カテゴリ: プロ野球

Unwritten Codes

大阪支社に戻ってから、いろんな方々に気を遣っていただいて、それはそれで住みにくい感じでございます。

伝統の阪神・巨人戦にもお招きいただきました。先日の横浜戦につづいて短いスパンで聖地再訪です。

残念ながらウルトラは負けましたが、藤川監督が両軍で計3個に及んだ死球に「(セ・リーグで)一番与死球が多いのが巨人。40数個?。それはもう当然分かってます。そういう勝負になっていきます。あのあたりはね、全て分かっています。明日良い勝負をしましょう」と含みのある発言をしました。

「火の玉ストレート」が言うように、この日は両軍合わせて死球は3つ。

しかし、その内訳は巨人・竹丸が3回に佐藤輝に、阪神・伊原が4回大城に、7回に及川が大城に、阪神が2、巨人が1でした。

圧倒的な優勝候補で開幕した阪神は、各球団投手から非常に厳しいマークを受け続けています。MLBだけではなく、日本でもいくつかの「明らかな暗黙のルール」があります。

「明らかな暗黙」なんて、誰が見ても矛盾する言葉ですが、それは「当てられたら当て返せ」という、約3800年前のハンムラビ法典の「目には目を」を律儀に守っている人類の宿痾です。

試合前から阪神の主力打者は巨人の内角球への注意喚起が徹底していたことは、間違いありません。そして、サトテルへの死球。最大の〝責任者〟は巨人の首脳陣ですが、グラウンド内で報復できるのは相手の主力打者で捕手の大城です。

時系列で見ても非常にわかりやすい〝ハンムラビ法典〟でした。

「藤浪晋太郎は許せても、竹丸和幸は許せない」のは、藤浪がNPBではスモールクラブの横浜で頑張ってるかつての盟友で、今回はこれから何年も阪神にとって脅威になる歴史的なライバル球団の新人投手だからではありません。

「ノーコン藤浪とは違い制球力の高い竹丸」だったからです。

私はトラキチですが、竹丸の一球は帰宅してニュース画像を見ると許容範囲だったように思えました。

昨年のドジャースvsパドレスで見せた大谷翔平の神対応(この言葉は大嫌いでなるべく使わないようにしていますが、あれはまさに〝それ〟でした)なんて、現時点のNPBでは誰もできませんが、復讐の連鎖にしかならない「目には目を」は後味の悪いだけです。

特に、今の時代は。


それにしても、屋外スタジアムのこの暑さ…。高齢の方もビールを飲んで興奮して応援、ちょっと危険です。




明日の試合がクリーンファイトになりますように。




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この1週間「プロ野球」で、印象的な出来事が続きました。

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▶︎佐々木朗希が昨年のMLB挑戦以来、はじめてその片鱗を見せてくれたこと。

相対的にレベルの低いNPBで出来たことがMLBで出来ない、ボールやマウンドの違いなどに適応出来ないということは往々にしてあることですが、それにしてもどかしかったです。

もちろん、これから朗希が山本由伸のようにNPBで見せた凄まじいパフォーマンスをMLBで再現してくれるのかどうかはわかりません。それでも、マウンド上の豊かな表情を含めて、MLBで初めて朗希らしさをみせてもらいました。




▶︎そして、佐々木麟太郎のマイアミ・マーリンズとの正式契約。チーフベースボールオフィサー (CBO) の城島健司から誠意ある案内を受け「感慨無量」と語った麟太郎でしたから、最初からMLB挑戦が頭にあったわけではなく、迷いに迷った決断でした。

経済的にはもちろん、非常に厳しい方の道を選びました。もちろん、その道は自らが定めた理想を最短距離で実現する可能性がある選択です。

周囲から見ると、その可能性は低く、NPB経由の方が〝急がば回れ〟なのでしょうが、そんな一般論など糞食らえです。




▶︎千葉ロッテの角中勝也が今季限りで現役を引退することをZOZOマリンで発表しました。

朗希や麟太郎とは全く違い、高校時代は全くの無名。独立リーグの高知ファイティングドッグスから千葉ロッテへ。国際大会日本代表入り、首位打者獲得、1000安打を達成、往生際の悪さを存分に見せつけてくれました。

