「井上尚弥vs中谷潤人」は興行規模の面で、今年最高の試合の一つでしたが、最も特筆すべきは〝One Of The〜(〜のひとつ)〟ではなく「THE 今年最高レベルのマッチアップ」ということでした。
来年1月に、井上がバム・ロドリゲスと激突するなら、このカードも来年の最高レベル試合が確定。井上は2試合連続で世界最高レベルの試合を戦うことになります。
しかし、世界的な注目度となると中谷戦の米国での配信は土壇場までどこも手を挙げず。
なんとかDAZNが救済的に引き受けるも、もちろんPPV課金は無し・放映権料も「どこも配信してくれないよりはまし」、体裁的にも「どこも配信しない屈辱は免れた」という点からも買い手の言い値、つまり格安で、一部少数のコアなマニアを除くと日本限定の盛り上がりでした。
さて、世界的な注目度で軽量級とは比較にならないヘビー級、それもタイソン・フューリーvsアンソニー・ジョシュアという超ビッグネームの対戦交渉がすでに完了、両者とも契約書にサインしたと言われています。
開催時期は今年後半、開催場所はロンドン、それ以外はまだ何の発表もありませんから、噂の段階です。
そして、統括するのはもちろん英国ボクシング管理委員会(BBBofC)。主催はフューリーを傘下に収めるフランク・ウォーレン(クイーンズベリー)と、ジョシュアのエディ・ハーン(マッチルーム)の共同プロモート…のはずなのですが…。
さて、ジョシュアはハーンのプロモートで7月25日にリヤドでクリスチャン・プレンガと調整試合を行います。
ここでコケなければ(心配ですねぇ、なにしろ番狂せメーカーのジョシュアです)年内に世界中のボクシングファンが待ち望んだ「Battle Of Britain」のドリームマッチが行われるということですが…日本時間の6月7日に英国で初開催されたズッファ・ボクシングの興行の会見でダナ・ホワイトが「この試合はズッファがプロモートする」と電撃発表したのです。
“Have they announced where that fight is?" he said. "I know where it is. Watch what happens over the next 30 days.”
「(ハーンやウォーレンが)試合会場を発表したか?俺は知ってるぜ(だって自分がプロモートしてるんだから)。まあ、これから30日ほどの間で、目にモノを見せてやるよ」。
試合日程は不明でも、会場は英国しか考えられず。となると、ウィンブリー・スタジアムしかあり得ませんが…会場もエッフェル塔広場前とかサプライズなのでしょうか???
「Battle Of Britain」の契約書は全て公開されているわけがありませんが、この対戦交渉は「ダナ・ホワイトは一切関与しない形で進められる」という大前提の条件が付けられていると知られていました。
しかし、フューリーとジョシュアを完全な契約で縛ることができているのなら、こんな条文は不要のはずです。
ホワイトの言い分が事実なら、ハーンとウォーレンが進めていた契約とは全く別の契約をズッファが締結、2人の英国人ファイターがサインしたことになります。
フューリーもジョシュアも、井上尚弥らジム子飼いの日本のボクサーとは全く違う、つまり圧倒的に選手側に主導権のある内容でプロモーターと契約を結んでいます。
フューリーは今年4月にアルスランベク・マクムトフに大差判定勝ちを収めていますが、2024年12月にオレクサンデル・ウシクとの再戦で敗れてから引退宣言を繰り返しており、この間にクイーンズベリーとの契約が見直されているのは当然予想できます。
また、ジョシュアもマッチルームと〝永久契約〟を結んだと伝えられたことがありましたが、「強い相手としか戦わない」と同様に、そんな契約に何らかの効力があるはずもなく、昨年12月のジェイク・ポールとのメガファイトもポールのMVPプロモーションが独占プロモートしました。
フューリーもジョシュアも拘束力の低い、非常に緩やかな契約、フリーエージェントに近い立場にあるのかもしれません。
英国初開催したズッファについてBBBofCは「素晴らしいプロモーター、新しい仲間を迎えた」と大歓迎で、ビッグネームが登場しないイベントとしては高額な認定料をズッファ・ボクシングが支払ったと予想できます。
サウジアラビア肝入りのズッファ・ボクシングには、現在のボクシング界でトップ2のハーンとウォーレンの連合軍でも資金面で全く太刀打ちできません。UFC単体でも、ボクシングのトップ10プロモーターが束になっても全く話にならないのが現実です。
フューリーvsジョシュアが最も大きな興行になるのは英国ロンドンです。統括はBBBofCに決定、その統括団体からもお墨付きをもらいました。
資金面でも英国でのコネクション面でも、ズッファを遮る大きな障害は見当たりません。
報道面ではサウジアラビアのボクシング専門広報誌であるリング誌が先行、ズッファのスポークスマンをつとめています。
ホワイトの「俺がプロモーター」発言に対して、ハーンもウォーレンも完全否定するも、外堀は埋められています。
フューリーが「俺はカネでは動かない!ウォーレンとの義理人情を貫くぜ!」と宣言、ジョシュアも「ハーンとの友情は不滅だ。札束で崩れるような関係じゃない!」と、長官とホワイトに唾を吐きかけるとか…それくらいしか大逆転の構図が見えてこない気がします。
