hisa

2026/05/24 16:38

ファイトマネーの相場が半世紀近くもほぼ据え置きというのは、失礼ながら運営面では犯罪的なほど努力をしていないと言っても良いですね。
プロ野球の支配下選手の平均年俸(出来高、外国人選手を除く)は1980年では602万円だったものが、2026年では5261万円となっています。大相撲も、相撲協会から支給される給料、給金は1970年代と比べるとやはり上がっています。もっとも、大相撲は協会からの給料よりもタニマチや後援会などのいわゆる「お米」の方が、収入が多い世界ではありますが。
とはいえ、興行収入が増えないとファイトマネーも増えていかないのもたしかでしょうから、ここをどうにかしないといけないのですが、これもなかなか難しいのでしょうね。

元記事: 大谷翔平と亀田興毅、そして…井上尚弥(大橋秀行)〜真実と嘘と虚飾と。=③= (編集)
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国技の相撲や市場が成長しているプロ野球とは違い、自民党の議員連盟が本当の黄金時代を懐かしみ「昔のようなメジャースポーツに!」と「プロボクシングの発展を応援する国会議員の会」を立ち上げるありさまです。

小学生の頃に「あしたのジョー」(もちろん再放送)で、ジョーや力石の6回戦がTV放送されているのを「漫画だから」と作り話だと思ってましたが、東京キー局各社が週1でボクシング中継番組を持っていて4回戦でもゴールデンタイムに放送されることがあったと知ってびっくりしました。

どんどんマイナー化「世界王者の名前を全員知ってるのはかなりのマニア」「井上尚弥のなおやを漢字で把握していないファンもいる」という現状は業界努力でどうこうできる問題ではありません。

井上尚弥や一部選手だけが認知され、高額の報酬を得ている現状を「黄金時代」と報道するメディアや、それをまともに受け取るファンも、健全な発展にはプラスではないかもしれません。

野球WBCやサッカーW杯で問題になった「スポーツを見る権利」についての問題も、ネット配信に一気に進行してしまったボクシングについては完全においてけぼり。それどころか、井上信者を筆頭に「PPVのネット配信の方向で発展できる」と信じているふしがあるのが、あまりにも低脳すぎて呆れ果ててしまいます。

「ちょっと待った!今はマイナーでもかつてメジャーだったボクシングでは、野球やサッカーよりも深刻な事態になっています。文科省と総務省が合同で立ち上げたスポーツ中継に関する有識者会議では、ぜひボクシングも取り上げて欲しい!」という姿勢であるべきだと思うのですが…。井上信者的な思考回路では「教祖様が進む方向に間違いは一切なし!」としか思えないのでしょう。

とんでもない〝興行事故〟を起こしたラスベガスの試合を「チケットの売れ行きは好調」「過去最高のファイトマネー」と嘘を垂れ流すのも、本当のファンなら受け入れてはいけないんです。何回騙されたら気が済むのでしょうか?「もう日本では見れなくなる」と妄言を吐いていた井上信者はいま、何を思っているのでしょう?

挙げ句の果ては、RIZINごときから「今の時代、嘘はダメですよ」とクギを刺される始末です。


もちろん、井上や選手たちには何の責任もありません。この業界の体質がおかしいのです。世界的な統括団体が存在したなら、デタラメランキングなんて横行しませんし、WBAとかの漢字検定みたいな団体も存在しません。漢字検定は一つしかない(多分)からまだマシですかね。

最もシンボリックなヘビー級チャンピオンがタイトルを賭けて茶番劇のリングに上がるなんてこともありえません。そういえば、茶番劇をスポンサードしたのはサウジアラビア総合娯楽庁のボクシング部門広報誌のリング誌。サウジといえば、あの長官が「タイトルの価値を高めてボクシングにかつての威厳を取り戻す」と宣言してましたが、どうなってるんでしょうか???

さらに「高額の視聴料を課金されるPPVから解放して人気のカード、ファンが見たいカードを実現する」と、ボクシングに参入したときにDAZNが掲げていたのと同じ題目を唱えていましたが、今回のピラミッド興行はまさかまさかのDAZNのPPV!!!

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狂気の沙汰です。

HBOもSHOWTIMEもESPNも「プロボクシングが健全な状態を取り戻すのは無理」「衰退するだけの産業」と匙を投げてしまったのも無理はありません。

二つの拳だけで戦う、限定されるが故に美しいボクシングという競技が好きな私は、死ぬまでファンであり続けますが、現在の「茶番劇の方が稼げる」状況が定着してしまうと、真摯に技術を練磨するのがバカらしくなって競技人口もレベルもますます下がる一方かもしれません…。