ずっと気になっていたことがあります。

「力道山を探せ」です。

リング誌がまだ「NEWS of the Mat World 」(プロレスコーナー)を内包していた時代。リング誌でも「力道山が大きく取り上げられた」という伝説があります。

日本で2006年に公開された「力道山」(サイダスFNH/日本配給ソニー・ピクチャーズ/上映時間149分)などでも「アメリカは力道山で大騒ぎ」的な描写⬇︎をしています。

FullSizeRender

「西岡利晃のMGM」「井上尚弥のT−モバイル」と同じ、力道山側が仕掛けたかなり無理のあるプロパガンダだと考えていましたが、米国でどんなふうに受け止められていたのか、リング誌の記事ではどういう扱いだったのかは分からずじまいでした。

私は大学進学以降、社会人になってからも米国でも多くの友人知人、先生と知り合う幸運に恵まれましたが、「米国で力道山を知った」人に会ったことは一度もありません。

私の狭い交友範囲の中で判断すると「力道山が米国プロレスシーンでセンセーションを巻き起こした」というのは、おそらく事実ではありません。

ただ「リング誌リング誌でどういう扱いだったのか」については、はっきりわかる日がついに訪れました。

まさか、こんな日が来るとは…オイルマネー、恐るべし。



そして、これは、私も認めて謝らなければなりません。米国ほどではありませんが、サウジの友達、仕事関係の人もいます。

まあ、嫌な奴が本当に多いけど…こんなん言っちゃいけないけど知り合いいる人はわかるはず、日本人と知り合いになるサウジのやつら、仕事関係のサウジのやつらときたら…信じられない大金持ちばかりです。

「サウジのスポーツ進出はスポーツウォッシング」という批判に対して、私の友達の砂漠っ子(50歳過ぎ)は悲しい目をして「日本は自国民を虐げることは絶対にないのか?」「アメリカはもっと酷いことをしてるのにスポーツウォッシングなんてしないよね?」と聞いてきました。

「王家が絶対にやってはいけないことをやった(やっている)のはみんなわかってるけど、どんな国でもそこに体制があるわけで、体制を維持するためには体制に不都合な相手には悪い反応もする、むしろそうではない体制なんてあるだろうか?」。




「リング誌でどういう扱いだったのか」。それがわかるとしたら、神保町あたりの古本屋で高額なリング誌のバックナンバーを買い揃えるしかないと諦めていたのに…。