フシ穴の眼 〜スポーツ疾風怒濤編〜

      Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。

カテゴリ: News Flash 出来立てホヤホヤ

マディソン・スクエア・ガーデンで大番狂わせ!

スプリットはないわ。 

オフィシャルはジョージ・カンボソスから見て115-111/115-112/113-114。
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PUNCHESLOPEZ KAMBOSOS
Total landed176182
Total thrown565739
Percent31%25%
Jabs landed6127
Jabs thrown284347
Percent22%8%
Power landed115155
Power thrown281392
Percent41%40%

無敗対決とはいえ、両者の名声には大きな差がありました。

テオフィモの減量が順調でないという噂もありましたが、それは珍しいことではありません。

しかし、ここで躓くとは。 
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IBFジュニアライト級王者決定戦。

尾川堅一がアジンガ・フジレを2度倒して、IBF新王者に。

やりました。

完勝です。

第4ラウンドのバッティングで出血した尾川、戦いにくかったはずですが、集中力は衰えません。

第5ラウンドに右ストレートからダウンを奪うも、第7ラウンドにはフジレも反撃。

しかし、最終12ラウンドにやはり右で2度目のダウンを奪って判定を引き寄せました。 

オフィシャルは115-110*2/114-111 。意外なスコアです。3度のダウンを奪ってこの差はありえません。

それにしても、自分から膝をつくフジレのダウンの仕方は良くないです。

このクラスはシャクール・スティーブンソンにオスカル・バルデスの人気者王者に、実力者シャフカッツ・ラヒモフと無敗の強豪がトップ戦線を形成、尾川にもビッグファイトのチャンスが巡ってきそうです。



そして、大荒れのテオフィモ・ロペスvsジョージ・カンボソス!
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WBOウェルター級12回戦 @ラスベガス マンダレイ・ベイ ミケロブ・ウルトラ・アリーナ

王者テレンス・クロフォードvs挑戦者ショーン・ポーター

普通に考えると12ラウンドたっぷりの試合になるはずですが…クロフォードがキース・サーマンやエロール・スペンスJr.よりも上のステージのボクサーなのか、それとも?

T−Mobile、MGMグランドガーデンアリーナと比べるとキャパは2/3ですが、アリーナミケロブ・ウルトラ・アリーナは1万1500人のフルハウス。

勝者にはもっと大きな会場が用意されるはずです。

ポーターはMarverous Warと刺繍されたガウンで入場。マウスピースにもWAR。クロフォードは自らの名前の頭文字T、B、Cがあしらわれたガウン。
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クロフォードは右構えでスタート。前に出るのはポーター。

第2ラウンド。クロフォードはコーナーの指示を受けてクロフォードはサウスポーにスイッチするも、ポーターが攻勢。

第3ラウンド、アクションが出てきました。ポーターは右目上をバッティングでカット。

序盤4ラウンドまでは、まだどちらも主導権は握れていません。ここまで、ESPNの採点は38-38のイーブン。「クロフォードが疲れている」。

第5ラウンドからポーターの突進が激しくなって、頭が当たるシーンが目立つ。

前半6ラウンドまで終わって、互角の展開。どっちにも取れる。ESPNは57-57イーブン。

第7〜8ラウンド、ポーターの突貫をクロフォードは捌ききれない。ESPNは77-75。ポーターがリード。

第10ラウンド、クロフォードの左でポーターがダウン。右フックで2度目のダウン。ここで、コーナーが主審に試合を止めさせました。

なんという幕切れ。

この判断はケニー・ポーターにしか出来ません。
PUNCHESCRAWFORDPORTER
Total landed9879
Total thrown328347
Percent30%23%
Jabs landed3312
Jabs thrown15994
Percent21%13%
Power landed6567
Power thrown169253
Percent39%27%
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ESPNは9ラウンドまでを86-85でポーターを支持。オフィシャルは 87-84/86-85/86-85で3者ともクロフォード。

さて、リトマス紙の色。難しいですね。
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11月20日〜ラスベガス マンダレイ・ベイ ミケロブ・ウルトラ・アリーナ。


