1971年、来日するや日本列島は大騒ぎで、いく先々でサインを求めるファンが大行列を作ったという、怪物ルーベン・オリバレス。
サッカーW杯もMLBも夢想だにしなかった50年以上前と現在を比較するのに、大きな意味はないかもしれませんが、ボクシングが「世界で戦う日本人を日常的に応援できる唯一のスポーツ」だった時代、このスポーツは間違いなくメジャーでした。
今では、ノニト・ドネアは論外、室伏広治スポーツ庁長官とトレーニング談義に花を咲かせたゲンナジー・ゴロフキンですら一般のスポーツファンには馴染みのない名前になってしまいました。
ましてや、ルイス・ネリに至ると、オリバレスとの共通点はメキシコ人のプロボクサーという以外は何も見出せません。
それどころか、日本人の世界チャンピオンですら有名とは言い難い時代です。
しかい、メディアは謳います、ボクシング黄金時代だと。
なぜ、世界王者がこんなにたくさん生まれているのか?なぜバンタム級独占できたのか?そして、これだけ王者が居並んでいるのに、どうして人気階級ではたった一人のタイトルホルダーも見当たらないのか?
ボクシング界はいつだって魑魅魍魎、虚飾が渦巻く世界です。
さて、なぜボクシングのステイタスはここまで下がってしまったのか?
サッカーや野球という正真正銘のメジャースポーツが、本物の世界を見せてしまったから?
女性や子供のスポーツ観戦が進む中で、競技の性格上、ファミリー層の人気をとりこめなかったから?
それは、おそらく瑣末な理由です。
ボクシング関係のことばでは、今年も新語・流行語大賞に一つもノミネートされませんでした。
井上尚弥やバンタム級独占でも、国民的関心が高くないということです。
そして、ボクシング界からノミネートされない最大の理由は、この表彰が1981年から始まったことです。
もし、流行語大賞が1971年からスタートしていたなら、「怪物オリバレス」はノミネートはおろか、初代大賞に輝いていたかもしれません…。
サッカーW杯もMLBも夢想だにしなかった50年以上前と現在を比較するのに、大きな意味はないかもしれませんが、ボクシングが「世界で戦う日本人を日常的に応援できる唯一のスポーツ」だった時代、このスポーツは間違いなくメジャーでした。
今では、ノニト・ドネアは論外、室伏広治スポーツ庁長官とトレーニング談義に花を咲かせたゲンナジー・ゴロフキンですら一般のスポーツファンには馴染みのない名前になってしまいました。
ましてや、ルイス・ネリに至ると、オリバレスとの共通点はメキシコ人のプロボクサーという以外は何も見出せません。
それどころか、日本人の世界チャンピオンですら有名とは言い難い時代です。
しかい、メディアは謳います、ボクシング黄金時代だと。
なぜ、世界王者がこんなにたくさん生まれているのか?なぜバンタム級独占できたのか?そして、これだけ王者が居並んでいるのに、どうして人気階級ではたった一人のタイトルホルダーも見当たらないのか?
ボクシング界はいつだって魑魅魍魎、虚飾が渦巻く世界です。
さて、なぜボクシングのステイタスはここまで下がってしまったのか?
サッカーや野球という正真正銘のメジャースポーツが、本物の世界を見せてしまったから?
女性や子供のスポーツ観戦が進む中で、競技の性格上、ファミリー層の人気をとりこめなかったから?
それは、おそらく瑣末な理由です。
ボクシング関係のことばでは、今年も新語・流行語大賞に一つもノミネートされませんでした。
井上尚弥やバンタム級独占でも、国民的関心が高くないということです。
そして、ボクシング界からノミネートされない最大の理由は、この表彰が1981年から始まったことです。
もし、流行語大賞が1971年からスタートしていたなら、「怪物オリバレス」はノミネートはおろか、初代大賞に輝いていたかもしれません…。
コメント
コメント一覧 (5)
フシ穴の眼
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関心が高い低いではなく、ファン以外に興味すら持たれないだけです。仮にも世界一が同じ国に4人存在する事自体が虚構です。今年中に1度でも統一戦をしてもらいたかった。
フシ穴の眼
がしました
フシ穴の眼
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