ラモント・ローチと負けに等しいドローを演じてしまったガーボンタ・デービスは、本当に強いのか?

強い相手には勝てないが、弱い相手にはド派手に勝つーーーマイク・タイソンと同じ種類のファイターではないのか?

それでも、タイトルホルダーの中でのKO率は93.33%(31戦30勝28KO1分)で、井上尚弥(29戦全勝26KO=89.66%)を抑えて依然として1位をキープ。この数字にどれほどの意味があるのかわかりませんが。

さらにPFPランキングでもTBRBとESPN、リング誌の3メディアで全て8位に踏みとどまっています。

とはいえ、メイウェザーとパッキャオが通算何年君臨した他かわからないPFP1位、あるいは1位を巡る評価とは全く無縁。

もちろん、そんなハリボテ戦車ですからFighter Of The Year にも選ばれたことがありません。当たり前です。




選手評価が最も緩くなるのがリアルタイムであり、後世の評価が厳しくなるのは世の常です。

フロイド・メイウェザーやマニー・パッキャオのように同じ時代の近視眼で見ても、後世の評価でも凄いやつは凄い、というファイターも稀に存在しますが。

さて、タンクは誰に勝ったのか?

WOWOWではタンクのベストファイトとして、レオ・サンタクルス戦が何度も取り上げられていました。

山中慎介が対戦を熱望したIBFバンタム級王者だったサンタクルスを、WBAジュニアライト級王者として迎えながら5ラウンドまでジャッジ3者が48−47の1ポイント、第6ラウンドに豪快に沈めました…が、この時点であれがベストファイトって…完全なバッタもんでしょう?

すでに欧米の専門メディアで揶揄されていますが、タンクが誰に勝ったのかというと…。

IBFジュニアライト級王者ホセ・ペドラザ(贔屓目にいってB級王者)、ウーゴ・ルイス(誰の目にも雑魚)、ユリオルキス・ガンボア(元フェザー級王者の完全劣化版)、サンタクルス(ジュニアフェザー級が全盛期の劣化版)、マリオ・バリオス(いつ誰に負けても誰も驚かないボクサー)、イサック・クルス(過大評価デービスとクロスゲームしたことで評価された野良犬)、そのクルスにKOされるローランド・ロメロ、キャッチウェイトで干からびさせたライアン・ガルシア(タンク君よりも規律に欠けたSNSアイドル)…。

殿堂クラスはもちろん、PFPファイターも1人もいません。ガンボアとサンタクルスは元PFPファイターですが、それも遠い昔で下の階級の出来事です。

かつて、メイウェザーが「ワシル・ロマチェンコとは絶対にやらせない」と明言したのは、トップランクへのアテツケではなく、単純に遊ばれて終わり、あの規律の無さでは〝ノマスチェンコ負け〟確実だったからでしょう。

「cherry pick(雑魚狩り)しかしてこなかったから今引退したら、殿堂入りなんてありえない」と非難されるタンクは、現役の犯罪者でアスリートとは呼べない無規律な醜態を何度も晒してきました。

最近のボクサーではエイドリアン・ブローナーが同じ「過大評価類・犯罪者科」のボクサーです。そういえば、WOWOWはブローナーも過大評価していましたが。


アスリートなのに規律に欠ける、醜悪な犯罪を繰り返す、さらに雑魚狩り専門…そういうボクサーは好きになれません。