いまから40年前、1986年のリング誌3月号です。

表紙は FIGHTER OF THE YEAR 1985 を同時受賞したマービン・ハグラーとドン・カリー。二人が選出されたので FIGHTERS OF THE YEAR になっています。

ちなみに、全米ボクシング記者協会(BWAA)のFIGHTER OF THE YEAR(Sugar Ray Robinson Award)はハグラーが単独受賞。

リング誌が複数受賞(1934年=トニー・カンゾネリ&バーニー・ロス/1972年=モハメド・アリ&カルロス・モンソン/1981年=シュガー・レイ・レナード&サルバドール・サンチェス/1985年=ハグラー&カリー/2020年=タイソン・フューリー&テオフィモ・ロペス)を好む傾向があるのに対して、BWAAは1975年のアリvsジョー・フレイジャーと1976年のモントリオール五輪チームの2回のみ。


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1990年からスタートするPFPランキングは、当たり前ですがまだ存在せず。

リング誌ランキングもスーパーミドル級、ジュニアバンタム級、ジュニアフライ級、ストロー級は設定されず、13階級でした。

日本でこのランキングに入ったのは渡辺二郎、ただ一人だけ。ジュニアバンタム級WBC王者ながら1位評価を受けています。リング誌王者はジェフ・チャンドラーからWBA王座を奪ったリチャード・サンドバル(米国)。2位にWBAジュニアバンタム級のカオサイ・ギャラクシー。

WBCのミゲール〝ハッピー〟ロラが3位。IBFのジェフ・フェネックが9位でしたから、ジュニアバンタム級の二郎とカオサイはかなり贔屓目に見られていた感もあります。

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団体間の確執が深かったため、ヘビー級やミドル級、ウエルター級の人気階級を除いて、統一戦が事実上御法度だった時代にUndisputed Champion(議論する余地のない王者=他の誰にも王者を名乗らせない王者)を渇望し、実現させた二郎は日本ボクシング史上で最も先進的な思考回路を持つファイターでした。

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この当時はウイスキーやビールはもちろん、現在では見ることのできないタバコの広告も目立ちました。

これ⬆︎は表4(裏表紙)。

ビールの広告は、テカテとコロナのメキシカン、その前はバドワーザーやクアーズと、銘柄からもその時代を窺えたものでした。

サウジに買収されてからは酒類に関してはイスラム圏なのでNGなのは理解できますが、米国やメキシコのエバーラストやナイキ、レイジェスなどの広告も消えてしまいました。