さて、第2回はBoxRecの PFPです。

誰が一番強いか?そんなのヘビー級に決まってる。ウエルター級は競技人口が多く、専業ボクサーも多いからレベルも高い…軽量級はそうではないからレベルが低い…そんな階級差別を取っ払って「ストロー級でもヘビー級でも王者の価値は同じ」という視点から評価するのがPFPの基本です。

その基本に従えば、バンタム級とジュニアフェザー級でUndisputed championになり、精力的にタイトルマッチをこなしている井上尚弥の業績はオレクサンデル・ウシクやテレンス・クロフォードを上回るーーーというのは一つの正論です。

ウシクは現実のリングで体重非同一時の戦いに勝利を重ね、クロフォードは一気に2階級も上げてボクシング界最高の人気者カネロ・アルバレスに完勝しました。しかし、ヘビー級とウエルター級という色眼鏡を外せば、井上がこなしている軽量級のタイトルマッチと何ら変わりはありません。

透明なレンズを通して評価するようなBoxRecのPFPです。

スクリーンショット 2025-09-23 14.33.43

なんと、井上と中谷潤人がワンツー。

先週、ラスベガスでマイルド・アップセットを起こしたばかりのテレンス・クロフォードは3位。

7位にジャロン・エニス、10位にタンク・デービスと他のメディアでは10位圏から離れたファイターがランクイン。

そしてオレクサンデル・ウシクがまさかの13位。無敗のヘビー級王者とはいえ、その戦いぶりは決して支配的とは言えず、もし、ウシクが他の階級ならもっと下の順位だったかもしれません。




話が逸れますが、BoxRecはこのスポーツの見方、楽しみ方に革命をもたらした素晴らしいデータバンクです。

しかし、WBAが無断でデータを使用したことに激怒し、WBAタイトルをでーたから全て引き上げてしまいました。

井上尚弥とテレンス・クロフォードはWBAも含んだUndisputed championですが、BoxRecのデータ上には表記されていません。

気持ちはわかりますが、いつまで続くのか?