■北米フェザー級タイトルマッチ■

王者アイザック・ドグボエvs挑戦者クリストファー・ディアス

かつて、ジュニアフェザー級最強と見られていたドグボエは、エマヌエル・ナバレッテに連敗してからかつての輝きを失ってしまったまま。

元プエルトリコのホープ、ディアスも伊藤雅雪に番狂わせで敗れてからは、3勝3敗。ど根性以外に何一つ世界基準の武器を持たないことを曝け出してしまいました。

〝ナバレッテに完敗〟した〝27歳対決〟は、二人にまだ世界トップに陳列する商品価値があるかどうかの品定めマッチでした。特にドグボエにとっては。

試合としては、どちらにもチャンスがあった面白い展開でした。そして、どちらも一気にその流れを自分のものにする決定力を持っていませんでした。

96-94 /95-95/97-93。MDで勝ち名乗りを受けたのはドグボエでした。

Punch Stats

PUNCHESDOGBOEDIAZ
Total landed142139
Total thrown431469
Percent33%30%
Jabs landed4926
Jabs thrown221218
Percent22%12%
Power landed93113
Power thrown210251
Percent44%45%
-- Courtesy of CompuBox


■WBOグローバル/WBC米大陸 ミドル級タイトルマッチ■

王者ジャニベク・アリムハヌリvs挑戦者アッサン・エンダム。

開始ゴングから、サウスポーのアリムハヌリがジリジリと重圧をかける展開。

エンダムもリングを大きく丸く使って動きは悪くありません。

3ラウンド、アリムハヌリがクロスレンジの揉み合いから左のショートでダウンを奪います。

4〜7ラウンドは28歳のカザフスタン人の一方的な展開ですが、その両拳には村田諒太ほどの火力はありません。見た目はキレも威力もあるんですが、もともと打たれ強いとはいえ劣化激しいエンダムを詰め切れません。

第8ラウンド、残り20秒。エンダムをコーナーに詰めて連打、ここでケニー・ベイレスがストップ。エンダムは「まだ出来ると」両手を広げてアピール。

戦績を11戦全勝7KOに伸ばしたアリムハヌリですが、ミドル級のトップ戦線では非力だということを露呈しました。

Punch Stats

PUNCHESALIMKHANULYN'DAM
Total landed15272
Total thrown353319
Percent43%23%
Jabs landed417
Jabs thrown151135
Percent27%5%
Power landed11165
Power thrown202184
Percent55%35%


■IBF世界ミドル級 挑戦者決定戦■

エスキバ・ファルカオvsパトリス・ボルニー。

ブラジル人の悲哀を味わいし続けるファルカオと、WBO北米王者の無敗対決。

ボルニー、いつものパイナップルヘアで登場。ファルカオもいつも通り精悍な表情。

開始早々から重圧をかけるファルカオ、強い。体格差関係なし。

強打か、速いリードがないとファルカオは難しい。ボルニーはロープを背負う時間が長すぎ。

第5ラウンド、ボルニーのカウンターでファルカオの動きが止まる。明白にボルニー。 最初から分かって他こととはいえ、両者とも一発のパンチがない。

第6ラウンド残り40秒、痛烈なバッティングでファルカオが左眉上から出血。ドクターチェックが入ります。 あれーー、、、負傷判定に。 

スプリットでファルカオ。妥当な判定です。

Punch Stats

PUNCHESFALCAOVOLNY
Total landed11472
Total thrown389278
Percent29%26%
Jabs landed414
Jabs thrown197128
Percent21%3%
Power landed7368
Power thrown192150
Percent38%45%
-- Courtesy of CompuBox
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中谷潤人、スピードとパワー、テクニック、すべてのマトリクスが世界基準を超えた世界王者です。

立ち上がりこそやや固さが目立ったものの、ジュニアフライか上がりのアンヘル・アコスタにとって長身・万能型のサウスポーは荷が重すぎる相手でした。

2ラウンドから鼻血がひどくなり、2度のドクターチェックの末に4ラウンド32秒で主審が試合をストップ。

フライ級ではパワーですら世界基準が怪しい粗々のプエルトリカン相手では、中谷の凄みを見せつけるまでにはいきませんでした。

倒して試合を終わらせたいところでしたが、これは仕方がない。 
 Punch Stats   
 PUNCHESNAKATANIACOSTA 
 Total landed5740 
 Total thrown195147 
 Percent29%27% 
 Jabs landed81 
 Jabs thrown8337 
 Percent10%3% 
 Power landed4939 
 Power thrown112110 
 Percent44%36% 
 -- Courtesy of CompuBox   