実業団の廃部が続き、NPBを目指す門戸が狭まってる時代によくぞ諦めずにのたうち回ってくれました。




▶︎麟太郎や角中が照らしてくれた「夢への道筋は一つじゃない」。

台湾ドラフト(6月)で楽天モンキースから7巡目指名された白井雄登は、愛知成章高校から中国語を学ぼうと母親の母国・台湾の台北市立大へ進学。父親の「野球を続けたら」という薦めに、6人一部屋の寮生活へ飛び込みます。

強打の捕手として大学リーグで活躍、日本のプロ野球スカウトからも「NPBでもドラフトにかかる才能」と評価されるまで実力を伸ばし「(レベルが高く競争の激しい)日本の大学に進んでいたら絶対に無理だった」というプロ入りを手にしました。




最後に。高卒デビューでいきなり、4年連続の二桁勝利。「タイガースは彼がMLBに行くまではエースに困らない」といわれた藤浪晋太郎。

昨夜の甲子園。蒸し暑いにも程がある甲子園、久しぶりすぎる甲子園でカレーライスをビールで流し込むながら、かつて大谷翔平以上という声もあった藤浪のマウンドを汗だくになりながら見ました。

帰宅して録画を見るまでもなく、制球に苦しみ、味方の守備の選手だけでなく、タイガースの森下をはじめ右バッターがあからさまに打ちにくそうにして踏み込めていないのがわかりました。

味方も敵もハラハラさせながら、責任投球回まであと1アウトで降板…。タイガースファンから拍手をもらってるようじゃダメダメダメ。甲子園を沈黙させなきゃ。

それにしても、藤浪はボールを置きに行ってた気もします。もうダメなのか…?





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春夏連覇を狙う大阪桐蔭が、4回戦で大阪立命館に競り負け。

春季近畿大会優勝の報徳学園は5回戦で明石商業にまさかのコールド負け。兵庫では春夏で3季連続出場中の東洋大姫路も敗退。

智弁学園も3回戦で奈良大付属に敗れました。

夏の甲子園で全国制覇を狙うチームがまさかの敗退。投手の使い所が難しい参加校の多い県、そしてこの暑さ…条件は一緒とはいえ、強豪校は不確定要素が増えれば増えるほど足元が危うくなる、相手は大物食いにモチベーションがマックス…。

強豪校の宿命です。

アンダードッグに肩入れしてしまう高校野球ですが、今日の報徳はあまりにもキツい。2年生と1年生はこの敗北を大きなエネルギーにして、来年の夏を戦って下さい。


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◾️◾️◾️高市早苗首相が昨日、国会で党首討論に臨みました。

中道改革連合の小川淳也代表が下を向きながら「読み物(メモ)を読んでいるのは残念だ。事前に通告しているのに。できるだけ自身の言葉で咀嚼してダイレクトに答えてほしい」と読み上げると、首相は「(小川氏)ご自身もメモを見ていたので。ここはできるだけ正確にということでメモを用意してきた」とカウンター。

この手の質問をするのにメモを読み上げる小川の神経にひっくり返りました。この質問のときだけでいいから、下を向かないで前を向くでしょう、まともな感覚があれば。東大で何を勉強したんだ?いや、しかしどこまでバカなのか?

かつて、赤塚不二夫を送る弔辞を読み上げたタモリ。手元のペーパーは全くの白紙だったという洒落っ気とは全く異質の党首討論、魔空間でした。

国会には「私の父は小泉純一郎です。意外にこれ知られてない」「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」「地元がホームタウンなんです」「このプレゼント、実は頂き物なんです」「力をパワーにしたい」…と恐るべき進次郎構文を駆使する手練もいますから、メモを読みながら「メモを読むな」という高度な禅問答もありなのかもしれませんが…そんなもん、国民には全く伝わりません。

いや…もしかして、さすがにここまでくるとわざとやってるのか?だとしたら小川の目的は何だ…?



