ここ2〜3年、ヤブ医者の悪友とサシで花見をしています。
花見だったり、散った後だったり。考えてみると、満開の桜の樹の下で飲んだことはなかった記憶が…そうです、花見が目的ではありません。
忙しいやつなので、いつもは夜やってお巡りさんに注意されるというパターンでしたが、今回は白昼堂々。
しかし、今月上旬に挙行したサシ花見は例年通り、まだまだ満開前。

いやあ、しかし、かえすがえすも花見って、花を見ないですよねぇ。って、そんなの俺とヤブ医者だけか。
ヤブ医者は「医療現場にもAIが一気に入ってきて助かってる」という話から、私の英語力について「AIでだいぶ助かってるやろ?」とディスってきた。
翻訳や文章を生成するAIの処理スピードには驚かされますが、その〝納品物〟は非常にお粗末なレベルです。
仕事のメンバーが生成AIを利用して作ったコンサルティングのレポートを見せにくるたびに、すごいなと感じるのは作成スピードだけ、本当にそれだけです。
現時点で散見される誤訳は近い将来、大幅に改善されるでしょう。しかし、そもそもの翻訳能力に大きな問題を抱えています。
手前味噌ですが、ここで紹介しているリング誌などの記事もAI翻訳で紹介すると、全く味気ない何の含蓄もない文字の羅列になってしまうでしょう。
会社ではときどきやってることですが、今度、ここでリング誌やESPNなどでやってみるのも面白いかもしれません。


酒はビールから、私が持ち込んだ「秋鹿 純網吟醸 歌垣」。そして、ヤブの奥様から「シーバスリーガル エクストラ13年」。
個人の感想ですが、シーバスのエクストラ13は期待外れ。レギュラーの12の方が好みです。
「もし、いま俺らが学生なら生成AIを使ってたか?いやあ、俺とお前は使ってへんな」という、ヤブの一人ツッコミを、私は「いや、使ってるやろ、多分。そして、今とは違うふうに成長してる」と否定しました。
ヤブはちょっとだけ真面目な目をして「違うふうに?それは良い意味でか?それとも悪い意味でか?」と、聞いてきました。

つまみの主役は「ブリのたまごの煮付け」。ヤブの奥様が実家から送られてきた天然ブリのたまごを調理してくれたのですが、今まで食べたのとは次元が違いました。
「これ、ちょっと美味すぎるな!奥さんも連れてきたらええのに」というと、ヤブは「じゅうじゅうご承知でしょうが、うちの嫁はご貴殿のことが本当に大嫌いですから」とミもフタもないことを悲しそうに吐くのでした。
「そもそも、この宴もウチでやるのは嫁が激しく拒否するから、追い出される形でこうなってるんだから」と、追い打ちをかけてくるのでした。
まあ、複数の心当たりがあります…。
ヤブ嫁には申し訳ありませんが、この年になっても古い悪友と幼稚な酒盛りができるのは、幸せな人生だと感謝です。
なんてことは表情に出さずに「これ、イマイチやな」とエクストラ13をあおってると、ヤブが「嫁に伝えとく。大丈夫、お前の印象がこれ以上悪くなることはない」。
朗らかな雰囲気でサシ飲みが深まった頃、ヤブが「AI生成、生成といえば地球ってこう軸があって北極と南極があって…」と、酔いが回ったのか、なんなのか、身振り手振りでおかしなことを言い出したのです。
ヤブの話を整理すると「地球の表面(海流)と内面(マントルの流れ)の力から南極点では金属が圧縮、生成されて、特殊な物質が生成されている。それはまだ誰も見たことがない美しい宝石らしい」と語るのです。
嫌な予感に震える私が「南極点はたしか3000メートル近い氷の下にあるから、おいそれと拝めることはできない」と言うと、ヤブは「そこで、だ」と真顔で真っ直ぐ私の目を覗き込んでくるのです。
嫌な予感が当たりそうで、さらに嫌な予感に震える私は、ヤブの屈託のない笑顔に、「古墳の堀を渡った中学時代の悪友(どうしようもない悪ガキども)」「廃線直後の福知山線の崖っぷちに誘った高校時代の悪友(見た目だけちょっと可愛い女子)」「アルジェリアに松茸が群生する丘陵が連なっていると一儲けを囁いた現地アシスタント(ホモセクシャル)」のやはり屈託のない笑顔を重ねてしまい「今度はパスポートが要るやないか」と身悶えするのでした…。
そして、私はほんの少しだけ身を乗り出して、声を落として、ヤブに聞いてしまうのでした。
「もう少し、詳しい話を聞かせてもらえるか?」。
花見だったり、散った後だったり。考えてみると、満開の桜の樹の下で飲んだことはなかった記憶が…そうです、花見が目的ではありません。
忙しいやつなので、いつもは夜やってお巡りさんに注意されるというパターンでしたが、今回は白昼堂々。
しかし、今月上旬に挙行したサシ花見は例年通り、まだまだ満開前。