会場のCasino Del Sol、屋外リング、い〜〜雰囲気。気温38度でも湿度が低く、気持ちのいいビールが飲めそうです。 




▶︎セミはガブリエル・フローレスvsルイス・ロペス。

フローレス、何度も指摘されてきた非力で防御に欠陥、それが全部さらけ出された試合でした。

趣味が悪いですが、トップランクの温室ホープが大きくつまずくのはざまあみろです。 




▶︎オスカル・バルデスvsロブソン・コンセイサン
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すっかり夜の帳が降りました。

第1ラウンドは両者に有効打はなかったものの、コンセイサンのこれぞリングジェネラルシップという戦いっぷりで10-9。

続く第2ラウンドも32歳のブラジル人が先に手を出す展開。10-9。バルデスはやりにくそう。 

第3ラウンドは王者が前進、ロープに詰めて右をクリーンヒットしますが、3分間通してみるとコンセイサンの手数をとって10-9。

第4ラウンド、バルデスは流れを変えようと前に出るもブラジル人のジャブに遮られます。10-9。 

第5ラウンド、コンセイサンの動きに余裕。ガードを下げる時間が長くなる。ジャブはもちろんどのパンチも引きが速い。打ち終わりを狙えない。ベルチェルトとは大違い。 10-9。

第6ラウンド、バルデスが強引に距離を潰して打撃戦に。初めて王者が手数で上回る。9-10。ここを取られてたらやばいラウンドを押さえます。

第7ラウンドもバルデスが手を出し続けて前進。両者クリーンヒットはないものの、挑戦者の表情から余裕が消えます。9-10。 

第8ラウンドは、コンセイサンが左ジャブでペースを取りも通そうとしますが、王者の前進は止まらない。両者とも有効打なし。10-10。

第9ラウンド、コンセイサンが減点1。ラウンドを支配したのはそのコンセイサン。10-10。

第10ラウンド、バルデスが疲れの見えたコンセイサンを攻め立てるも決定的な場面は作れない。コンセイサンのジャブはまだ生きてる。9-10で王者。

チャンピオンシップラウンド。コンセイサンの左ジャブが冴える。 10-9。王者は万事休す。倒さないと勝てない。

最終回、時間を使うブラジル人をメキシコ人が無策のまま追う。9-10で王者。 


オフィシャルはユナニマス、115-112*2、117−110でスティル…。まじか?


試合を中継したESPN+は114-113、ボクシングニューズ24は116−112でいすれもコンセイサン。

試合終了時の両者の顔の傷つき具合とスコアカードが絶対的にリンクするわけありませんが…。

第9ラウンドの減点も警告なしのいきなりでした。もちろん、悪質な場合は警告なしも当たり前ですが、流れの中で頭を押さえた行為が一発減点になるとは。

大きな試合にはAサイドとBサイドがあります。

この試合は「Aサイドとは何なのか」を、リングの外とリングの中の両方で教えてくれた素晴らしい教材でした。

バルデス、好きな選手だっただけに今回は試合前のドーピング、さらにこの判定(バルデスのせいではありませんが)、がっかりです。 
 Punch Stats   
 PUNCHESVALDEZCONCEICAO 
 Total landed83141 
 Total thrown390576 
 Percent21%25% 
 Jabs landed1938 
 Jabs thrown181279 
 Percent11%14% 
 Power landed64103 
 Power thrown209297 
 Percent31%35% 
 -- Courtesy of CompuBox  
 
