Emilia Pérez

2024年:フランス映画
上映時間133分
監督・脚本:ジャック・オーディアール




2024年カンヌ国際映画祭で監督のジャック・オーディアールが審査員賞、女優賞はこの作品の〝主役〟4人(アドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セリーナ・ゴメス)が受賞する異例の事態に。

今年のアカデミー賞でも作品賞を含めて最多の13部門でノミネートされる大本命でしたが、ガスコンが過去にSNSで差別的な発言をしたことが晒されて大炎上。

ゾーイの助演女優賞と歌曲賞受賞にとどまりました。

舞台はメキシコ、スペイン語が飛び交うヴェリズモ・オペラ映画。ミュージカル映画にアレルギーがある人でも、すんなり物語に入っていけるのではないでしょうか。

ガチのガスコンはもちろん、ゾーイの弁護士役、メキシカンのパス、そして〝ゴメスという名のアイドル〟セリーナ・ゴメスである。

メキシコがどんな国かは、サッカーファンよりも野球ファンよりもボクシングファンが最も正確に理解しているかもしれません。

https://fushiananome.blog.jp/archives/35943274.html

マチスモの国です。

〝国策〟でWBCを立ち上げたメキシコ。

真正面からの打撃戦を好んだ強打と鋼鉄のアゴを持つフリオ・セサール・チャベスを至高とするメキシコ。

リカルド・ロペスよりもウンベルト・ゴンザレスが遥かに愛されるメキシコ。

カネロ・アルバレスが足を使うと平気でブーイングするメキシコ。


ーーーこの映画はそんな究極の男社会に向けて振られた反旗の旗です。

ハードルを上げて見てしまうとがっかりかもしれませんが、個人的にはABCでは間違いなくAの作品でした。

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二子玉川の映画館までゆっくり、ゆっくりジョギング。

映画を見終わって、早いお昼ご飯。

炙りエイヒレをつまみに生ビール。

そして、しっかり盛りこぼしされた日本酒へリレー。

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映画を見た後の酒は大事です。

しかし、今回は早朝の上映。それでも、まだ11時前というのに、この背徳感がたまりません。