いやあ、しかし、かえすがえすも花見って、花を見ないですよねぇ。って、そんなの俺とヤブ医者だけか。
ヤブ医者は「医療現場にもAIが一気に入ってきて助かってる」という話から、私の英語力について「AIでだいぶ助かってるやろ?」とディスってきた。
翻訳や文章を生成するAIの処理スピードには驚かされますが、その〝納品物〟は非常にお粗末なレベルです。
仕事のメンバーが生成AIを利用して作ったコンサルティングのレポートを見せにくるたびに、すごいなと感じるのは作成スピードだけ、本当にそれだけです。
現時点で散見される誤訳は近い将来、大幅に改善されるでしょう。しかし、そもそもの翻訳能力に大きな問題を抱えています。
手前味噌ですが、ここで紹介しているリング誌などの記事もAI翻訳で紹介すると、全く味気ない何の含蓄もない文字の羅列になってしまうでしょう。
会社ではときどきやってることですが、今度、ここでリング誌やESPNなどでやってみるのも面白いかもしれません。


酒はビールから、私が持ち込んだ「秋鹿 純網吟醸 歌垣」。そして、ヤブの奥様から「シーバスリーガル エクストラ13年」。
個人の感想ですが、シーバスのエクストラ13は期待外れ。レギュラーの12の方が好みです。
「もし、いま俺らが学生なら生成AIを使ってたか?いやあ、俺とお前は使ってへんな」という、ヤブの一人ツッコミを、私は「いや、使ってるやろ、多分。そして、今とは違うふうに成長してる」と否定しました。
ヤブはちょっとだけ真面目な目をして「違うふうに?それは良い意味でか?それとも悪い意味でか?」と、聞いてきました。

つまみの主役は「ブリのたまごの煮付け」。ヤブの奥様が実家から送られてきた天然ブリのたまごを調理してくれたのですが、今まで食べたのとは次元が違いました。
「これ、ちょっと美味すぎるな!奥さんも連れてきたらええのに」というと、ヤブは「じゅうじゅうご承知でしょうが、うちの嫁はご貴殿のことが本当に大嫌いですから」とミもフタもないことを悲しそうに吐くのでした。
「そもそも、この宴もウチでやるのは嫁が激しく拒否するから、追い出される形でこうなってるんだから」と、追い打ちをかけてくるのでした。
まあ、複数の心当たりがあります…。
ヤブ嫁には申し訳ありませんが、この年になっても古い悪友と幼稚な酒盛りができるのは、幸せな人生だと感謝です。
なんてことは表情に出さずに「これ、イマイチやな」とエクストラ13をあおってると、ヤブが「嫁に伝えとく。大丈夫、お前の印象がこれ以上悪くなることはない」。
朗らかな雰囲気でサシ飲みが深まった頃、ヤブが「AI生成、生成といえば地球ってこう軸があって北極と南極があって…」と、酔いが回ったのか、なんなのか、身振り手振りでおかしなことを言い出したのです。
ヤブの話を整理すると「地球の表面(海流)と内面(マントルの流れ)の力から南極点では金属が圧縮、生成されて、特殊な物質が生成されている。それはまだ誰も見たことがない美しい宝石らしい」と語るのです。
嫌な予感に震える私が「南極点はたしか3000メートル近い氷の下にあるから、おいそれと拝めることはできない」と言うと、ヤブは「そこで、だ」と真顔で真っ直ぐ私の目を覗き込んでくるのです。
嫌な予感が当たりそうで、さらに嫌な予感に震える私は、ヤブの屈託のない笑顔に、「古墳の堀を渡った中学時代の悪友(どうしようもない悪ガキども)」「廃線直後の福知山線の崖っぷちに誘った高校時代の悪友(見た目だけちょっと可愛い女子)」「アルジェリアに松茸が群生する丘陵が連なっていると一儲けを囁いた現地アシスタント(ホモセクシャル)」のやはり屈託のない笑顔を重ねてしまい「今度はパスポートが要るやないか」と身悶えするのでした…。
そして、私はほんの少しだけ身を乗り出して、声を落として、ヤブに聞いてしまうのでした。
「もう少し、詳しい話を聞かせてもらえるか?」。
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