ストロー級からジュニアフライ級、フライ級、ジュニアバンタム級と取りこぼしなく4階級のストラップをピックアップしたパイオニアはレオ・ガメスでした。

ガメスに続いてローマン・ゴンサレス、ドニー・ニエテス、井岡一翔がストロー級(105ポンド)からジュニアバンタム級(115ポンド)までの4階級制覇に成功。
 
わずか10ポンドを4つに細切れさせたことで成立する4階級制覇は、同じ4階級制覇でもミドル級(160ポンド)からクルーザー級(200ポンド)までの体重スパンの10分の1。

小さな体重スパン、競技人口の少なさ、専業ボクサーが少ないという軽量級の背景を考えるまでもなく、ストロー級からジュニアバンタム級が最も簡単な4階級制覇と言い切って差し支えありません。

それでも、PFPにはキングに2年間も君臨したロマゴンに、井岡、ニエテスも10傑入りするなど、いずれも評価が高いボクサーたちです。

また、井岡に続いて田中恒成もストロー級からジュニアバンタム級までに4階級制覇に成功。29歳の恒成には5階級制覇の可能性も時間も十分に残されています。


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ストロー級を起点にしない4階級制覇になると、ジュニアフライ級からフライ級をスキップしてジュニアフェザー級までを制圧した井上尚弥、フライ級からジュニアバンタム級をスキップしてフェザー級まで抑えたノニト・ドネアが登場。

井上はフェザー級、ドネアは〝忘れ物〟のジュニアバンタム級にも興味を示しています。

※日本ではドネアを「5階級制覇」としているメディアが多いのですが、世界的には暫定王座は認められていません。

さらに、バンタム級起点ではレオ・サンタクルス、ジュニアフェザー級からではエリック・モラレスも顔を覗かせてきます。


さて「軽量級4階級制覇」の格付けは、スキップ階級を飲み込んでいる井上とドネアがAAAでトップ2。

ジュニアフェザー級からライト級をスキップしてジュニアウエルター級を獲っているモラレスは「軽量級」の枠を飛び出したので、今回は資格なし。

井上とドネアに肉薄するのが、ジュニアバンタムで輝きに翳りが出てきたもののフライ級までの実績十分のチョコラティトでAA。

先頭グループから離れてニエテスと井岡。

その後続にアルセ、恒成、ガメスか。