カテゴリ: Coming Up Soon!

Saturday, 29 August 2026 - O2 Arena
Greenwich, London, United Kingdom

commission:British Boxing Board of Control
promoter:Frank Warren (Queensberry Promotions)
matchmaker:Lee Eaton (Queensberry Promotions),
Daniel Francis (Vote Boxing)

view on DAZN PPV 


vacant IBF World Heavy(空位のIBFヘビー級王座)を地元の強打者モーゼス・イタウマと、クロアチアのEl Animal(野獣)フィリップ・フルゴビッチが争いました。

ウィリアム・ヒルの見立ては21歳のイタウマが1/6(1.67倍)、34歳のクロアチア人が4/1(5倍)でアンダードッグでしたが、番狂せの結果に。

21世紀になってから、米国ボクシングの覇権は完全に崩壊。ビタリ&ウラジミルとオレクサンデル・ウシクによる〝ウクライナの軛〟はあったものの、大きな興行に欠かせないスターの座はレノックス・ルイス、アンソニー・ジョシュア、タイソン・フューリーと英国が輩出してきました。

ジョシュアは36歳、フューリーは37歳とヘビー級ではもう一花咲かせることのできる年齢で、この二人の激突にはまだ大きな商業的価値はあるものの、二人ともウシクに2連敗するなど傷モノです。

イタウマはヘビー級としてはかなり若い21歳で無敗(14戦全勝12KO)ですが、スターの座に就くのに早すぎることはありません。ジョシュアvsフューリーの勝者とのトーチのリレー、ウシクをキャリア初の敗北に追い込んでウクライナの軛を断ち切ることができたなら、英国にとって最高の物語となります。

ベストコンディションのフルコビッチは嫌な相手ですが、ここで頓挫するようなら、最高の物語は最初の1ページ目をめくられることもなく、別の物語を用意しなければなりません。



ーーーと前回、書きました。

もともと、雑魚専キャリアのイタウマ、私もその実力評価は後ろ倒ししてきましたが、今回の結果はストップ負けは予想の範囲内、フィニッシュされた9ラウンドまでの内容は第2ラウンドにダウンを奪うなど合格点。

ただ、フルコビッチが精神的にはもちろん、肉体的にもタフであったことを差し引いても、イタウマのパワーはまともなヘビー級相手なら決して決定的なものではないことまでも曝け出してしまいました。

イタウマは雑魚専キャリアで豪快なKOを量産してきた点でよく比較されるタイソンと類似していたものの、スタミナが全く試されていない点ではタイソンとは少し違いました。

タイソンも試合が長引くとパターンを読まれて、雑魚相手でも判定までもつれ込んでいましたが、イタウマが経験した最長ラウンドはプロ3戦目と4回戦のかませ犬に粘られた6R判定勝ち。

対戦相手の質で大きく上回り、ねちっこく戦うフルコビッチに序盤で大きなダメージを与えなければ、Bプランを持たないタイソン型のイタウマがスタミナ切れでTKO負けを喫したのは、リング誌などが報じたようなhuge upset ではなく想定内でした。

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「ウシクに勝てる」と鼻息が荒かった英国のファンは「あのスタミナと決定力の無さでは、ウシクには惨敗しか思い浮かばない」「ダニエル・デュボアには序盤でKOされそう」と早くも手のひら返し。

「魔法のガウンを剥ぎ取られた」という常套句を使うには、わずか15戦というキャリアは質量共にあまりにも貧弱。正確に表現するなら「魔法のガウンを羽織る前にKOされた」ということでした。

