The Japanese hit a home run to the moon!!!
あの日本人が月まで届くホームランを打ちやがった!!!

アメリカが驚くようなロケットを作って、アメリカが想像すらできなかった遠い惑星まで飛んでゆくーーー。
月はすでにアメリカが人間を送り込んだ星ですから「想像すらできなかった遠い惑星」ではありません。
また「月まで届く」はアメリカでよく聞く慣用句です。そんなふうに絶賛されたスラッガーを紹介していたら夜が更けてしまいます。
そもそも、人間ごときがチャンドラーのメープル製バットで打った打球が成層圏を突き破って月まで届くわけがありません。
それでも…大谷翔平は何から何まで狂っています。
NPBとMLBでは、パワーが試される打撃で救いようのないレベルの差があります。
日本では外国人並みに打球を飛ばした松井秀喜でも、MLBのシーズンベストは31本。この記録は鈴木誠也によって32本に更新されます。誠也のNPBベストはMLB挑戦前のシーズンで放った38本でしたから、絶望的な隔たりはありません。
しかし、その年の誠也の打率は.317、出塁率.433。今季、32本塁打をマークした誠也の打率はあろうことか.245、出塁率は.326に過ぎませんでした。
日本で最も恐れられた誠也でしたが、アメリカでは普通に勝負されるスラッガーの1人に埋没してしまうのです。
日本でも年々成長して、適応能力の高さを見せつけた誠也ほどの才能でも、多くを犠牲にしなければMLBでは生き残れないのです。

ところが…。
みんな忘れていますが、日米で「ありえない」とパニックを巻き起こしていた頃の大谷は、実に可愛いユニコーンでした。
日本ではベストシーズンでもたったの22本しかホームランを打てなかった貧弱で中途半端な打者が、怪物ランドに乗り込むと、毎年50本以上打っても誰も驚かなくなっているのです。
二刀流が「絶対、無理」と決めつけられていた最大の根拠は、異なる二つの才能を発揮する難しさだけではなく、規定打席と規定投球回数を同時クリアすることが人間の限界を超えていると考えられていたからです。
日本で出来たことがレベルの高いアメリカでは許されない、それが当たり前なのに、大谷はあろうことか日本で出来なかったことをアメリカで可能にしているのです。
もし、野茂英雄が存在しなかったら…大谷が野茂以来2人目※のメジャーリーガーだったなら…「日本の倍以上ホームランが打てるメジャーってレベルが低いな。村上宗隆なら100本以上打つな」なんていう予想が溢れていたかもしれません。
野茂が切り拓いた道を多くの日本人プレイヤーが挑んでくれたおかげで「村上様が100本打つ」なんて素っ頓狂なことは誰1人口にしません。
野茂はアメリカの輪郭戦を、正確にはっきりと示してくれもしたのです。
私たちは今、まさにあのアメリカが想像すら出来なかったロケットを見ているのかもしれません。
もう一回戦争してアメリカに勝つことでしかこの従属から逃れられないと思っていたことも、もしかしたら違うんじゃないか、と思えるようになりました。
昔むかし、私は死球を受けたとき、それが故意に思えたとき、投手を睨みつけてしまいました。これは、普通のことです。甲子園ではみんな抑制していますが。
今季のパドレス戦。大谷が報復死球を受けて、仲間たちがベンチを飛び出そうとしたのを、大谷本人が「出てくるな」と手の平を挙げて止めました。
NPBでも同じシーンを見たことがあります。そのときは、松井秀喜でした。
この2人は激しいタイトル争いの最中で、全く対照的な選択をしたことがありました。
2002年の松井秀喜は三冠王に向けて、福留孝介と首位打者を争いデッドヒートを繰り広げていました。
2021年の大谷翔平は、ゲレーロJr.とペレスの三つ巴で本塁打王を激しく争っていました。
松井に対して「三冠王を獲るために相手がノーマークのセーフティーバントで打率を稼げ」という意見も数多く聞かれましたが、彼は最後まで自分のバッティングを貫き、首位打者は福留に譲りました。
大谷はプレーオフ進出にわずかな望みが残る中、チームの勝利を優先して送りバントをしました。張本勲は「ホームラン王争いをしてるんだから、バントなんてしてほしくないね」と苦々しく言いましたが、それは、ファン共通の意見でもありました。
松井はバントをせず、大谷はバントをしました。
一見すると対照的ですが、ふたりとも自分のタイトル、目先のタイトルに全く興味を示さなかったという点で見事に一致しています。
きょう、プロとアマチュアが共同で野球振興を進める「全日本野球サミット」が初開催されました。
サミット終了後にソフトバンク球団会長の王貞治氏は報道陣の取材に応じ、ドジャースで歴史的な活躍を続ける大谷翔平投手について「まさかあんな選手が出てくるとは思わなかったよね。米国の中で野球やる人は出てくるんだけど、トップで米国人をひれ伏させるような選手が出てくるとは思ってなかったですよ」と、最大級の賛辞を送りました。

そして、米国の野球界からは「社会的影響力を少しずつ失っている、No.1スポーツとは呼べなくなった野球から、他のメジャースポーツの歴史的なスーパースターと比較される選手が現代に出現したことを誇りに思う」という喜びの声も聞こえてきます。
「もう一回戦争を起こして勝つ」「アメリカには作れないロケットを作って、アメリカが届かない遠い惑星まで行く」ーーーアメリカをパワーでねじ伏せる。アメリカが想像もできなかった発想で、彼らの度肝を抜くという「絶対無理」は、実はもう別の形でひっくり返され、完遂されているのかもしれません。
あの日本人が月まで届くホームランを打ちやがった!!!

