ボクシングの観客動員世界記録を塗り替える壮大な計画が、YouTubeと新興プロモーションの「iVisit Boxing(IVB)」がボクシングの観客動員記録の更新を狙って7月11日にメガイベントを企画していると英国タブロイド紙のデイリー・メール(電子版)が報じました。

IVBは昨年のシンコ・デ・マヨ週間にニューヨーク・タイムズスクエアで開催したリヤド・シーズンのイベントにも関わった昨年発足したばかりの振興プロモーター。

この記事では、ボクシングの史上最多動員記録は、1941年8月に米ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われたトニー・ゼールvsビリー・プライヤーの13万5132人としていますが、1993年2月20日、メキシコシティのアステカ・スタジアムで開催されたWBC創立30周年記念イベント「The Grand Sram of Boxing」が13万2000人以上の観客を集め、ボクシングの動員記録を更新したと当時、大きく報じられました。

https://fushiananome.blog.jp/archives/27402232.html



「13万5132人>13万2000人以上」と読むか「13万2000人以上>13万5232人」と受け取るか?後者だと「13万2000人以上」は無敵になります。

WBCは後日、正確な入場者数を13万6274人と発表しましたが、WBC発表がどこまで信憑性のある数字なのか…?


The official attendance was 135,132 fans, a record which surpassed the Dempsy Vs Tunney Soldiers Field fight in 1927. Zale Vs Pryor, which was aptly refereed by Jack Dempsey, was only pipped fifty two years later, by the Julio Cesar Chavez Vs Greg Haugen bonanza in the Azteca Stadium, Mexico City in 1993.(ジャック・デンプシーが審判を務めたゼール対プライアー戦は、52年後の1993年、メキシコシティのアステカ・スタジアムで行われたフリオ・セサル・チャベス対グレッグ・ホーゲン戦に次ぐ記録)

〜WBCのHPではゼールvsプライヤーは13万5,232人、100人少なくなってます。どうでもいいことですが…。

7月11日のイベントでは、約15万人の動員が目標といいますから、達成すると文句なしの〝世界記録更新〟です。


どんなカードが用意されているのか一切発表されていませんが、LIneal championのオレクサンデル・ウシクとデオンティ・ワイルダーがメインイベントという噂も。

英国スカイベットなど一部ブッカーがオッズを出しています。ウシク勝利が1/14(1.07倍)、ワイルダー7/1(8倍)。

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15万人を集めるために、サンフランシスコのシビック・センター・プラザを屋外アリーナに改修する計画だそうですが、まだ工事は始まっていません。

画像奥の市役所前にリングを設置、チケットの大部分を無料で配布するといいます…15万枚配布したとか発表するのか?


それにしても、7月11日はサッカーW杯、決勝トーナメントの真っ只中です。メディアの取り上げ方も、かなり後回しになります。

米国ではもちろん、世界的に人気が無いウシクが主役というのも、ビジネスとして心細い限り。39歳のウクライナ人はこれまでクルーザー級で2度、ヘビー級転向の初戦を米国で戦っていますが、大きな反響を呼ぶことはできませんでした。

圧倒的な実力差を見せつけていたクリチコ兄弟ですら興味を持たれなかったのですから、米国にファンベースを持たない外国人がスターになるのは至難の業です。

それでも、ウシクは時代に恵まれました。

サウジアラビアの恩恵を最も受けたファイターといって良いでしょう。金銭的にはもちろん、公正な判定が与えられています。

アンソニー・ジョシュアとの第2戦、タイソン・フューリーとの初戦はいずれもSDのクロスゲームでしたが、舞台がリヤドではなくロンドンのウィンブリースタジアムなら判定はひっくり返っていたかもしれません。