イタウマはアマ・プロ通じて初めての敗北。アマキャリアは無敗といってもジュニア大会での成績がメインというプロ同様にハリボテ。

コーナーのタオル投入は良いタイミングでした。








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Saturday, 22 August 2026 - T-Mobile Arena
Las Vegas, Nevada, USA

commission:Nevada Athletic Commission

promoter:Tom Brown (TGB Promotions),
Teofimo Lopez (Takeover Promotions)

matchmaker:Tom Brown (TGB Promotions),
Whitfield Haydon (Whitfield Haydon Boxing),
Joseph Rotonda (Main Events)

view on DAZN PPV
Amazon Prime Video PPV

WBAウエルター級12回戦


2020年にはFOTY、PFPの末席にも顔を出し、次期スター候補と期待されたテイクオーバーでしたが、どんどんイロモノ感を濃くしています。


DAZNとアマプラのPPV、ラスベガス・Tモバイルアリーナで激突する好戦的な二人は、かつて互いの練習相手をつとめた旧友。

〝ロリー〟ロメロは昨年5月、世界中のボクシングファンから注目されたタイムズスクエア興行でライアン・ガルシアを番狂せで下した30歳。

〝ザ・テイクオーバー〟ロペスはニューヨークを拠点とする人気者。2019年に日本の中谷正義に大苦戦するも、圧倒的不利と予想されたワシル・ロマチェンコ戦で番狂せを起こし、実力評価も手に入れた29歳。今年1月にマディソン・スクエア・ガーデンでシャクール・スティーブンソンに完敗してからの復帰戦となります。

オッズは挑戦者のテイフィモが5/2(3.5倍)、王者ロメロが2/5(1.4倍)でアンダードッグ。前日計量は王者が146.6ポンド、挑戦者がリミット一杯147ポンドでクリア。

世界的な注目度は、もちろんメインイベントのロメロvsテオフィモ、続いてミドル級とジュニアウエルター級など人気階級の地域タイトルマッチですが、日本のファンは前座のジュニアフェアー級12回戦かもしれません。

昨年6月、那須川天心に予定通りに敗れたビクトル・サンティリャンと、エマヌエル・ロドリゲスにまさかの大番狂せを喰らったゲイリー・アントニオ・ラッセルが激突。

WBAは井上尚弥が完全支配しているにもかかわらず、サンティリャンを暫定王者に認定、これが初防衛戦になります。

前日計量は31歳のサンティリアンが121.0ポンド、 ラッセルが121.2ポンドでクリア。

この試合も王者がアンダードッグ。ドミニカ人の暫定王者が9/5(2.8倍)、16戦目までオールKOながらその後は6試合で1KOとバッタモン丸出しのラッセルが8/13(1.62倍)。







Saturday, 29 August 2026 - PROBOX TV
USC Galen Center, Los Angeles, California

commission:California State Athletic Commission
promoter:Robert Garcia,
Garry Jonas (Pro Box Promotions),
Sampson Lewkowicz (Sampson Boxing)

matchmaker:Ramiro Hernandez (ProboxTV),
Joseph Rotonda (Main Events),
Daniel Rubin (Probox Promotions LLC)


続いて翌週の29日にLAのUSCガレンセンターで行われるPROBOX TVもイベント。

こちらのメインはWBCスーパーミドル級暫定タイトルマッチ(©︎レスター・マルチネス vs ルカ・プランチック)。

昨年9月にテレンス・クロフォードがカネロ・アルバレスをマイルドアップセットで下したことで霧散したスーパーミドル級のタイトルのピックアップマッチ。

30歳のアルゼンチン人王者は21戦20勝(16KO)無敗1分。唯一勝てなかったのは、カネロvsクロフォードのアンダーカードでクリスチャン・エムビリと暫定王座を争いスプリットドローを演じた一戦。

エムビリが王者に昇格、10月31日にサウジアラビアでカネロとのメガファイトを勝ち取っているだけに「勝っていたら、俺がカネロと」という悔しすぎるドローでした。

この試合のアンダーも人気階級が注目ですが、日本ではもちろんラモン・カルデナスとレオナルド・カリージョのジュニアフェザー級10回戦、トップ戦線サバイバルマッチ。

カルデナスは昨年、井上尚弥の〝なんちゃってTモバイルアリーナ〟にお付き合いいただき、モンスターからまさかのダウンを奪った30歳のスラッガー。

29戦して27勝(15KO)2敗という数字からも強打者と呼ぶには憚れれる〝Dinamita〟カルデナスですが、約2年前からボクシング専業にシフトし、井上戦も含むここ10試合は9勝(6KO)1敗と強打に磨きがかかっています。

