フシ穴の眼 〜スポーツ疾風怒濤編〜

      Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう。

カテゴリ: Coming Up Soon!

SATURDAY, JULY 23

Hinckley, Minnesota (ESPN+)
 
10 rounds – WBO International Feather-weights

 WBOインターナショナル王者ジョエト・ゴンザレスが、かつてジュニアフェザー級最強と目されていたアイザック・ドグボエを迎えるフェザー級生き残りの一戦です。

舞台はミネソタ州ヒンクリーのグランドカジノ。



前日計量は28歳のゴンザレスが125.6ポンド、27歳のドグボエが125.8ポンド。

二人にはプロキャリアで敗れたのは2試合だけという共通点があります。

ゴンザレスの2敗は空位のWBOフェザー級王座を争ったシャクール・スティーブンソンと、そのタイトルを引き継いだエマヌエル・ナバレッテにいずれも判定負け。

ドグボエの2敗はいずれもナバレッテで、保持していたWBOジュニアフェザー級タイトルを判定で奪われ、再戦で返り討ち(12ラウンドTKO負け)。当時無名だったナバレッテの出世試合です。

ノニト・ドネアに勝利したジェシー・マグダレノをダウン応酬の激闘の末に11ラウンドで仕留め、初防衛戦で大竹秀典を138秒で沈めたドグボエには素晴らしい未来が待っていると思われましたが、直近の試合ではクストファー・ディアスを持て余すなどかつての輝きは消えています。

そんな背景もあってオッズはカリフォルニアベースのゴンザレスが4/11(1.36倍)、王族の血を引く〝Royal Storm〟ドグボエは2/1(3倍)。

二人にとって借りを返さなければならなWBO王者ナバレッテが最強とみられるフェザー級シーンは、WBCのレイ・バルガス、WBAのレオ・サンタクルス(セカンド王者はリー・ウッド)、IBFはジョシュ・ウォリントンとトップの顔ぶれはやや錆びつき気味。

ゴンザレスvsドグボエもサバイバルマッチ、ホープとしてはリング誌10位に付けるロベイシ・ラミレスがいますが…。

 
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明日、カナダのモントリオール・カジノで、カナダ人同士で争われるNABF北米ミドル級王者決定戦。

村田諒太にも挑戦した元WBO1位のスティーブン・バトラーが、ブランドン・ブリューワと激突します。

Butler, 26, has fought at the highest level but came up short against Ryota Murata for the WBA 160-pound title in December 2019, while Brewer has toiled just below the world-class level, all the while waiting for his big opportunity.

バトラーは2019年にWBA王者・村田諒太に挑戦、高いレベルの試合を経験しているが、村田には通用しなかった。〜リング誌から

26歳のバトラーは2019年12月23日に村田諒太のWBAセカンドタイトルに挑戦、5ラウンドで沈められてしまいます。

その後は2試合を戦い1勝1敗。

対するブリューワは37歳にして、これが初めてのタイトルマッチ。これまでの戦績は25勝11KO1敗2分。

世界ミドル級という次元の高い世界から見ると、カナディアンによるローカルファイトに過ぎません。

NABFランキングで1位はハイメ・ムンギア、3位にエスキバ・ファルカオと日本人にも馴染みのある名前を見つけることができます。

ロンドン五輪決勝で村田に惜敗したファルカオ、無敗の進撃を続けていますが、いまだに世界戦が組まれないまま、時間だけが過ぎ去っています。

これを金の村田と銀のファルカオの差だという人は誰もいません。日本の村田とブラジルのファルカオの差です。

この不条理なボクシング界。〝BANG BANG〟バトラーにとっては、再び世界戦線に浮上するために敗北が許されない一戦です。

まだ26歳とはいえ、この階級で大きなチャンスを掴むには、勝ち続けること、どこかでビッグネームを食うことが求められます。

明日のブリューワは〝勝ち続けなければならない相手〟の1人。

村田諒太と拳を交えたバトラー、世界トップ戦線に繰り出て欲しいところですが…。
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今月、7日のバンタム級に続いて2度目の三団体統一戦はライトヘビー級

バンタム級でステイクされたのが井上尚弥のIBFとWBA、ノニト・ドネアのWBCだったのに対して、明日のマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)ではIBF/WBC王者アルトゥール・ベテルビエフとWBO王者ジョー・スミスJr.が拳を交えます。

