ジュニアフライ級。

欧米の関心が低い軽量級の中でも、ストロー級に次いでそのレーダーが捕捉出来ない108ポンド。

それでも、我が国ではボクシング界が送り込んだ最後の国民的英雄、具志堅用高が活躍したクラスです。

そして、井上尚弥が将来の複数階級制覇を見据えて、最初のタイトルをピックアップしたのもジュニアフライ級。

ファイティング原田に続き、アジアで3人しかいないモダン部門での殿堂入りを果たした張正九と柳明佑もジュニアフライ級のグレートでした。

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【国内】は、国民栄誉賞も取り沙汰された具志堅しか考えられません。

多くのメディアでPFP入りしている寺地拳四朗は、実力評価で具志堅を上回ると考える人が多いかもしれませんが、具志堅はリング誌の70年代PFPで10位。

拳四朗は後世、2020年代PFPで10以内の評価を得られているでしょうか?


【世界】もマイケル・カルバハルで決まり。

「五輪メダリストでプロでも成功」というチャンピオン・コースを軽量級で走り抜けた功績は大きいものの、後継者が生まれませんでした。

五輪メダリストにメキシコ系という通行手形は、軽量級で100万ドルファイターという奇跡を起こしましたが、それが限界。人気階級のスター選手には認知度も報酬もはるかに及ばず、HBOやSHOWTIMEのPPVでメインを張ることもありませんでした。

ウンベルト・ゴンザレスとの激闘、特に初戦はジュニアフライ級史上最高の試合です。