スタッツは試合の実態を現しません。この試合もCompuBoxの数字ほど挑戦者が支配した展開ではありませんでした。

それでも、スタッツ上はフラジル人がジャブもパワーパンチも手数・精度ともに圧倒的に上回っています。

両者の顔面を見てもどちらのパンチが相手を痛めつけたかは明らか。

「スタッツでボロ負け」「試合後の顔面でも完敗」でも余裕の判定勝ち。そういう試合もあると思います。そして、バルデスはそんなタイプのファイターです。

しかし、今日の試合は断じてそうではありません。

バルデスはやりたいことが出来ずに空回り、コンセイサンは作戦通りに戦い抜きました。

KOするしかない、まではいかなくても決定的な場面をいくつか作らなければメキシコのスター選手には勝てません。

ポイント計算なんかして勝てる相手じゃありません。
 
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バンタム級8回戦


直近6試合、2勝4敗と土俵際に追い込まれた者同士の対決。

この試合に敗れると深いどん底に沈められるが、勝利したからといって世界戦線に復帰できるわけもない。サバイバルマッチと呼ぶには厳しすぎる8回戦。

37歳のパヤノにとって、負け方によっては引退のキャリアの存続を賭けた戦いです。


▶︎▶︎37歳のドミニカンが得意の汚い試合パターンに持ち込みました。

タブゴンは1ラウンドにダウン。

第2ラウンドはバッティングで左目上をカットしたパヤノですが主導権は渡しません。

第5ラウンド終了のインタバルでフィリピン人コーナーが試合を放棄。


*******


バンタム級10回戦


こちらは、世界のトップ戦線から脱落した二人のサバイバルマッチ。

北京2008〜ロンドン2012の2大会連続五輪出場のウォーレンと、あのイスラエル・バスケスの弟ダミアン。

プロデビュー前からその両肩に乗せられた期待に応えきれないでいる、という共通項を抱える二人にとって、これ以上の〝減点〟は許されません。


▶︎▶︎たるい10ラウンドになる予感たっぷりだったサウスポー対決は、ウォーレンの右に対応できないバスケスが初回に2度のダウン。

2ラウンドに入ってもKOを狙うウォーレン。フィニッシュは左がテンプルにヒット。

尻もちをつくように崩れ落ちたバスケスを見て主審が試合を止めました。

ウォーレンのKO、貴重なものを見せて頂きました。




*******


WBAバンタム級暫定タイトルマッチ


WBA王者は井上尚弥。セカンド王者にギレルモ・リゴンドーを配しているのに、さらに暫定のストラップまで量産するWBAをいまさら非難しても虚しいだけです。

承認団体は承認料稼を稼ぎたい。プロモーターは試合に箔を付けたい。テレビ局にとってはなんでもいいからタイトルが懸かってる方が見栄えが良い。

いろんな思惑が絡まっているとはいえ、ボクシングの未来に一瞥も向けない、場当たりなタイトル量産。

さて、この試合。無敗のアントニオが元世界王者のロドリゲスをリトマス紙にしたテストマッチです。

ジェイソン・マロニー戦で評価を落とし、井上に粉砕され、1ポンド体重超過のルイス・ネリを回避、レイマート・ガバリョに不運な判定を落とす。

悪戦苦闘の直近3試合とキャンセルになった1試合の合計〝4試合〟で露呈したのは、29歳のプエルトリカンの技術的な限界だけではなく、脆弱すぎる精神でした。

28歳のラッセルにとって、全く怖さのないテスト。ロドリゲスにとっては、名誉挽回のチャンスですが…。


▶︎▶︎仕方ない、とはいえ。。。

初回16秒。強烈なバッティング。

ロドリゲスが痛みに突っ伏してのたうち回ったのを見て、主審が試合をストップ、無効試合に。
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ロドリゲス、不運でした。
 
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2021年7月25日 SSEアリーナ・ウェンブリー ヘビー級12回戦

SSEWembley

立ち上がり、主導権を握ったのはカメルーンで生まれ、フランスと二つの国籍を持ち、ネバダ州ヘンダーソンに住む40歳のタカム。

アンダードッグの、右のフック、ストレートが冴えます。

無敗の英国人は第3ラウンドにはタカムの攻撃を見切り、4ラウンド終了間際には左右フックで5歳上のタカムを攻め立てます。

そして迎えた第6ラウンド。ジョイスの猛攻でタカムが反撃の手を出せなくなったところで、レフェリーストップ。

ダメージブローをもらっていないタカムは「早すぎる」と不満の表情をあらわにします。

トップ戦線から外れたタカム相手に、危ない場面もありました。ダニエル・デュボア戦と同じように、鮮やかに倒したわけでもありません。

"I want A.J. or Usyk," Joyce said. "I don't need any more tests. I'm ready now."

「AJ(アンソニー・ジョシュア)かウシクと戦いたい。これ以上の遠回りは不要だ。準備はできている」。
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9月に行われる「WBA/WBC/IBF王者ジョシュアvsオレクサンダー・ウシク」の勝者への挑戦を熱望したジョイスですが、ジョシュアが勝てばタイソン・フューリーとのメガファイト、ウシクが番狂わせを起こせば再戦条項が行使されるのは確実。

すぐに挑戦、というのは難しい状況です。
20210722

それでも、ジョイスをプロモートするフランク・ウォーレンは「ジョシュアとフューリー(vsデオンティ・ワイルダー)が次の試合を勝てば、この二人で完全統一戦が行われるだろう。その勝者に、ジョイスが挑戦することになる」と青写真を描いていますが、果たしてどうなるでしょうか?
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IMG_5838
何かと思うと「来たよ!」と女性の声。

大きなカメラを構える人もいます。

有名な五輪アスリートが乗ったバスでも通るのか?

