ライアン・ガルシアが「'Official' Retirement(正式に引退する)」と声明を出しました。

トップアスリートは、その強靭な肉体に比例する精神を持ち合わせているとは限りません。特に「アイドル」と見られるアスリートが戦わなければならない敵は、フィールドやリングの外にもいます。

ニューヨーク州アスレティック・コミッション(NYSAC)はキング・ライを召喚・尋問する予定でしたが、引退ということになればNYSACの呼び出しを無視してライセンスを停止や出場停止のペナルティを課せられてもなんお問題もありません。

NYSAC はキング・ライのドーピング容疑から、デビン・ヘイニー戦の勝利を無効試合、あるいはヘイニーの反則勝ちにすることまで考えていると報じられています。

キング・ライの精神状態が普通でないことは、最近のSNSへの投稿でも明らかです。

「愛する母親が癌に冒されてしまった、いくつかの裁判を抱えている、サプリメントに何かが仕掛けられている、離婚も迫っている、ヘイニーが私の勝利を奪おうとしている、誰もが私に刃を向けてくる…」。

健全なボクシング界がキング・ライの悪行に正義の罰を与えて、彼を追放する…なんて構図であるはずもありません。

このブログでも繰り返し書いてきましたが、スポーツの世界においてドーピングはアスリートの選手生命を終わらせ、そのレガシーを霧散させる、取り返しのつかない過ちです。

それが、陸上競技などとは違い、対戦相手の肉体を危険に晒すスポーツであるボクシングにおいては尚更です。

しかし、現実は違います。

ボクシングほど反則行為が許容されるスポーツはありません。ショーであるプロレスの方が、反則行為に厳しいでしょう。

キング・ライは卑怯者かもしれません。しかし、そもそもが卑劣な世界であるボクシング界で、卑怯者をどう扱えば良いのでしょうか?

キング・ライは妄言や虚言を繰り返してきましたが、今回は真実も書き込みました。



There is so much corruption I'm over it... 

ボクシング界は腐敗だらけ。俺はもう疲れてしまったよ