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◾️◾️◾️やはり昨日、NHKをはじめ複数の日本メディアが「佐々木麟太郎がマーリンズ入りを決断した」と報じました。

しかし、一夜明けて佐々木をマネジメントするナイスガイ・パートナーズ(NGPS)の木下博之代表は自身のXで「報道見て驚いております。まだ選択肢のどれかに決めた事実はありません」と報道を完全否定しました。

佐々木を昨秋ドラフトで1位指名しているソフトバンクの三笠杉彦GMも「マネジメント事務所から『今のところ決まったことはない』と報告されている。何も言えることはない」と、一連の報道に不快感を示しました。

全てのメディアが「関係者への取材でわかった」と取材源が関係者だとしていますが、この関係者が各社に一斉に情報を送ったとは考えにくく、最初に共同通信から配信された記事を大手新聞、メディアもそのまま一斉に報じたと考えられます。

共同が出所だと「自分たちでちゃんと取材しろ!」とは言い難いものの、地方紙以外のほとんどのメディアが記事に「共同通信(発)」と書かずに垂れ流したのは問題です。

「共同通信(発)」と一言入れておけば良いことでしたが、変なプライドがあったのでしょうか。いずれにしてもバカです。

もちろん、マネジメント会社が把握する前段階、佐々木と非常に近しい家族やあるいは本人から確実な情報として取材したのなら十分に裏付けのあることでしたが…そうではないように思えます。




◾️◾️◾️佐々木麟太郎について、ご本人には何の責任もないことで恐縮ですが、史上最多の「高校通算本塁打」。

これは練習試合なども含めた数字で、これだけで強打者の物差しにはなりえません。「甲子園」でくくってしまうと常連校が有利になるので、これまた怪しい物差しでしかありません。

いずれにしても、高校通算本塁打で史上最強の佐々木が、歴史上最も優れた高校生のホームラン打者と評価する人はどこにもいないでしょう。



「高校通算本塁打」よりもさらにアテにならない数字が、ボクシングの「アマチュア◯冠」です。

一昨日も各社が「アマチュア13冠の堤駿斗がフェリックス・バティスタにTKO勝ちした。WBA王者アンソニー・カケーチェへの挑戦を表明した」と報じました。

このブログで何度繰り返しても意味がないことですが、もうそろそろ「アマチュア◯冠」はやめましょう…。

ボクシングの場合、それを言い出すと、現代の「◯階級制覇」「世界戦◯勝」もきわめて怪しい数字になってしまいますが…。





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HOMERUN DERBY、ホームラン競争です。

村神様、日本人初のチャンピオンへ!

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BS NHKでは9時からですが、今回はすでに解説・前フリが始まってるNetflixで観ます。

WBCの一件に、ボクシングでも大きな興行は掻っ攫っていくNetflix、…なんて書いてると「アンソニー・ジョシュアvsタイソン・フューリー」を独占配信するとCMが入りました。

まだ契約成立前、日時も、会場も発表されていませんが、この試合が「フロイド・メイウェザーvsマニー・パッキャオ」をはるかに上回る巨大興行になるのは間違いなさそうです。

HOMERUN DERBY、今年の会場はフィリーズのホーム、シチズンズ・バンク・パーク。ボクシングの聖地の一つ、フィラデルフィアです。ロッキー像が何度も映されています。

ジョー・フレイジャー、バーナード・ホプキンスらの根城です。

ホームベース型のリングに登場したのはマイケル・バッファー。最高の演出です。
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コレがいつ生まれたのか誰も知らない。


暗い(いや、めっちゃ明るいけど下品にギラギラの)音の無い(いやこれ以上騒がしい場所などないほどやかましい)世界で……

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世の中には、同じ日本でも誰にも理解されない摩訶不思議な世界が確かに存在する。

