公正取引委員会は昨日、日本野球機構(NPB)に対して、日本シリーズの生中継が行われた時間帯に大リーグの放送を行ったフジテレビの取材パスを没収したことなどが独占禁止法違反のおそれがあるとして「再発防止を求める警告」を出しました。

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NPBの中村勝彦事務局長が同日に取材に応じ「取材および編成権の制約と、独禁法上の問題を同じ次元で議論するべきではない」との見解を述べましたが、今後は類似の事態が起きた場合には取材証を没収しないと、事実上の敗北宣言。


このブログでもすでに書いていますが、取材者と取材対象者には、明らかな力関係が存在します。

NPBに不都合な事実を記事にするなら取材させない、という行為が全て独占禁止法にあたるかどうかはさておき、NPB側には今回のフジのMLBダイジェスト放送に不都合があると感じたのは間違いありません。

「せめて時間をズラせばよいものを、ケンカを売ってるのか?あんなテレビ局に取材パスを発行するな!」。

そんな思考で取材パス没収となったことは、誰にでもわかります。


人気やステイタスが小さいマイナースポーツになると、こうした側面は看過されやすく、先月の「井上尚弥のなんちやってT-モバイル・アリーナ」を、アンダーカードを記事にしてもメインにほほぼ触れなかったナンバー誌にも同様の圧力があったと疑われています。

このブログでも紹介してきましたがTモバはMGMグループではNo.1のラスベガスを代表するアリーナの一つ。

カネロ・アルバレスの〝ホーム〟と呼ばれ、世界中のボクシングファンが関心を寄せる試合はPPVで提供されてきました。

ここで日本人がボクシングの興行で初めてメインを張るというのですから、T-モバイル・アリーナもクローズアップしたくなるのはメディアとして当然です。

しかし、残念ながら帝拳と大橋ジムが八方手を尽くした欺瞞のイベントは、Tモバ史上でも最悪の事故レベルの販売不振で、必死のチケットばら撒き工作も虚しく広い客席は半分も埋まりませんでした。

そもそも、最初からPPVに乗っていないのですから、売れるはずがないのです。

当初から赤字は覚悟の上階席の封鎖はなんとか食い止めたいと取り繕った努力も焼け石に水。

当事者がこの事故を語りたくないのは、よくわかります。

しかし「どうしたらTモバでPPVにも乗る本物のイベントが打てるか?あるいはTモバの遥か先にあるザ・スフィアで世界初のボクシングイベントを開催するには何が足りないのか?」という建設的な意見を発展させたいと思っても、当事者が「そこは触れるな」と臭いものにフタをしてしまうと、長谷川穂積や西岡利晃から続く帝拳のウソはこれからも繰り返されるだけでしょう。

そして。またバカ信者が騙される繰り返しです。
誰もがレベルが高い、世界中から注目されていると思われたいのはわかりますが、ウソはダメです。

関係者や信者的なファンが「これはとんでもないこと。サッカーのバロンドールに匹敵する」なんて言葉を聞くのは、何もボクシングだけに限った話でさありません。

しかし、バロンドールに選ばれても「これはとんでもないこと。ボクシングのシュガー・レイ・ロビンソン杯に匹敵する」なんて、誰も口にしません。

シュガー・レイ・ロビンソン杯なんて誰も知りません、PFPを先に知るという本末転倒な井上信者もやっと知ったところです。

さて、そのサッカー。

男子では誰一人バロンドールに輝いたことはありません。

日本代表を振り返っても、Wカップの最高到達地点はベスト16。

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ずっとあとから強化に乗り出したラグビー日本代表すでにベスト8まで登っているというのに。

ボクシングでは、ファンでもすぐに答えられないほど世界王者を抱えているというのに。

それなのに、サッカー男子ときたら、いまだにベスト16どまりなんて情けない…そう思う人はまずいません。

このスポーツで最も特徴的なことは、メディア・ファンと、選手側との関係です。

メディアは常に批判の精神を忘れず、非常に厳しい意見を突き刺すことは珍しくありません。

そして、重要な試合が地上波から外されそうになると、スポーツを超えて一般メディアまでが「国民的関心事なんだぞ!」とユニバーサル・アクセス権まで話を発展させるのです。

来年に開幕が迫った、米・加・墨、3カ国共催のサッカーWカップ。

ロスから全米に飛び火している大騒動を見ると「そもそも無事に開幕出来るのか?」と心配になりますが、その話はまた別に。

英国〝圏〟を中心にヨーロッパや南米で特別な人気を集めていたサッカーですが、日本や米国では決して特別ではありませんでした。

日本では、Jの発足から完全に潮目が変わり、あっという間にメジャースポーツの仲間入り。

これは、ファンになってちょっと調べただけでホンモノの世界的スポーツだと誰もが確信できることと無縁ではありません。

ボクシングは、そこでウソをついてしまいました。

ジミー・レノンJr.が「世界的に大注目されている長谷川穂積とフェルナンド・モンティエルの試合に自費でリングアナウンサーをやられせてくれ」と申し出たから、米国でも大人気。

西岡利晃はパッキャオやメイウェザー、タイソンが戦ったMGMで世界タイトル防衛戦、ファイトマネーは1億円だから、ラスベガスでも大人気。

井上尚弥はT-モバイル・アリーナでチケット前売り絶好調、練習後はファンがサイン待ちの長蛇の列、だから大人気。

ーーー全て大本営発表です。

サッカーは「W杯はあらゆるスポーツの中でも別格のタイトル」「バロンドールは権威も価値もある」なんて、わさわさ主催者側が喧伝しません。

それにしても、過去最高がベスト16どまり、死のグループに入らなくとも一次リーグで敗退しても大きな驚きはない、そんなサッカー日本代表が選手だけでなく監督、協会までもが優勝を口にして決戦の舞台に挑みます。

優勝?

最新のFIFAランキングは15位。同じアルファベット団体でも、WBAやらWBCのデタラメランキングとは違います、

今回も「よくてベスト16」どまりです。

優勝?

絶対に無理です。

優勝?

ベスト16で泣かされてきた国が、この特別なスポーツの最高舞台で頂点に立つなんて、よくも言えたもんです。

【暴論サロン】では、誤解を恐れず真実を叫んできましたが、大谷翔平の二刀流も霞む、暴論中の暴論を絶叫していきます。






サムライブルーは、あのヘンテコリンなトロフィーを、必ず日本に持ち帰って来ます。

必ず。