来年1月に、井上がバム・ロドリゲスと激突するなら、このカードも来年の最高レベル試合が確定。井上は2試合連続で世界最高レベルの試合を戦うことになります。
しかし、世界的な注目度となると中谷戦の米国での配信は土壇場までどこも手を挙げず。
なんとかDAZNが救済的に引き受けるも、もちろんPPV課金は無し・放映権料も「どこも配信してくれないよりはまし」、体裁的にも「どこも配信しない屈辱は免れた」という点からも買い手の言い値、つまり格安で、一部少数のコアなマニアを除くと日本限定の盛り上がりでした。
さて、世界的な注目度で軽量級とは比較にならないヘビー級、それもタイソン・フューリーvsアンソニー・ジョシュアという超ビッグネームの対戦交渉がすでに完了、両者とも契約書にサインしたと言われています。
開催時期は今年後半、開催場所はロンドン、それ以外はまだ何の発表もありませんから、噂の段階です。
そして、統括するのはもちろん英国ボクシング管理委員会(BBBofC)。主催はフューリーを傘下に収めるフランク・ウォーレン(クイーンズベリー)と、ジョシュアのエディ・ハーン(マッチルーム)の共同プロモート…のはずなのですが…。
さて、ジョシュアはハーンのプロモートで7月25日にリヤドでクリスチャン・プレンガと調整試合を行います。
ここでコケなければ(心配ですねぇ、なにしろ番狂せメーカーのジョシュアです)年内に世界中のボクシングファンが待ち望んだ「Battle Of Britain」のドリームマッチが行われるということですが…日本時間の6月7日に英国で初開催されたズッファ・ボクシングの興行の会見でダナ・ホワイトが「この試合はズッファがプロモートする」と電撃発表したのです。
“Have they announced where that fight is?" he said. "I know where it is. Watch what happens over the next 30 days.”
「(ハーンやウォーレンが)試合会場を発表したか?俺は知ってるぜ(だって自分がプロモートしてるんだから)。まあ、これから30日ほどの間で、目にモノを見せてやるよ」。
試合日程は不明でも、会場は英国しか考えられず。となると、ウィンブリー・スタジアムしかあり得ませんが…会場もエッフェル塔広場前とかサプライズなのでしょうか???
「Battle Of Britain」の契約書は全て公開されているわけがありませんが、この対戦交渉は「ダナ・ホワイトは一切関与しない形で進められる」という大前提の条件が付けられていると知られていました。
しかし、フューリーとジョシュアを完全な契約で縛ることができているのなら、こんな条文は不要のはずです。
ホワイトの言い分が事実なら、ハーンとウォーレンが進めていた契約とは全く別の契約をズッファが締結、2人の英国人ファイターがサインしたことになります。
フューリーもジョシュアも、井上尚弥らジム子飼いの日本のボクサーとは全く違う、つまり圧倒的に選手側に主導権のある内容でプロモーターと契約を結んでいます。
フューリーは今年4月にアルスランベク・マクムトフに大差判定勝ちを収めていますが、2024年12月にオレクサンデル・ウシクとの再戦で敗れてから引退宣言を繰り返しており、この間にクイーンズベリーとの契約が見直されているのは当然予想できます。
また、ジョシュアもマッチルームと〝永久契約〟を結んだと伝えられたことがありましたが、「強い相手としか戦わない」と同様に、そんな契約に何らかの効力があるはずもなく、昨年12月のジェイク・ポールとのメガファイトもポールのMVPプロモーションが独占プロモートしました。
フューリーもジョシュアも拘束力の低い、非常に緩やかな契約、フリーエージェントに近い立場にあるのかもしれません。
英国初開催したズッファについてBBBofCは「素晴らしいプロモーター、新しい仲間を迎えた」と大歓迎で、ビッグネームが登場しないイベントとしては高額な認定料をズッファ・ボクシングが支払ったと予想できます。
サウジアラビア肝入りのズッファ・ボクシングには、現在のボクシング界でトップ2のハーンとウォーレンの連合軍でも資金面で全く太刀打ちできません。UFC単体でも、ボクシングのトップ10プロモーターが束になっても全く話にならないのが現実です。
フューリーvsジョシュアが最も大きな興行になるのは英国ロンドンです。統括はBBBofCに決定、その統括団体からもお墨付きをもらいました。
資金面でも英国でのコネクション面でも、ズッファを遮る大きな障害は見当たりません。
報道面ではサウジアラビアのボクシング専門広報誌であるリング誌が先行、ズッファのスポークスマンをつとめています。
ホワイトの「俺がプロモーター」発言に対して、ハーンもウォーレンも完全否定するも、外堀は埋められています。
フューリーが「俺はカネでは動かない!ウォーレンとの義理人情を貫くぜ!」と宣言、ジョシュアも「ハーンとの友情は不滅だ。札束で崩れるような関係じゃない!」と、長官とホワイトに唾を吐きかけるとか…それくらいしか大逆転の構図が見えてこない気がします。
コメント
コメント一覧 (1)
ヘビー級ボクサーの商品価値は他階級とはレベルが違う
強さも違うけど
フシ穴の眼
が
しました