野球や競馬など歴史あるプロスポーツの中で、ボクシングだけがマイナーの坂道を転げ落ち続けています。

最も大きな理由がタイトルの価値が暴落の一途を辿っていることで、瑣末なことかもしれませんが「時代に取り残されている」のも一因です。

きわどい露出のラウンドガールに対して何の波風も立たないのは、F-1などとは違い「マイナースポーツだから別にいいよ」という〝無関心の許容〟からでしょう。

リング誌が「CARD GIRL OF THE MONTH」(ラウンドガールのグラビア)を廃止したのも、販売不振・経営難からページ削減の煽りを喰った形でした。

そして、リング誌では多くのスポーツ誌から姿を消したタバコやアルコールの広告も根強く残っていました。

今夜は、そんな広告の中からビールを取り上げて「時代」の移ろいを見てみます。


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1960年代まではパブストの「ブルーリボンビール」。

いまではボクシングからは撤退したものの、デザインはほとんど変わらないまま、日本でも通販などで手軽に手に入るアメリカン(薄い)ビールです。

酒販店でも見かけますが、高いんです。味は無個性で薄いくせに(あくまで個人の感想です)。

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70年代に入ると「バドワイザー」の時代に。

バドワイザーがデザインされた水着のバドガールがリングを彩りました。薄い飲み口の典型的なアメリカンビールです。

コンビニでも手に入る、日本で最も身近な海外ブランドかもしれません。価格も手頃ですが、やはり味は無個性で薄いのです(あくまで個人の感想です)。


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21世紀に入ると、米国ボクシング界は完全にメキシコの時代に。

バドワーザーやクアーズの広告は激減、リング周りやラウンドガールの水着は「コロナ」や「テカテ」に衣替えされました。

そのまま飲むとそうでもありませんが、ライムやレモンを垂らして飲むとなかなか美味しくてコロナもテカテも気に入ってます。




そして、リング誌がサウジアラビアへ格安で買い取られてしまうとアルコールの広告は一切なくなってしまいましたとさ…。