ドラゴンズの井上一樹監督は「けが人を出したくない。ベストオーダーで臨めない。でもそれはしょうがない。そういう投手を立てられたら」「普段は出ていない控えのメンバーを出しながらも左を並べるという策しかこちら側としてはない。しゃくには障るけど、実際右の細川であり、石伊でありに万が一のことがあったらと思ったら、他の監督さんもそうするんじゃないかな」とぶ然とした表情で吐き捨てました

解説者の里崎智也は「もやもやは晴れない。あの左打者を並べた決断は、ネガティブなものだったのか、ポジティブな決断だったのか。何としてでもAクラスに割って入る中日ならば、迷わずポジティブだったと思いたいが、そうと割り切れない後味だけが残ってしまった」。

里崎のいう「ネガティブかポジティブか」は、井上監督の言葉を聞くまでもなく「ネガティブ」でした。




藤浪晋太郎の1059年ぶりのNPB一軍マウンドは5回86球、被安打5、失点1、奪三振5、四球1。

マックス156kmだった球速はまだまだ上がってくるでしょう。

今後の問題は、井上監督が嘆いた「ベストオーダーが組めない」「他の監督さんもそうするんじゃないかな」という言葉通りに、他チームも右打者をオーダーから外すのか?

あるいは、ベストオーダーで臨むチームが現れるのか?

もし、右打者に対して予想通りに制球難が噴出、各球団が窮余の策の「左を並べるネガティブオーダー」を強いられるとすると、NPBがベイスターズと藤浪に対する特別注意を発するなど、何らかの形で動くべきなのか?