対するカリージョは33歳のマナマ人。ここまで22戦20勝(9KO)1敗1分と数字的にはカルデナスに負けていませんが、WBC系列の地域タイトルをピックアップしているカルデナスに対して、カリージョはこれが米国デビューのローカルファイター。

欧米では無関心な階級で全く無名の対決だけにオッズは出ていませんが、カルデナスのストップ勝ちが濃厚です。

この興行は大手プロモーターがからんでないこともあり、WOWOWが30日(日曜日)から生配信してくれます。



WOWOWエキサイトマッチが最高とは言いませんが、ボクシングに興味を持ったライトなファンが世界のボクシングを観ることができるのは貴重な時間でした。

過去形になってしまうのは、世界が注目するビッグファイトはもちろん、NTTやアマゾン系の日本限定メガファイトの生中継・生配信は経済的に不可能になってしまったからです。

米国プレミアムケーブルがボクシングから撤退、秀逸なPVや私のような頑迷なファンが感心するような番組作りをNetflixやらDAZN、PrimeVideoに期待できないのは重々わかっています。

そして、HBOやSHOWTIMEではカバーしきれなかったアンダーカードまで見せてくれるのは、ボクヲタにとって最高の幸せなのですから、私が心配する必要などないことなのですが、ボクシングは今以上にどんどんニッチスポーツに追いやられていくのでしょう。

「追いやられる」というのは間違った表現ですね、自分たちでそっちに突き進んでいるのですから。


米国エンタテインメントを支えるHBOとSHOWTIMEの撤退、世界最大のスポーツメディアESPNの離脱、サウジアラビアの機関誌となったリング誌の事実上の廃刊と死、ここまで週刊で踏ん張ってきた英国ボクシングニューズ誌の月刊化…大好きなスポーツの死に際に見届けることが出来るのは、私はある意味幸せなのかもしれません。



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Wednesday, 2 September 2026 - Yokohama Buntai
Yokohama, Kanagawa, Japan

commission:Japan Boxing Commission
promoter:Hideyuki Ohashi (Ohashi Promotions)

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WBA王座決定戦の2本立て。

ジュニアフライ級は吉良大弥が、田口良一や寺司拳四朗とクロスゲームを演じた33歳のカルロス〝CCC〟カニサレスと激突。

ウィリアム・ヒルの見立ては23歳の吉良が1/2(1.5倍)、33歳のベネズエラ人が8/5(2.6倍)。吉良の田中恒成に並ぶプロ5戦目でのタイトル獲得がフェイバリットと見られています。

カニサレスは日本最短のタイトル獲得を阻たいところですが、トリプルCは世界最短の野望を打ち砕いたことがあります。

いまから8年前、2018年7月15日のマレーシア・クアラルンプールで行われたマニー・パッキャオvsルーカス・マティセのメガイベント。

やはり、WBAジュニアフライ級の決定戦で小西伶弥に勝利したカニサレスは世界的な注目を集める大興業で呂斌(ルー・ビン)に完勝(12ラウンドTKO)して初防衛に成功しました。ルーはこれがプロ2戦目、世界最短がかかっていましたが、海外メディアの報道は「軽量級」「最短への関心の低さ」からほとんど関心が払われていませんでした。

今回の吉良もヘビー級やミドル級なら人気階級なら「5戦目でタイトル奪取」は大きな注目を集めたでしょうが、悲しいかな軽量級…というか、日本国内でも全く関心が低い状況です。

辰吉丈一郎の8戦目は比較にならないにしても、大橋秀行の7戦目挑戦のときと比較しても一般的な関心はゼロと言っても良いレベル。「どこをどうとらえたら黄金時代なの…?」という惨状です。

「世界タイトル」への関心という点では、マイナースポーツの中でもかなり低い位置にあるかもしれません。まあ、アルファベット団体の認定タイトルを「世界チャンピオン」と呼ぶのに無理があるのかもしれませんが…。

なんだか、応援したくなってきます。



もう一つのWBA王座決定戦は、石井武志vsウィルフレド・メンデスのストロー級。

石井にとってメンデスはキャリア初のサウスポー。このプエルトリカンは元WBO王者でタイトルマッチ経験も豊富ですが、谷口将隆と重岡優大にKOされているように難しい相手ではありません。