そして、そのほとんど全てが、日本でも卓越して民度が低い阪神地区に集中している。尼崎中央三番街もまた、そんな摩訶不思議な異空間である。

先日、京都大学が東北大、東京科学大に続いて3校目の国際卓越大に認定されたところだが、民度の低さを競う国際卓越エリアに日本で最初に認定されるのはここになるはずだ。


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このあたり一帯は、ある特定のプロ野球チームだけを崇める偏狭にもほどがある一神教が支配している。他の宗教は一切認められない。

価値観が多様化しているはずの21世紀だが、ここでは他の価値観が完全に排除されているのだ。


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さて…商店街のアーケード天井に電動ケーブルで吊るされ、不気味に往来しているのが⬆︎コレである。〝アレ〟ではない、コレである。

全国ニュースでも「日本一早いマジックナンバー」でときどきネタにされているコレだが、信者たちは至って真剣なのだ。

マジックナンバーとは「他の全チームに自力優勝の可能性がなくなった時点であと何勝したら優勝が確定するかという数字」だから、上の画像のような「75」なんて大きな数字はありえない。

しかし、このあたり一帯に住む人々は算数が苦手というか、おそろしいほど頭が悪いので、ある特定の野球チームの「残り試合の数」を電光掲示板に点灯させ「マジック75やーッ!やーッ!!やーッ!!!」と喜んでいるのである。

開幕前はレギュラーシーズンの総試合数「143」が表示され、信者たちはそれを見上げて「もうマジック143か、早いなあ。今年も強いなあ」と呪文を唱えている。

マジックは点灯したり消滅するからマジックと呼ばれるのだが、ここのマジックは点灯したまま、減る一方だ。あらゆる意味で、コレはマジックではないのだが、そんな疑問を口にしようものなら、この街では生きていけない。異端と見なされ、火あぶりの刑にされる。


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世の中には、同じ日本でも誰にも理解されない摩訶不思議な世界が確かに存在する…。



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Bob Horner, who never played a game in the Minors and experienced the rare thrill of hitting four home runs in a Major League game, passed away at the age of 68.

アトランタ・ブレーブスは26日(日本時間27日)、公式HPでボブ・ホーナーが死去したと発表しました。68歳。

球団の象徴的存在だった元監督のボビー・コックス、名物オーナーだったテッド・ターナーが亡くなってまだ2週間余りのことでした。

ホーナーは1978年にドラフト1巡目、全体1位指名でブレーブスに入団したその年の世界最高評価ルーキー。さらに「マイナー経験がないままMLBデビュー、MLBで1試合4本塁打をマークした稀有な才能」でした。

怪我に悩まされながらもMLB10シーズンで通算1020試合に出場、打率.277、218本塁打、OPS.839という成績を残します。1978年にはナショナルリーグ新人王。唯一のオールスター選出は、ブレーブスがナショナルリーグ西地区優勝を果たした、栄光の1982年シーズンでした。

彼の最初のメジャーリーグ監督が、後に殿堂入りを果たすことになる監督キャリアの1年目だったコックス。そのときの球団オーナーはターナー。伝説の時代の秘蔵っ子だったのです。

「ターナーとホーナーは何度も衝突しながら、アトランタの三塁手はターナーのWTBS衛星放送を通じて全米に放映された70年代後半から80年代前半のブレーブスで最も有名な選手の1人として、デール・マーフィーやフィル・ニークロと並んで永遠に記憶されるだろう」。

ブレーブスとの契約がもつれた1987年にヤクルト・スワローズに電撃入団。マイナー経験のないエリート、直近シーズンで27本塁打を放った現役バリバリのMLB選手の日本上陸、日本の野球ファンは最近のトレバー・バウアーのベイスターズ入団どころではない騒ぎになりました。

日本では初出場の試合でいきなり本塁打、翌日には3本塁打を放って、本物がどれほど凄いかを小さな神宮球場で見せつけました。このシーズン、規定打席に届かなかったにもかかわらず31本塁打をマーク。

