8時を過ぎると、町が暗くなる。

夏が迫るこの季節。さっきまで夕焼け空が見えてた時間だというのに。

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明け方までやってる酒場や、24時間営業の牛丼チェーンなんかは、まあ言ってみれば無駄である。

営業時間を短縮する店はあらゆる業態に及んでいる。

そういえば、銀座にポツポツ点在していた、半畳もない小さな新聞・雑誌スタンドもいつのまにかなくなった。

駅のキオスクなんかも姿を消した。

みんな無駄だから、だ。

シビアに利益を追求するなら、リスクしかない。

会社が定期講談してる、ナンバー誌、誰かがデスクで読んで戻し忘れたのか、見当たらないので買おうと思ったが、駅構内に入ってしまうと、もうそんな店はない…。

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大谷翔平が操るチャンドラーという名の物干し竿について、少し触れているコラムが載ってると、部下から聞いたのだが、さては戻さなかった犯人はヤツか。

このブログでもどこかで書いたと思うが、物干し竿は最強である…使いこなせれば、の話だが。

老齢の高校野球の監督が簡単に外野深くまで打球を飛ばすのは、長いノックバットの遠心力を使うから。

慶応大時代の高橋由伸は、練習で使う長い長い竹をブンブン振って「こいつか使いこなせれば(でもそんなのは無理)」と、ため息をついた。

「バットが長ければ長いほど、球はよく飛ぶ。ただ長いバットは内角球はもちろん、外のボールへの対応も難しい」と、語ったのは落合博満。

元々、長いバットを使いこなしていた落合は晩年のファイターズのとき35インチ(88.9㎝)の物干し竿をオーダーしたという。

これはもはや、ノックバット。

衰える自分の肉体と反射を補える、ただ一つの魔法の杖だと思ったのかもしれない。

大谷翔平のチャンドラーは34.5インチ(87.6㎝)。野球をやっている人なら、そんなバットを使いこなすのは、とてつもないパワーを持つ超人でないと無理、と思う前に「内角球がさばけない」と心配するでしょう。

練習で使う分には、遠心力の理屈が学べますが…。