サッカー・アジア杯の1次リーグで、日本がイラクに完敗を喫してしまいました。

世界ランクは日本が17位で、イラクは63位。

数字上は大番狂せを喰らった格好ですが、「厳しい戦いになる」という予想は戦前からありました。

誰もが「アジア最強」と認め、世界でも大きな存在感を示しているサムライたちですが、メジャースポーツという枠組みさえ超えたサッカーの世界は日進月歩。

初戦のベトナム戦では「これまでアジアのチームは引いて守ってきたのに、自信を持って向かって来る」(浅野拓磨)と、選手もメディアもファンも衝撃を受けました。

1次リーグ最終戦で当たるインドネシアは世界146位ながら、ベトナムに手堅く勝利、勝ち点3を挙げて日本と並び、日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出。

しかし、日本が勝ってイラクがベトナムに負けても、直接対決で敗れている日本は最高の結果でも2位通過。負ければ、グループリーグ敗退です。

そして、決勝トーナメント進出で1回戦で当たるのは韓国。3大会ぶりの優勝に暗雲が立ち込めています。

W杯でドイツとスペインを撃破、クロアチアにも肉薄した日本はアジアでは圧倒的な〝チャンピオン〟。対戦相手は研究を尽くし、最高のモチベーションで立ち向かってきます。

「世界ランクなどただの数字に過ぎない」。わずか1年前のW杯で世界を驚かせた同じ地で、今度は驚かされる立場に追い込まれたサムライブルー。

前向きにとらえると「ステージが一つ上がった」ということになりますが、それは少なくともアジアでは「全ての国からターゲットにされる」という高くて分厚い壁にぶち当たっているということです。

この壁を破ったその次のステージが「正真正銘の世界の強豪国」ですが、ここが胸突き八丁。



きっとこの山場を乗り越えて、ベトナム戦とイラク戦が良薬になったと思える快進撃で優勝を勝ち獲ってくれるはずです。