翌年、カージナルスでMLB復帰しますが、この年で引退しました。

ホーナー旋風を巻き起こした一方で、NPBを侮辱するような言動もあり、その著書「地球の裏側にもうひとつの野球があった」は日本のファンは好意的には受け止めませんでした。

来日前の大騒ぎと、実戦でのファーストインパクトでホーナーを上回る選手は2度と出現することはないでしょう。

ブレーブスの発表では死因はわかりませんが、68歳ですか…。

さようなら、ありがとうございます。ホーナー旋風の鮮烈は一生忘れることはできません。



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日本の社会、スポーツシーンの中で、1980年代まではっきり感じられた「巨人 大鵬 卵焼き」の色はどんどん抜け落ちて、今では強くて人気があって金満なジャイアンツにアレルギー反応を起こす野球ファンは少なくなってしまいました。

もはや、ジャイアンツは野球ファンにとってアレルゲンとは呼ばなくなっています。

「勝ったー、勝ったー、また勝った!よーわい巨人に!また勝ったー!」…タイガースファンの合唱はもはや弱いものイジメの領域に入り、「その言い方は酷くないか?」「ごめん、また勝ってもうた。スポーツやから許してな、巨人も明日からまた頑張ってな。陰ながら応援してるから」という同情の色が濃くなっています。

それでも、まだ日本全国ではNo.1の人気球団です。関西でもタイガースと人気を分け合ってきました。

ジャイアンツへのアレルゲンは「強い、人気がある、金満」だけではなく「紳士たれ」という格好つけも目障りでした。

強くて人気があって金満で紳士ヅラする…だからアレルギーを引き起こしてきたというのに…。

今年はドラゴンズも応援しようと名古屋方面にもちょっと目を向けていましたが、まさかあのジャイアンツまで…。

誰でも知ってる選手、元選手が不祥事を起こすことは今までもありましたが、あの人が…という意外さ、そしてその内容がショックです。

今日から、セ・リーグにとって鬼門の交流戦が始まります。

ジャイアンツもがんばれ。


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昨日の「ミルウォーキー・ブルワーズvsロスアンゼルス・ドジャース」を見た方はお気づきでしょうが、MLBのデータ解析でこれまで「スプリッター」で一括りにされていた球種を「スプリッター」と「フォークボール」に分類されるようになりました。

この分類を促した投手は、佐々木朗希でした。

MLB公式のBaseball Savant Gamefeedによると「スプリッターを投げる投手は急激に増加しているが、フォークボールを投げるのは佐々木と"Ghost Fork"(おばけフォーク)の千賀滉大の2人だけ」。

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Baseball Savantの分類基準はグリップでは挟んだ指の深さ、球質において「急速が速く、回転数が多いのがスプリッター」です。

2026年、今シーズンの佐々木を例にすると「球速85マイル(136.79km)/回転数578/垂直落下41インチ(104.14cm)/水平変化3インチ(7.62㎝)」がフォークで「佐々木のフォークは回転数が少ないのが特徴的で、今シーズンは578、昨シーズンは492で、ナックルボールを除くと最も回転数が少ない」。

スプリッターは「球速90.3マイル(145.32km)/回転数1026/垂直落下32インチ(81.28cm/水平変化9インチ(22.86㎝)」で「フォークよりも速いだけでなく、回転数が跳ね上がる」。「これは大谷翔平や山本由伸のパワー・スプリッターに非常に近い球種だ」。

佐々木が投じるスプリット系のボールは、日本ではフォークとスプリッターの2種類でしたが、MLBではフォークだけになっていました。今年に入って、MLBでもスプリッターを投げるようになったのです。

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左がスプリッター、右がフォーク。コントロールに明白な差があります。


