌…。なんか、特にここ数年、ズレまくってるぞ。
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Saturday 2, May 2026
  
T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA

commission:Nevada Athletic Commission
promoter:Tom Brown (TGB Promotions),
Oscar De La Hoya (Golden Boy Promotions),
Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing)
matchmaker:Tom Brown, Whitfield Haydon,
Javier Razo, Joseph Rotonda

 Amazon Prime Video PPV
※日本ではWOWOWが生配信



オッズは29歳の挑戦者べナビデスが1/4(1.25倍)、33歳の王者が3/1(4倍)と「井上尚弥vs中谷潤人」と同じ掛け率ですが、面白いマッチアップです。

「複数階級制覇という言い方は好きじゃない。体重幅で考えるべき」(村田諒太)というのは、正論です。これは「軽量級には無駄な階級が多すぎる」と8階級制への回帰を進めているズッファボクシングの姿勢とも重なります。

同じ4階級制覇でも、ストロー級(105)からジュニアバンタム級(115)の4階級はわずか10ポンドですが、ミドル級(160)からクルーザー級(200)は40ポンド。達成難易度は、体重差はもちろん層の厚さや専業ボクサーの多さ=競技レベルなどを考慮すると全く別物です。

また「PPVに起用されるかどうかは大事なこと」(亀海喜寛)というのも米国の真実。軽量級ではPPVイベントに組み込まれてもメインを張ることは特殊事情がない限り、あり得ません。井上尚弥のT−モバイルは悲惨な結果になってしまいましたが、そもそも「TモバなのにPPVがつかない、招致料もない」時点で不自然で摩訶不思議な興行でした。

そして、今日のTモバは2階席も解放されて上場の入りです。

しかし、村田さん…THE DAYの試合後インタビューを見て「自分のことを伝説っていう感覚がわからない」…井上尚弥にシニカルです。




◾️WBAスーパーミドル級12回戦◾️

©︎アルマンド・レセンディス
vs
ハイメ・ムンギア

両者入場。

ケイレブ・プラントに大番狂せを起こした王者が、今回も世界にショックを与えるか?

メキシカン対決。レセンディスはやはり巧い。左リードの見栄えがいいのはラスベガスでは有利に働くはず。しかし、レセンディスは27歳、ムンギア(29歳)の方が年長でしたか。

当日体重はどれほどの差があったのでしょうか。ムンギアがかなり大きく見えます。

クリス・マニックスの非公式採点は、5ラウンドまでムンギアのフルマーク。馬力の差が出ています。

それにしても、ムンギアは7年近くもタイトルから離れていたのか…。

ムンギアの完勝。120−108/119−109/117−111。




◾️WBA/WBOクルーザー級タイトルマッチ12回戦◾️


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現時点での人気と、29歳のベナビデスと34歳のラミレスという年齢。シンコ・デ・マヨのT−モバイル・アリーナ。この試合の勝者がカネロ・アルバレスの後継者になれるかどうか?には否定的にならざるを得ませんが、ボクシング界が望むのはべナビデスの勝利。

ラミレスがそんな空気を読めない試合を展開できるのか?

ライトヘビー級(175)からクルーザー級(200)へ。「2階級とはいえ25ポンドも飛ばすわけですから、途轍もない」(亀海喜寛)ジャンプです。

軽量級ならミニマム級(105)からジュニアライト級(130)の8階級の幅になります。

それを言い出すと、クルーザー級とヘビー級の2階級が一番途轍もないことになるのですが。


ーーー昨日の井上尚弥vs中谷潤人を見たあとでは、不摂生なメキシカンのドツき合いです。

村田さんが「今年1番の注目ファイト」と、日本のボクシングファンの神経を逆撫でするようなことをまた口にしてしまいましたが、事実です。米国=世界なら、メキシコとラスベガス、人気階級が世界の中心です。

マイク・タイソンのコメントを試合中に挟むのはGOOD。昨夜もクロフォードの言葉が欲しかった。

第3ラウンド、べナビデスの右ショートカウンターからの連打でラミレスが膝を落とします。

第6ラウンド、べナビデスの高速連打を受けたラミレスがよろよろと後退、右目を抑えてまた膝をつきます。ダメージというか、痛みで座り込んでしまいました。ゲームセット。

軽量級と比べてはいけないのはわかってますが、KOシーンが見れたとはいえ、昨日の今日だけに重たい試合でした。

オペタイアとの最強決定戦を見たいですが、どうなりますやら?

カネロとの試合が決まればメガファイトです。


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リング誌電子版がTOKYO, Japan – Two of the very best pound-for-pound fighters in the world collide on Saturday.〜二人のPFPファイターが土曜日の夜に激突する!と題して、ビッグファイトを紹介しています。

しかし、また基本的な間違いを犯してしまいました。

https://www.ringmagazine.com/news/the-fight-preview-naoya-inoue-vs-junto-nakatani-7KOqejgwv1IhA8TTSWiZzH



This is arguably the most meaningful fight on Japanese soil since Fighting Harada dethroned legendary Brazilian Eder Jofre for the undisputed featherweight crown in May 1965.

これは、1965年5月にファイティング原田が伝説のブリジル人、エデル・ジョフレから議論する余地のないフェザー級王座を奪って以来の最も大きな意味を持つ試合だ。

エデル・ジョフレの階級を間違える…軽量級に詳しくない、あんま興味ないのは重々わかっていましたが…。





しかし、第3試合まで微妙な判定勝負が続いています。


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