大橋ジムは昨日、デーブ・アポリナリオとプロモート契約を結んだと発表しました。

ドーベルマンの異名を持つアポリナリオは、24歳のフィリピン人。18戦全勝13KOのサウスポー。

昨年7月には南アフリカのギデオン・ブセレジと空位のIBOフライ級のストラップを争い初回KO勝ち、マイナータイトルを獲得。



フライ級でWBA2位、WBC14位、IBF5位、WBO12位と主要4団体でランキング入り。世界アタックへのウェイティングサークルに入っています。

8月30日、東京・後楽園ホールで計画されている「フェニックスバトル103大会」がお披露目の舞台になる予定です。

外国人選手。プロ野球では〝助っ人外人〟とも呼ばれています。活躍したら人気者、期待外れだと戦犯扱い、高いハードルが設定されるのはボクシングでも同じ。

アポリナリオは、日本に移住するのではなく帝拳が契約するローマン・ゴンサレスやアンソニー・オラスクアガのような形でキャリアを積む方向のようです。


野球やサッカーで、ピッチやフィールドに鮮やかなアクセントをもたらしてくれた助っ人たち。

日本のリングでも、ユニークな異国の戦士たちが、記憶に残る拳をふるって来ました。

彼らは、アポリナリオやロマゴン、アラスクアガのような、つまり野球やサッカーと同じ〝スカウト組〟ばかりではありません。

栄光と哀愁に満ちたリングの中の外国人戦士を振り返ってゆきます。