2024年10月12日、サウジアラビア・リヤドはキングダム・アリーナ。

アルツール・ベテルビエフとドミトリー・ビボルのライトヘビー級 Undisputed championship は2−0のマジョリティデジションで当時39歳のベテルビエフに軍配が挙がりました。

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公式採点は116−112/115−113/114−114(ラウンドで見ると8−4/7−5/6−6)。議論を呼んだ判定でしたが、3人のジャッジの揺れ幅は2ラウンド差、別の試合を見ていたスコアではありません。

それでも、試合終了のゴングが鳴るとビボルとコーナーは勝利を確信して喜び、ベテルビエフ陣営は静かに採点発表を待ちました。

旧ソ連ダゲスタン共和国ハサヴユルト出身のカナダ人はデビュー以来20戦全勝20KOとパーフェクトレコードを更新中、この試合も「KOならベテルビエフ、判定ならビボル」が大方の予想でした。

元ソ連キルギス共和国トクマク出身のビボルのスピードと精度が中盤まで6歳年長の強打者を封じ込めていましたが、ラスト3ラウンドは全てのジャッジがベテルビエフを支持、採点上はここで貯金を吐き出す形になってしまいました。

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スタッツが試合の真実を映し出すとは限りませんが、CompuBoxの数字上は手数(682:423)でベテルビエフが259発も多くパンチを放った一方、ヒット数はビボルがわずか5発ながらリード。

その結果、ヒット率(34%:20%)はビボルが14ポイントも上回りました。


明日に迫った再戦が、初戦から続く第13ラウンドになるのか?それとも、全く違う試合になるのか?

極めて高い技術を持つ2人の再戦だけに、非常に興味深いものがあります。




前日計量はベテルビエフはリミットいっぱいの175ポンド、ビボルは0.9ポンドアンダーの174.1ポンドで1発クリア。

オッズは初戦(ビボル8/11=1.73倍/ベテルビエフ11/10=2.1倍)から、ビボル11/10(2.1倍)/ベテルビエフ5/6(1.83倍)とカミソリ1枚の僅差ながら逆転。

WBC勝者に記念ベルトを贈呈するそうです。

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日本の国旗はずいぶん外側に追いやられてしまいました…。

それにしてもWBC、人気階級で特別ベルト乱発しやがて…。

マウリシオは承認料ばっかり掠め取らずに日本人の試合でも特別ベルト作れよ。