英国アンチ・ドーピング委員会(UKAD)は、アテネ五輪銀メダリストで、元WBA /IBFジュニアウェルター級王者アミール・カーンがドーピング検査に陽性反応を示し、英国で行われるあらゆるスポーツへの出場停止2年間のペナルティを科しました。

ドーピング検査で陽性反応を示したのはテストステロンと同様の筋肉増強効果があるオスタリン。

多くの人は「カーンはとっくに引退した選手、何を今更?」 と思うのではないでしょうか?

カーンのサンプルは、1年以上前の昨年2月19日にマンチェスター・アリーナで行われたケル・ブルックとのメガファイトで採取された尿サンプル。 



カーンは昨日「私は人生で一度も卑怯な行いをしたことはない」「ブルック戦で厳格な検査を主張したのは私の方」「もし私がブルックを叩きのめしていたのなら疑われるかもしれないが、現実はそうではなかった」と、ドーピングを否定していますが、禁止薬物が検出されたのは彼の尿からです。

井岡一翔のケースのように杜撰な管理団体ではなく、VADAよりもはるかに精緻な検査能力を持つUKADの検査です。

それにしても、すでに引退しているカーンへの「出場停止2年間」は、まともな人から見ると笑い話です。

そのなんの意味もない罰則は2022年4月6日を起点として、2024年4月5日までの期間だそうです。

英国スカイニュースを聞けば聞くほど、わけがわからなくなります…。