WBAジュニアミドル級王者イスライル・マドリモフと、テレンス・クロフォードの試合結果が一部で「controversial(議論を呼ぶ)」判定だったと見られています。

確かに接戦で、僅差判定ならどちらに転んでも納得できるものでした。


116-112, 115-113,  115-113 という判定は突拍子もないスコアではありません。

マドリモフをプロモートするエディ・ハーンが「私の採点は117−111。有効打で明らかに上回っていた。いつから有効打よりも手数を評価するようになったんだ?」という不満もわからないではありません。

PUNCHESCRAWFORD  MADRIMOV
Total landed9584
Total thrown433275
Percent22%31%
Jabs landed4019
Jabs thrown22391
Percent18%21%
Power landed5565
Power thrown210184
Percent26%35%

パワーパンチ(後ろ手のパンチ)で精度もヒット数も上回ったマドリモフが勝利の手応えを感じたのは、不思議でもなんでもありません。

その一方でジャブ(前手のパンチ)のヒット数でダブルスコアをマークしたクロフォードが試合をコントロールしたと感じていたのも当然です。


 Depends what the judges like. 〜ジャッジが何を重視するかでスコアが分かれるラウンドが続いた。(ESPN)

マドリモフ勝利とスコアしたハーンでも「 It was a super close fight. ... It was a fight that could have went either way."〜スーパー大接戦だった。採点がどちらに転んでもおかしくなかった」と、スコアリングの難しいラウンドが続いたことを認めています。



「勝ったと確信したが…」。マドリモフは当然、判定に納得していません。

結果論ですがラスト2ラウンドを落としたのが致命傷でした。

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11ラウンドか12ラウンドを一つ取っていたら、ジャッジ二人が114−114でマジョリティードロー、タイトル防衛でした。

そんなタラレバ、何の意味もありませんが、マドリモフにとっては悔いの残る試合になりました。