三つのアルファベット団体の組み合わせ、バンタム級では井上の保持するリング誌タイトルも賭けられた問いう違いはありますが、共通しているのは階級を代表するスラッガー対決という点です。

明日はMSGとはいえ、2万人超えキャパのアリーナではなく、5000人収容のアリーナ。井上vsドネアは3倍以上の観客を飲み込んださいたまスーパーアリーナ。舞台の大きさも違います。

ただ、ライトヘビー級はここ数年で最も注目されるクラスの一つに躍り出ました。正確に言うと、カネロ・アルバレスが〝片足かけた〟からですが。

クルーザー級やヘビー級へも食指を伸ばす現代ボクシング界最大のスターにとって、ライトヘビー級は通過点とも思われましたが、WBA王者ドミトリー・ビボルにまさかの完敗。

カネロ自身が「ライトヘビーでNo.2」と評価していたビボルに押し切られた事実は、No.1のベテルビエフ相手では〝カネロの親戚〟とも揶揄されるラスベガスのジャッジが全く機能しない結果、つまりノックアウト負けの危険もあります。

カネロが〝片足〟を引っ込めて、37歳のベテルビエフの劣化とビボルのつまずきを待って、しばらくはスーパーミドル級で防衛を重ねる隠遁生活を送るかもしれません。

そうなると、せっかく、ライトヘビー級に差し込んだ太陽が陰ってしまうことになります。

しかし、おそらくカネロは9月17日のゲンナジー・ゴロフキン戦を快勝したら、ビボルとの再戦に乗り出すでしょう。その時期は早くて来年前半と見られます。

そして、その前に明日の勝者がビボルか、カネロへの挑戦を実現する可能性が膨らんでいます。
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最近ではフロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオ、今はカネロ・アルバレス。彼らとの対戦が決まるのはwin the lottery、まさにボクシング界最高の宝くじに一等当選することを意味しています。

対戦が決まった時点である意味、勝者なのです。

その意味も含めて、明日の試合は3つのベルト以上に大きなものがステイクされているのです。

カネロ戦ならMSGのシアターなんてシケた舞台はありえません。ニューヨークならバークレイズセンター、ラスベガスならT-モバイルアリーナ、あるいはテキサスやフロリダなどの巨大スタジアムが用意されるかもしれません。


前日計量は、ベテルビエフがリミット一杯の175ポンド、スミスJr.が174.6ポンド。

37歳のロシア生まれのカナダ人は身長182㎝/リーチ185㎝。地元ニューヨーク・ロングアイランド出身のスミスは183㎝/193㎝。

正面からは全く差がない二人ですが、横向き・後ろ向きで見ると、ベテルビエフの広背筋から大円筋にかけてのヒットマッスルが目を引きます。

電子秤にも広告をプリントしていたシザース・スポーツブックのオッズは8-1と大きくベテルビエフを支持。

しかし、100%KOパンチャーは、37歳という年齢に加えて、キャリア最高試合2019年10月のオレクサンダー・グボジーク戦から3年間で2試合しか戦っていないことも不安材料です。

グボジークやカラム・ジョンソンとの試合は決して一方的に圧勝したわけではなく、意外な撃たれ脆さも露呈しています。

対する、スミスは建設現場で働きながら世界王者になった叩き上げ。左ジャブから右につなぐワンツーのスピードとタイミングは、ここ数試合で格段の進歩を見せている成長途上の32歳。

ウィリアム・ヒルでもベテルビエフ1/8(1.13倍)でスミス9/2(5.5倍)。ベテルビエフのKO勝利はなんと4/11(1.24倍)で、7〜9ラウンドのKOは2/5(3.5倍)。

しかし「不安定要素はベテルビエフに多い」と偏った掛け率に疑問の声も。とはいえ、不安要素が現実にならなければ、ベテルビエフが中盤以降にノックアウトするということです。 
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日本時間6月19日(日)午前 11:00〜WOWOW生配信

