リヤド・シーズン。

井上尚弥が契約したことで、日本でももう少し注目が集まるかと思いましたが、予想以上におとなしい報道にとどまっています。

その最大の理由は、このブログでも指摘しているように、サウジアラビアの採算度外視のやり方に、スポーツウォッシングが透けて見える、この問題に触れずにバンザーイとはならないということかもしれません。

井上の契約がサウジでの試合も含まれているのかどうかは定かではありませんが、もしそうであるなら井上陣営はメインイベントを要求したでしょうし、サウジがそれを受け入れたから契約が成立したと思われます。

アンダーカードではすでに軽量級選手はリヤド・シーズンに登場しており、今後もラインナップに組み込まれていますが、メインとなればリヤド・シーズン初となります。

それが、海外での人気や需要の裏付けでないことは、このブログの読者ならよくお分かりでしょう。

さて、本題です。

サウジは王室に都合の悪い国民を他国で、平気で抹殺するような国です。

北朝鮮と同じです。違いは石油がアホほど出るかどうか、それだけです。

では、米国や英国はそんなことをしない清廉潔白な国か?

結局、どの国も大なり小なり〝北朝鮮〟なのであれば、リヤド・シーズンを唾棄するのは単なる偽善ではないか?

日本ではもはや信仰の域に突入した感のある大谷翔平の活躍するフィールドには、MLB公認のネットカジノが所狭しと広告看板を掲げています。

水原一平は、ギャンブル狂がたまたま通訳になったのではありません。

目に見えないストレスが大きく渦巻く職場で、ドラフトキングなんて格好の息抜きです。

スポンサー収入も含めてスポーツ史上最高の契約と報酬を勝ち得たスーパーマンの通訳が、ネットカジノを入り口にする依存症の底なし沼にのまれてしまったのです。

もちろん、自己責任の世界です、特に米国は。

他のスーパースターの通訳が、選手の口座からカネを盗んでまでギャンブルにのめりこんだりはしません。

水原は弱かった、それだけの理由です。

どんなに情状酌量しても、水原はアウトです。

ギャンブル依存症を大量生産する死神の広告に囲まれて超人的パフォーマンスを見せる大谷翔平はもちろん、セーフです。

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第二次トランプ政権誕生の報で騒がしい会社を抜け出して、着いてこようとする奴らを振り切って、一人ハシゴ酒。

前回は「ヒラリー有利」と報道した大メディアは今回「接戦」と伝えました。

米国メディアはアウト?セーフ?

よよいのヨイ!


とりとめのない酔っ払いの戯言でした…いつものことか。