Sunday, 26 July 2026 - Zuffa Boxing 9
Madison Square Garden Theater, New York, New York
commission:New York State Athletic Commission 
promoter:Dana White (Zuffa)
matchmaker:Charles Bosecker (Zuffa)

official in charge:Matthew Delaglio (NYSAC)

スーパーミドル級10回戦



マディソン・スクエア・ガーデンのシアター(小さい方の会場)で行われたイベント。目玉は復帰戦にして、ズッファ・ボクシング傘下でのデビュー〝The Chosen One〟ベルランガ。

対する〝BANG BANG〟はカナダ屈指のホープとして7年前に村田諒太に挑戦するも5ラウンドで撃墜され、5つの敗北が全てKO負けというザルディフェンスにしてグラスジョーの持ち主。地域タイトルを獲れれば御の字の実力です。

16戦連続初回KOの記録作りに選ばれた(The Chosen One)プエルトリカン、29歳のベルランガは17戦目から強打が空転、ここ3戦はカネロ・アルバレス(判定負け)、ジョナサン・ゴンサレス・オルティス(4ラウンドTKO勝ち)、ハムザ・シェラーズ(5ラウンドKO負け)と一気に馬脚を現した格好。



強打と稚拙な防御が共存する両者の対決は、第2ラウンドに30歳のカナダ人が右ストレートをヒット、強烈なパンチには見えませんでしたがベルランガが膝をつきます…なんという装甲の薄さ。

しかし、自力で勝るプエルトリカンは徐々に回復、何度もカナダ人をグラつかせます。

迎えた第6ラウンド終了間際、ベルランガの猛攻にバトラーの我慢のダムがついに決壊、痛烈なダウン。

第7ラウンド、フィニッシュを狙うベルランガがラッシュを仕掛けたところで、エリック・ダリ主審が両者の間に飛び込んで試合をストップ。

バトラーらしい玉砕、そしてベルランガらしい不安定な乱打戦でした。




Sunday, 26 July 2026 - Afterpay Arena
Sydney Olympic Park, New South Wales, Australia

commission:Combat Sports Authority of New South Wales 


promoter:Tom Brown (TGB Promotions),
Trent Rose (No Limit Boxing Promotions),
George Rose (No Limit Boxing Promotions),
Matt Rose (No Limit Boxing Promotions)


matchmaker:Tom Brown (TGB Promotions),
Trent Rose (No Limit Boxing Promotions),
Matt Rose (No Limit Boxing Promotions)

inspector:Tracey Crowther,Angus Henderson (Office of Sport),
Katina Hurd, Corry Lor, George Panagiotopoulos

doctor:Amit Chauhan, Ian Jeffery (Newcastle Family Practice),
Alan Saunders
timekeeper:Jonathon Knight, John McDougall


ーーーそして舞台はニューヨークからシドニーへ。

トップ戦線にぶら下がっている31歳ティム・チューがホームに迎えるのは、3年のブランクを経て復帰した36歳のエロール・スペンスJr.。

試合は大方の予想通りに、交通事故や私生活の乱れから心身のバランスを崩した元PFPファイターが経年劣化とブランクで錆びついてフラフラしながら12ラウンドを生き延びた単調な試合に。

峠を越えたビッグネーム同士の退屈な試合でしたが、チューのコーナーにはジェフ・フェネック、スペンスにはロニー・シールズが陣取って指示を飛ばしていました。

新垣諭のIBFバンタム級のストラップを強奪したのを皮切りに4階級制覇したフェネックはオージーらしいフィジカルモンスター、そして、シールズはWBCジュニアウエルター級王者・浜田剛史の初防衛戦で惜敗したシールズはいまやトレーナーとして名声を得ています。

イベンダー・ホリフィールド、マイク・タイソン、パーネル・ウイテカー、アーツロ・ガッティ、バーノン・フォレスト、ファン・ディアス、チャーロ兄弟、ギレルモ・リゴンドー、エリスランディ・ララ…あまたのファイターがシールズを陣営に招いてきました。



1986年12月2日、両国国技館に乗り込んだシールズは111−116/108−111/115−113のSDで敗北。愚直に全身と強打を振り回す浜田を、シールズが左ジャブでさばく展開。

シールズをマネジメントするウィリー・サバナーが「勝利を盗まれた。接戦じゃない」と声を荒げたように、ボクシングが突貫を評価する喧嘩なら浜田の勝ち、Sweet Science(どちらが科学的に優れていたか)ならシールズの完勝という内容でした。