ニューヨーク州ニューヨーク マディソン・スクエア・ガーデン Huluシアター

Light Heavy Contest, 12 Rounds



WBA王者ドミトリー・ビボルがカネロ・アルバレスを圧倒した大番狂わせで注目のライトヘビー級ですが、このクラス最強はWBC・IBF王者のアルトゥール・ベテルビエフでメディア評価は一致しています。

ベテルビエフは17戦全勝オールKO。純度100%のパーフェクトレコードを継続中のロシア生まれのカナダ人。

キャリアのカラータイマーが点滅を始めてもおかしくない37歳という年齢ですが、その強さはまだプライムタイムの輝きを放っています。

今週末にMSGで激突するのはWBO王者のジョー・スミスJr.、32歳。地元ニューヨークはロングアイランド出身でアイリッシュ・ボンバーの渾名の通り、アイルランドの血が流れる人気者です。

28勝22KO3敗のアイルランドの爆撃機は〝エイリアン〟バーナード・ホプキンスをリング外に叩き落としてTKO、不老不死の怪人を引退に追い込んだガッツマン。

現在のオッズはベテルビエフが1/8=1.13倍、スミスが6倍。

火力はもちろん、技術でも37歳のパンチャーがタフなスミスを終盤にストップすると見られています。

このクラスの主役の座を思わぬ形で奪ったビボルがスミスに完勝しているだけに、ベテルビエフとしては圧倒的なKOシーンを演出したいところです。

それにしても、このカードですら5000人キャパのシアターですか…。

ゲンナジー・ゴロフキンやワシル・ロマチェンコでも2万人収容のアリーナでは寂しい光景になってしまう現実を考えると仕方がありません。

やはり、ニューヨークはプエルトリコのスター選手が不在だと非常に難しい…です。

ベテルビエフが大方の予想通りにWBOのストラップも掌握すると、ビボルとのUndisputed championを賭けた決戦が待たれます。

これは「テレンス・クロフォードvsエロール・スペンスJr.」と並ぶか、それ以上のボクシングファンが涎を流す好カード。

ここは衝撃的な強さを見せつけて、ビボル戦を盛り上げて下さいませ!
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Friday 10, June 2022
Domo Alcalde, Guadalajara, Jalisco, Mexico  

Jr. Fly Contest, 12 Rounds
Ringmagazine Jr. Fly Title
World Boxing Association Super World Jr. Fly Title

commission:Comision de Box Guadalajara
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Kevin Rooney Jr
media:DAZN 


京口紘人、エステバン・ベルムデスともに107.8ポンドで前日計量クリア。

フルタイムでボクシングに専念できる環境を熱望するベルムデスにとって、この試合は大勝負。

DAZNが世界に生配信、キャリア最高のファイトマネーも手にする見込みですが、ここで勝たないと専業ボクサーにはなれません。

アウエーのリングに上がる京口も、寺地拳四朗との統一戦など近未来のメガファイトを見据えると、ここで躓くわけにはいきません。

ベルムデスは簡単には倒れないでしょうが、京口はストップして世界にアピールしたいところです。


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Friday 10, June 2022
Domo Alcalde, Guadalajara, Jalisco, Mexico  

Jr. Fly Contest, 12 Rounds
Ringmagazine Jr. Fly Title
World Boxing Association Super World Jr. Fly Title

commission:Comision de Box Guadalajara
promoter:Eddie Hearn (Matchroom Boxing)
matchmaker:Kevin Rooney Jr
media:DAZN 


直近の試合が王者・京口紘人は昨年3月13日、挑戦者エステバン・ベルムデスは昨年5月28日と、両者とも1年以上もブランクを作ってしまいました。

BoxRecでは二人のステイタスはinactive。

このブランクで生活が行き詰まったベルムデスは建築現場で働き、食いつないできました。日本でもお馴染みのカルロス・カニサレスに番狂わせで初黒星を擦りつけたパンチャーですが、26歳のメキシカンのキャリアで世界基準の相手はカニサレスだけ。

