世の中が成熟すればするほど、理不尽なことはどんどん排除されてゆきます。
身体障害者や大病を患う人への差別の廃止。男女同権、同性婚の認定、セクシャルハラスメント。大企業優先から、働く人の権利の見直しへ。
全面的に素晴らしいことです。
その一方で、社会の成熟は、特に人気スポーツにおけるファンタジーはどんどん喪失してしまいました。
もちろん、それも反社会勢力が興行を牛耳り、スター選手のタニマチになることが当たり前であった時代よりも、現代の方が遥かに素晴らしいのは言うまでもありません。
移動のバスはタバコの煙で充満し、試合が終わると繁華街で豪遊する、そんな馬鹿げた時代のファンタジー、妖精たちなんてさぞかしタバコ臭く、酒臭かったことでしょう。
もしかしたら、ファンタジーなんてそんな時代だからこそ成立した、低レベルの幻覚だったのかもしれません。
しかし、そうではないかもしれません。
もちろん、万が一、現代にもファンタジーが生まれ、妖精が出現するとしたら、彼はタバコ臭くも酒臭くもなく、繁華街で待っていてもいつまで経ってもその姿を見せてくれないでしょう。

⬆︎「史上初の10登板 20本塁打 10盗塁」を達成したとき、誰もが度肝を抜かれました。「絶対不可能と決めつけられたことを、まさかやってのけた」と。
大谷翔平は世知辛い現代にファンタジーを甦らせ、そのファンタジーを私たちの想像を超越して膨らませ続けています。ファンタジーなど死滅したはずの世界に現れた、ユニコーンなのですから、当然と言えば当然です。
大谷翔平がなにゆえ米国の野球ファンにも、ほとんど全面的に支持されているのか?
おそらく、その感情の発露には100年前、ベーブ・ルースが「投打の両立は不可能」と断言してから死滅していたはずのファンタジーを甦らせたからでしょう。
もし、現代にファンタジーという名の〝八百長〟を生業とするプロレスラーが、現代UFCのヘビー級チャンピオンを豪快なスープレックスで沈めたなら、その感動は大谷翔平を超えます。
それに比較すると小さなものですが、卑しいはずの軽量級から華やかな人気階級に土足で上がり込んで大暴れしたマニー・パッキャオもまた、ファンタジーの典型でした。
もちろん、そこには妖精たちが浮遊していた時代には考えられない、緻密な練習計画、不可能に到達するための周到な計算がありました。
減量苦のマニー・パッキャオは過酷な体重コントロールを豪快に投げ出すだけで、ウエルター級を目指したわけではありません。
専門の栄養トレーニングコーチと綿密な計画を作り、1日8000kcalを超えるダイエットと狂気の練習量で筋肉の塊となって人気階級に乗り込んだのです。
ユニコーンには、銀座の高級クラブで痛飲した翌日、二日酔いで投打に大活躍した、なんて武勇伝はありません。試合中もタブレットを覗き込んで自身の打撃や投球を詳細にチェック、試合後は記憶が鮮明なうちに速攻で帰宅、自身のパフォーマンスをより綿密に分析しています。
世知辛い現代でもファンタジーは、それこそ絶対不可能と思われているだけで、実はそんなことはありません。
そうです、死んでたまるか。
まあ、大酒飲みのあぶさんが、全く酒を口にせず、酒しぶきもせずに、ベンチで難しい顔してタブレットを睨んでいる。。。。。そんな漫画は見たくない気もしますが…。
身体障害者や大病を患う人への差別の廃止。男女同権、同性婚の認定、セクシャルハラスメント。大企業優先から、働く人の権利の見直しへ。
全面的に素晴らしいことです。
その一方で、社会の成熟は、特に人気スポーツにおけるファンタジーはどんどん喪失してしまいました。
もちろん、それも反社会勢力が興行を牛耳り、スター選手のタニマチになることが当たり前であった時代よりも、現代の方が遥かに素晴らしいのは言うまでもありません。
移動のバスはタバコの煙で充満し、試合が終わると繁華街で豪遊する、そんな馬鹿げた時代のファンタジー、妖精たちなんてさぞかしタバコ臭く、酒臭かったことでしょう。
もしかしたら、ファンタジーなんてそんな時代だからこそ成立した、低レベルの幻覚だったのかもしれません。
しかし、そうではないかもしれません。
もちろん、万が一、現代にもファンタジーが生まれ、妖精が出現するとしたら、彼はタバコ臭くも酒臭くもなく、繁華街で待っていてもいつまで経ってもその姿を見せてくれないでしょう。

⬆︎「史上初の10登板 20本塁打 10盗塁」を達成したとき、誰もが度肝を抜かれました。「絶対不可能と決めつけられたことを、まさかやってのけた」と。
大谷翔平は世知辛い現代にファンタジーを甦らせ、そのファンタジーを私たちの想像を超越して膨らませ続けています。ファンタジーなど死滅したはずの世界に現れた、ユニコーンなのですから、当然と言えば当然です。
大谷翔平がなにゆえ米国の野球ファンにも、ほとんど全面的に支持されているのか?
おそらく、その感情の発露には100年前、ベーブ・ルースが「投打の両立は不可能」と断言してから死滅していたはずのファンタジーを甦らせたからでしょう。
もし、現代にファンタジーという名の〝八百長〟を生業とするプロレスラーが、現代UFCのヘビー級チャンピオンを豪快なスープレックスで沈めたなら、その感動は大谷翔平を超えます。
それに比較すると小さなものですが、卑しいはずの軽量級から華やかな人気階級に土足で上がり込んで大暴れしたマニー・パッキャオもまた、ファンタジーの典型でした。
もちろん、そこには妖精たちが浮遊していた時代には考えられない、緻密な練習計画、不可能に到達するための周到な計算がありました。
減量苦のマニー・パッキャオは過酷な体重コントロールを豪快に投げ出すだけで、ウエルター級を目指したわけではありません。
専門の栄養トレーニングコーチと綿密な計画を作り、1日8000kcalを超えるダイエットと狂気の練習量で筋肉の塊となって人気階級に乗り込んだのです。
ユニコーンには、銀座の高級クラブで痛飲した翌日、二日酔いで投打に大活躍した、なんて武勇伝はありません。試合中もタブレットを覗き込んで自身の打撃や投球を詳細にチェック、試合後は記憶が鮮明なうちに速攻で帰宅、自身のパフォーマンスをより綿密に分析しています。
世知辛い現代でもファンタジーは、それこそ絶対不可能と思われているだけで、実はそんなことはありません。
そうです、死んでたまるか。
まあ、大酒飲みのあぶさんが、全く酒を口にせず、酒しぶきもせずに、ベンチで難しい顔してタブレットを睨んでいる。。。。。そんな漫画は見たくない気もしますが…。
コメント
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フシ穴の眼
が
しました