アメリカが驚くようなロケットを作って、アメリカが想像すらできなかった遠い惑星まで飛んでゆくーーー。
月はすでにアメリカが人間を送り込んだ星ですから「想像すらできなかった遠い惑星」ではありません。
また「月まで届く」はアメリカでよく聞く慣用句です。そんなふうに絶賛されたスラッガーを紹介していたら夜が更けてしまいます。
そもそも、人間ごときがチャンドラーのメープル製バットで打った打球が成層圏を突き破って月まで届くわけがありません。
それでも…大谷翔平は何から何まで狂っています。
NPBとMLBでは、パワーが試される打撃で救いようのないレベルの差があります。
日本では外国人並みに打球を飛ばした松井秀喜でも、MLBのシーズンベストは31本。この記録は鈴木誠也によって32本に更新されます。誠也のNPBベストはMLB挑戦前のシーズンで放った38本でしたから、絶望的な隔たりはありません。
しかし、その年の誠也の打率は.317、出塁率.433。今季、32本塁打をマークした誠也の打率はあろうことか.245、出塁率は.326に過ぎませんでした。
日本で最も恐れられた誠也でしたが、アメリカでは普通に勝負されるスラッガーの1人に埋没してしまうのです。
日本でも年々成長して、適応能力の高さを見せつけた誠也ほどの才能でも、多くを犠牲にしなければMLBでは生き残れないのです。

ところが…。
みんな忘れていますが、日米で「ありえない」とパニックを巻き起こしていた頃の大谷は、実に可愛いユニコーンでした。
日本ではベストシーズンでもたったの22本しかホームランを打てなかった貧弱で中途半端な打者が、怪物ランドに乗り込むと、毎年50本以上打っても誰も驚かなくなっているのです。
二刀流が「絶対、無理」と決めつけられていた最大の根拠は、異なる二つの才能を発揮する難しさだけではなく、規定打席と規定投球回数を同時クリアすることが人間の限界を超えていると考えられていたからです。
日本で出来たことがレベルの高いアメリカでは許されない、それが当たり前なのに、大谷はあろうことか日本で出来なかったことをアメリカで可能にしているのです。
もし、野茂英雄が存在しなかったら…大谷が野茂以来2人目※のメジャーリーガーだったなら…「日本の倍以上ホームランが打てるメジャーってレベルが低いな。村上宗隆なら100本以上打つな」なんていう予想が溢れていたかもしれません。
野茂が切り拓いた道を多くの日本人プレイヤーが挑んでくれたおかげで「村上様が100本打つ」なんて素っ頓狂なことは誰1人口にしません。
野茂はアメリカの輪郭戦を、正確にはっきりと示してくれもしたのです。
私たちは今、まさにあのアメリカが想像すら出来なかったロケットを見ているのかもしれません。
もう一回戦争してアメリカに勝つことでしかこの従属から逃れられないと思っていたことも、もしかしたら違うんじゃないか、と思えるようになりました。
昔むかし、私は死球を受けたとき、それが故意に思えたとき、投手を睨みつけてしまいました。これは、普通のことです。甲子園ではみんな抑制していますが。
今季のパドレス戦。大谷が報復死球を受けて、仲間たちがベンチを飛び出そうとしたのを、大谷本人が「出てくるな」と手の平を挙げて止めました。
NPBでも同じシーンを見たことがあります。そのときは、松井秀喜でした。
この2人は激しいタイトル争いの最中で、全く対照的な選択をしたことがありました。
2002年の松井秀喜は三冠王に向けて、福留孝介と首位打者を争いデッドヒートを繰り広げていました。
2021年の大谷翔平は、ゲレーロJr.とペレスの三つ巴で本塁打王を激しく争っていました。
松井に対して「三冠王を獲るために相手がノーマークのセーフティーバントで打率を稼げ」という意見も数多く聞かれましたが、彼は最後まで自分のバッティングを貫き、首位打者は福留に譲りました。
大谷はプレーオフ進出にわずかな望みが残る中、チームの勝利を優先して送りバントをしました。張本勲は「ホームラン王争いをしてるんだから、バントなんてしてほしくないね」と苦々しく言いましたが、それは、ファン共通の意見でもありました。
松井はバントをせず、大谷はバントをしました。
一見すると対照的ですが、ふたりとも自分のタイトル、目先のタイトルに全く興味を示さなかったという点で見事に一致しています。
きょう、プロとアマチュアが共同で野球振興を進める「全日本野球サミット」が初開催されました。
サミット終了後にソフトバンク球団会長の王貞治氏は報道陣の取材に応じ、ドジャースで歴史的な活躍を続ける大谷翔平投手について「まさかあんな選手が出てくるとは思わなかったよね。米国の中で野球やる人は出てくるんだけど、トップで米国人をひれ伏させるような選手が出てくるとは思ってなかったですよ」と、最大級の賛辞を送りました。

そして、米国の野球界からは「社会的影響力を少しずつ失っている、No.1スポーツとは呼べなくなった野球から、他のメジャースポーツの歴史的なスーパースターと比較される選手が現代に出現したことを誇りに思う」という喜びの声も聞こえてきます。
「もう一回戦争を起こして勝つ」「アメリカには作れないロケットを作って、アメリカが届かない遠い惑星まで行く」ーーーアメリカをパワーでねじ伏せる。アメリカが想像もできなかった発想で、彼らの度肝を抜くという「絶対無理」は、実はもう別の形でひっくり返され、完遂されているのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2)
フシ穴の眼
が
しました
フシ穴の眼
が
しました