対する京口はプロ15戦全勝10KO、今回が世界戦8回目という28歳の京口が経験値でベルムデスを大きく上回ります。

ウィリアム・ヒルのオッズも京口1/7(1.14倍)、ベルムデス4/1(5倍)と明白な力量差があると見ています。

ベルムデスのアドバンテージを探すとすると、161.8㎝の王者よりも10㎝近く高い170㎝から繰り出すジャブ。京口の接近を阻めるようなら、試合はもつれるでしょう。

ただ、過去のビデオを見る限り、ベルムデスが12ラウンド36分間、京口のアタックを封じ込めることができる展開は想像できません。


しっかり勝って、寺地拳四朗との108ポンド最強決戦を実現させて欲しいところです。
 
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関東甲信越が梅雨入り。

横浜で行われた前日計量は井上尚弥が117.9ポンド、ノニト・ドネアが177.7ポンド。

2年7ヶ月前の初戦では井上118ポンド、ドネア117.5ポンドでしたから「井上がリミットいっぱい、ドネアは余裕を残して」という同じ流れです。

リング誌の戦前予想では20人全員が井上勝利を予想。そのうち12人がKO。

常識的に考えて、26歳が36歳に完勝して約3年後に再戦で老雄に勝機はありえません。

オッズは井上勝利4/6(1.67倍)に対してドネア4/1(5倍)。

KO決着では井上1/2(1.5倍)、ドネア8/1(9倍)。勝負の行方がジャッジに委ねられてしまうオッズは、井上3/1(4倍)、ドネア10/1(11倍)。

歴史的にもバンタム級屈指のパンチャーである二人が激突した初戦は、まさかの判定。それでも、再戦がKOで決すると見られているのは、井上はもちろん、ドネアの火力も衰えていないという見立てです。

勝者は、WBO王者ポール・バトラーとの4団体統一戦に駒を進めます。


試合はAmazon プライム・ビデオにて「Prime Video presents Live Boxing」の第2弾として独占ライブ配信。 
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▶︎明日、豪州メルボルン・マーベルスタジアムで行われる「ジョージ・カンボソスJr.vsデビン・ヘイニー」のUndisputed Lightweight title match。

現地時間は6月5日(日)、試合開始は白昼です。Australia Kayo Sports などが生中継します。


▶︎そして、来週7日(火)にさいたまスーパーアリーナの Bantamweight titlematch「井上尚弥vsノニト・ドネア」。

現地時間はもちろん6月7日(火)。試合は午後8時前後。こちらはAmazonプライムで生中継。


そして、米国ではESPNがこの2試合を生中継します。メルボルンがESPN、埼玉がESPN+。

日本と時差が1時間しかないメルボルンの真昼間は、米国東部時間の土曜日夜のゴールデンタイム。WOWOWが11:00からライブ配信してくれるように、米国のビッグファイトと同じタイムゾーンです。

外国開催でも米国のゴールデンタイムに合わせる、注目度が高いイベントという証左です。


一方で、埼玉の夜は米東部時間で6月6日(月)午前5時。ゴールデンタイムとは真逆の時間帯、日本ではゴールデンタイムとはいえ火曜日です。

バンタム級のアジア人が米国市場に見向きもされないのはわかっていますから、米国での扱いはどうでもいいです。肝心の日本もメディアこそ戦前からしっかり報道していますが、〝見向き〟してるとは言いにくい扱いです。

会場が確保できなかったという事情もあるでしょうが…。「土曜日のゴールデンタイムにボクシングなんて出来るわけないでしょ」ということなんでしょうか…?
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Sunday 5, June 2022
Marvel Stadium, Docklands, Melbourne, Victoria, Australia  

Ring-magazine World Light Title
World Boxing Association Super World Light Title
International Boxing Federation World Light Title 
World Boxing Organisation World Light Title 
World Boxing Council World Light Title 

commission:Professional Boxing & Combat Sports Board of Victoria
promoter:Lou DiBella (DiBella Entertainment)
matchmaker:Peter Czymbor
media:Australia Main Event, USA ESPN, Australia Kayo Sports 


テオフィモ・ロペスを大番狂わせで下したジョージ・カンボソスJr.と、デビン・ヘイニーの無敗の世界ライト級タイトルマッチ。

28歳のオージーがリング誌/WBA/IBF/WBO、23歳のヘイニーがWBC、ライト級の主要ベルトが全てステイクされます。勝者はもちろんUndisputed lightweight champion。

