Saturday 19, July 2025
  
Wembley Stadium, Wembley, London, United Kingdom
commission:British Boxing Board of Control
promoter:Frank Warren (Queensberry Promotions)
matchmaker:Steve Furness
media:DAZN



一昨年8月26日、ポーランドのヴロツワフ市立競技場で行われた初戦に続く第2戦。

前回はウシクの母国ウクライナ以上ににロシアの脅威に晒されているポーランドでの開催でしたが、第2戦はデュボアが生まれ育った英国ロンドンのウィンブリー・スタジアム。

アンソニー・ジョシュアやタイソン・フューリーより〝格下〟のデュボアは初体験の〝聖地〟。

ウシクもウィンブリースタジアムは初めて。ジョシュアやフューリーとそれぞれ2試合ずつ4試合も戦っていますから、意外に思えます。

第5ラウンドに起きた議論を呼ぶローブローでウシクが〝ダウン〟。ここで〝休息〟をしたウクライナの英雄が自力の差を見せつけて第9ラウンドでデュボアを仕留めました。

第8ラウンドまでのスコア(79-72*2/78-71)が示すように、あの〝ローブロー〟がなければウシクの圧勝。

27歳のデュボアはあの敗北からジャレル・ミラー、フィリップ・フルコビッチ、そしてジョシュアとビッグネームをビルドアップするように対戦、全てKOで片付けてきました。

かつて見せたひ弱いイメージは薄れていますが、38歳のウシクが操る盤石のテクニックの前には返り討ちが濃厚とみられ、ウィリアム・ヒルのオッズもウシクの1/5(1.2倍)、デュボア10/3(4.33倍)。

引退が囁かれているウクライナ人が普通の状態に仕上げてきたら、デュボアに勝ち目はないと思いますが、前回はスピード重視で233ポンド1/4まで絞って挑んだデュボアがジョシュア戦と同じ248ポンド1/4と同じくらいかそれ以上に増量してくると見られています。

タイソン・フューリーも同じ体重管理でウシクと再戦しましたが、連敗。前日計量ではデュボアに注目です。

さて、それにしても、今回のタイトルマッチはUndisputed championship。WBA /WBC /WBO /IBO王者ウシクとIBF王者デュボアの激突なのですが、IBFは指名挑戦戦に応じなかったウシクからタイトル剥奪したようなもの(ウシクが自主返上)。

どうしようもない形式主義に凝り固まったIBFにはうんざりです。リバウンド制限もストロー級からクルーザー級まで一律10ポンドって、算数もできないバカばっかなのか?

そして、ウシクは現在、多くのメディアで圧倒的評価を受ける形でPFP1位。もしデュボアが圧勝したなら、不安定なロンドンっ子がPFP1位になるのでしょうか?