9月2日の水曜日、日本のタイトルホルダーがまた二人増えそうです。


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【本文とは関係ありません】一人暮らしになると外食ばかりではなく、自炊することもあります。自炊と呼べるのかどうかは、さておき。





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亀田和毅がWBAフェザー級王者ブランドン・フィゲロアへの挑戦で〝仮想フィゲロア〟としてスパーリングを実施したと報じられたWBO /IBFジュニアライト級王者エマヌエル・ナバレッテの方が先に試合が決定しました。

対戦相手はWBC王者オシャーキー・フォスター。WBOはナバレッテに対して議論を呼ぶノーコンテストとなったチャーリー・スアレスとの再戦をすでにオーダーしており、フォスターとの試合を強行するとタイトルを剥奪するかもしれません。




舞台はテキサス州サンアントニオのアラモドーム。メキシカンのナバレッテとテキサス出身のフォスターが激突するには格好の舞台です。

さて、和毅が「ボコボコにされた」と白旗をあげた〝The Heartbreaker(色男)〟フィゲロアは軽量級では人気者。29戦のキャリアで負けたのはスティーブン・フルトンになすりつけられた二つだけ(27勝=20KO =2敗1分)。

そのフルトンは昨年12月にフォスターへ挑戦しましたが、体重超過の大失態を犯した挙句に完敗。日本のファンのフルトンの印象は、2023年7月に井上尚弥に8ラウンドで轟沈した有明アリーナでしょう。

フィゲロアもナバレッテも、さらに和毅も井上との対戦を熱望したことでも知られています。


〝El Mexicanito〟和毅と、生まれも育ちもテキサスのフィゲロア。この試合の前座に和毅vsフィゲロアが組まれる可能性もありそうです。


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Saturday, 29 August 2026 - O2 Arena
Greenwich, London, United Kingdom

commission:British Boxing Board of Control
promoter:Frank Warren (Queensberry Promotions)
matchmaker:Lee Eaton (Queensberry Promotions),
Daniel Francis (Vote Boxing)

view on DAZN PPV 


vacant IBF World Heavy(空位のIBFヘビー級王座)を争うのは地元の強打者モーゼス・イタウマと、クロアチアのEl Animal(野獣)フィリップ・フルゴビッチ。

ウィリアム・ヒルの見立ては21歳のイタウマが1/6(1.67倍)、34歳のクロアチア人が4/1(5倍)でアンダードッグ。

21世紀になってから、米国ボクシングの覇権は完全に崩壊。ビタリ&ウラジミルとオレクサンデル・ウシクによる〝ウクライナの軛〟はあったものの、大きな興行に欠かせないスターの座はレノックス・ルイス、アンソニー・ジョシュア、タイソン・フューリーと英国が輩出してきました。

ジョシュアは36歳、フューリーは37歳とヘビー級ではもう一花咲かせることのできる年齢で、この二人の激突にはまだ大きな商業的価値はあるものの、二人ともウシクに2連敗するなど傷モノです。

無傷の21歳、イタウマは絶妙のタイミング、スターの座に就くのに早すぎることはありません。ジョシュアvsフューリーの勝者とのトーチのリレー、ウシクをキャリア初の敗北に追い込んでウクライナの軛を断ち切ることができたなら、英国にとって最高の物語となります。

ベストコンディションのフルコビッチは嫌な相手ですが、ここで頓挫するようなら、最高の物語は最初の1ページ目をめくられることもなく、別の物語を用意しなければなりません。








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Sunday, 27 September 2026 - Toyota Arena Tokyo
Koto-Ku, Tokyo, Japan

commission:Japan Boxing Commission
promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)

◾️WBCバンタム級12回戦◾️



WHのオッズは拓真の返り討ちが4/11(1.36倍)、天心の雪辱が2/1(3倍)と明白に王者が有利。前回が拓真11/4(3.75倍)、天心1/4(1.25倍)でしたから、オッズは完全に逆転。