ライト級の完全統一王者誕生は、4団体時代では史上初。

保持するベルトの数は4:1でカンボソスですが、オッズは11/8(2.38倍)でアンダードッグ。ヘイニーは4/7(1.51倍)。

試合内容ではKO決着が両者とも9/2(5.5倍)。カンボソスの判定勝ちは2/5(3.5倍)。ヘイニーの判定勝ちはEVS(1倍=賭けが成立していない状態)です。

そんな「ホームでアンダードッグ」なカンボソスは、どんな相手を前にしても決して怯まない勇気を持っています。

その勇気の拠り所が「誰が相手だろうがマニー・パッキャオよりは強くない」。

そうです。カンボソスはパッキャオのスパーリングパートナーでした。
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「パッキャオのスパーリングはタフな仕事だ」と顔をしかめながらも「ショーン・ポーターやアミール・カーン、レイムンド・ベルトラン、みんなパッキャオの手ほどきで世界王者になった。そして私も」。


カンボソスは「パッキャオとは合計250ラウンドもスパーリングした。私は伝説のチームの一員だったんだ」とカンボソスは胸を張りました。

そして「私がUndisputed championになるのを見るためにマニーがマーベルスタジアムに来てくれると聞いている」と嬉しそうに笑うのです。

「マニーは私が勝つと自分のことのように喜んでくれる。ロペスに勝った後も素晴らしいメッセージを送ってくれた」。

先日まで日本に滞在していた生きる伝説。週末のメルボルンにその姿を現わすのでしょうか?
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来月の世界戦を駆け足で眺めてみます。

なかなか興味深いイベントが揃いました。

(カッコ内)の順位はリング誌ランキングです。


SATURDAY, MAY 28

12 rounds – lightweights

Erislandy Lara vs. Gary O’Sullivan
12 rounds – middleweights

今週末はガーボンタ・デービス登場。舞台はNY最大のアリーナ、バークレイズセンター。

WBA暫定王者ローランド・ロメロは前戦でリミットを5.2ポンドも超過したアンソニー・イギットを持ち前の喧嘩ファイトでねじ伏せた無敗の26歳。

オッズは一つ年上のタンク・デービスが1/12=1.08倍、ロメロ7倍と大きく開いています。

レオ・サンタクルスに手こずり、階級の差を見せつけて激勝したタンクですが、ロメロはオーダーメイドの相手に思えます。

セミはキューバの名匠エリスランディ・ララと、個性派ゲイリー・オサリバンのミドル級12回戦。

ララ1/20=1.05倍、オサリバン9倍のオッズ通りに、37歳のアイルランド人が39歳になったララのボクシングレッスンを受けることになりそうです。


SATURDAY, JUNE 4

George Kambosos Jr. (C) vs. Devin Haney (No. 3)
12 rounds – lightweights (for Kambosos’ Ring/IBF/WBA/WBO and Haney’s WBC titles)

Jason Moloney (No. 4) vs. Aston Palicte
10 rounds – bantamweights

テオフィモ・ロペスを大番狂わせで破ったジョージ・カンボソスの凱旋防衛戦。

それにしても、初防衛戦で超難敵を迎えてしまいました。

WBC王者デビン・ヘイニーとの大勝負は、ライト級完全統一がステイクされています。

オッズは4冠(リング誌・WBA・IBF・WBO)王者のオージーが13/10=2.3倍、ヘイニー1.62倍。

セミファイナルは井上尚弥が痛烈に沈めたジェイソン・マロニーと、井岡一翔に仕留められたアストン・パリクテとのサバイバルマッチ。

この2人は噛み合いそうです。


12 rounds – junior lightweights (for Ogawa’s IBF title)

Faroukh Kourbanov vs. Zelfa Barrett
12 rounds – junior lightweights

尾川堅一は英国ウェールズに乗り込んで、地元のジョー・コルディナと初防衛戦。

完全アウエーですが、ここで印象的な勝利を収めるとシャクール・スティーブンソンとのビッグファイトへの道が開きます。

この試合は、勝つと負けるで特に大違いです。

セミファイナルには英国の世界王者予備軍の1人ゼルファ・バレットが欧州王者ファーロク・コバノフをどう料理するか?〝お手並み拝見〟。



12 rounds – junior featherweights (for Fulton’s WBC/WBO titles)

井上尚弥の参戦が確実視されているジュニアフェザー級、最強候補の1人スティーブン・フルトンが実力者ダニー・ローマンを迎えます。

残り二団体のタイトルホルダー、ムロジョン・アフマダリエフを苦しめたローマンにフルトンがどんな戦いぶりを見せるのか?