みんなが空を見上げた。
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そうか、ブルーインパルスを待ってたのか。

ゴーッと低い音を立てて、美しい隊列が青空を切り取ります。
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細長く真っ直ぐの飛行機雲は、あっという間に散りぢりに。
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あと2日です。
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ガーボンタ・デービスが〝大方の予想通りに〟階級の壁に苦しみながら、〝大方の予想を覆して〟力強いKO勝利を摑み獲りました。

シーソーゲームでした。

Show me're great!


7ラウンド後のインタバルで、リングサイドに陣取ったフロイド・メイウェザーから「(ShowTimeの非公式採点では)負けてる!俺にかっこいいところを見せてくれ!」と発破がかけられると、次の8ラウンドに2度のダウンを奪ってみせます。

そして、11ラウンド。3度目のダウンを奪って試合を終わらせました。
davis666

後半、爆発的なパワーを見せつけたデービスですが、レオナルド・エルベの「135ポンドが適正」という言葉に「現時点ではそう思う。(140ポンドに本格的に進出するのは)2年後」と140ポンドに戸惑いも見せました。

メイウェザーは「私よりも早いステップで130、135、140と踏んできたんだから簡単な挑戦じゃない。それでも上出来だ。私の最重量154ポンド(ジュニアミドル)で戦うことはないだろうが、その下(147ポンド)は視野に入っている」。

スクリーンショット 2021-06-27 17.53.29
ジャブではバリオス28/171(16.4%)がデービス(14/114=12.3%)の2倍をヒットさせました。しかし、パワーパントではデービス(82/182=45.1%)、バリオス(65/223=29.1%)と大きく逆転。この数字は実際の試合展開をよく伝えてくれています。


166㎝のデービスが、178㎝のジュニアウェルター級の二級王者マリオ・バリオスをパワーでねじ伏せたのは意外でしたが、相手が一級(ジョシュ・テイラー)なら勝手は全く違っていたでしょう。

10ラウンドまでのスコアカードは96-92/97-91/96-92と大きくリードしていましたが、マネーが大声をあげて「負けてる」と伝えたように少なくとも7ラウンドまでは接近した内容でした。

デービスは3階級制覇達成(WBAセカンドタイトルを王者と認めるとして)。

最初のジュニアライト級で、ホセ・ペドラザを仕留めたのはお見事でしたが、ライト級のユリオルキス・ガンボア相手の決定戦ではモタつきもしせました。

そして、今日のバリオス戦。

ライトとジュニアウェルターは、階級最強とは到底言えない相手を選んでの戴冠です。

タンク・デービスは強い。しかし、140はもちろん、135ポンドでもまだ本物の強豪とは戦っていません。

ガンボアとレオ・サンタクルスと峠を越えた下の階級のボクサー相手の135でも、いくつかの課題を見せてしまったデービスは今日の〝ボーナス140ポンド〟でもシーソーゲーム。

「テイラーへの挑戦は?」と聞かれたエルベが「英国人はアメリカでは人気がない。次の相手がテイラーというのは100%ない」。

さすが、タンクの性能をよ〜くわかっています。 豪快に勝ちはしましたが、ライトとジュニアウェルターのタンクの実体はチェリーピッカーです。

次に誰と戦うのか?確かに興味津々です。なんとなく、旬の強豪ではなく、また看板か名前があるだけの相手を選びそうです…。 
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明日は、悩ましい日曜日の朝になりそうです。

ラスベガスでノニト・ドネアとホルヘ・リナレスが、不利予想のレッテルを貼られて世界タイトルに挑戦するのです。

時間的にモロ被りです。

当たり前ですが、このパターンは「一粒で2度美味しい」ではなく「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。

感動的な名勝負になっても、その興奮と愉悦を純粋100%味わうことが出来ません。

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圧倒的不利予想のリナレス、中谷正義も絡むライト級を集中して応援したい気持ちも大きいのですが、やはり日本のエースが完全統一を目指すバンタム級のトップ戦線が気になります。

明日のNEWS FLASH 出来たてホヤホヤは、Filipino Flash 出来立てホヤホヤでお届け、リナレスの大番狂わせもすぐさま追いかけます!
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