I have a bad feeling about this.嫌な予感がする…。

なんて、インデアンカレーを食いながらハン・ソロの口癖を真似している余裕などありません。

リング誌がこの5年間で2度目の月刊体制崩壊。プリントバージョン廃刊の恐怖が現実味を帯びてきました。

このまま、プリントバージョン廃刊なら「リング誌」という名称も再考しなければなりません。もう「誌」ではなくなるのですから。

米国ボクシングは80年代にはマイナースポーツに転落、そこから没落一途を辿ってきました。

リング誌的には70年代のランキング捏造スキャンダルで信用は失墜、50年近くも経営難が続いています。

経営難はリング誌の問題だけでなく、ボクシング市場が没落していることも大きな原因ですが。

IMG_4952

そして、この10年間はインターネットとの戦いに、惨敗を繰り返してきました。

THE RING MAGAZINE のブランド価値に期待したYahoo!Sportsとの業務提携は、期待した効果があげられずに解消されてしまいます。

「プラットフォームを持つメディア」であるESPN、「メディアを持つプラットフォーム」であるShow time(boxingscene .com)やDAZNの前に、ボクシングメディアとしての存在感も希釈化される一方と、厳しい環境が続いてきました。

大好きな雑誌とはいえ、ここ数年は明らかな品質低下が目につきました。ページ数減という、ボリュームだけの問題ではありません。

現役選手ではない、歴史に残るグレートの特集を過去記事を中心に焼き直し、それが別冊なら大歓迎ですが、そうではありません。

リング誌が廃刊になったら、毎月ポストに届く楽しみは減りますが、内容的にはそこまでじゃありません。


正直、横浜フリューゲルスの消滅のショックの方がはるかに大きかったです。

フリューゲルスは消滅の年に天皇杯優勝、Jリーグを代表する強豪クラブの一つでした。

サポータークラブの機関誌「F」ももちろん廃刊。会費は月割りで返却されてきました。



それにしても…地上波テレビから本当に急速に離れて、マニアの囲い込みに走る日本のボクシング界は、どこに着地点を見出しているのでしょうか?

リング誌の過去の定期特集がどれほど面白く、想像力を掻き立てられてきたことか。

ランキング捏造という取り返しのつかない〝重大犯罪〟を犯してしまったとはいえ、現在のリング誌チャンピオンシップとランキングががいかに公正か。

リング誌「十点鐘=テンカウントゴング」として、少しずつ、お伝えしてゆきます。