♬西には西だけの正しさがあるという
🎶東には東の正しさがあるという
〜中島みゆき
何度か書いてきましたが、うちの会社に米国から来る社員や取引先には大谷翔平を知らない人も結構な割合でいます。
MLBファンは大谷を知っていますし、日本で年に何回も号外が出る大騒ぎになってることも予習していますが、それでも予想以上の狂騒ぶりには驚いています。
もちろん、日本に来てからも大谷翔平を知らない、という人はいません。
モンゴルにおける、大相撲で大活躍するモンゴル人力士のようなものでしょうか(残念ながらモンゴルからやって来る社員や取引先はいません)?
ウランバートルではスポーツニュースのトップで扱われる大フィーバーなのに、多くの日本人が照ノ富士はもちろん、霧島も豊昇竜も知らないという事実に「相撲は国技、みんな見てるんでしょ?」と、愕然とするような。
日本では全く相撲に興味がない人でもウランバートル勤務になったら、イヤでも照ノ富士が横綱であることを知るのでしょう。
前置きが長くなりました。

明日のライトヘビー級タイトルマッチ、英国で人気のあるスーパーミドル級王者だったカラム・スミスが2階級制覇に挑戦するということで、英国でも注目されています。
その〝注目〟も、英国以外では大きく報道されていないVADAの検査結果にまで及んでいます。
英国ボクシングニューズ誌などのメディアは、エディー・ハーンを後押しする形で「ベテルビエフのドーピング疑惑」を報じています。
通常、ドーピング検査の結果は違反があった項目で発表されます。
12月6日に実施された検査で、ベテルビエフのサンプルに認められたのは「atypical finding」。医療映画やドラマでは「引き続き検査が必要な少し異常な所見」です。
具体的には、自然に人体の中にあるヒト成長ホルモン(HGH)とテストステロンの代謝産物である5D-アンドロスタンジオールのレベルが、前回検査から上昇していたということ。
今回のレベルの増加は、自然に起こることもあるということですが、それは人為的に(ドーピングによって)引き起こされることもあるということ。
ただ、今回の検査結果はatypical findingであり「セーフ」。対戦契約の条項に盛り込まれていない限り、公開されてはいけない個人情報です。
atypical findingは、通常とは違うイレギュラーなものを指し、清廉潔白であってもサウスポーのような〝通常とは違うイレギュラー〟が見られた場合の所見になります。
VADAのマーガレット・グッドマン代表も「12月15日、26日、1月3日に行われたランダム検査のサンプルにはatypical findingは見られなかった。12月6日のatypical findingを理由にドーピングだと決めつけるのは愚かな思考」と、過剰な報道にクギを刺しています。
ベテルビエフは「 This conduct is beyond acceptable trash talk in combat sports. (カラム陣営の行為は格闘技に付き物のトラッシュトークの域を超えた誹謗中傷であり名誉毀損」と、怒りを露わにしています。
試合後もベテルビエフとスミスはVADAの検査対象になりますが、それは12月6日の検体で atypical finding が見られた原因を追跡究明することではありません。VADAはあくまで検査機関であり、何らかの執行権利を持っているわけでも、警察のように犯行事実を証明するのも仕事ではありません。
それにしても、こういうのはファンにとっても気持ちよく試合に入れない、後味ならぬ「前味」が悪い事案です…。
🎶東には東の正しさがあるという
〜中島みゆき
何度か書いてきましたが、うちの会社に米国から来る社員や取引先には大谷翔平を知らない人も結構な割合でいます。
MLBファンは大谷を知っていますし、日本で年に何回も号外が出る大騒ぎになってることも予習していますが、それでも予想以上の狂騒ぶりには驚いています。
もちろん、日本に来てからも大谷翔平を知らない、という人はいません。
モンゴルにおける、大相撲で大活躍するモンゴル人力士のようなものでしょうか(残念ながらモンゴルからやって来る社員や取引先はいません)?
ウランバートルではスポーツニュースのトップで扱われる大フィーバーなのに、多くの日本人が照ノ富士はもちろん、霧島も豊昇竜も知らないという事実に「相撲は国技、みんな見てるんでしょ?」と、愕然とするような。
日本では全く相撲に興味がない人でもウランバートル勤務になったら、イヤでも照ノ富士が横綱であることを知るのでしょう。
前置きが長くなりました。

明日のライトヘビー級タイトルマッチ、英国で人気のあるスーパーミドル級王者だったカラム・スミスが2階級制覇に挑戦するということで、英国でも注目されています。
その〝注目〟も、英国以外では大きく報道されていないVADAの検査結果にまで及んでいます。
英国ボクシングニューズ誌などのメディアは、エディー・ハーンを後押しする形で「ベテルビエフのドーピング疑惑」を報じています。
通常、ドーピング検査の結果は違反があった項目で発表されます。
12月6日に実施された検査で、ベテルビエフのサンプルに認められたのは「atypical finding」。医療映画やドラマでは「引き続き検査が必要な少し異常な所見」です。
具体的には、自然に人体の中にあるヒト成長ホルモン(HGH)とテストステロンの代謝産物である5D-アンドロスタンジオールのレベルが、前回検査から上昇していたということ。
今回のレベルの増加は、自然に起こることもあるということですが、それは人為的に(ドーピングによって)引き起こされることもあるということ。
ただ、今回の検査結果はatypical findingであり「セーフ」。対戦契約の条項に盛り込まれていない限り、公開されてはいけない個人情報です。
atypical findingは、通常とは違うイレギュラーなものを指し、清廉潔白であってもサウスポーのような〝通常とは違うイレギュラー〟が見られた場合の所見になります。
VADAのマーガレット・グッドマン代表も「12月15日、26日、1月3日に行われたランダム検査のサンプルにはatypical findingは見られなかった。12月6日のatypical findingを理由にドーピングだと決めつけるのは愚かな思考」と、過剰な報道にクギを刺しています。
ベテルビエフは「 This conduct is beyond acceptable trash talk in combat sports. (カラム陣営の行為は格闘技に付き物のトラッシュトークの域を超えた誹謗中傷であり名誉毀損」と、怒りを露わにしています。
試合後もベテルビエフとスミスはVADAの検査対象になりますが、それは12月6日の検体で atypical finding が見られた原因を追跡究明することではありません。VADAはあくまで検査機関であり、何らかの執行権利を持っているわけでも、警察のように犯行事実を証明するのも仕事ではありません。
それにしても、こういうのはファンにとっても気持ちよく試合に入れない、後味ならぬ「前味」が悪い事案です…。
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