天心はキャリア初のアンダードッグとして、9月27日のリングに上がります。

今回と同じトヨタ・アリーナで10ヶ月前は「天心が相手でなければここまでモチベーションを上げられなかった」と心身ともに過去最高に仕上げた拓真が序盤の苦戦を跳ね返し、116−112*2/117−111の採点通り、文句なしの判定勝ち。

3者とも天心を支持したのは序盤の1、2ラウンドの二つ。特に拓真をぐらつかせた第2ラウンドは、この日の12ラウンドで最も明白な3分間でした。

拓真が取ったのは3、4、6、7、10、11の六つ。

このスコアリングは概ね納得できるものでしたが、第3、第4ラウンドが3者とも拓真に流れて、この時点の公開採点はドロー。採点のアナウンスを聞いた井上尚弥が「上等!」と声を上げたように、拓真に好意的なスコアに映りました。

拓真は幼稚園からボクシングを始めた〝生え抜き〟。天心はキックで全国的な名声を獲得してから転向した〝外様〟。対照的な2人ですが、ともにKO率は2割台という「決定力の無さ」で共通しています。

尚弥とは互角のスパーを見せる拓真ですが、試合になると完全後ろ重心で専守防衛、兄とは全く違って踏み込むことを極端に怖がります。KOをより意識する天心の場合はボクシングの短い距離への恐怖を拭えないまま9試合、3年を費やしてきました。

日本では珍しい長いキャリアを積み上げている亀田和毅を見ても一目瞭然、スタイルに染みついた恐怖を取り除くことはほぼ不可能、不治の病です…。


拓真は井岡一翔、天心はファン・フランシスコ・エストラーダと〝前哨戦〟で満点解答を出して再戦のリングに上がる二人。

大方の予想は拓真の判定勝ちですが、初戦と同様に予想は裏切られるのか?



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しかし、暑い!!!(本文とは関係ありません)







 
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Sunday, 26 July 2026 - Afterpay Arena
Sydney Olympic Park, New South Wales, Australia

commission:Combat Sports Authority of New South Wales
promoter:Tom Brown (TGB Promotions),
Trent Rose (No Limit Boxing Promotions),
George Rose (No Limit Boxing Promotions),
Matt Rose (No Limit Boxing Promotions)

media:Amazon Prime Video PPV
Australia FOX
Australia Kayo Sports
Australia Main Event

◾️ミドル級12回戦◾️


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2019年3月、地元テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアム(カウボーイズ・スタジアム)でメインイベントを張り、マイキー・ガルシアの野望を打ち砕いたスペンスの人気と実力はピークに達していました。

マニー・パッキャオやフロイド・メイウェザー、カネロ・アルバレスを除いて米国の巨大スタジアムで興行出来る人気者は彼だけ、試合の生中継したWOWOWの解説で浜田剛史も「階級の壁というよりもスペンスの壁」と実力を認めていました。

試合後、リングに上がったマニー・パッキャオと約束した決戦はスペンスのレガシーをコンクリートするはずのメガファイトになるはずでしたが…この年の10月に愛車のフェラーリを飲酒運転、何度も横転する大事故を起こし、2021年8月21日に決定していたパッキャオ戦は網膜剥離のため中止。

その後もアルコールとドラッグに浸り、挙句は追突事故の被害に遭って重症を負ってしまいます。輝きは徐々に翳りを帯びて、2023年7月に宿敵テレンス・クロフォードとの大勝負に惨敗。

それから3年、The Truthと呼ばれた36歳のファイターはリングを遠ざかっています。



スペンスより5歳若い31歳のティム・チューも、大きな花を咲かす直前で急ブレーキがかかって転覆してしまうキャリアと格闘しています。

あのフリオ・セサール・チャベスを破壊したコンスタンティンを父に持つチューは、デビューから24連勝でWBOジュニアミドル級のストラップをゲット、盛り上がる豪州ボクシングのシンボルとなりました。

しかし…明白に有利と思われたWBC王者セバスチャン・フンドラとの統一戦で、第2ラウンドにフンドラの肘で頭部から大出血、大きなハンデを負い、SDで初黒星を喫してしまいます。さらに復帰戦でも、ハフラム・ムルタザリエフに痛烈にストップされてしまいます。