制球という観点では「ストライクゾーンへの投球率でフォークは33%、スプリッターは44%」と、速くて落ちるスプリッターはどんな場面でも使えます。一方で「フォークは打者を追い込んだときに強力な威力を発揮する」。「回転数が少ない打者の手元で大きく落ちるフォークでも、2ストライクに追い込まれた打者にとってはスイングをかけなければならない最も厄介な変化球だ」。

「制球の難しいフォークボールは佐々木にとって諸刃の剣だったが、スプリッターと併用することを習得しつつあるのは大きな成長だ」。

「日本時代の佐々木は、信じられない数字がスカウティングレポートに並べられたが、MLBのフィールドではまだそれを見せていない」。

「しかし、投球パターン、投球術をマスターした佐々木が日本時代の球速と制球力を取り戻したら…サイ・ヤング賞争いの予想は、佐々木が健康にシーズンを過ごしてしまうと本当につまらない、無意味なものになってしまうだろう」。



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本文とは関係ありません。


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20代の前半頃までは、それこそいろんな本を乱読しました。今の自分が年に20冊も本を読まくなっているなんて信じられません。

それを言い出すと、映画や現場のボクシングはもっと見なくなってしまいました。

高校時代から強烈な興味をそそられたテーマの一つに、Unsolved Problems In Mathematics(数学上の未解決問題)があります。

ムラムラする数式に「なんか、これ、もしかして、俺が解決できるぞ…」と一瞬体を震わせても、全然ダメダメだったりするアレである。

先月、知り合いのヤブ医者がわざわざ大阪まで遊びに来たのですが、この男が私が初めて会った「私なんかよりもはるかに数学が出来る、数学的感性の鋭いヤツ」で「私以外で高校時代からUnsolved Problems In Mathematics に惹きつけられていた変態」です。

私が「ちょっと前に会ったばかりやないか。まだ(居酒屋など)なんも開拓してへんのに」と言っても、「なかなか時間とれないから、行ける時に行っとこうと思って」と大量の酒と食べものを持って我が家に上がり込むのでした。

こいつには前に飲んだ時に「南極にまだ人類が見たことのない貴金属が眠っている可能性がある。そこに行ってみないか?」と囁いたアホです。

中学時代に「巨大古墳の森の中にサッカーボールみたいなダイアモンドが転がっている」と探検に誘われ、アルジェリア短期赴任で助手の男が「松茸が群生している山脈がある。日本で売ったらとんでもないことになるんじゃないか?」と儲け話を囁かれ、「そんなんあるわけない!行ったらアカン!」と叫んでくれた心の中の〝常識の俺〟が何十年周期かの眠りから覚めて、やはり叫んでくれるのです。

〝常識の俺〟は「こいつは大病院勤務のエリートかもしれんが、精神年齢は4歳くらいで止まってる。そもそも南極に未知の貴金属があったら中国やロシア、アメリカがなんかがとっくの昔に特殊部隊を派遣して採掘しているはず。高いカネ使って南極まで行って『南極の氷で飲むウイスキーは美味いのう』とか言って帰ってくるのがオチだ!」と、私の心の中で理路整然と説得してくれるのでした。

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私は、まだ住み慣れぬ社宅で「もしかして南極貴金属探検の話を具体的にしに来たんちゃうやろな?」と戦慄していましたが、話は「兵庫県の阪神エリアあたりに住んでるやつは『どこから来た?』と聞かれてどうして『大阪』と答えるのか?」「横浜に住んでるやつが同じ質問に神奈川ではなく横浜と答えるのは間違っていないが、阪神に住んでいるのに大阪とこたえるのは詐称にあたる」というどうでもいい話、「最も偉い肉、美味い肉は牛肉なんかではなく羊ではないか?!」というくだらない仮説、「手術前の患者の家族から贈られる高級なお酒や現金などはどうやって断れば良いのか?あるいはいただいちゃうべきなのか?」という下品な話、「巨乳の女は頭が悪いというのには医学的根拠がある」という公然と話すとリスキーな話を、個々の体験を交えながら煮詰めていく中で Unsolved Problems In Mathematics の話題にも。

