認定団体、プロモーター、プラットフォーム、何もかもが腐り切ったボクシングの世界に蟷螂の斧を振り上げたのが Transnational Boxing Rankings Board  です。

ESPNやThe Ringなどのランキングも十分に納得出来るものです。

しかし、ESPNはメディアとプラットフォームの二つの顔を持ち、The Ringも経営不振から身売りを繰り返しランキング操作の前科まであります。

プロモーターやプラットフォームの影響が及ばない、独立したランキング作成委員会が 
Transnational Boxing Rankings Board です。

さて、腐り切ったボクシング界でスネにキズ一つないTBRBのPFPでもバム・ロドリゲスが5位に躍進。

①オレクサンデル・ウシク
②井上尚弥
③テレンス・クロフォード
④ドミトリー・ビボル
⑤バム・ロドリゲス
⑥カネロ・アルバレス
⑦タンク・デービス
⑧アルツール・ベテルビエフ
⑨テオフィモ・ロペス
⑩寺地拳四朗

PFPにはどうしても〝妄想の根拠〟が求められます。それが伝わらないPFPランキングは、説得力を一気に失ってしまいます。

TBRBの10傑を見て、違和感を覚えるのは拳四朗かもしれませんが、TBRBの〝妄想の根拠〟はLineal championであることです。

ボクシングがチャンピオンシップ制を敷くスポーツである限り、Lineal(王者の正統性)は最も尊重されるべきという考え方は非常に強いロジックです。

一方で、強烈なパフォーマンスを残しながらも Lineal championとは無縁の中谷潤人のような存在は過小評価されがちです。

もちろん、本当に強ければいつか、必ずLineal championの座に就くのですから、中谷の評価は〝そのとき〟爆上がりすることになります。

それにしても、バム。専門家きら受ける寵愛ぶりを見ると、勝つたびにランキングを上げてきそう。

来年、トップ3どころか頂上に立っていたとしても、驚く人は誰もいません。

多くのメディアで2年間もPFPキングに君臨したローマン・ゴンサレスの、軽量級では最長王朝の記録を更新するとしたら、バムです。

バムの〝戴冠〟。その時期が早ければ…一瞬1位の経験しかない井上が返り咲くチャンスは完全に閉鎖されてしまうかもしれません。

…その扉をこじ開ける最も確実な方法は、直接対決で勝つことですが…。