The Unicorn's Breath

「先発投手が降板後も指名打者(DH)として出場できる」。〝大谷ルール〟と呼ばれてますが、これ意外と知られてない(進次郎構文)。
そして、このルールはNPBでも採用されているのですが、これ意外と知られてない(これは意外とじゃない)。近代プロ野球で野手を上回る打力を持つ投手など存在しませんから、このルールが使われないのは当然です。
NPBでは「降板した投手を別の守備位置につかせて再登板できるようにする」戦術は稀に見られますが、今年の夏の甲子園・高校野球では49校中4校が〝大谷ルール〟を採用しました。
従来の「降板→別守備→再登板」は近年の常識はずれの炎天下では消耗が大きく、守備負担が比較的少ない一塁手でも接触プレーの危険があります。最近でも、春の選抜で山梨学院の二刀流選手がリリーフ登板を見据えて一塁手で出場、守備で走者と交錯して負傷したこともありました。
多くの医師も「再登板を見越して守備につかせることは肩や肘の故障のリスクが増大する」と注意喚起しています。
NPBやMLBの舞台ではユニコーン以外は関係のない、唯一案件にのみ適用される摩訶不思議なルールになってしまっていますが、高校野球では戦術的にも選手の安全面でも注目度が高まり、今後もさまざまなバリエーションで使われることになるでしょう。
一方で、DH制の導入は、第二の大谷翔平を生み出す芽を摘み取る行為でもあります。
ただでさえ、二刀流はユニコーンと呼ばれる存在なのに、投手が打席に立つ必要がない環境が完成すると挑戦すら出来ない状況になってしまいます。
「1番、ピッチャー大谷翔平」「大谷が自らを援護する豪快なホームラン!」…近い将来、そんな驚天動地のアナウンスや、理解不能の解説を耳にすることがなくなるとしたら悲しいことですが、あともう少し、驚天動地と理解不能に身悶えする時間を楽しめるはずです。
この時代に生まれたことに感謝です。

「先発投手が降板後も指名打者(DH)として出場できる」。〝大谷ルール〟と呼ばれてますが、これ意外と知られてない(進次郎構文)。
そして、このルールはNPBでも採用されているのですが、これ意外と知られてない(これは意外とじゃない)。近代プロ野球で野手を上回る打力を持つ投手など存在しませんから、このルールが使われないのは当然です。
NPBでは「降板した投手を別の守備位置につかせて再登板できるようにする」戦術は稀に見られますが、今年の夏の甲子園・高校野球では49校中4校が〝大谷ルール〟を採用しました。
従来の「降板→別守備→再登板」は近年の常識はずれの炎天下では消耗が大きく、守備負担が比較的少ない一塁手でも接触プレーの危険があります。最近でも、春の選抜で山梨学院の二刀流選手がリリーフ登板を見据えて一塁手で出場、守備で走者と交錯して負傷したこともありました。
多くの医師も「再登板を見越して守備につかせることは肩や肘の故障のリスクが増大する」と注意喚起しています。
NPBやMLBの舞台ではユニコーン以外は関係のない、唯一案件にのみ適用される摩訶不思議なルールになってしまっていますが、高校野球では戦術的にも選手の安全面でも注目度が高まり、今後もさまざまなバリエーションで使われることになるでしょう。
一方で、DH制の導入は、第二の大谷翔平を生み出す芽を摘み取る行為でもあります。
ただでさえ、二刀流はユニコーンと呼ばれる存在なのに、投手が打席に立つ必要がない環境が完成すると挑戦すら出来ない状況になってしまいます。
「1番、ピッチャー大谷翔平」「大谷が自らを援護する豪快なホームラン!」…近い将来、そんな驚天動地のアナウンスや、理解不能の解説を耳にすることがなくなるとしたら悲しいことですが、あともう少し、驚天動地と理解不能に身悶えする時間を楽しめるはずです。
この時代に生まれたことに感謝です。