そして、AIがUnsolved Problems In Mathematicsについて完璧に美しい回答を完成させたというニュースから、私の名古屋の悪口に、そして「根尾昂はUnsolved Problems In Mathematicsではないか?」という問題提起に至りました。

「根尾は MathematicsではないがUnsolved Problems かもしれない」というのは、そうかも。

「18歳時点でトップの中のトップの一人であったことは事実」だが、「その時点でプロに通用する実力がないというのもあらかじめわかっていた事実」。

となると、プロになってからいかに「上積み」できるかが、どこまで通用するのかにつながります。

プロのドラフトは実力はもちろんですが、清宮幸太郎と村上宗隆のように「高校時代にメディアでどれだけ騒がれたか」も評価の一部、+αです。清宮が村上と同じような結果を出していたなら、村上よりももっと大きな人気を集めていたでしょう。

その意味で、根尾昂は+αの付加価値も非常に大きいな才能だったといえます。もし、彼が1年目から立浪和義のようにレギュラーを獲得していたら、東海地区のトップヒーローになっていたのは疑いようがありません。

また、彼が村上レベルの+αしか持ち合わせていなければ、いまでも東海地区でこれほど多くのファンから心配される存在になっていなかったでしょう。

「いきあたりばったりの中日の育成が悪い」「日ハムなら才能を開花できていたんじゃないか」という声もありますが、根尾は注目されたドラ1で野手としても投手としても、もう十分すぎるほどチャンスが与えられました。それは、他の選手ではあり得ないレベルでした。

そこで明らかになったのは、プロになってからの「上積み」の薄さです。

「エリートコースを走り続けた選手は、潜在能力が枯れているケースが多い」…そういうこともあるでしょう。

しかし、小学校時代からリトルリーグで土日の練習と試合が待ち遠しくてワクワクしていた大谷翔平は別次元にしても、野球一辺倒ではなく東京大学野球部のスカウトが注目するほどの文武両道でした。

「東大・京大出身のプロ野球選手は大成しない。いろんな物事を科学的・論理的に考えることに秀で過ぎていることは、ときに剥き出しの野生が求められるプロスポーツでは邪魔にしかならない。科学的・論理的に考えることが求められるのは野球についてだけ」…そういうこともあるでしょう。

受験勉強の知能と野球IQが別物であるのは当然ですが、東大・京大のプロ選手が大成しないように見えるのは、サンプルが少なすぎるからです。

いずれにしても、甲子園であれほど輝いた根尾がプロで大きな壁と格闘しているのは「上積み」がほとんど出来ていないからに尽きます。

精神的な構えはより高く、練習環境も格段に良いはずなのに「上積み」が薄いのは致命的にも思えてきます。

2年目の村上をどんなに打てなくても、どんなに三振しても1年間使い続けたスワローズのようなことは、ビッグクラブ(もはや微妙ですが、ファンベースが固いのはビッグクラブ)のドラゴンズには難しい上に、根尾には村上の長打力のように「使い続けたくなる」目に見える傑出した才能は見当たりません。

ヤブ医者は断言します。「そこだ、そこ!。上積みが薄いというのは見た目だけで、才能と幅広い頭脳を持つまだ26歳の若者だよ。7年間でいつか爆発する時限爆弾のような上積みを温めているかもしれないじゃないか。落合が三冠王獲ったの30歳?(ほんとは28歳)まだ4年もある。山本昌なんて45歳くらいでノーヒットノーランしたよな?(ほんとは41歳)まだ15年もある。可能性しかない」。

確かに、スポーツにおける実力の「上積み」など、数学のように式にして目に見えるものではありません。そして、その潜在能力などUnsolved Problems In Mathematicsほどに文字通り計り知れないものです。


昨日、根尾昂が一軍登録を抹消されました。

がんばれ!!!




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これ食って、徹夜で野球の試合に行くのだが(もちろん選手としてではない)、全く眠くないし、めっちゃ元気(な気がする)…大丈夫か?俺?



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