そして、リベンジが期待されたフンドラとの再戦でも全くいいところなく7ラウンド終了TKO負け。

母国で復帰戦2連勝でスペンス戦を迎えますが「殿堂入りの偉大な父を超える」という期待をかけるファンはもう1人もいません。

WHのオッズはスペンスの勝利が5/6(1.83倍)、チューがEVS(2倍)と元PFPファイターがカミソリ1枚で有利と叩かれていますが、専門家予想はブランクの大きいスペンスの現在の実力に懐疑的で、チューの勝利予想が圧倒的多数。

シドニーのオリンピックパークで行われるイベントのセミファイナルには地元のリーアム・ウィルソンがスティーブン・フルトンを迎えてジュニアライト級12回戦のリングに上がります。

こちらのオッズはフルトンが2/7(1.29倍)、ウィルソン11/4(3.75倍)。

日本でもアマプラで見れるかと思いきや、日本ではDAZNでした。

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Monday, 20 July 2026 - Kokugikan

U-NEXT BOXING.6
commission:Japan Boxing Commission

promoter:Akihiko Honda (Teiken Promotions)

https://boxrec.com/en/box-pro/853769


アルファベット団体のタイトルマッチが3つ同時開催されるイベント…何の珍しさもなくなりました。

このスポーツ(と呼べるかどうかは別にして)は、どこまでタイトルの価値を貶めたら気が済むのでしょうか?

増田陸、比嘉大吾、寺地拳四朗、岩田翔吉ーーー彼ら四人の名前を知っているスポーツファンが、果たしてどれだけいるか?

そしてこの日は、W杯の決勝戦…。

まあ、そんなことはお構いなしに個人的には楽しみなカードが並びました。


▶︎WBAバンタム級王者決定戦を争うのは、増田陸と比嘉大吾。

比嘉は直近3試合でタイトルがステイク、全てスリリングなクロスゲームだったとはいえ、3試合連続失敗。「日本が好き勝手できる軽量級」の非常にわかりやすいサンプルになってしまいました。

10勝9KO1敗の帝拳ファイター増田と、21勝19KO3敗3分の比嘉(志成)。どちらかが早い段階で ビッグパンチを当てる展開でなければ、激闘必至。

28歳の増田と30歳の比嘉、年齢は二つしか違いません。しかし、比嘉の大きく上回るキャリアは「経験値」と前向きには考えられずに、消耗と劣化、丸裸にされているスタイルを裏付けるマイナス要素の集合体と見られています。

増田の勝利が1/5(1.2倍)、比嘉9/2(5.5倍)。




▶︎同じく決定戦となるWBOジュニアバンタム級では、寺地拳四朗がイスラエル・ゴンサレスを捌きます。

昨年末のサウジアラビア興行で、IBFジュニアフライ級王者ウィリバルド・ガルシアが計量後に体調不良を訴えて中止に。7ヶ月後の仕切り直しです。

リカルド・ラファエル・サンドバルに惜敗、WBCフライ級王座を陥落してから375日。復帰戦、即タイトルマッチの拳四朗の左ジャブは3階級目の115ポンドでも煌めくのか?

実績で上回る34歳の拳四朗が3/10(1.3倍)、バム・ロドリゲスやチョコラティトら超強豪との対戦経験がある29歳のメキシカン3/1(4倍)。




 ▶︎昨年、ビッグネームのノックアウト・CPフレッシュマートを下してWBCジュニアフライ級のストラップを獲った帝拳ファイター岩田翔吉が初防衛戦に迎えるのは、無敗(19戦全勝8KO)のメキシカン、エリック・バディージョ。

王者が1/2(1.5倍)、新王者誕生15/8(2.88倍)。意外と接近したオッズですが、岩田が見せた2敗のジャッジ受けが今一つののスタイルが悪いように流れると難しい試合になりそう。


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Tuesday, 14 July 2026 - Korakuen Hall