フルトン2/9=1.22倍、ローマン16/5=4.2倍。

ジュニアフェザー進出初戦でいきなり完全統一王者との決戦も予想される井上、その相手が誰になるのか?も占う好カードです!


TUESDAY, JUNE 7

Naoya Inoue (CNo. 3 P4P) vs. Nonito Donaire (No. 1)
12 rounds – bantamweights (for Inoue’s Ring/IBF/WBA and Donaire’s WBC titles)

Takuma Inoue (No. 5 bantamweight) vs. Gakuya Furuhashi
12 rounds – junior featherweights

Andy Hiraoka vs. Shun Akaiwa
10 rounds – junior welterweights 

井上とドネアのリマッチのアンダーカードは、WBOアジアパシフィック王者の拓真と、日本王者の古橋哲也が激突するジュニアフェザー級決戦。

日本ジュニアウェルター級王者の平岡アンディは、赤岩俊をどう片付けるか。ここでグズグズするようでは、人気階級で世界にアピールはできません。




FRIDAY, JUNE 10

12 rounds – junior flyweights (for Kyoguchi’s Ring/WBA titles)

Jorge Castaneda vs. Eduardo Perez
10 rounds – junior lightweights



京口紘人がアウエーで団体内統一戦のリングに上がります。

セカンド王者エステバン・ベルムデスは京口の敵ではないはず。

15ヶ月のブランクも関係ないはずです。





SATURDAY, JUNE 18

12 rounds – light heavyweights (for Beterbiev’s IBF/WBC titles)

ニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンのシアターでは、ライトヘビー級最強候補アルツール・ベテルビエフが人気者ジョー・スミスを迎えます。

ドミトリー・ビボルがカネロ・アルバレスを押し切った大番狂わせの余韻が残る中での〝真打〟登場。

ベテルビエフは、17戦全勝17KOのパーフェクトレコードを18に伸ばせるか?

スミスはビボルに109-119×2/118-110の準完封負けを喫しているだけに、ベテルビエフは不細工な試合は許されません。

ベテルビエフ1/7=1.14倍、スミス8.5倍。

それにしても、このカードでもシアターですか…。


12 rounds – middleweights (for Charlo’s WBC title)

ヒューストン・トヨタセンターではWBCミドル級王者ジャモール・チャーロがマチェック・スレッキを迎えて暫定時代から5度目の防衛戦。

33歳のポーランド人はダニエル・ジェイコブス、デメトリアス・アンドラーデにきっちり負けている〝上級試験問題〟。

ジャモールはKO勝利が求められています。




SATURDAY, JUNE 25

12 rounds – junior featherweights (for Akmadaliev’s IBF/WBA titles)


フルトンの対立王者ムロジョン・アフマダリエフが迎えるのは32歳のロニー・リオスで、WBAゴールド、WBCコンチネンタルなど地域タイトルをコレクション。世界挑戦はレイ・バルガスに挑んで失敗しています。

岩佐亮佑をストップしたウズベキスタン人が、技術戦を得意とするサウスポーなのはよくわかってますが、ローマンに手こずった印象を引きずっています。

ここは27歳のMJは、32歳のリオスを明白に倒さなければなりません。

Jesse Rodriguez (No. 6) vs. Srisaket Sor Rungvisai (No. 1)
12 rounds – junior bantamweights (for Rodriguez’s WBC title)

これ、リング誌からのコピペですが、タイトルホルダーはシーサケット・ソールンビサイではなく、ロドリゲスの方です。

結果印象的な試合だったのに、ここを間違えるか?ケアレスミスてはないですね。

面白い試合になりそうです。個人的にはシーサケットに自力を見せつけて欲しいところですが…。

12 rounds – flyweights (for Martinez’s WBC title)

前戦の負傷ドローからのリマッチ。

マルチネスは王者ですが、ローマン・ゴンザレスに完敗した試合からの再起戦。

アローヨは井岡一翔に敗れてからフライ級に落として逆2階級制覇を狙います。

マルチネス有利と見られますが、ロマゴンショックが心身にどこまで影響を与えているか?

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