マニー・パッキャオの72戦(62勝39KO8敗2分)のキャリアで物足りないことは、8つの階級でタイトルホルダーになりながら、いずれも階級でも絶対王者として防衛を重ねなかったことでしょう。
「階級歴代最強」の議論において、パッキャオはどの階級でもNo.1になれません。
もちろん、これは「史上唯一の8階級制覇・Lineal title5階級制覇」の〝代償〟です。
さらに、8階級制覇の中でもライト級を獲ったデビッド・ディアスは最強王者とは口が裂けても言えないBクラスの王者。他の認定団体のライト級が混乱期だったとはいえ、ディアスでは印象が薄すぎ。
そして、8階級目のジュニアミドル級もアントニオ・マルガリートとの決定戦でした。パッキャオもマルガリートもこれがキャリア初の154ポンドでの試合という、現代ならではのお粗末さ。
ライト級同様に、この時期の154ポンドもレベルが低かったとはいえ、セルヒオ・マルチネスやポール・ウィリアムスとはニアミス。彼らと戦っていたなら、誰もパッキャオのジュニアミドル級に文句は言わなかったでしょう。
また「8階級制覇」「5つの階級でLineal champion」は4団体17階級時代だからこその数字ですが、それでも傑出した記録です。
一方で、「4つのディケイド(1990年代/2000年代/2010年代/2020年代)で世界王者」は西暦の節目の恵まれた幸運であり、「4つの年代(10代/20代/30代/40代)で世界王者」も10代で滑り込みで王者になったのが効いているだけです。
パッキャオとは反対に運が悪いのがバーナード・ホプキンス。30歳で世界王者になり、49歳までタイトルを持っていました。前後がそれぞれあと1年ずれていたなら、ホプキンスも「4つの年代(20代/30代/40代/50代)で世界王者」でした。
とはいえ、パッキャオが化け物であることは否定のしようがありません。
殿堂入り選手とは9人と17試合も戦い、12勝4敗1分。4-Belt era では世界戦の数は無意味(現代の選手しか並びません)ですが、これは、途轍もない数字です。
マルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレスは人気と実力を考えると軽量級では史上1、2位のスーパースター、実力だけなこの2人にも劣らないのがファン・マヌエル・マルケス。この3人がPFP上位を回遊する全盛期に形成した包囲網を豪快に突破したのが、パッキャオだったのです。
では、パッキャオは技術的にはどんなファイターだったのでしょうか?
広く言われているように、フレディ・ローチによって、左の強打に依存したスタイルから万能型のボクサーファイターに変貌したというのは事実なのでしょうか?
「階級歴代最強」の議論において、パッキャオはどの階級でもNo.1になれません。
もちろん、これは「史上唯一の8階級制覇・Lineal title5階級制覇」の〝代償〟です。
さらに、8階級制覇の中でもライト級を獲ったデビッド・ディアスは最強王者とは口が裂けても言えないBクラスの王者。他の認定団体のライト級が混乱期だったとはいえ、ディアスでは印象が薄すぎ。
そして、8階級目のジュニアミドル級もアントニオ・マルガリートとの決定戦でした。パッキャオもマルガリートもこれがキャリア初の154ポンドでの試合という、現代ならではのお粗末さ。
ライト級同様に、この時期の154ポンドもレベルが低かったとはいえ、セルヒオ・マルチネスやポール・ウィリアムスとはニアミス。彼らと戦っていたなら、誰もパッキャオのジュニアミドル級に文句は言わなかったでしょう。
また「8階級制覇」「5つの階級でLineal champion」は4団体17階級時代だからこその数字ですが、それでも傑出した記録です。
一方で、「4つのディケイド(1990年代/2000年代/2010年代/2020年代)で世界王者」は西暦の節目の恵まれた幸運であり、「4つの年代(10代/20代/30代/40代)で世界王者」も10代で滑り込みで王者になったのが効いているだけです。
パッキャオとは反対に運が悪いのがバーナード・ホプキンス。30歳で世界王者になり、49歳までタイトルを持っていました。前後がそれぞれあと1年ずれていたなら、ホプキンスも「4つの年代(20代/30代/40代/50代)で世界王者」でした。
とはいえ、パッキャオが化け物であることは否定のしようがありません。
殿堂入り選手とは9人と17試合も戦い、12勝4敗1分。4-Belt era では世界戦の数は無意味(現代の選手しか並びません)ですが、これは、途轍もない数字です。
マルコ・アントニオ・バレラ、エリック・モラレスは人気と実力を考えると軽量級では史上1、2位のスーパースター、実力だけなこの2人にも劣らないのがファン・マヌエル・マルケス。この3人がPFP上位を回遊する全盛期に形成した包囲網を豪快に突破したのが、パッキャオだったのです。
では、パッキャオは技術的にはどんなファイターだったのでしょうか?
広く言われているように、フレディ・ローチによって、左の強打に依存したスタイルから万能型のボクサーファイターに変貌したというのは事実なのでしょうか?
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