ものすごく当たり前の話ですが、政治でも経済でも日本は米国に隷属しています。

その原因は、たった一つです。戦争に負けたからです。この屈辱の鎖を断ち切るには、もう一度、米国と戦争して勝つしかありません。そして「グローバルスタンダード」というカメレオンを、星条旗から日の丸に染め上げるしかないのです。

そして、その忌々しい蹂躙はあろうことかスポーツの世界にまで及んでいるのです。

事実上の国技、野球を見ても明らかです。

ストライクゾーンの変更、コリジョンルール、宣告四球…日本の現況を鑑みることなく、右なれ右でNPBはMLBのルール改正に追従してきました。

ストライク、ボールの順序まで米国に合わせています。

そして、組織ぐるみで米国に隷従した日本プロ野球界は、才能あふれる若者を米国に差し出し続けています。
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↑少し古い記事ですみません。水曜日の日経MJから。今年上期のヒット商品番付、東の横綱は「大谷翔平」、西の横綱は「平昌オリンピック」でした。国の繁栄を示す真実の指針は現実的な商品などではなく、スポーツをはじめとしたエンターテインメントです。


一方で、プロボクシングの世界は米国の価値観を一切受け付けません。

日本では、リング誌をはじめ海外メディアが日本人ボクサーをいかに評価しているかを、これぞ針小棒大!的に報道してはいますが「世界評価が圧倒的に高いのはファイティング原田」「承認団体の世界ランキングは強い順番ではない」「そもそも承認団体は統括団体ではない」という根本的な問題の背景には一切触れません。

それらはタブーです。当たり前です。「今に時代にはボクシングの世界王者はまず存在しない」という真実を知れ渡らせる意味はありません。プロボクシングなのですから、ビジネスです。売り物を「これ、実は偽者でんねん」と言うバカはいません。

大谷翔平と井上尚弥の差は、たった一つです。大谷はメジャーリーグの革命児になるかもしれないが、井上がボクシング界で本当に傑出した存在になるのは難しい、とかの問題ではありません。

独立したアスリートか、そうでないか、その差です。

プロ野球は素晴らしいです。その創設時に掲げた最大唯一の目標「大リーグに追いつき追い越す」という宿命を100年近くも追い求めているのですから。そのためなら、奴らの土俵に上がる屈辱など瑣末なことと割り切って、イチローや大谷翔平らを送り込んで大リーグ転覆を進めているのですから。
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でっかい鯨の腹のなかに入って中から切り裂いてやるぜ。鯨は俺を飲み込んだと思ってるかもしれねえが、ところがどっこい、そうはいかねえぜ。〜番場蛮


出張で札幌からです。さすがに2ヶ月ぶりだと懐かしさはありません。大雨でした。そのせいではありませんが、いつもの通りで支離滅裂な内容となっております。「それ、おかしいだろ?」ってこともいろいろあると思います。罵詈雑言、大歓迎です。