Lemino BOXING フェニックスバトル 158


◾️ジュニアライト級 10回戦◾️



場所:後楽園ホール
主催:SHISEI PROMOTION
認定:JBC
協力:大橋ボクシングジム/出場各ジム

放送:Lemino生配信

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堤は2025年12月27日、サウジアラビア・リヤドでWBAジュニアライト級王者のジェームス・ディケンズに挑戦する予定でしたが、練習中に負傷し右眼窩底骨折と診断されたため中止に。

今回のバティスタ戦は単なる復帰戦でしたが、試合2日前の昨日にWBA王者への挑戦者決定戦になると志成プロモーションから発表されました。

現在のタイトルホルダーは、今年3月にディケンズを判定で破ったアンソニー・カカーチェ。WBAは先月、暫定王者のエルヌル・サメドフとの団体内統一戦を指示、明日14日までに両者の交渉がまとまらなければ入札になります。

認定料を生業とするアルファベット団体が、大きな金が動かない軽量級で日本人を優遇するのはWBAに限った話ではありません。今回の挑戦者決定戦もWBAが認定するわけですから、間違いなく認定料が発生しています。

堤サイドとしては渡りに船ですし、断る理由がありません。しかし、WBAが乱発してきた挑戦者決定戦が「次期挑戦者決定戦」ではないと、誰でも知っています。

バティスタ戦をクリアして、年内にタイトル挑戦が理想ですが…。



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Saturday 6, June 2026
  
Aichi Sky Expo, Tokoname, Aichi, Japan
commission:Japan Boxing Commission
event title:3150FIGHT 10
promoter:Koki Kameda (Kameda Promotions)

view on ABEMA



前日計量まで大荒れとなった3150FIGHT 10。

帝拳や大橋の選手は日本人選手で計量超過してもここまで叩かれませんが、さすが亀田興毅。嫌われ者の面目躍如です。



◾️IBFフライ級12回戦◾️

©︎矢吹正道
vs 
レネ・カリスト

矢吹の勝利が1/8(1.13倍)、カリスト5/1(6倍)。ここまで差があるカードとは思えませんが、矢吹の評価は高い。

しっかりクリアしてWBO王者アンソニー・オラスクアガとの決戦につなげて欲しい!




◾️IBFジュニアバンタム級12回戦◾️

©︎ウィルバルド・ガルシア・ペレス
vs
アンドルー・モロニー

ペレスが8/11(1.73倍)、モロニー11/10(2.1倍)。36歳の王者に35歳の挑戦者。グダグダの試合になりそいうな気配もしますが、寺地拳四朗が勝者と戦えるラインは敷かれるでしょうか?





◾️バンタム級12回戦◾️

ケネス・ラバー
vs
マイケル・アンジェレッティ

23歳のラバー4/6(1.67倍)、29歳のマイケル6/5(2.2倍)。ラバーの180gオーバーは事前計量で使っていた体重計との誤差の範囲内で、コンディションに問題はないと思われます。

無敗(17戦全勝12KO)のOPBF王者ラバーはこれが5回目の日本のリング。現在のバンタム級シーンで、どの王者にも対抗できる戦力を持つことは多くのファンが知っています。

一方のアンジェレッティも14戦全勝8KO無敗、IBF北米王者。綺麗な戦績ですが、対戦者リストに世界基準の相手はいません。これがキャリア初の海外、良く言って「未知の強豪」。

とはいえ、ラバーも栗原慶太を初回KOしたのが最高。オッズは接近しています。

「IBFバンタム級挑戦者決定戦」と銘打たれていますが、この手の決定戦の勝者が次戦でタイトルにアタック出来ないケースは当たり前に見られる、認定料が目的の試合です。




◾️フェザー級◾️

ルイス・ネリ vs ジョンリール・カシメロ

ネリ4/11(1.36倍)、カシメロ21/10(3.1倍)

これは日本では〝悪童対決〟ですが、タンクやライアンをも赦している海外の奇特な軽量級マニアにとっては「何か悪いことしたの?」のレベルで、彼らにとっては「非常に興味深い一戦」です。

しかし、ネリはまたしても体重超過ですか…エマヌエル・ロドリゲスは対戦を拒否しましたが、カシメロはやってくれますね、良かったです。






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