バム・ロドリゲスは「アントニオ・バルガスを最大の尊敬で讃えたい。私が想像していた以上に速くて強くて、気持ちが入っていた」と振り返りながらも「初回からタイミングが合っていた。いつか倒せると確信しながら、その時を待っていたんだ」。

初回からいつもの多彩なアングルとパンチの種類でバルガスをコントロール。それでも、第2ラウンドには捨て身のバルガスの勇敢な突進に押し込まれる場面も。

第5ラウンド、サイドに回るバムを追いきれないバルガスがついに左を被弾でダウン。バムが繰り出すパンチの精度とキレは、もはや別次元。

そして第6ラウンド、バムのサイドステップが重く見えたのは疲れていたからではありません。追い詰められた王者を仕留める最後のトラップです。バルガスの攻撃に、小さな左ショートをカウンター。

ゲームオーバー。

公式採点は3者とも48−46。

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スタッツは「打たせずに打つ」バムがプラスマイナス(着弾率ー被弾率)で10.0と〝KO中毒患者〟井上尚弥らも下回る数値まで悪化。

パンチの総数はバルガスが412発で、バムの311を101も上回りましたが、ヒットは98発(着弾率23.8%)にとどまりました。総数で下回ったバムでしたが、ヒットは105発で逆転、着弾率はさすがの33.8%。