Saturday 10, January 2026
  
Barclays Center, Brooklyn, New York

commission:NYSAC

promoter:Fresh Productions


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プエルトリコが輝きを失ってから、一体どれくらいの時間が経ったのでしょうか。

ニューヨークの大会場をフルハウスにできる最後のスターは、ミゲール・コットでした。

そのコット以来のPFPファイター、オスカー・コラーゾがストロー級で活躍、複数階級制覇に意欲を見せています。

しかし、東海岸にファンベースを持つプエルトリカンでも軽量級で米国マーケットを大きく揺るがすのはまず不可能です。

現状、最も集客力があるのは女子のアマンダ・セラノ。

マディソン・スクエア・ガーデンのスポーツアリーナをフルハウスにしたケイティ・テイラーとの激闘は女子ボクシングの新しい歴史を切り拓きました。

とはいえ、男子でスター不在が続いているのは寂しい限り。

私がプロボクシングに惹きつけられた1980年代からだけでもウィルフレド・ベニテス、ヘクター・カマチョ、エドウィン・ロサリオ、フェリックス・トリニダード、コット、ダニー・ガルシア…人気階級にスター選手を送り込んできたプエルトリコ。

この系譜を引き継ぐかと期待されたサブリエル・マティアスはIBFジュニアウエルター級のストラップを決定戦で手に入れますが、2度目の防衛戦に失敗。昨年7月にWBCバージョンで奪還するも、ドーピング検査で陽性と迷走中。

メガイベントでは脇役に回る軽量級でもウィルフレド・ゴメス、イバン・カルデロン、ファンマ・ロペス…と、魅惑的な〝小さな巨人〟を輩出してきました。

日本でも強さを見せつけたウィルフレド・バスケスなんてスラッガーもいました。



日本時間の明後日1月11日、ニューヨークのバークレイズセンターにプエルトリコのファイター4人が登場します。

メインはマティアスの防衛戦。生まれも育ちも英国シェフィールドのダルトン・スミスと初防衛戦。

セミはキャリア初黒星からの復帰戦となるネストール・ブレイボーがメキシコのペドロ・カンパを迎えるジュニアウエルター級10回戦。

そして、アンダーカードにカーミット・シントロンとエマヌエル・ロドリゲス、日本のボクシングファンにも馴染みのあるファイターが名前を連ねました。

2019年の大晦日に井岡一翔に敗れてからなんと4年半ものブランクを作ったシントロンは2024年にカムバックしてからこれが3戦目、メキシコのビクター・エフレイン・サンドバルを迎え撃ちます。

英国グラスゴーで井上尚弥に破壊されたエマヌエル・ロドリゲスは2024年に西田凌佑に敗れて以来の復帰戦。

遠回りのキャリアを強いられた3人のプエルトリカンが迎えるザ・ロード・バック。

ブレイボーは32歳、シントロンも30歳、ロドリゲスは33歳…残された時間は多くはありません。